『中島敦、0~10冊(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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孔子と弟子たちの言行録であり東洋思想の古典中の古典『論語』。本書では論語全文の「原文(白文)」、定番の「書き下し文」、作家・教育家としても著名な下村湖人による自然で格調高い「現代語訳」と「注釈」を各章ごとにまとめ、論語のエッセンスを湖人が物語として編んだ「論語物語」も合本。さらに和辻哲郎による孔子論『孔子』、孔子の高弟・子路の生涯を情感豊かに描いた中島敦の小説『弟子』も収録。一冊で論語のすべてがわかる必携書。
●目次
【現代訳論語】下村湖人
「論語」を読む人のために
訳註その他について
学而第一
為政第二
八佾第三
里仁第四
公冶長第五
雍也第六
述而第七
泰伯第八
子罕第九
郷党第十
先進第十一
顔淵第十二
子路第十三
憲問第十四
衛霊公第十五
季氏第十六
陽貨第十七
微子第十八
子張第十九
尭曰第二十
【論語物語】下村湖人
序文
改版序
富める子貢
瑚連
伯牛疾あり
志を言う
子路の舌
自らを限る者
宰予の昼寝
觚觚ならず
申棖の欲
大廟に入りて
豚を贈られた孔子
孝を問う
楽長と孔子の眼
犂牛の子
異聞を探る
天の木鐸
磬を撃つ孔子
竈に媚びよ
匡の変
司馬牛の悩み
孔子と葉公
渡場
陳蔡の野
病める孔子と子路
一以て貫く
行蔵の弁
永遠に流るるもの
泰山に立ちて
【弟子】中島敦
【孔子】和辻哲郎
序
再版序
一 人類の教師
二 人類の教師の伝記
三 『論語』の原典批判
四 孔子の伝記および語録の特徴
付録 武内博士の『論語之研究』 -
現代文の教科書にも使われる名作をデジタルコミカライズ!
33歳で夭折した天才作家・中島敦。デビュー作であり、代表作の一つである「山月記」は、時を経た今もその輝きは失われていない。現代文の教科書にも使用されたこともあるため、誰もが一度は触れたことのある作品だ。
その名作を、ブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏がコミカライズ。
原稿を描き上げて約10年あたため続けてきた珠玉の作品。
満を持してボーンデジタルコミックとしてリリース。
二階堂流に描かれる『山月記』は一見の価値あり。 -
三十三年余の短い一生に、珠玉の光を放つ典雅な作品を残した中島敦(一九〇九―四二)。近代精神の屈折が、祖父伝来の儒家に育ったその漢学の血脈のうちに昇華された表題作をはじめ、『西遊記』に材を取って自我の問題を掘り下げた「悟浄出世」「悟浄歎異」、南洋への夢を紡いだ「環礁」など彼の真面目を伝える作十一篇。(解説 氷上英廣)
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二十八日ノ船デ暑イ所ヘ行ツテ来マス――。一九四一年に南洋庁の官吏としてパラオに赴任した中島敦。その目に映った「南洋」とは。小品『南島譚』『環礁』に加え、南洋群島(ミクロネシア)から妻子に宛てて毎日のように綴られた多くの書簡を収録。
〈巻末エッセイ〉土方久功
【目次】
南島譚
幸福
夫婦
雞
環礁――ミクロネシヤ巡島記抄――
寂しい島
夾竹桃の家の女
ナポレオン
真昼
マリヤン
風物抄
書簡 昭和十六年六月―昭和十七年三月
巻末エッセイ
トン 土方久功 -
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表題作「手袋を買いに」は、雪のせいで手が冷えてしまった子ぎつねのために、きつねの母子が手袋を買いにいくお話。人間嫌いの母ぎつねは、きつねとばれないよう子ぎつねの片手を人間の手に変えて、この手でお金を差し出すよう言い聞かせて、子ぎつねだけを町へ送り出しますが……。 わずか29歳でこの世を去りながら、日本のふるさとの風景を舞台に、“人の心の優しさ”や“生きることの悲しさ”を描いた新美南吉の名作童話11篇を収めた、心あたたまる1冊です。
※底本の解説文は反映されておりません。 -
一度は読んでおきたい、中島敦の代表作!
草むらの中から突然あらわれた、一頭の虎。
なんと、人間の言葉を話しだした!
