『BCCKS Distribution、中嶋雷太(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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大雨の翌朝、言葉を手に入れ考えることを始めたハシボソガラスがいた。その名はジョシュア・デッドストーン。夢にまで見た海辺へと川を下る旅路で奇妙な鳥たちに出会いつつ、ジョシュアは南へ、南へと旅を続けていた。やがてジョシュアが見た意味の海とは。標題の「カラスのジョシュア」とその他二篇(「ねこやまん」、「幼形のマヌー」)を収録した著者の小編集第三集です。
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2059年4月5日、全世界で小型核爆弾が爆発。そしてコンピューター・ウィルスがあらゆるインフラをダウンさせ、最強に培養された細菌やウィルスが人の命を奪い…世界は「大崩壊の時代」に入った。悪魔教団モルス教が仕掛けた大崩壊時代に、生き残った勇者(ブレイブス)たちが立ち向かう。これは超長編叙事詩物語の「始まりの記」である。
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ナチスドイツが残した大量の金塊が北極海の4000メートルの深海で眠る。時を超え、金に迷わされた国家や企業が暗闘を始める。その闇を解くロンドン警視庁の刑事リロイは、やがて北アフリカへと。金塊(インゴット)を巡る卑しい人間たちの物語。
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中嶋雷太小編集第一集「人間と死」に続く第二集です。今回は現代社会での幽霊たちの物語三編。「コンビニ幽霊」、「ミライちゃんがいたあの日々」と「守護霊松子の後始末」の三編で構成しています。私たちが喪失した身近な「死」との文化を見つめ直す、心温まる幽霊譚です。
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時間をめぐる物語。東京・南青山の時計修理店の店主・黒野は毎週金曜の夜、近くのバー・ジャダでアブサンを楽しむのが楽しみな静かな男。ただ、新月の夜になると「時」に悩む客が黒野の隣に座り、不思議な「時」の話を語ります。酩酊を深める黒野。人にとっての「時」とは……オムニバス・ストーリーが絡み合いながら描かれた、大人の為の物語です。
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日本が隆起する?その謎を解く鍵は絵画「虹色の少年」だった。大陸プレートと海洋プレートが不気味な動きを見せる危機に、ナチス・ドイツ略奪美術品の探索、アイゼントートの森の闘いと、ザ・チームが再び世界を飛び回り闘いを繰り広げる。手に汗握るハードボイルド作品。
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中嶋雷太の未出の小編の第一集です。今回は、テーマを「人間と死」に絞った三作品を集めました。生きることの意味が揺らぐような日々、雑草の花束のような第一集を捧げたいと願っています。雑草のように生きる為に。
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ハードボイルド三部作の第二作。ロシア人宇宙飛行士コズロフは宇宙で突然死する。それは序章だった。世界犯罪集団「F」が仕掛ける宇宙弾丸衛星は、やがて世界の軍事衛星の脅威となる。宇宙犯罪対策チームが宇宙弾丸衛星の暴走を止められるか。手に汗握る未来型ハードボイルド作品です。
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幕末の京都に住んでいた侍、音酒麒ノ介が残した日記に描かれた、歴史に隠された白天狗と紅天狗の戦い、そして京都の町衆から見えたもう一つの幕末の風景を描いた物語。第一話は、日本人が英雄視するある人物が登場し、その後を描いている。驚き楽しむ新感覚の幕末時代物語です。
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メキシコの荒鷲ーリト・エル・グランデに憧れリングの上に立ち続けてきたマスクマンAZUSAこと上原昭二は、年齢を重ねながらも地方プロレス団体で闘ってきたが、やがて引退を迫られる。あの金色に輝くリト・エル・グランデは未だ遠い存在だった。そして、引退試合で、リングの上に立つことの意味を知る。AZUSAを巡る群像ドラマです。
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雑草の菜の花のように大波洗う社会で生きた一人の、なんでもない男ー山下太一の物語。三人の子供(三回の離婚で異母兄弟)との微妙な交わりのなかで、子供たちはそのなんでもない酷い父親から、「生きる」ことの意味を見つけ始める。希望の色鮮やかな菜の花に託されたなんでもない男の人生で掲げられた灯火を見つけてください。
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