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『エマ・ダーシー、501円~800円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~47件目/全47件

  • クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。

    毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……!

    ■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス!
  • ロマンス界の三傑がロマンティックな都市を舞台に描いた、豪華なクリスマス短篇集。思わず引き込まれる筋書きのミシェル・リード、ゴージャスなヒーローが魅力のヘレン・ビアンチン、恋に落ちた男女の会話の妙が堪能できるペニー・ジョーダンによる珠玉作です!

    『シチリア式結婚』
    祖父に命じられ、借金のかたに資産家ラファエルと結婚したニーナ。長年彼に片想いをしてきたニーナは、たとえ身売り同然の結婚でも、いつかは愛してもらえるかもしれないと、淡い望みを抱いていた。だが、別居状態の夫が美しい従姉とロンドンで情事に耽っていると聞き、胸が張り裂けそうに。その日、突然ラファエルが帰宅し――

    『誘惑の季節』
    職場で傷ついた秘書のアニークは仕事を辞め、疲れた心と体を癒そうとおばの家へ向かった。ところが、急用で留守のおばの代わりにそこにいたのは、隣に住むパリ出身のハンサムな実業家セバスチャン。アニークは平和を求めてやってきたのに、彼女を面白がるような彼の言動に心を乱される。さらには、不意に唇まで奪われ……!

    『恋に落ちた天使』
    派遣看護師のメグは仕事のためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子の公爵クリスティアンと出逢う。貴族らしい美麗な横顔に惹かれる一方、彼の傲慢と偏見に満ちた言葉に、メグは声を失った。「多くの看護師が貧しい人のために奉仕しようとするが、きみは高い報酬を払う患者に雇われる道を選んだわけだ」
    *本書は、既に配信されている作品の傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 《珠玉の名作本棚》ハーレクイン文庫に毎月2点、仲間入り!英国が誇る二大ロマンス作家による、愛と夢のつまったクリスマス短篇集!

    継母と継妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生会なのに悪趣味なドレスを着せられ、立ちつくしていた。招待客が美しい継妹にばかり興味を示すなか、医師のオリヴァーが平凡なバーサに声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(B・ニールズ『悲しきシンデレラ』)庭師のアンバーは大富豪ロッコの恋人だったが、二人の関係をゴシップ紙に売ったと彼に誤解され、冷酷に捨てられた──彼の子を宿していたのに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう迫られたのだ!(L・グレアム『届かなかったプロポーズ』)
    *本書は、クリスマス・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 「結婚してくれ」「子供を産んでほしい」孤独な彼女は愛の言葉と信じたけれど。

    3年間片想いしてきた男性が、花嫁となった妹にキスをした。大好きなクリスマスなのに、ホリーはみじめでたまらなかった。両親の死後、私は夢をあきらめ、妹を必死に育ててきた。男性とつき合った経験もなく、子供を持つ夢もかなっていない。このまま私の人生は、他人に尽くして終わってしまうの……。ギリシア富豪スタヴロスには時間がなかった。富も名声も手に入れた。だが今、欲しいのは血を分けた我が子だ。不治の病に冒された僕に残された時間は、あと数カ月。無垢なホリーなら、子供の母親としてうってつけじゃないか?

    ■スター作家J・ルーカスがクリスマスをテーマにした今作は、ヒーローが余命わずかで妻と子を熱望し、ヒロインを熱烈に手に入れようとするという展開で冒頭から目が離せません! 凍える寒さも忘れるような、情熱的なクリスマス・ロマンスをお楽しみください。
  • ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」

    ■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ!
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 捨てられた私に残されたのは、苦しみと小さな愛だけ

