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『角川文庫、半村良(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~50件目/全50件

  • 歴史は我々に何をさせようというのか?

    日本海側で大演習を展開していた自衛隊を、突如<時震>が襲った。突風が渦を巻きあげた瞬間、彼らの姿は跡形もなく消えてしまったのだ。伊庭三尉を中心とする一団は、いつの間にか群雄が割拠する戦国時代にタイムスリップし、そこでのちに上杉謙信となる武将とめぐり逢う。 <歴史>は、哨戒艇、装甲車、ヘリコプターなどの最新兵器を携えた彼らに、何をさせるつもりなのか。日本SF界に衝撃を与えた傑作が新装版で登場。
  • 平和の民・アム族と超能力集団・モアイ族は、聖なる土地ラ・ムーをめざし、果てのない旅を続ける――。壮大な大河ロマン18巻を1冊にまとめた合本版!

    かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日々を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。2002年に作家が永眠するまで書き続けられた畢生の一大叙事詩18巻を1冊にまとめた合本版!
  • 374(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本政府は石油利権を保護する名目で派兵を強行。〈戦争の危機〉が近づいていた!

    ――それは、時代の曲がり角をはっきりと象徴していた。昨夜、寝室でその女を抱いて寝た男は“軍靴”をはいた男だった。〈戦争〉に虐げられた、あの忌わしい記憶がよみがえってきた……。すさまじい日本経済の海外進出は、インドネシアに政情不安を起こした。政治は腐敗堕落し、むき出しの反日感情が昂まった。日本政府は、西イリアンの石油利権を保護する名目で派兵を強行。既成事実がつくり上げられ、刻々、〈戦争の危機〉が近づいていた! どす黒い現代の恐怖感を描いた、著者会心の長編小説。

    カバーイラスト/杉本 一文
  • 夢にでてきた血まみれの手をした男が現実の中に出没し始めた。平凡なサラリーマンを襲う悪夢

    男はひんぱんにうなされていた――彼のみる夢の中には恐ろしい顔をした男が現れ、彼の前に仁王立ちになるのだった。その男の両手は、たった今まで人間の内臓をかきわけていたかのように血にまみれている。そして今、その血まみれの手の男が現実の中に出没しはじめた。「俺は気が狂ったのか……?」広告代理店に勤め、家庭を愛する平凡なサラリーマンを襲った悪夢の正体は何か? 直木賞受賞作家が描く、戦慄と恐怖のスリラー・サスペンス。表題作ほか「血霊」「自恋魔」など4編収録。
  • 本能寺、関ヶ原、幕末、動乱期に暗躍した謎の〈ヒ〉一族を軸に、日本史を見直す壮大な伝奇長編

    本能寺・関ヶ原・幕末そして戦後……日本歴史に記録されているいくつかの動乱期。そこでは必ず謎の〈ヒ〉一族が暗躍したと伝えられる。三種の神器を用い、人智を超えたその特殊能力を駆使して動き回る〈ヒ〉。そして今、時は戦国、一族の長、随風は信長に天下を取らせるべく活動を開始、白銀の矢となって全国の忍びのところへ飛んだ。数百年にわたる〈ヒ〉一族の運命を描き、日本歴史に新角度から壮大な構想で切りこむ著者会心の長編伝奇SF。第一回泉鏡花文学賞受賞作品。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 638(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    突然姿を消した妻の行方を捜す夫。彼の行く手に出現する“光る苔”の謎。愛と陰謀が渦巻く長編大ロマン

    周囲から嫉妬の目をむけられるほどの仲むつまじい若夫婦。だが、ある夜を境に、その妻が別れの手紙さえ残さずに姿を消してしまった。以来、仕事もやめてしまった夫は、妻を探す旅に出かける。そこで彼は、謎めいた動きをする巨大組織や、不可思議な事件に遭遇。あの妻に、かくされた別の世界があったのだろうか。最愛の夫さえ欺いて、果てしない逃亡の旅を続ける美貌の人妻、その手もとでひそやかな光を放つ“光る苔”とはなにか。愛と陰謀が渦巻く長編大ロマン。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 528(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ひき逃げ事故をきっかけに〈地上の楽園〉をめざす組織の存在を知った男。古代から続く巨大な闇の力とは

