『海野十三、0~10冊(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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昼とは全く別の姿を見せる真夜中の東京“大都市T”。奇怪な人々が闇に潜む不思議な都市を支配するのが、謎の老人・深夜の市長である。ある晩の殺人事件をきっかけに、彼の存在を知った僕。果たして深夜の市長の正体は? 傑作都市ミステリ「深夜の市長」。祖父とも思う資産家の老人が亡くなった後、少年が取った行動が予想外の事態を招く「仲々死なぬ彼奴」。人間の興奮をグラフにした“興奮曲線”によって、殺人犯を特定した博士が陥った悲劇を描く「キド効果」など珠玉の11編を収録。日本SFの先駆者にして唯一無二の奇想で彩る作品を描いた著者の真髄を示す、傑作ミステリ短編集。
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「跳訳」シリーズ第一弾!
毎日18時、国中に流れるたのしい音楽を浴びると少年少女は嬉々として仕事に打ちこみます。音響装置の開発者・コハク博士はヘンな発明とセクハラで大統領ミルキを悩ませていましたが……。海野十三の傑作を翻案した時間物語。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
科学知識を駆使した奇想天外なミステリを描き、日本SFの先駆者と称される海野十三。鬼才が産み出した名探偵・帆村荘六が活躍する推理譚から、精選した傑作を贈る。麻雀倶楽部での競技の最中、はからずも帆村の面前で仕掛けられた毒殺トリックに挑む「麻雀殺人事件」。身元不明の美女の轢死事件に端を発した、神出鬼没の怪人“赤外線男”との対決を描く「赤外線男」。異様な研究に没頭する夫の殺害を企てた、妻とその愛人に降りかかる悲劇を綴る怪作「俘囚」。密書の断片に記された暗号と、金満家の財産を巡って発生した殺人事件の謎を解く「獏鸚」など、10編を収録した決定版。
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銭湯で起きた殺人事件の謎を解く、デビュー作の本格ミステリ「電気風呂の怪死事件」。夜の新宿で男が死んだはずの友人とすれ違ったことに端を発する、幻想的な冒険譚「火葬国風景」。“音楽浴”によって国民を洗脳・支配する独裁国が辿った、皮肉な末路を描く歴史的名作「十八時の音楽浴」。幼少時に離れ離れになった同胞を探す娘の、数奇な探偵行を綴る「三人の双生児」など、唯一無二の奇想に彩られた11編と、作品の背景が語られる珠玉のエッセイを収録。日本SFの先駆者にして、科学知識に基づいた作品を描いた著者の真髄を示す傑作短編集。
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海野十三のミステリー集。関東大震災の悲劇を描いた「棺桶の花嫁」。女学校の教師の杜と教え子で美しい乙女のミチミ。二人は同棲するが震災により引き裂かれてしまう。二人の運命を変えてしまった災害の描写は凄惨で迫力を極める。偶然助けたお千との同居生活、しかしミチミもまた別の男と暮らしていた。運命はさらに過酷に二人を襲う。お千が何者かに殺されてしまう。果して犯人は誰か。やがて訪れる悲しい結末。他に「鍵から抜け出した女」「雷」「なかなか死なぬあいつ」「階段」の5本を収録。
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海野十三のSF短編集。独裁者が支配するミルキ国。毎日18時に音楽を聴かせることによって国民をマインドコントロールしている。ある日火星人がミルキ国に侵攻してきた。音楽浴を継続してきた国民は疲弊しきって次々と倒れていく。そこに美少女人造人間の集団が現れる……「十八時の音楽浴」。他に「一九五〇年の殺人」「千年後の世界」「大脳手術」「第四次元の男」を収録。
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覆面探偵・青竜王が活躍する。東京で吸血鬼による連続殺人事件が発生。そこには必ず口笛の音が聞こえる。美しき女優赤星ジュリアとは何者か。そこへ凶賊・痣蟹仙斉が海外から帰ってきた。果して吸血鬼の正体は?