    なぜギャレスがここに? 豪州最優秀デザイナー賞の授賞式で、アリーダは凍りついた。彼は5年前、アリーダが愛し、すべてを捧げた男性。 でも彼にとってアリーダは、一度きりの行きずりの情事の相手にすぎない。あれからひとりで産み育ててきた息子の存在すら彼は知らないのだ。苦い思いに唇を噛みしめるアリーダのもとに、ギャレスがやって来てダンスを申し込んだ。 私の苦しみを今こそ思い知らせてあげる。アリーダはゆっくりと彼の手をとった──。
  • ベサニーは人類学者の父が異国で死亡したという知らせを受けた。生存を信じる彼女は、研究先である砂漠の国ベイラルに向かう。現地に降り立ち、猛禽をうやうやしく運ぶ行列に出合ったとき、そばにつき添う黒マントの美しい男が鋭い視線で彼女を捕らえた。徹底的に獲物を追う★はやぶさ/フアルコン/に似た彼こそがこの国の首長らしい。女一人で父親を捜すのは危険だと彼にさとされるが、それでもなお、ベサニーは自分で見つけだす意志を崩さなかった。すると首長はいきなり顔色を変え、支配欲もあらわに言い放った。「わたしが法律だ。わたしに背くことは許さない!」
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    平江まゆみ
    レーベル: ハーレクイン

    姉の結婚式でギリシアへ向かう途中ドバイに立ち寄ったティナは、ティールームで後ろの席から聞こえた声に身を固くした。まさかアリがここに?ああ、どうしよう!アリとは18歳のときに出会い、ひと目で恋に落ちたものの、彼は3カ月で私に飽きてギリシアへ帰っていった。初めての恋に破れて傷ついた私は、その後モデルのキャリアも捨て、ようやく今は平和な暮らしを手に入れたのだ。もう2度とアリのような男性に人生を狂わされたくない。ティナはそっと席を立つが、結局、数年ぶりに対面することになる――彼に決して知られてはならない大きな秘密を抱えたまま。■せつなすぎる再会の物語をエマ・ダーシーがギリシアを舞台に描きます。華やかな世界も存分にお楽しみください!
  • メロドラマを描かせたら右に出る者がいないエマ・ダーシーをはじめ、人気と実力を兼ねそなえたスター作家たちが集結! 予期せぬ妊娠やシークレットベビーにまつわるロマンスを3話収録した、胸が痛いほど切なくてドラマティックなアンソロジーをお贈りします。

    『最後のおおいなる情熱』
    「君に会いたい」7年ぶりの電話の声に、アンの心臓が一瞬止まった。理由も告げず突然いなくなったのに、どういうこと? 今や一流文化人となったサディの真意を知るため、アンは彼に会うが、本心を聞き出せぬまま再び誘惑の罠に……。やがて身ごもったアンは幸せを味わうが、なぜかサディはまた一方的に彼女を置き去りにした!

    『愛と呼ばないで』
    6年前の冬、19歳のクレアは、父の死を嘆く実業家のジャックを慰めたい一心で夜を共にした。肌を重ねる喜びを初めて知ったクレアに対し、彼は翌朝、小切手を差し出した――僕には妻がいる、と。そしてクレアはあとになって妊娠に気づいたのだった。今、離婚したジャックと思いがけず再会し、息子の存在を知られてしまい……。

    『ひと夏の関係』
    ヴァネッサは去年、兄に大反対され、大富豪ニコラスとの恋をあきらめた。そのうえ、余命いくばくもない父が緊急手術で輸血を必要とした際、血液型から自分が実の娘ではないことを知ってしまった。心が千々に乱れる中、偶然の再会を機に始めたニコラスとのひと夏の密会が慰めとなる。でもまさか、彼の子を宿してしまうなんて!
  • もう引き返せない。たとえこの結婚が、愚かだったと思い知ることになっても。

    かつて、ローラはみじめな思春期を過ごした。当時、顔の吹き出物のせいで、誰も友達になってくれなかったのだ。だから、遥か昔に母が“落伍者”と決めつけて離婚した実の父に同情し、画家だった父が遺した一枚の絵に、深い感慨をそそられた――落日を背に、苦悩に満ちた表情を浮かべる美しい女が描かれている。ある日、その絵を途方もない高値で買いたいという男が現れた。ダイアモンド鉱山を所有する若き億万長者、ジャレッド・イースタン。長身でたくましく、周囲を圧倒するようなその存在感に、心が乱される。だが父の形見は売れないと断るローラに、彼は驚くべき申し出をした!“この絵といつも一緒にいたいなら、ぼくの妻になればいい”と。