    深夜、伊沢邦明は暴走族によるひき逃げ事故を目撃した。しかも被害者は、行方不明になっていたかつての上司であった。助けを求めに走った伊沢が現場に戻ってみると誰の仕業か、事故の痕跡はあとかたもなくかき消されていたのだ。この事件をきっかけに、〈地上の楽園〉建設をめざす組織の存在を知った伊沢の前に、次々と不思議な出来事がくりひろげられていった。そして、その背後には、古代から生きのびてきた巨大な闇の力が地底世界からよみがえり、不気味な活動を開始していた。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 528(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    政財界の黒幕、UFO、遮光器土偶と火焔土器、すべてが十和田湖畔の黄金に結びついたとき……

    政財界の黒幕として君臨し、総理の首さえ簡単にすげかえてしまう怪人物栗栖重人。その彼の大邸宅から或る夜、円盤が飛び立つのが目撃された。円盤と彼の間に、どんな関係があるのか。一方、栗栖の秘密を探る人々が謎の遺物と言われる遮光器土偶と火焔土器を手掛りに辿りついたのは、十和田湖畔の山深くにある、天然のものとは思われぬ大洞窟と、そこに眠る莫大な黄金の山であった。常に人の心をとらえて離さぬ黄金伝説をテーマに、雄大な構想で描く傑作長編「伝説シリーズ」第一弾。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 迷子の宇宙人をマスコミから守り、遭難した仲間の宇宙人救出に団結する人々の心暖まる活躍

    真夜中、安アパートの裏庭に異常な衝撃を起こし、UFOが不時着した! 中からはい出てきたのは迷子の宇宙人宙(チュー)さん。彼をマスコミ攻勢から守り、一緒に遭難した宇宙人仲間の救出に一致団結して協力する人々との、心暖まる宇宙的交流を描く表題作。“地球最後の日がきても、お前だけは助けてやろう”という悪魔の囁きにすがったために、とてつもなく高い代償を払わなければならなかった人類の悲劇「悪魔の救済」ほか8編を収録した傑作SF短編集。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    源平の合戦にまつわる伝説の〈嘆き鳥〉を右肩の後に痣として背負う男の奇想天外な運命

    自家用運転手浜田五郎は、ある春の日の午後、銭湯の主人から、自分の右肩の後ろにある大きな痣が、〈嘆き鳥〉と呼ばれることを教えられた。嘆き鳥……それは、源平の昔、壇の浦の合戦に敗れた平時忠を能登の配所に導いたと伝えられる鳥の名だった……。浜田と恋人敏子の運命をあやつる痣の秘密とは何か? 奇想天外なSF的結末。平家物語に想を得た奔放なロマンのうちに、現代の若者の夢と生活を鮮やかにとらえた傑作小説。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 528(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大手製薬会社の新薬開発に秘められた古代神社群の謎。広告代理店の社員が巻き込まれた恐るべき世界

    広告代理店の社員佐伯は大手製薬会社に烈な売り込みをはかり、会長に面会する機会を得た。ところが、同席した老人が突然暴漢に射殺された。この事件をひた隠しに隠そうとする製薬会社、そして沈黙を条件に広告契約をまとめようとする佐伯の周辺に相次ぐ殺人。すべてはこの製薬会社が新しく開発を始めた薬品に関係しているらしい。しかもその背後には、古代の神社群が影絵のように浮かびあがるのだが……。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 謎の一族〈ヒ〉の自覚を持った土佐の坂本という青年が新しい日本を目ざす。数百年にわたる壮大な裏日本史

    日本歴史の動乱期には必ず出現し、暗躍する謎の〈ヒ〉一族。彼らは三種の神器を用い、人智を超えた特殊能力を駆使して動き回った。その秘密を知った徳川家康は、戦国の世を勝ち抜き、三百年にわたる治世の基盤を築いた。だが、平和が続きすぎ、そのため世の中に悪の翳りが見えはじめた時〈ヒ〉の自覚を持った土佐の青年坂本龍馬が新しい日本を目指し立ち上がった。数百年にわたる〈ヒ〉一族の運命を壮大な構想で描く長編伝奇SF。第一回泉鏡花文学賞受賞作品。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 440(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    銃で撃たれながらも驚異的回復力を見せる幼なじみ。以前から彼には得体の知れないところがあったのだが

    私がバーでマネージャーをしていたある日、突然チンピラが乱入し店内で発砲した。撃たれたのは幼なじみの谷口怜悧男。しかし彼は、重傷を負ったものの、超人的な回復力をみせたのだった。以前から、怜悧男にはどこか得体の知れないところがあったのだが……。怜悧男が背負う驚くべき出生の秘密が明らかにされていく――。不思議な男とのかかわりを半自叙伝風に綴る、伝奇ロマンの秀作!