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深夜、急激に変容する大都市新興地区が帯びる迷宮感覚――。東京を思わせるTという大都市。夜ともなると昼間とは全く別個の存在となり、ごく少数の人しか知らない不思議な都市と化す。その闇と迷路の暗黒の世界を支配するのが「深夜の市長」。昼間の市長と市議会の対立するなか、次々と起こる怪事件。解決しようと深夜の街をかけまわる奇妙な男――怪人市長の正体は!? 幻想ミステリ傑作。
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大阪の富豪に殺人予告が届いた。差出人は蝿男。警備は厳戒をきわめた。しかし、それを嘲笑うかのごとく、富豪は天井に吊されていた。完全に近い密室に、煙のように侵入しうる犯人とは、いったい何者? 名探偵・帆村荘六は、この不可能犯罪に敢然と挑み、怪人蝿男に肉迫する! 猟奇的な発端から戦慄のラストシーンまで、昭和初期のエログロ・ナンセンスの雰囲気を濃密に漂わせた鬼才の代表的長編。
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[作品について]海野十三が丘丘十郎名義で雑誌に発表した科学エッセイです。[初出]「新青年」1934(昭和9)年9月号[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]「海野十三全集」(三一書房)の解題によると、烏啼天駆のストーリーは都合八作あるとされている。八作の内訳は、 1 「奇賊は支払う」烏啼天駆シリーズ・1 2 「心臓盗難」烏啼天駆シリーズ・2 3 いもり館(全集未収録、青空文庫未着手) 4 「奇賊悲願」烏啼天駆シリーズ・3 5 「鞄らしくない鞄」 6 「暗号の役割」烏啼天駆シリーズ・4 7 剥製動物異変(全集未収録、青空文庫未着手) 8 「すり替え怪画」烏啼天駆シリーズ・5 であり、青空文庫では全集収録時に代表作として選ばれた五作にシリーズ名と通し番号を副題として付けている。[初出]「実話と読物」1947(昭和22)年5月号[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]「海野十三全集 第10巻」(三一書房)の解題によると、新兵器発明王、金博士の物語は以下の十一作が、1941(昭和16)年から1944(昭和19)年にかけて、「新青年」に発表されている。 1 「のろのろ砲弾の驚異」金博士シリーズ・1 2 「人造人間戦車の機密」金博士シリーズ・2 3 「独本土上陸作戦」金博士シリーズ・3 4 「今昔ばなし抱合兵団」金博士シリーズ・4 5 「毒瓦斯発明官」金博士シリーズ・5 6 「戦時旅行鞄」金博士シリーズ・6 7 「大使館の始末機関」金博士シリーズ・7 8 「時限爆弾奇譚」金博士シリーズ・8 9 「地軸作戦」金博士シリーズ・9 10 「不沈軍艦の見本」金博士シリーズ・10 11 「共軛回転弾」金博士シリーズ・11[初出]「新青年」1941(昭和16)年7月[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]「海野十三全集 第10巻」(三一書房)の解題によると、新兵器発明王、金博士の物語は以下の十一作が、1941(昭和16)年から1944(昭和19)年にかけて、「新青年」に発表されている。 1 「のろのろ砲弾の驚異」金博士シリーズ・1 2 「人造人間戦車の機密」金博士シリーズ・2 3 「独本土上陸作戦」金博士シリーズ・3 4 「今昔ばなし抱合兵団」金博士シリーズ・4 5 「毒瓦斯発明官」金博士シリーズ・5 6 「戦時旅行鞄」金博士シリーズ・6 7 「大使館の始末機関」金博士シリーズ・7 8 「時限爆弾奇譚」金博士シリーズ・8 9 「地軸作戦」金博士シリーズ・9 10 「不沈軍艦の見本」金博士シリーズ・10 11 「共軛回転弾」金博士シリーズ・11[初出]「新青年」1944(昭和19)年9月号[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]海野十三の第三科学小説集「十八時の音楽浴」ラヂオ科学社(1939(昭和14)年5月5日)の作者の言葉です。 前半は当時の科学小説に対する状況を述べた文章です。 後半は同書に収録された各作品を解説したものです。収録作品は以下の通りです。 「十八時の音楽浴」(新字新仮名版) 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」(新字新仮名版) 「生きている腸」(新字新仮名版) 「宇宙女囚第一号」(新字新仮名版) 「見えざる敵」(新字新仮名版) 「軍用鮫」(新字新仮名版) 「時間器械」 「月世界探険記」(新字新仮名版) 「暗号数字」(新字新仮名版) 「人造人間事件」(新字新仮名版) 「空気男」(新字新仮名版) 「地球を狙う者」(新字新仮名版) 「新学期行進曲」(新字新仮名版) 「電気玉手箱」 「新聞社見学」 「文化放送演芸――電気」[初出]「十八時の音楽浴」1939(昭和14)年5月5日[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]大下宇陀児とのリレー小説「風間光枝探偵日記」シリーズの一編。冒頭で言及されている「離魂の妻」事件は、大下の作である。(土屋隆)[初出]「大洋」1939(昭和14)年9月号[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]「海野十三全集」(三一書房)の解題によると、烏啼天駆のストーリーは都合八作あるとされている。八作の内訳は、 1 「奇賊は支払う」烏啼天駆シリーズ・1 2 「心臓盗難」烏啼天駆シリーズ・2 3 いもり館(全集未収録、青空文庫未着手) 4 「奇賊悲願」烏啼天駆シリーズ・3 5 「鞄らしくない鞄」 6 「暗号の役割」烏啼天駆シリーズ・4 7 剥製動物異変(全集未収録、青空文庫未着手) 8 「すり替え怪画」烏啼天駆シリーズ・5 であり、青空文庫では全集収録時に代表作として選ばれた五作にシリーズ名と通し番号を副題として付けている。[初出]「交通クラブ」1947(昭和22)年10月~11月号[文字遣い種別]新字新仮名
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