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『麻布競馬場(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 「まだ人生に、本気になってるんですか?」
    この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。

    「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」

    慶應の意識高いビジコンサークルで、
    働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、
    「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、
    クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……

    ”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。
    彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?

    2021年にTwitterに小説の投稿を始めて以降、瞬く間に「タワマン文学」旋風を巻き起こした麻布競馬場。
    デビュー作『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』のスマッシュヒットを受けて、
    麻布競馬場が第2作のテーマに選んだものは「Z世代の働き方」。

    新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。
    そんな「Z世代のリアル」を、麻布競馬場は驚異の解像度で詳らかに。
    20代からは「共感しすぎて悶絶した」の声があがる一方で、
    部下への接し方に持ち悩みの尽きない方々からは「最強のZ世代の取扱説明書だ!」とも。
    「あまりにリアル! あまりに面白い!」と、熱狂者続出中の問題作。
  • 心に刺さるSNSのいい話。

    インスタ、X、ユーチューブ、
    タイムラインを流れる日々に疲れてしまっても、
    あなたを救う物語がある。

    新時代の小説家が贈る
    全編新作アンソロジー!

    麻布競馬場『#ネットミームと私』
    田舎道で中指を突き立てた少女の写真が世界中に拡散。その裏に隠された物語とは? 

    柿原朋哉『#いにしえーしょんず』
    26歳フリーターの独身女子。ヲタクであることはそんなにダメなのか。普通ってなんなの?

    カツセマサヒコ『#ウルトラサッドアンドグレイトデストロイクラブ』
    ストーカーの侵入で大ピンチの私を救ったのは、高校時代の文化祭のテーマ。

    木爾チレン『#ファインダー越しの私の世界』
    あの頃インスタに投稿していた写真に元カレが「いいね」を突然つけて――。
  • 手に入れるはずの幸せを見失い、もう戻れない諦めの先に、それぞれが見るものは――。 SNSを沸かせた“タワマン文学”初のコミカライズ。同名の“虚無と諦念のショートストーリー集”を原作に、東京に暮らす男女(ひとびと)を描く。麻布競馬場による原作未収録の小説『今年で31歳になる』、川野倫による各エピソード描き下ろしも特別収録。
  • 五分後に、虚しい人生。
    空虚なスキマ時間に読み切れる、22の傑作ショートショート。

    「『夏休み、パパが東京にミュウの配布会連れてってくれるって!』『いいな! てかポケモン青、いつ届くんだろ』。チャイムの音と共に騒がしくなる教室で、目を輝かせる友人達。小学校の話題の中心はいつもポケモンだった。僕は一人、いつも下を向いていた。ウチにはゲームボーイも、スーファミもなかった。」(窓際三等兵「本当に欲しかったものは、もう」より)

    「PRだらけになったこのアカウントに生き残ってくれた88967人のフォロワー様へ。私が某恋愛番組に出演して最後の一人に選ばれてからもう五年が経ちました。今まで自撮りやポエムにいいねをつけてくれてありがとう。このアカウントは明日削除します。最後にずっと言えなかった私の正直な思いを綴ります。」(木爾チレン「88967人のフォロワー様へ」より)

    「昔むかし、港区にアリとキリギリスが暮らしておりました。アリは桜蔭から東大落ち、キリギリスは広島あたりの女子高から指定校推薦で、それぞれ慶應の法学部政治学科に同期入学しました。アリは律法会でチー牛たちと真面目に学び、キリギリスはチャラサーとして有名なテニサーで楽しく遊んで暮らしていました。」(麻布競馬場「Twitter童話 アリとキリギリス」より)

    【著者】(五十音順)
    麻布競馬場 @63cities
    霞が関バイオレット @NEOKASUMI_No1
    かとうゆうか @plasticat_y
    木爾チレン @1000ve
    新庄耕 @shinjo_kou
    外山薫 @kaoruroman
    豊洲銀行 網走支店 @toyosubk88
    pho @ohp_pho
    窓際三等兵 @nekogal21
    山下素童 @sirotodotei
  • 東京に来なかったほうが幸せだった?
    Twitterで凄まじい反響を呼んだ、虚無と諦念のショートストーリー集。

    「3年4組のみんな、高校卒業おめでとう。最後に先生から話をします。大型チェーン店と閉塞感のほかに何もない国道沿いのこの街を捨てて東京に出て、早稲田大学の教育学部からメーカーに入って、僻地の工場勤務でうつになって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生の、あまりに惨めな人生の話をします。」(「3年4組のみんなへ」より)

    「『30までお互い独身だったら結婚しよw』。三田のさくら水産での何てことのない飲み会で彼が言ったその言葉は、勢いで入れたタトゥーみたいに、恥ずかしいことに今でも私の心にへばりついています。今日は、彼と、彼の奥さんと、二人の3歳の娘の新居である流山おおたかの森に向かっています。」(「30まで独身だったら結婚しよ」より)

    「私、カッパ見たことあるんですよ。それも二回。本当ですよ。桃を持って橋を渡ると出るんです。地元で一回、あと麻布十番で。本当ですよ。川面から、顔をニュッと目のところまで突き出して、その目で、東京にしがみつくために嘘をつき、人を騙す私を、何も言わず、でも責めるようにじっと見るんですよ。」(「カッパを見たことがあるんです」より)

    14万イイネに達したツイートの改題「3年4組のみんなへ」をはじめ、書き下ろしを含む20の「Twitter文学」を収録。

    【推薦コメント】
    面白すぎて嫉妬した。俺には絶対に書けない。
    ――新庄耕さん(作家,『狭小邸宅』『地面師たち』)

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