    カバーイラスト/杉本一文
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    スケープゴートで延命を図る保守政権に“嘘部”一族の知恵と策謀が挑むシリーズ第3弾

    エリート中のエリートだけが宿泊を許される伊東の名門ホテル。そこに日本の政財界を動かす3人の男達が顔をそろえていた。偶然をよそおった出会いだったが、裏側には権力への激しい執念がどす黒い渦を巻いていた。“汚れきった保守政権は、いまや国民に見放されている。思い切ったスケープゴートをささげ、大衆の信頼を回復しなければ、現体制と我々は破滅だ。”知恵と策謀が火花を散らして斬りむすぶ時、嘘部の末裔“黒虹会”が日本の将来を賭けた大作戦を開始する。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    我が国の歴史と政治を動してきた謎の集団“嘘部”が現代日本で活動を再開した

    天才的な嘘つき浅辺宏一の前に、そんな彼の才能を必要とする秘密組織があらわれた。それは古代より日本の歴史を陰からあやつる謎の一族“嘘部”の集団〈黒虹会〉だった。そして彼もまた闇の中につづく血筋の一人であることを知らされた。――現代によみがえった“嘘部”の活動が開始され、日本の永続的繁栄を目指した雄大な嘘が、いまや国際的なスケールで展開されていった……。日本の歴史と政治の暗部にするどく切りこんだ、著者会心の嘘部シリーズ第1弾!

    カバーイラスト/杉本一文
  • 440(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ある朝、薄気味悪い尾を持つ〈有尾人〉を見分けられるようになった男。現代の悪魔狩りを描く長編

    ある朝、神崎順一郎は来ているはずのない伊東のホテルで目ざめた。しかもポケットには“G・O・D”と記された一枚の奇妙なカードが入っていた。これは何だ。どこで手に入れたのだろう。――だがこの日から、彼は不思議な力を持つようになった。まるで悪魔のように薄気味悪く、いやらしい尾をたらした“有尾人間”が見分けられるようになったのだ。そして彼等に出会った時、神崎はいつの間にか襲いかかり、首を締めあげていた。鬼才が現代の悪魔狩りをテーマに描く、会心の伝奇長編。

    カバーイラスト/杉本一文
  • かつて国際商社マンだった男が北方領土近くの小さな漁港に。CIAと関わっていた男の過去が甦る

    大倉治郎、48歳。かつては国際商社マンとして活躍した。今は第一線を退いて欧亜商事札幌支店苫小牧出張所の所長をしていた――が、元CIA要員、クロフォードからの電話でたちまち過去へと引き戻されてしまう。北方領土の近く、真琴内という小さな漁港で不穏な動きがあるという。謀略阻止の依頼だった。昔の仲間“ジャン”も駆け付けた。過去の罪を背負ったまま生きていた大倉は、自分の死に場所を求めるようにして真琴内へと向かう。
  • 440(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    嵐の海から現れた記憶喪失の男は海辺の一家を惨殺し東京へ――。突然の恐怖を描く傑作群

    大暴風の襲来に荒れ狂う海。その中に浮かんでいた一つの生命が、波が激しく打ち寄せる岸壁を這いのぼり、近くの家に助けを求めた。それは記憶をなくした全裸の男だった。彼は、温かく迎え入れてくれた一家をまたたく間に惨殺し、東京へ向かった。なぜ、そうするのか、彼にはまるでわからなかった。ただ、そうしなければならぬような指令が、どこかから与えられるのだ。その命令者とは……。そして男は誰なのか……。現代社会の中に突然ひらく、恐怖のかずかずを描く傑作群。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    超能力研究家と出会った時から、美女と贅沢に囲まれて一変した私の生活。でも私の能力とは?

