セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『宮下志朗(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~16件目/全16件

  • 景色にまぎれた不自然な段差、小さな抜け道。かすかな違和感に導かれ、古地図を広げて一九世紀のガイドブックや文学作品を繙けば、モーパッサン、ランボー、ゾラが暮らした時代の空気がみるみる立ち上る! 当時の風習や世相までをも、ユーモラスな視点で活写。中世から一九世紀を自在に飛び回る旅へ、中世・ルネッサンス研究の泰斗が貴方を誘う。

    (一部抜粋)
    本書は、パリ街角のさりげない光景のなかに、この都市の記憶を、あるいはこういってよければ、パリという馥郁(ふくいく)たる香りの酒瓶の底に沈んだ澱のようなものをたどろうとした試みである。「神々は細部に宿れり」をモットーにして、半ば意識的に、モニュメントとはいいがたい些細な「モノ」をめぐるささやかなる探偵旅行を展開してみた。――「プロローグ」より


    目次

    プロローグ
    1章 三つの壁、三つの時代・
     1 中世に飛ぶ 
     2 古地図のなかのパリ 
     3 入市税関の時代 
     ●コラム『タブロー・ド・パリ』 

    2章 パサージュを渡り歩く
    「昔の香りただようショワズール小路よ」/ヴァリエテ座の楽屋口
     /パサージュ対ギャルリー/ジュフロワ小路からヴェルドー小路へ
     /「ソルボンヌ小路」を発見!/セピア色のパサージュ
     ●コラム『ナナ』 

    3章 昔のガイドブックから
     1 『パリ= ディアマン』一八六七年版 ●コラム『居酒屋』
     2 局留め便、ひとむかし前のメール ●コラム『肉体の悪魔』 
     3 写真館の時代 
     「小さな肖像」/ランボーを撮った写真家/「立体写真」ブーム

    4章 まぼろしの公衆トイレを求めて

    5章 記憶の場としてのマルヌ川
     1 『居酒屋』の時空間 
     2 マルヌ川の岸辺で思うこと 
     3 思いがけず廃線歩き 

    6章 印象派の散歩道
    学術文庫版付録「青春のカルチエ・ラタン」
    あとがき

    本書は2002年、講談社現代新書より刊行された『パリ歴史探偵術』を改題、一部、加筆修正したものです。
  • 「人間はだれでも、人間としての存在の完全なかたちを備えている」──不寛容と狂気に覆われた一六世紀のフランスを、しなやかに生きたモンテーニュ。本を愛し、旅を愛した彼が、ふつうのことばで生涯綴りつづけた書物こそが、「エッセイ」の始まりだ。困難な時代を生きる私たちの心深くに沁み入る、『エセー』の人生哲学。
  • デカルト、パスカル、ニーチェなど、後世の思想家たちに影響を与えた、フランス・ルネサンス期の思索と経験の書『エセー』。随筆という意味での「エッセイ」の出発点であり、数々の名句が散りばめられた知識人の教養書としても知られる。
    いつかは挑戦してみたい古典の名著ではあっても、その分量(全3巻107章、白水社版で全7冊、2000ページ超!)に尻込みしてしまう読者も多いだろう。でも心配ご無用。
    『エセー』を気軽に味わうための格好の案内図となるのが本書である。「仕事について」「名声について」「結婚について」「夫婦について」「快楽について」「老いについて」……テーマごとに印象深い名言が厳選されており、テーマを眺めるだけでもモンテーニュの関心が身近で日常的な、我々人間にとって普遍的・根源的な問いであることがよくわかる。『エセー』に正しい読み方などない。どこからでも気になったところを好きなように読んで構わないのだ。宮下志朗氏による新訳の軽妙さにも、親しみが増すこと間違いナシ。「名言篇」に続く巻末の「要約篇」では、『エセー』全章の内容がコンパクトにまとめられており便利。1日1名言で、『エセー』があなたの「人生の書」となるだろう。
  • 不朽の傑作の画期的新訳、完結!