    ■ハーレクイン・イマージュ~至福の名作選~に、名筆エマ・ダーシーが登場。“第一級の面白さ”と翻訳者がメモを残したほどの珠玉作をお贈りします。結婚式当日、ローラはジャレッドの母ナオミが、絵の中の美女であることに気づき……。
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    竹内喜
    レーベル: ハーレクイン

    10歳で孤児になったカイラは、伯父一家に引き取られて育った。ここ数年海外で暮らし、5年ぶりに帰国して従兄に連絡すると、思いもよらない頼みごとをされてしまった。家出した妻を取り戻すために、ある男を誘惑してほしいというのだ。わたしは異性を惹きつける手管なんて、まるで知らないけれど……。言われるままに出席したパーティーで、ニックと名乗る大富豪と出会い、カイラは誘惑すべき男のことも忘れ、生まれて初めて恋におちた。そして会場を抜け出し、めくるめく一夜を過ごした翌朝、カイラは衝撃の事実を知る――従兄の妻とニックの電話を漏れ聞いて。「君の言うとおりにした。昨夜彼女は、僕のベッドにいた」

    ■エマ・ダーシーをきっかけにハーレクインの世界にはまったファンは数知れず。ヘレン・ビアンチン、ミランダ・リーに並び称される豪州出身のロマンスの大家による、シンデレラ・ストーリーをお贈りします。カイラは運命の人と“幸運の潮”に乗れるのでしょうか?
  • 有名実業家の愛人の娘として生まれたバーナデッドは、後ろ指をさされて育ちながらも長年の夢を叶え、医師となった。その年の誕生日、彼女のもとに贈り主の名前のない花束が届いた。誰から? 疑問を抱いたまま出掛け、一人の男と鉢合わせした。ダントン──6年前、思わせぶりな言葉で惑わせておきながら、私が懸命に語る理想を嘲り、翌日にはほかの女と去っていった男。彼は変わらぬ不敵な笑みを浮かべ、仮面舞踏会へと誘ってきた。“君が僕を見つける前に、君を見つけてみせる”と言って。私が本当は彼を忘れられずにいたと、見透かされているの?二度とあの人に振り回されたくないのに。彼女は不安に脅えた。■〈強引なあなた〉と銘打ちお贈りする企画第3弾は、ドラマチックかつ刺激的な作風で読者を魅了し、長年ファンに愛され続けているベテラン作家エマ・ダーシーが描く、情熱の再会劇をお楽しみください。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 売れっ子童話作家のエリンは大のマスコミ嫌いで、その素顔を知る者は少ない。ある日、公園で子供たちにおとぎばなしを聞かせていると、輝くブルーの瞳の、凛々しい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えた――世間に疎い彼女は、彼が大富豪ピーター・ラムジーとは知らなかったのだ。二人は互いの素性を知らぬまま強烈に惹かれ合う。だがやがて、エリンが自分に劣らぬ有名人だと知ったピーターは、なぜ素性を隠していたのかと彼女をなじり、一方的に別れを告げた。その直後、エリンは妊娠に気づくが……。■〈ガラスの靴をさがして〉――ヒロインたちに訪れる夢のようなシンデレラ・ストーリー。ハッピーエンドまでの波瀾万丈な展開をお楽しみください。今月は、印象的なヒロイン像で人気の大御所作家エマ・ダーシーがペンをとります。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    寺田ちせ
    レーベル: ハーレクイン

    キャスリーンは事故で脚に大怪我をし、声楽家になる夢を諦めた。ところがある日、訪ねてきた音楽の師である修道院のシスターに強引に連れだされ、とあるオーディション会場へ向かうことに。後遺症のせいで長時間立つこともままならない私を、いったい誰が採用してくれるというの?ウエストエンドの劇場に着くなり、キャスリーンは驚いた。そこで待っていたのは、新進気鋭の人気作曲家モーガンだった。促されるままなんとか1曲歌い終えた彼女に、結果が告げられた。「僕といる限り、君には最高のレッスンを受けさせよう」翌日、キャスリーンは胸騒ぎを覚えつつ、彼の屋敷へ向かうが……。