    人の欲望には限りがない。金がなければないで、より高望みをするものだ。例えそれが空想の世界のものであっても――。 倒産寸前の木工所に勤める紬康平は、ある日銀座通りで一人の男に声をかけられた。男は超能力の研究家と名乗り、康平の特殊な能力を調査したいという。そして男が主宰する研究所に職場を移してから、康平の生活は一変した。贅沢な毎日と、彼を取り巻く美女たち。彼の持つ特殊な能力とは何だったのか。表題作ほか、日常性の裏側にある魅惑の世界を描く5篇を収録。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 726(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    神々がくりひろげる壮絶な戦いに巻き込まれた男の活躍を、雄大なスケールで描くスペース・オペラの傑作長編

    不動産会社のセールスマン岩井は、ささやかな夢をたくした一枚の宝くじで、なんと一千万円を当ててしまったのだ。だが、その瞬間から、本人でさえ気づかぬほど少しずつ、彼の周囲が変わりはじめた。誰かが、彼の生き方をあやつっているのか……。恐るべき霊感を持つ易者、そして神秘な宗教団体とめぐりあううち、次第に別の世界へ足を踏みこみ、そこでくりひろげられる神々たちの壮烈な戦争にまきこまれていった。壮大なスケールで描くスペース・オペラの傑作。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 『亜空間要塞』は実在し、そこを訪れたことがあるという男が出現。作者自身も大変な事件に……

    ある日、私、半村良の本を読んだという男が訪ねてきて驚くべき事を語った。それは、まったくの空想で私が考え出した世界『亜空間要塞』は実在し、彼自身も小説の登場人物として亜空間要塞に行ってきたという……。以来私は、なぜ『亜空間要塞』を書き上げたのかを知ろうとする宇宙人に追いまわされるはめになった。そして、とうとう私までが自分の作品の世界に足を踏み入れることになってしまったのだ! 奇想天外なSF世界を展開しながら作者自身の内面を語る『亜空間要塞』の続編。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 時間を支配する女神像を返してほしい――突然訪れた二人のアフリカ人が妙なことを言い出した

    ある日、私の仕事部屋を二人の黒人が、わざわざアフリカから訪ねてきた。彼らは私に、時間を支配する女神「セルーナ」の像をかえしてくれというのだ。すべてが初耳で、何が何やらわからぬ私に、彼らはその気になるまで、いつまでも待っていると言って帰っていった。ところがその直後、私の旧友がアフリカ旅行のみやげと言って、セルーナの女神像らしい木彫りの人形を持って現われたのだ――。表題作ほか、日常生活の中に起こる奇妙な話を描く傑作短編八篇を収録。

    カバーイラスト/杉本一文
  • ラーメン屋の女の子の依頼で調査を開始した探偵局の面々、しかし何かおかしい。東京・両国が舞台の人情探偵劇

    下町(しもまち)探偵局、ところが東京・両国にあるところから人呼んで下町(したまち)探偵局。仕舞屋(しもたや)の二階でひっそりと開業中。久しぶりに登場した依頼人は、なんと顔見知りのラーメン屋の出前の女の子。実は、ある大金持ちの家にお手伝いさんとして転職したいので、そのお屋敷の内情を探ってほしいというのだ。さっそく、調査は開始されたが……待てよ、なんとはなくオカシイゾ。探偵局の面々に、大家のお婆さんや下駄屋の悠さんが絡まってくりひろげる人情探偵劇。
  • “自殺村”と称される奇妙な村に興味を持った男は、古事記と村の関係に気づくのだが

    ある時、商社マン室谷は知り合いのデザイナー久子が“自殺村”と称される奇妙な村の出身である事を知らされた。人づき合いが苦手で、古代史やら民俗学の本を読みふける彼は、その村が、古事記に由来する事に気づく。村人は先祖代々、自ら死に急ぎ、現在死に絶えていた。村は死者の国である黄泉の国と地形的につながり、彼の血筋もまた村人の秘密につながっていた……。奇想天外なストーリーの展開を示す表題作他、多元宇宙テーマの「二都物語」等を収めた半村良の傑作短篇集。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 374(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    優雅に暮らし遊ぶことだけを条件に一流商社に転職した男を待ち受けていたものは?

    中小企業のセールスマン駒井は、味けない毎日から抜け出たいと強く願っていた。そんな時、思わぬ幸運が舞い込んだ。一流商社から、ただ優雅に暮らし、遊ぶことだけを条件に、引き抜かれたのだ。都心に豪華マンションを与えられた彼は、とびきりの美人から奇妙な研修をほどこされた後、流行のファッションに身を包み、毎夜、一流のクラブに出入りするようになった。だが、享楽の果てに彼を待っていたものは……。表題作ほか、何げない日常生活にひそむ恐怖を描く力作5篇を収録。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 440(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    邪馬台国に繋がる黄金に隠された日本史の重大な秘密。“嘘部”一族シリーズ第2弾

