『中野京子、801円~1000円(新書、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
誰もが知る伝承に隠された、最も恐ろしい真実とは?科学では説明できない出来事や、人々が語り継がずにいられなかった不思議な話。歴史奇譚の魅力に触れたら、あなたはもう、戻れない...。稀代の語り手中野京子が贈る、魅力たっぷりの「怖い話」。
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名画に込められた、あふれる感情の波。画家は描かずにいられなかった。一目惚れ、狂恋、嫉妬、快楽、死への誘い……これもまた、愛なのか。
名画に込められた、あふれる感情の波。ドラマチックな愛と、幸福への欲求は不変――画家たちは描かずにいられなかった。一目惚れ、狂恋、嫉妬、快楽、死への誘い……これもまた、愛なのか。西洋美術の歴史を通じて重要なテーマだった愛は、各時代、さまざまな形で表現され続けている。当時の風俗、文学、神話、旧約聖書などから題材がとられ、画家のインスピレーションを刺激して芸術の価値を高めてきた。時代が移っても変わらない、人間が抱く欲求や希望。ロマンチックな空想や情熱的なものだけではないその感情は、喜び、幸福、満足感をもたらして人々を惹きつける。派生して、呪いや嫉妬、怒りも。愛とはなにか、を考えさせられる作品52点をフルカラーで解説。 [本書の構成]第1章 甘美な恋への憧れ 第2章 そして、狂気へ 第3章 子どもをめぐる愛 第4章 運命の絆 -
生涯独身を貫き、人知れず青年のヌードを描いたイギリス屈指の肖像画家サージェント。身分違いの女公爵への恋文を絵に潜ませた宮廷画家ゴヤ。遺伝性疾患のために「半人半獣」と蔑まれた少女を描いたイタリアの画家フォンターナ。15年にわたり人妻と密会して描き続けたリアリズムの巨匠ワイエス……。不世出の画家たちが画布に刻みつけた、モデルとの濃厚にして深淵なる関係を読み解いた論集。(解説・諏訪敦)
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社会現象を巻き起こした、異色の美術展の「恐怖」と「興奮」がよみがえる!
美女の口元から垂れた生贄の血が、点々と羽毛に染みを作る『飽食のセイレーン』──作品に込められた重要なダブル・イメージとは? その酒を飲めば豚に変えられてしまう『オデュッセウスへ杯を差し出すキルケ―』──妖艶な魔女の背景に描かれた、数々のアイテムが示す意味とは? 入場者数68万人超、最長3時間半待ちの大行列。美術史に残る大ヒットとなった「怖い絵」展を監修者の著者が解説。リアルに匹敵する、永久保存版「読む」展覧会! -
絵画のなかのあの美しいひとは……。美が招くのは至福か破滅か。ベストセラー作家が、気になる名画の奥に潜む人間ドラマを読み解く。
美が招くのは幸運か破滅か? 肖像の奥に潜む、秘められたドラマとは。絵画のなかの美しいひとたちは、なぜ描かれることになったのか。その後、消失することなく愛でられた作品の数々。本書では、40の作品を中心に美貌の光と影に迫る。――美を武器に底辺からのし上がった例もあれば、美ゆえに不幸を招いた例、ごく短い間しか美を保てなかった者や周囲を破滅させた者、肝心な相手には神通力のなかった美、本人は不要と思っている美、さまざまですが、どれも期待を裏切らないドラマを巻き起こしています。それらエピソードの数々を、どうか楽しんでいただけますよう。(「あとがき」より) 《本書の構成》●第1章 古典のなかの美しいひと ●第2章 憧れの貴人たち ●第3章 才能と容姿に恵まれた芸術家 ●第4章 創作意欲をかきたてたミューズ -
「怖い絵」の中野京子による、絵画でオペラを解説する初心者向け入門書!
「怖い絵」シリーズで大人気の著者がクラシック・オペラをオールカラーで解説。
「椿姫」はマネの描いた「ナナ」を彷彿とさせる。「蝶々夫人」にドラクロワの「怒れるメディア」をイメージするのはなぜか? 他にも「ファウスト」に「空飛ぶメフィストフェレス」などオペラと名画をコラボさせて解説。オールカラーになって読みやすく美しい初心者向けクラシック・オペラの解説書。「怖い絵」の著者だから読める音楽と名画のコラボに酔いしれよう! オペラがぐっと身近になる究極の1冊! -
「怖い絵」シリーズなどで絵画鑑賞に新たな歓びを提示してきた著者による、
知的ユーモアにあふれ、ときにスリリングなエッセイ集。
『怖い絵』や『名画の謎』シリーズで絵画鑑賞に新たな視点を提示した著者は、芸術を、人を、どのように洞察するのか?
名画との衝撃的な邂逅や、一見穏やかに見える日常から掬い取るおかしみと歓び。
「絵を買う人々」「夫たちの怖い秘密」「幸運の前髪」「異類婚の哀しみ」等を収録した初のエッセイ集が文庫オリジナルで登場! -
フェルメールが「真珠の首飾りの女」で描いたのは虚栄か、快楽か、物欲か、それとも……。月刊「文藝春秋」の人気連載がついに新書化!