    フランス・ルネサンス文学を代表する作家ラブレーの記念碑的傑作──爆発的な哄笑と荘厳とが交錯する不思議な文学世界の魅力を伝える新訳、完結。「聖なる酒びん」のご託宣を求めて大航海へと船出したパンタグリュエル一行は、難儀な教皇鳥や司教鳥の飛び交う“鐘の鳴る島”、刀剣の類が実る大木の茂る“金物島”などの異様な島々を巡り、ついには神託所に到達してお告げを解き明かす。奇想あふれる版画「パンタグリュエルの滑稽な夢」全120点を収録。
  • エイリアンたちの待つ大航海へ

    「聖なる酒びん」のご託宣を授かるべくパンタグリュエル一行は大航海へと船出する。殴られることで生計を立てるシカヌー族、トロイの木馬ならぬトリュイの牝ブタを用いてのアンドゥーユ族との合戦の顛末など、奇妙な風習やルールが支配する異様な島々をめぐって不思議な物語空間が織りなされてゆく。宗教改革を経て「不寛容」の嵐が吹き荒れるさなかでの、激烈な教会批判が爆発的な哄笑とともに描かれる。
  • フランス・ルネサンス文学を代表する作家ラブレーの記念碑的大作、待望の新訳第2弾。巨人王ガルガンチュアの息子パンタグリュエルが、才能豊かないたずら者パニュルジュとともに大活躍──イギリスの大学者との珍無類の論戦、パリの貴婦人への恋とふられた仕返し、さらに悪の化身の巨人ルーガルー退治など、名場面続出の物語。ラブレーの爆発的な魅惑を伝える新訳、ますます冴えわたる。『ガルガンチュア大年代記』を併せて収める。
  • 純化された笑いの宇宙

    フランス・ルネサンス文学を代表する作家ラブレーの記念碑的大作、待望の新訳第3弾。平和な時代を迎え、領主となったパニュルジュは、またたく間に財産を蕩尽、借財を抱えながら「借金礼賛」論議を展開。さらに、結婚を決意するもふんぎりがつかず、物語空間は、夢や占いをめぐっての、めくるめく言葉のアリーナと化してゆく。有名な“たまきんブラゾン”も登場、浄められたワイズフールの世界の豊饒な魅力。
  • フランス・ルネサンス文学を代表する作家フランソワ・ラブレーの傑作大長編、待望の新訳版。この巻では、巨人王ガルガンチュアの誕生・成長と冒険の数々、さらに戦争とその顛末が、笑いと風刺を織り込んだ密度の高い文体によって描き出されてゆく。現代的センスあふれる清新な訳文から、不朽の物語の爆発的な面白さと輝かしい感動が楽しく伝わってくる。
  • 2,090(税込)

    「われわれは死ぬことを心配するせいで、生きることを乱しているし、生きることを心配するせいで、死ぬことを乱している。生はわれわれを苦しませ、死はわれわれをおびえさせるのだ」新訳『エセー』の最後の1冊である本書は、著者円熟の「第三巻」の後半部にあたる。37歳で早々と高等法院判事を引退し、隠遁生活のなか書き上げた第一巻・第二巻を刊行した後、モンテーニュはドイツやイタリアへ1年半に及ぶ大旅行に出かけ見聞を広げた。やがて、血で血を洗う宗教戦争が苛烈を極めた地元ボルドーに呼び戻され、新旧両派の調停役としての市長職を5年にわたり務めることになる。その厳しい経験の中から導き出したモンテーニュの人間哲学が、第三巻に注ぎ込まれている。自己・人間・生死についての徹底した観察と探究が、『エセー』の「真骨頂」と言われる第三巻において、より一層深められているのは、まさにそうした背景による。「空しさについて」「容貌について」「経験について」など、とくに引用されることの多い5編を収録。巻末に『エセー』7冊の全目次、「モンテーニュ略年譜」付。
  • 1,980(税込)

    モンテーニュの真骨頂「第三巻」。性愛、結婚・恋愛について赤裸々に語った「ウェルギリウスの詩句について」ほか、「役立つことと正しいことについて」「後悔について」「気持ちを転じることについて」「話し合いの方法について」など8編を収録。
  • 2,090(税込)