    邪馬台国を取材中、親友の自殺を知らされた津野田は、その原因を探るべく調査を開始した。そして死の直前、彼もまた邪馬台国のありかを追って、国東半島を訪れていたのを知った。国東に向かった津野田は、そこで見た世界の金市場を牛耳る黄金商人の集まりで、日本歴史に隠された重大な秘密に気づいた。邪馬台国の秘密につながる莫大な黄金の夢を取り巻く人々と、背後に暗躍する“嘘部”一族。古代より、日本歴史を陰から動かす謎の一族嘘部の活動を雄大な構想で描くシリーズ第2弾。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    地球を侵略した宇宙人の極秘基地、亜空間要塞の存在は真実なのか。世界の怪現象の謎が語られる

    あなたは、亜空間要塞という存在を信じられるだろうか。それは、侵略宇宙人が地球に据えつけた基地で、あなたのすぐそばに、あるかもしれない。――SF好きな四人組の前に、二十数年間も行方不明だった浄閑時公等が突然出現した。出現の謎の解明に向かった彼らに、突如、UFOの怪光線が襲いかかり、気がつくと“ジョーカンジー”と呼ばれる神がまつられた異次元空間に漂着していた……。鬼才、半村良があらゆるSF的世界の怪現象を雄大に描いた大冒険SF。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 突然暴漢に襲われ家探しされた探偵局、大事なものなどあるわけないが。心優しき下町の人々が綴る人情探偵劇

    下町(しもまち)が正式名称、だが東京・両国にあるところから、いつしか下町(したまち)探偵局が通り名に――。あまりはやらない事務所は仕舞屋(しもたや)の二階。一階は下町所長の御自宅。だがある夜、グッスリ寝こんだ所長を暴漢が襲撃したのだ。しかも事務所は家探しされてメチャクチャ。こんなにまでして狙われるものなんて、ココにはないはずだ。突然のハードボイルドに局員達の血が騒ぐ。矢でも鉄砲でも持ってこいってんだ! 心優しき下町の人々が綴っていく人情探偵劇。
  • 神話から歴史へ:文明化により第一世代は神格化する

    諸制度も整い、都市として発達しはじめたラ・ムーに、一組の男女が訪れてきた。牧人の領域から来た武人のトブレと、妻のミルだった。ラ・ムーの少年達の教師としてまねかれたのだ。図抜けた武術の使い手のトブレは、またたく間に、ラ・ムーの人々の信望を得ていった。ところが、トブレの命をつけ狙う、カオ族の三人の男が現われたのだ。彼等はトブレを討ち果たし、武人の長の位置を奪おうとしているのだ。たとえ、卑劣な手段を用いても――。変化の時代をむかえ、ラ・ムーにも、さまざまな風が吹き荒れていった。
  • 2002年半村良永眠。私たちはその集大成を失った

    タリム国の裕福なタグ家の末っ子タルボは、大人たちから子供扱いされ自由に遊びまわっていた。しかし幼なじみで貧しい家のキロが、自分より頼りにされているのを羨ましく思うのだった。そしてタルボは、将来自分の家に居場所が無いことに気付き、人間の価値に疑問を持ち始めた。ある日ラ・ムーの噂をきいたタルボは鳥人になる修業をしたいと思い立ち、家を飛び出し王宮のある町へ行く。タルボは町で知り合った老人の紹介により、下働きとしてネプトの船団に乗り込むことができた。いよいよラ・ムーを目指す旅が始まったのだ。同時にタルボの周辺には邪悪な影がつきまとい始めていた。何年か後タルボは、ラ・ムーの地を踏むことができるのだろうか。今、少年の夢を乗せて、船は荒海に向かって出港していった。
  • 新時代2:大きな矛盾を孕みながらムーは拡大して行く

    アムの指導者は歴代、“血の流出”を大きな問題としていた。他国との交流によって空飛ぶ者と飛べぬ者の間に、いかに大きな差があるかを知ると同時に、将来、諸国の悪王側に念者が味方することを阻止しなければならなかった。一方、クメル僧の登場で交易の功績を認められなかったバラム家のバスクはアム社会の価値観に疑念を抱き、新たなる奸計をめぐらしていたのだった……。アムにとって諸国の交流と統治が世界を握る鍵となりつつあった。
  • 神話2:国津神に率いられた諸族の反乱に国は乱れる