絵画に隠されたメッセージを紹介し、画家の意図や時代背景までを鮮やかに読み解いてきた中野京子さんによる最新刊。今回のテーマは「欲望」。激しい愛情、金銭への異常な執着、果てない収集癖、飽くなき野心……。人はあらゆる欲望を絵画に込めてきた。細部に描かれた小さな情報も見逃さず、名画に込められた意図を丁寧に読み解く。
26の絵画を5つのキーワードで徹底解説
第1章 愛欲
ドラクロワ「怒れるメディア」
ミレイ「オフィーリア」
ビアズリー「踊り手の褒美」
ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」 他
第2章 知的欲求
ラ・トゥール「ポンパドゥール夫人」
ラファエロ「サン・シストの聖母子」
ブリューゲル「子供の遊び」 他
第3章 生存本能
ゲラン「モルフェウスとイリス」
レーピン「ヴォルガの船曳き」 他
第4章 物欲
クリムト「ベートーヴェン・フリース」
フェルメール「真珠の首飾りの女」
ボス「守銭奴の死」
第5章 権力欲
ホルバイン(子)「ヘンリー八世像」
メンツェル「フリードリヒ大王のフルートコンサート」他 -
フランスの栄華をきわめたヴェルサイユの歴史。なかでも最も魅惑的な人物として語り継がれる悲劇のヒロイン、マリー・アントワネット─その三十八年の生涯を、「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」の出展作品を題材にしながら紡いでいく。王妃の運命を決めた〈偶然・暗転・想定外〉(コラム)を収載。(本書はカラー写真を含みます)
[内容]
第1章 ハプスブルク家のプリンセス
第2章 変わりはじめた国際地図
第3章 嫁ぎ先ブルボン家
第4章 王太子妃としての生活
第5章 神に選ばれた王妃
第6章 ロココの薔薇
第7章 忍び寄る革命
第8章 「パリへ!」
第9章 逃亡失敗とフェルゼン
第10章 引き裂かれた家族
第11章 忘れ得ぬ王妃 -
時代とともに、絵は変わる。
でも、“人間の心”は変わらない。
19世紀後半のフランスに起こった絵画運動で、現代日本でも絶大なる人気を誇る「印象派」。“光”を駆使したその斬新な描法によって映し出されたのは、貧富差が広がる近代の「矛盾」という“闇”でもあった。マネ・モネ・ドガからゴッホまで、美術の革命家たちが描いた“ほんとうのもの”とは――。
*電子版では、絵画の多くをカラー画像で収載しています。
*著者の話題作『「怖い絵」で人間を読む』につづく〈ヴィジュアル新書〉第2弾!
[内容]
第1章 新たな絵画の誕生
第2章 「自然」というアトリエ
第3章 エミール・ゾラをめぐる群像
第4章 キャンバスに映されたパリ
第5章 都市が抱えた闇
第6章 ブルジョワの生きかた
第7章 性と孤独のあわい
第8章 印象派を見る眼 -
あの有名な画家――その最後の作品を知っていますか?
ルネサンス、バロック、印象派……もう、そんな西洋絵画の解説は聞き飽きた。知りたいのは「画家は、何を描いてきたか」、そして「最後に何を描いたか」。彼らにとって、絵を描くことは目的だったのか、それとも手段だったのか―。ボッティチェリからゴヤ、ゴッホまで、15人の画家の「絶筆」の謎に迫る。
*電子版では、絵画はすべてカラーで収載しております。
[内容]
第1部 画家と神──宗教・神話を描く
I ボッティチェリ『誹謗』──官能を呼び起こせし者は、消し去り方も知る
II ラファエロ『キリストの変容』──バロックを先取りして向かった先
III ティツィアーノ『ピエタ』──「幸せな画家」は老衰を知らず
IV エル・グレコ『ラオコーン』──新しすぎた「あのギリシャ人」
V ルーベンス『無題』──「画家の王」が到達した世界
第2部 画家と王──宮廷を描く
I ベラスケス『青いドレスのマルガリータ』──運命を映し出すリアリズム
II ヴァン・ダイク『ウィレム二世とメアリ・ヘンリエッタ』──実物よりも美しく
III ゴヤ『俺はまだ学ぶぞ』──俗欲を求め、心の闇を見る
IV ダヴィッド『ヴィーナスに武器を解かれた軍神マルス』──英雄なくして絵は描けず
V ヴィジェ=ルブラン『婦人の肖像』──天寿を全うした「アントワネットの画家」
第3部 画家と民──市民社会を描く
I ブリューゲル『処刑台の上のかささぎ』──描かれたもの以上の真実
II フェルメール『ヴァージナルの前に座る女』──その画家、最後までミステリアス
III ホガース『ホガース家の六人の使用人』──諷刺画家の心根はあたたかい
IV ミレー『鳥の巣狩り』──農民の現実を描いた革新者
V ゴッホ『カラスのむれとぶ麦畑』──誰にも見えない世界を描く
関連画家年表
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