『林望、1円~100円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「名訳」を超えた完全現代語訳。林望源氏物語・全54帖――その第16帖。源氏29歳の9月晦日から晩秋まで。空蝉の夫である常陸の介(元伊予の介)は任を終え京へ帰る。その途中の逢坂の関で、須磨願立ての礼参りをする源氏一行に出くわす。源氏は空蝉の弟(小君の衛門の佐)に空蝉への文を託す。
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「名訳」を超えた完全現代語訳。林望源氏物語・全54帖――その第11帖。源氏25歳。故桐壺院の妃の一人に麗景殿の女御という方がいた。その妹の三の君(花散里)とは、かつて内裏で契りを結んだことがあった。女御との昔話がきっかけで、源氏は花散里のもとを訪れるのだった。
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「名訳」を超えた完全現代語訳。林望源氏物語・全54帖――その第30帖。源氏37歳。宮仕えをすることに決まった玉鬘だが、秋好む中宮や弘徽殿女御と争いたくないと、その心中は平らかでない。大宮が亡くなり、孫として喪に服す玉鬘に、夕霧は手にしていた藤袴の花を御簾の端から差し入れながら、掻き口説くのであった。
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「名訳」を超えた完全現代語訳。林望源氏物語・全54帖――その第27帖。源氏36歳。近江の君が世間の話の種となっているのを知った源氏は、内大臣を非難する。玉鬘は源氏に引き取られた幸いを感じる。秋になり、玉鬘のもとに頻々と渡る源氏。玉鬘のもとから帰る途中、子息夕霧と内大臣の子息たちとの管弦の遊びが聞こえ……。
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