    奇怪な様相を見せそびえ立つペトラ山に集まり、結束を固める秘密結社“マカリ”。その中に、イムトの残党に誘拐されたモアイの少女を探し出す旅に出た少年ローロの姿があった。彼は旅の途中に出会ったマカリの長老に武芸の奥儀を教えこまれ、いまやかなう敵のない腕前をもつ、逞しい青年に成長していた。だが、“マカリ”の存亡をかけて敵対する一大勢力があった。周辺部族を屈服させ、収奪の限りをつくす綺羅王(オレオト)の軍勢だ。
     圧政に苦しむ人々を助けるため、七人一組となってのゲリラ戦法を展開するマカリ。その先頭に立つローロ。しかし、強力な軍列で押し寄せる綺羅王(オレオト)軍の背後には、不思議な呪術をあやつる巫女の姿があった。
  • "ムー"2000年の興亡。畢生の一大叙事詩、開幕

    かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日日を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。
  • 418(税込)
    著者:
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    SFの着想とミステリーの技巧。息もつかせぬ初期傑作

    一組の婚約者が、祭りでにぎわう町をあとに、自動車で東京へ旅立った。だが、山越えの途中、目をふさがれたような深い霧に出合い、動けなくなってしまった。その時、突然、一匹の豹が襲いかかってきたのだ。しかも助けを求めに二人が飛び込んだ家の中には、無惨な集団自殺者の死体が点々ところがっていた。いったい何が起こっているのか。 この事件を発端にして、一つの町を得体の知れぬ恐怖がおおいはじめた。
  • 地図2:地図には等高線があり気候や海流も記入された

    神が定めた聖なる地“ラ・ムー”をめざすアム族と〈超能力集団〉モアイ族は念力で空を飛ぶ草舟を作り、果てしのない旅を続けていた。だがある日、彼らはその凶暴さで周辺部族に恐れられる戦闘的なコロ族と遭遇し、戦いが開始された。空中から攻撃をしかけるアム・モアイの連合軍は、圧倒的な勝利を収め、鳥人の神とあがめられるようになっていったが…。人類の歴史が始まるよりはるか以前、南太平洋にあったとされる幻の大陸“ムー”の、誕生より滅亡までを描く大河ロマン第3巻。
  • 神話:アムとモアイは天津神、当然先住者の反発がある

    長い放浪の旅のすえ、アム族と〈超能力集団〉モアイ族は、神が定めた聖なる地“ラ・ムー”に到達した。家が、集会場が、聖宮殿が建設され、近隣の部族との交易も行なわれるようになった。だが、そうした彼らに激しい敵対心を燃やす者もあった。戦闘的な部族イムトがそれだった。しかし、空飛ぶ草舟をあやつるアム族とモアイ族に武力ではかなわぬと思ったイムトは、せめてもの腹いせに、モアイの少女をさらって姿を消した。アム族に救われたヌクトの少年ローロはただ一人、少女救出のためそのあとを追って、果てのない旅に立っていった。
  • 地図:著者が誂えた1.5×2mのムー大陸の地図がある

    アム族と〈超能力集団〉モアイ族は、聖なる土地“ラ・ムー”をめざし、果てのない旅を続けていた。その彼らの前に、絶大な武力を誇るキル族が立ちはだかった。キル族は、念じるだけで巨石をも動かすモアイ族の恐るべき力に目をつけ、奴隷に差し出せという。拒絶するなら、力づくでも奪いとると――。この難関を乗り越える方法はあるのか? 謎の巨大大陸“ムー”にくりひろげられる壮大な大河ロマン、待望の第2巻。
  • 言葉2:作中でも単語は抽象度を増し文章化が進む

    互いに協調し合ってきた貴族と平民の亀裂が確実に進行していた。一方、王宮の内部では王位継承者をめぐって、さまざまな思惑が渦巻いていた。東山(カジマ)の介入などによってようやく決まった新しい王の下、牧畜の普及、交易の振興などによりラ・ムーは一挙に第二次開拓時代へ突入していった。そんな中、王の妻の出産が迫っていた。やがて生まれたのは、男子の“聖なる双生児”だった。
  • 神話4:天と地治まったムーを脅かすもの…悪の起源