その正体は、驚きの人物で……。
「彼」は、なぜ虎になってしまったのか!?(「山月記」)
文豪・中島 敦の、教科書にものっている名作を、分かりやすい言葉に改めて、2作収録。
一度は読んでおきたい日本の名作が、角川つばさ文庫に登場です! 【小学上級から ★★★】 -
小説家、中島敦が戦時中、パラオ駐在時に書いた書いた作品、「環礁」。日本の統治下だった当時の島人達の暮らしが、『寂しい島』『夾竹桃の家の女』『ナポレオン』『真昼』『マリヤン』『風物抄』の6篇の短編小説として興味深く描かれている。
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角川文庫の文豪の名作6作品が、「文豪ストレイドッグス」アニメ描き下ろしカバーで登場。まとめて読める合本版!
≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信! 6作品をまとめて楽しめる合本版。≫
――コラボカバー名作・6作品紹介――
◆中島 敦『李陵・山月記 弟子・名人伝』
中国古典に材をとり、人間の存在とは何か、を鮮烈に問いかける著者の代表作六編を収録。
◆太宰 治『人間失格』
自己の生涯を極限までに作品に昇華させた太宰文学の代表作。
◆国木田独歩『武蔵野』
初期の名作を収録した独歩の第一短編集。中島京子氏による豪華解説つき。
◆江戸川乱歩『D坂の殺人事件』
乱歩が残した作品群から、推理・探偵小説を選りすぐった傑作集!
◆谷崎潤一郎『痴人の愛』
日本人離れした家出娘・ナオミの魔性に捕らわれた男の狂おしい愛の記録。
◆芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥』
夏目漱石に賞賛された文壇デビュー作「鼻」ほか、理知と清新な抒情、卓抜な虚構と明晰な文体を示す作品群。
<シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>
中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。
舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
【小説「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦」の冒頭部分が巻末に収録されています。】 -
漢学者を祖父にもち、漢学の教養と広い読書に支えられた知性と感性を身に付けた中島敦は、前人未到の高い芸術性をもった作品群を残して夭折した。ここには「李陵」「弟子」「名人伝」「山月記」「文字禍」「悟浄出世」「悟浄歎異」「牛人」「光と風と夢」の代表作9編をおさめた。
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中国古典に材をとり、人間の存在とは何か、を鮮烈に問いかける著者の代表作六編を収録
漢の最盛期、武帝の時代。が、北辺の地に匈奴の来襲があいつぎ、時代に影が兆しはじめた。李陵は、五千の少兵を率い、十万の匈奴と勇戦するが、捕虜となった。その評価をめぐり、華やかな宮廷に汚い欲望が渦巻く。司馬遷は一人李陵を弁護するが、思いもかけぬ刑罰をうける結果となった。讒言による悲運に苦しむ二人の運命に仮託して、人間関係のみにくさ美しさを綴る「李陵」他に、自らの自尊心のため人喰い虎に変身する李徴の苦悩を描く「山月記」など六編を収録。 -
類い希なる才能を持ちながら夭逝した作家の不朽の名作を厳選
昭和時代の前期の日本小説家である本書の著者・中島敦。デビュー作のひとつが本書の『山月記』で、中国の説話集を元にした作品となっています。漢文調の格調高い端正な文体とユーモラスに語る独特の文体が特徴です。高校生の教科書にも取り上げられています。また、中島敦は34歳で夭逝してしまいますが、没後に発表された遺稿である『李陵』『弟子』は、中島敦の代表作として非常に人気の高い作品です。
【目次】
山月記
李陵
弟子 -
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漢学の家に育ち、幼時から深い素養を身につけ、該博細緻な知識の世界を生きて非凡な才を評価されながら夭折した中島敦。古代中国や南洋に材をとる作品のほか、苦悩の青春を綴る身辺小説など珠玉の傑作短篇集。伯父を描いた大学時代の創作「斗南先生」を始め、「過去帳」(「かめれおん日記」「狼疾記」)、「古譚」(「狐憑」「木乃伊」「山月記」「文字禍」)、「南島譚」、「環礁」を収録。
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喀血に襲われ、世紀末の頽廃を逃れ、サモアに移り住んだ『宝島』の作者スティヴンスン。彼の晩年の生と死を書簡をもとに日記体で再生させた「光と風と夢」。『西遊記』に取材し、思索する悟浄に自己の不安を重ね〈わが西遊記〉と題した「悟浄出世」「悟浄歎異」。──昭和17年、宿痾の喘息に苦しみながら、惜しまれつつ逝った作家中島敦の珠玉の名篇3篇を収録。
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[作品について]三蔵法師に従って天竺への旅の途次、行動派の悟空や享楽派の八戒に比べ、懐疑的な思索派の悟浄は、何かと懊悩する。ニヒリズムの奥に微かな光をも感じさせる佳篇。1942(昭和17)年7月『南島譚』に収められた。[文字遣い種別]新字新仮名
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