『白泉社、橘かおる(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~14件目/全14件
-
千年前、知らず人魚の肉を口にし、老いぬまま独りさすらう運命に囚われた香坂芳典。癒しの力を宿したせいで幾度も狙われ、窮地に陥りながらも、彼はできる限り救いの手を差し伸べ、まっとうに生きてきた。だが、対面した『その患者』が、芳典を驚愕させ、善悪の判断を狂わせる。神原柾木──彼は、芳典が今もなお愛する初恋相手に瓜二つにもかかわらず、芳典を徹底的に侮蔑し、何より生きる意志がなかった。反発した芳典は、柾木と無理やり繋がり、その命を助けてしまうが……。──柾木は生まれ変わりなのか。過度の官能が織り成す、悠久の恋物語!
-
真珠、銀珠、金珠──三つ揃えば一つだけ何でも願いが叶うという伝説の秘宝。病に伏した甥のため、雅直はそれを求めて旅に出た。友はたった一人、山吹という名の式神だけ。あまりに危険で無謀な旅。さらに雅直はその途中とんでもなく不遜で失礼な海賊男に出会い、「男なのはわかっているんだがな。惚れたかも」命だけでなく貞操の危機にも見舞われる羽目に! あげく男の狙いも神珠のようで……!?──恋の嵐に揺れ惑う、至高のお宝争奪戦!!
-
正義感の強い芳顕は兵部卿宮の末息子。理不尽な目に遭わされた庶民たちに代わり、こっそり仕返しを請け負っていたが、ある夜、近衛中将・藤原雅俊に捕らわれてしまった! 取り調べなのか仕置きなのか……どうにか逃げ出したものの、管弦の宴で不運の再会。拉致された芳顕は、「ばらされたくなければ、女装して後宮で密偵をしろ」と脅されて……!? 雅やかな宮中で女房に衛士にと華麗に変身! ちょっと過激な平安ジャパネスク・ロマンス
-
一族が棲む山の開発計画を阻止すべく、街にやってきた化け狸の颯太。運よく芸能スカウトマンの小野寺と出会い、山を買い取るため、仲間を集めてアイドルデビューを目指すことになったものの、本格的に活動するにはある大きな問題があった。それは「人に化けられる時間が短い」ということ。解決方法はただ一つ、人間から強力な精気を補給することのみ。──颯太は決断し、叫んだ。「小野寺さん、おれとして!」正体は皆ケモノ☆ 破天荒ショービズラブ?
-
「わたしを抱きたいのなら、構いませんよ」全世界に億単位の信徒を擁する聖教会。その教皇秘書を務める黎枝は、蠱惑的にそう囁いた。告げた相手は、正義の枢機卿、宗麟。彼らは長年の天敵だった──数瞬前までは。「性欲、解消…?」 まさかの想いを告白してきた宗麟に、黎枝は身体だけの関係を提案した。だめならほかを探す、と。──恋情を解せぬ黎枝に宗麟の愛は届くのか? 聖職者たちの禁断の恋を描いた、シリーズ第2弾!!
-
自分はゲイなのか──。悩んだ末、大学受験に失敗してしまった四條健。代議士の父と弁護士の母に冷たく叱責され、衝動的に街へと飛び出した健は、そこである一組の親子に出会い、甘く淫らに慰められた。父の知り合いだという紳士の名は後藤征爾。そして、その息子、耀介。「性癖は個性だ」と征爾に励まされ、傷ついていた健は坂道を転げ落ちるように彼らに溺れていった。──それが、まさか、老獪な罠だとは夢にも思わずに。無垢な魂が喰らい尽くされる、背徳のセンシュアルサスペンス。
-
切れ味鋭い介護士の博巳は、伝説の元ヤンキー。ある日電車で鼻血を出したエグゼクティブを助け……しかしそんなことは綺麗さっぱり忘れた頃、博巳はその男と望まぬ再会を果たした。引っ越し先が、ダブルブッキングだったのである! 「豪邸があんだろ。帰れ」「それはできない。自立の第一歩なのだ」双方譲らず導き出された結論は、なんと一時同居。異人種間生活交流の行方は果たして……? 珍プレー好プレー満載、意外性抜群ラブ?
-
カメラ・ドール賞の受賞歴もあり、映像監督として異色の存在である早見雅治から、まさかの誘いを受けた津村瞬。出会いは偶然。酔って質の悪い輩に絡まれていた瞬を助けてくれたのが早見だった。介抱された翌朝、瞬は見た。生の撮影現場を。そして絡み合う役者にではなく、あまりに官能的な演技指導をする早見自身に欲情して……。──彼に触れたい……そして触れてほしい! 彼のすべてに全身が反応する、耽溺の育性ラブ
-
新米記者の護がずっと憧れていた、敏腕ジャーナリストの黒川哲也。しかし念願だったその初対面は、護にとって何から何まで異常だった。初顔合わせなのに、護と知っているかのような言動、彼の存在に俄かに感応する己の体、その上彼の容姿が妖しく変じ、闇色の靄のようなもので護の自由を奪ったのだ。そうして護と翻弄しながら黒川が迫ったのは、なんと肉体関係……。──すべての謎を解く鍵は、護の失った記憶にあるのか? 極上の悦楽が覚せいを促す、現代幻妖ミステリー!
-
病気自己問わず、迎える妻が次々と死に至る男──龍堂隆光。陰で青ひげ公と噂される彼の死を『視て』しまった占い師の本田直斗は、その陰惨な未来を変えるため、当たり屋の真似事までして隆光に近づいた。だが、ただ彼の身を案じてのその行動は、相手には受け入れられなかった。当然だろう。隆光は直斗の力の真価など知らないのだから。それでもしつこく食い下がる直斗に、隆光は無理難題を吹っかけてきた。「夜ごと自ら脚を開くなら、側にいることを許可してやってもいい」妻たちの死の真相にも要括目。体を張って暴君を守るミステリーラブ!!
-
内紛真っ只中のスラビア共和国。その戦闘地域に突如民間ヘリが闖入し、誤爆された。傭兵の海渡が駆けつけると奇跡的に生存者が1名。とんでもない美貌の男は幸いすぐに気がついたが、「嘘、名前が出てこない……」事故のショックでだろう、自分の素性に関する記憶を失っていた。呻き震える麗人はまるで捨てられた小動物のようだった。無垢で危ういその姿に、海渡は無意識に心を奪われて……。運命のゲリラロマンス!!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。