    結婚式の始まる寸前、突然姿を消してしまったアルタ・リコきっての美女ヒジ。人々は、ヒジが女神ムーに召され昇天したのだと信じていた。だが、彼女を秘かに恋するコバだけは疑問を抱き、ヒジ探索の旅に出た。ついにコバは、深い森の中、エンギルの湖のそばで幽閉されているヒジを発見した。聖双生児の一人カタ・セムによって連れてこられ、子を生んだ後閉じ込められているというのだ。「ヒジはアムの犠牲にされた……」。コバとヒジの必死の逃亡が開始されたその時、大異変が起こった。森の中に二本の鋭い牙を持つ剣歯虎(ギスハカペラ)が現われ、山は火を噴き、湖からは巨大な首長龍(ナーガアギス)が出現したのだ。しかも地底から、人と呼ぶべきか獣と呼ぶべきか、尾を持った禍々しき“有尾人(バルバル)”さえはいだしてきた
  • 神話5:神と人と悪魔。光と闇、ムーは試練の時代へ

    毎夜、チブの村には剣歯虎(ギスハカペラ)の不気味な咆哮がとどろきわたった。おびえきった村人達は、日没と共に家に閉じこもったが、ある夜、二、三頭の剣歯虎の駆け抜ける足音と共に、人間の悲鳴があがった。村長の一家が皆殺しにされたのだ。その夜以来、チブの村は孤立してしまい、モアイに救援を求めることすらできなくなった。その凶暴な剣歯虎を倒したのは、妖怪バルバルの長、デギルであった。モアイに劣らぬ力をみせたデギルは、彼を神として祭ることを要求した。要求にしたがったチブの村の倉を、デギルは美しい布や食糧でみたしていった。人々は働くことを忘れ、淫蕩な快楽にふけっていった。“人間を堕落させろ!” デギルの奸計の第一歩が開始されたのだ。
  • 神話3:地上の王サハムの平定の旅は英雄伝説となる

    そこは豊かな村であった。木々は生い茂り、人々は心が穏やかで、交易も順調に進み、ますます繁栄していった。だが一大事が起きた。村の長老の孫が大鷲にさらわれてしまったのだ。村中が大騒ぎをしている時、レプケという青年が通りかかった。彼は事件の様子を聞くと、宙にむかって念じはじめた。すると不思議にも空の彼方から大鷲が舞い戻り、子供は無傷のまま両親の腕の中に帰ってきた。奇蹟を行なったレプケ――彼こそラ・ムーの主導者聖双生児の一人、サハムであった。彼は名前を変えて村々を巡遊しながら、アムの将来に備えて情報を集めていたのだ。しかし、彼が長老の美しい娘とめぐり会った時、ラ・ムーの運命は大きく変わっていた。
  • 新時代:信仰から宗教へ、身分の階層化、富の偏在…

    東山(カジマ)の僧、クメルは十年間の修行をひたすら精神世界に没入することに費やした。やがて、その成果を発表するときがきた。聖宮殿(イムキーラ)の長老たちは、内面世界を現実世界へ運び出す力をもったことに驚くと同時に畏怖さえ覚えた。一方、諸国の情報収集と交易(クカイ)の任務を与えられたカゲルは、アムとは全く違った価値基準をもつネプトとかかわり、誘拐事件を契機にネプトの娘、ルシア姫との恋に悩むのだった。他国との交流によってラ・ムーにも新たなる時代の幕開けが近づいていた…。
  • 文明:カハムが地上の王に。栄光とともに、凶兆あり

    聖地“ラ・ムー”は、大都市としての機能をそなえはじめ、ますます発展の様子を見せていた。だが、ここに、ひとつの問題がおこってきた。ラ・ムーの名家である、ピロロ家とトマピ家が、次第に反目しあうようになったのだ。そして人々は、それぞれの勢力下に入り庇護を求めるようになっていった。いままでひとつにまとまっていた人々の心が、ふたつに分裂しはじめたのだ。すでに、仲間同士の争いの心配さえあった。ラ・ムーは、大きな試練の時を迎えたのだ。
  • 言葉:文明化した社会は急速な言語の発達をもたらす

    悪さの限りを尽くしていた少年トマも、心を入れかえたのか、いまでは立派な青年に成長していた。だが、黒いツルで編んだカゴを目にした日から、彼の心に再び魔の声が囁きかけるようになった。ある時、黒い声はラ・ムーの東山聖地にいる、聖ヨハムにあうことをすすめた……。邪悪な心に突き動かされるトマの行く末は――。悪の権化・有尾人(バルバル)は、再び活動をはじめるのか――。
  • 言葉4:帝国の拡大は「ムー語辞典」の充実でもあった

