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『竹書房文庫、内田昌之(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 動かぬ巨竜グリオール。テオシンテ市に横たわる彼の体には、川が流れ村があり、体内では四季が巡る。その巨体には、いまだ解明されていない多くの謎がある。グリオールの血液を研究していたロザッハーは、黄金色にきらめく美しき血に混沌とした多彩な快感を与える効用があることを発見する。四年後、ロザッハーは〝マブ〞と名付けた竜の血から精製した麻薬により巨大
    な財を成していた。しかし彼はその代償として、テオシンテに渦巻く権力と暴力、そして決して逃れられぬ巨竜の思念に翻弄されていく――。

    〈竜のグリオール〉シリーズ、唯一の長篇にして最終作。
  • ジョン・ル・カレ×クリストファー・プリースト!!
    包丁と諜報の二刀流でマイクロ国家が乱立する欧州を飛び回る、驚愕のSFスパイスリラー

    西安風邪によるパンデミックの影響で、ヨーロッパの勢力図は激変した。U2のファンやギュンター・グラスのファンまでもが国家を作り、マイクロ国家が乱立した。ポーランドでシェフとして働くルディは、マフィアの男から変わった頼み事をされる。国境を越え、ある男に数字を伝えるだけだった。しかし、それは“森林を駆ける者(クルール・デ・ボワ)”という、巨大な謎の組織への入社試験のようなものだったのだ。
    組織の一員となったルディは、淡々と任務をこなしていく。時に成功し、時に失敗する。スパイごっこのような、暗号を使ったやりとりは気恥ずかしい。だがまあ、こういう生活も悪くない。――そう思っていた矢先、彼が見ていた世界は一変する。
    「ジョン・ル・カレとクリストファー・プリーストが合作した作品」と評された、オフビートなSFスパイスリラー。
  • 生き残った人類は宇宙船で難民のように生きていた。荒廃した地球を脱出した人類の唯一の希望は数千年前の遺産――。

    * * * * * * * *

    地球の終わりを予測した人類は新たなプロジェクトを進めていた。惑星を改造し、地球の生物とその知能強化をうながすナノウイルスを送り込むテラフォーミング計画だ。ドクター・カーンが担当する惑星では、数十世紀後に進化した猿たちが地球の文明を引き継くはずだった。

    だが、その計画を人類への冒涜だと考える過激派の妨害により、カーンのプロジェクトは失敗してしまう。辛くも難を逃れたカーンは、いつか地球から救援隊が来ることを願い、救援信号を送りながら監視ポットで人工冬眠に入る。

    妨害工作により全滅した猿たちのかわりに、ナノウイルスが進化させる宿主として選んだのは蜘蛛だった。蜘蛛たちは狩猟の腕を上げ、言語を覚え、共同体を作り、文明を発展させてゆく。天の光を仰ぎ見ながら――。

    2016年度アーサー・C・クラーク賞受賞作。
  • 生き残った人類は宇宙船で難民のように生きていた。荒廃した地球を脱出した人類の唯一の希望は数千年前の遺産――。

    * * * * * * * *

    地球の終わりを予測した人類は新たなプロジェクトを進めていた。惑星を改造し、地球の生物とその知能強化をうながすナノウイルスを送り込むテラフォーミング計画だ。ドクター・カーンが担当する惑星では、数十世紀後に進化した猿たちが地球の文明を引き継くはずだった。

    だが、その計画を人類への冒涜だと考える過激派の妨害により、カーンのプロジェクトは失敗してしまう。辛くも難を逃れたカーンは、いつか地球から救援隊が来ることを願い、救援信号を送りながら監視ポットで人工冬眠に入る。

    妨害工作により全滅した猿たちのかわりに、ナノウイルスが進化させる宿主として選んだのは蜘蛛だった。蜘蛛たちは狩猟の腕を上げ、言語を覚え、共同体を作り、文明を発展させてゆく。天の光を仰ぎ見ながら――。

    2016年度アーサー・C・クラーク賞受賞作。
  • 巨竜、起動
    数千年の眠りからグリオールが目醒めるとき、世界は一変する
    数千年前に魔法使いとの戦いに敗れた巨竜グリオール。
    彼は全長1マイルにおよぶ巨体は、草木と土におおわれ川が流れ、その上には村までもができている。
    周囲に住むひとびとは、時が経ち観光地化した彼の恩恵を受けているが、
    その一方で巨竜の邪悪な霊気に操られているとも言われている――。

    グリオールの鱗(うろこ)を触っていた男と娼婦がタイムスリップする表題作、
    死した巨竜の頭蓋骨がひとびとを翻弄し運命を狂わせてゆく傑作奇想譚「スカル」の初邦訳2篇を収録。

    その昔、グリオールという動けぬ巨竜がいた。
    彼は空を飛ぶことを夢見ていたのかもしれない――。
    解説:池澤春菜

    【収録作品一覧】
    「タボリンの鱗」(“The Taborin Scale”/2010)
    ※二〇一一年度ローカス賞最優秀ノヴェラ部門候補作
    ●初訳

    「スカル」(“The Skull”/2012)
    ※二〇一三年度世界幻想文学大賞最優秀ノヴェラ部門候補作
    ●初訳
  • あまりにも巨大な竜グリオール
    彼の上には川が流れ村があり、その体内では四季が巡る

    “舞台”は動かぬ巨竜
    唯一無二のシリーズ短篇集が遂に日本初刊行
    初邦訳1篇、初収録2篇を含む全4篇を収録

    全長1マイルにもおよぶ、巨大な竜グリオール。
    数千年前に魔法使いとの戦いに敗れた彼はもはや動けず、
    体は草木と土におおわれ川が流れ、その上には村ができている。
    しかし、周囲に住むひとびとは彼の強大な思念に操られ、
    決して逃れることはできない――。
    奇想天外な方法で竜を殺そうとする男の生涯を描いた表題作、
    グリオールの体内に囚われた女が見る異形の世界「鱗狩人の美しき娘」、
    巨竜が産み落とした宝石を巡る法廷ミステリ「始祖の石」、
    初邦訳の竜の女と粗野な男の異類婚姻譚「嘘つきの館」。
    ローカス賞を受賞したほか、数々の賞にノミネートされた、異なる魅力を持つ4篇を収録。
    動かぬ巨竜を“舞台"にした傑作ファンタジーシリーズ、日本初の短篇集。

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