    モンテーニュは、16世紀フランスの思想家、モラリスト。彼が残した『エセー(随想録)』は、知識人の教養書として古くから受け入れられ、その真理探究の方法、人間認識の深さによって多くの思想家に影響を与え、今日まで古典的な名著として多くの人々に読みつがれている。「わたしは何を知っているのか(ク・セ・ジュ)?」という句は、モンテーニュの言葉であるが、人間の理性、判断力、知識には限界があることを謙虚に認め、試行錯誤を恐れずに真理を追究しようとしたモンテーニュの思想をよく表している。本巻には、「栄光について」「嘘をつくこと」「怒りについて」など25編を収録。モンテーニュのイメージを一新する平易かつ明晰な訳文で古典を楽しもう。
  • 妻の不貞に気づいた貴族の起こす猟奇的な事件を描いた表題作、黄金に取り憑かれた男の生涯を追う自伝的作品「ファチーノ・カーネ」など、バルザックの人間観察眼が光る短編集。

    善人も、偽善者も、悪人もバルザックの描く人間がおもしろい! 妻の不貞に気づいた貴族の起こす猟奇的な事件を描いた表題作、黄金に取り憑かれた男の生涯を追う「ファチーノ・カーネ」、旅先で意気投合した男の遺品を恋人に届ける「ことづて」など、90篇あまりもの作品からなる《人間喜劇》と呼ばれる作品群から人間の心理を鋭く描いた4篇を収録。ひとつひとつの物語が光源となって人間社会を照らし出す短編集。
  • 1,980(税込)

    ミシェル・ド・モンテーニュは、16世紀フランスの思想家、モラリストである。彼が残した『エセー(随想録)』は、古典知識の集大成であると同時に、知識人の教養書として古くから受け入れられ、その真理探究の方法、人間認識の深さによってデカルト、パスカルなどの思想家に影響を与え、今日にいたるまで古典的な名著として多くの人々に読みつがれている。本書には、「エセー」の中で最長、最大で、難解をもって知られる「レーモン・スボン」の章を収録している。この章には「わたしは何を知っているのか(ク・セ・ジュ)?」というモンテーニュの有名な言葉がおさめてあり、人間の理性、判断力、知識には限界があることを謙虚に認め、試行錯誤を恐れずに真理を追究しようとしたモンテーニュの思想をよく表しているといえる。 《学問や芸術・技術は鋳型に入れてさっとできるものではなく、「熊が子熊をなめ回しながら、じっくりと時間をかけて育てていくように、それを何度も何度もいじくって磨いていくうちに、少しずつ形ができていく」といったことなのである》。モンテーニュのイメージを一新する平易かつ明晰な訳文で古典を楽しもう。
  • 1,540(税込)

    ミシェル・ド・モンテーニュは、16世紀フランスの思想家、モラリストである。彼が残した『エセー(随想録)』は、古典知識の集大成であると同時に、知識人の教養書として古くから受け入れられ、その真理探究の方法、人間認識の深さによってデカルト、パスカルなどの思想家に影響を与え、今日にいたるまで古典的な名著として多くの人々に読みつがれている。「わたしは何を知っているのか(ク・セ・ジュ)?」という句は、モンテーニュの言葉であるが、人間の理性、判断力、知識には限界があることを謙虚に認め、試行錯誤を恐れずに真理を追究しようとした彼の思想をよく表している。本巻には、「酔っぱらうことについて」「良心について」「実地に学ぶことについて」「書物について」など11編を収録。《わたしが思っていることをいってしまうならば、みんなが酔っぱらうからといって、酒を禁じるといった習慣はまちがっている。よいものだからこそ、度を過ごしてしまうのではないか》(「酔っぱらうことについて」より)。モンテーニュのイメージを一新する平易かつ明晰な訳文で古典を楽しもう。
  • 1,870(税込)

    知識人の教養書として、古くから読みつがれてきた名著、待望の新訳! 第2巻には、「友情について」「孤独について」「ことばの空しさについて」「年齢について」など32編を収録。
  • 1,760(税込)

    知識人の教養書として、古くから読みつがれてきた名著、待望の新訳! これまでのモンテーニュのイメージを一新する、平易かつ明晰な訳文で古典の面白さを存分にお楽しみください。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。