    アムの王、カインは進歩的な性格を持っていた。王位につく以前から異国の文化に関心が強く、バラム家を中心とする自主交易を実現させていた。さらに、デギル騒動では双児の一子を失い、今も国外のどこかで生きているのではないかという疑いを捨て切れないでいた。そんな中、アレフロン寺の管長ルカがマテロ国(ヒロ)のカゲルという少年を連れてきた。王は少年に、バラム家(スト)の交易(クカイ)の隊列(ペルハラ)に加わって世界を見聞し、東山(カジマ)に諸国の知識をもたらすよう指示した。やがて、大船に約80人の念力(キマ)あるユレキたちと旅立った。アムと異国との交流が始まったのだった……。
  • 地図3:約束の地に印を付け、物語は書き始められた

    強大な力を持つ部族イムトの戦士たちが、少数部族ヌクトの村を急襲した。原因はヌクトが近くの浜からこっそり採集していた、白く美しい真珠にあった。その真珠をあらいざらい掠奪してしまおうというのだ。だが、そのありかを白状しないヌクトに、戦士たちが殺りくの刃をふるおうとした寸前「武器を手に平和を乱す者、立ち去れ」と、天からの声があった。聖なる地〈ラ・ムー〉を目ざし、放浪の旅を続けるアム族が、モアイ族の念力によって空を飛ぶ草舟で現われたのだ。危機を救い、神とあがめられる彼らはヌクトの住む浜こそ〈ラ・ムー〉にちがいないと、国家建設の第一歩を踏み出した。南太平洋に超大文明を築いたムー大陸2000年の歴史の幕が、いま開かれたのだ。
  • 言葉3:編集部の単語帳にも文法の要素が加わった

    生後8か月になった双生児の王子、ドワタとドワワのうち兄のドワタが姿を消した――。 西都(サリサホリ)の事件を重くみた東山(カジマ)の聖宮殿(イムキーラ)から至急、ルカとコマが派遣された。事件追求の折、宰相であるペルデが自殺を遂げ、誘拐犯の首謀トマとの熾烈な戦いを繰り広げたのだった。そんな中、東山よりラ・ムーで最初の殺人者であるイカロが釈放され、翼をもった飛舟(キマダ)に乗り姿を晦ましたのだった……。
  • 858(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    古代イスラムより歴史を貫いて脈々と生きる恐怖の秘密。壮大なスケールで描くSF伝奇ロマンの最高傑作!

    古代アトランチスの謎を秘めたクロノスの壷。この壷の展示会こそ全ての悲劇の幕あけといえた。美しい人妻の失踪、人間の能力を遥かに超えた狼男の暗躍、美男美女の秘密グループが行う性の狂宴(サバト)――これら次々に起こる奇怪な事件こそ、永遠の生命を求める暗黒の野望のうごめきであった……。そして今、古代イスラムより歴史を貫いて脈々と生きる恐怖の秘密の全貌も明らかにされようとしていた……。壮大なスケールで描くSF伝奇ロマンの最高傑作!
  • 396(税込)
    半村良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    顔、仕種、名前までも35年前に死んだ父そっくりの若い男が現れた。以来、息子たちの商売は順調なのだが

    35年前に死んだ父に、まるでそっくりの若い男が息子たちの前に現れた。顔も体つきも言葉遣いさえも、父そのものだった。おまけに名前までも同じなのだ。その男が出現して以来、息子たちの商売はとんとん拍子に繁栄していった。息子たちは、男を父親のように感じ慕いはじめていたが、その裏には、正体不明の組織があった。現代社会を変えるべく、過去からよみがえった“亡霊”を描く異色長篇。

    カバーイラスト/杉本一文
  • 江戸時代の岡っ引きが残した日記を手に入れた男の、二百年の時空を超えた恋

    コピーライターの私は、江戸時代の戯作者山東京伝の現代にも通用する広告のセンスに親近感を抱いていた。私は、ひょんな事で、江戸時代の岡ッ引き“平吉”が書いた古日記を入手、日記には、京伝の妹“およね”への恋と、彼女が神隠しにあったらしい異変が記されていた。――そんな時、CMに登用した人気歌手が、知るはずのない日記の内容を熟知している事に気づいた! 彼女によってよみがえった、二百年後の恋のゆくえは……。表題作の他「収穫」等を収めた、半村良の傑作短編集。

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