    ■人気作家エマ・ダーシーによる、静かな感動を呼ぶ珠玉の初期作。
  • ●『誓いのキスを奪われて』(サンドラ・マートン著)結婚式を前に、花嫁のジェシカは落ち着かなかった。花婿の親友リアムのせいだ。多くの女性と浮き名を流すギャンブラーは最も嫌いなタイプなのに、ゆうべ彼に出会った瞬間とりこになってしまった。彼女は気持ちを静めようと庭に出るが、そこでリアムにでくわし、唇を奪われる。

    ●『プレゼントは愛』(ローリー・フォスター著)メアリーとリードは子供のころからの大親友だ。だが、メアリーはいつからか彼を男性として意識するようになっていた。そして、二十一歳の誕生日を前にしたある日、メアリーはリードに“女としての歓びを教えて”と頼みこんだ。突拍子もない依頼にリードは困り果てるが……。

    ●『美しき娘』(マーガレット・ムーア著)騎士キーナンは武芸大会に出場するため、ボークレア卿の治める地を訪れた。そこで偶然助けた村娘ローズに彼は惹かれる。彼女もキーナンに感謝以上の気持ちを抱いたようだ。いきなりキスをしてきたのだから。しかし翌日、ローズが婚礼を間近に控えた領主の娘であることがわかる。

    ●『シンデレラの願い』(リズ・フィールディング著)再起をはかるため、高級レストランのウエイトレスの仕事を手に入れたポリー。ところが初出勤の日は朝から次々と災難に見舞われ、ひどい格好で店に入った。その姿をいきなりイタリア人のハンサムな支配人代理ルークに見とがめられ、接客係として失格だと見なされてしまう。
    *本書に収録されている『プレゼントは愛』は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シリーズ8冊
    550770(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    溝口彰子
    レーベル: ハーレクイン

    「リズ、あなたは結婚に向いた男性とおつきあいするべきよ」数年つきあった恋人にふられたリズに、ある日、母親が言った。三人の姉妹も、幸せな結婚生活を送っているので、ただ一人未婚のリズを思ってさまざまなアドバイスを口にしはじめる。三人はリズの上司で富裕な投資アドバイザーのコールに狙いを定め、いつも地味な彼女を説得して華やかに変身させた。出社したリズを待っていたのは、コールのとまどった顔だった。「いったいどうしたんだ?」なじるような口調で言う。だが有能な個人秘書としてしかリズを見てこなかったコールは、あまりに魅力的になったリズから目が離せなかった。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える熱い愛の物語です。
  • 『再会のクリスマスから』―ロウィーナは夫の会社のクリスマスパーティで社長を目にした瞬間、凍りついた。キアがなぜここに? 彼はロウィーナの兄の親友で、11年前、彼女の前から突然去った元恋人だった。夫の重大な裏切りでロウィーナがぼろぼろになっていると知ると、彼は親身に相談に乗り、励ましてくれた。でも信じてはだめ。ロウィーナは揺れる心を戒めた。

    『届かなかったプロポーズ』―大富豪ロッコと庭師のアンバーは身分違いの恋人同士だった。だが、アンバーがふたりの関係をゴシップ紙に売ったと誤解したロッコは、冷酷にも彼女を捨て去った──彼の子を身ごもっていると知らずに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、アンバーは熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう命令されたのだ!

    『イブの口づけ』―アニーは経営学を学ぶ23歳の大学院生。母が務める会社の社長の息子に憧れ、いつかは彼とカップルになることを夢見ていた。ところがイブのパーティの夜、彼女はヤドリギの下で副社長のミッチにいきなりキスをされ、これまで感じたことのない興奮を覚えて愕然とする。なんて無礼な人! でもなぜか彼の顔が頭から離れず……。
    *本書に収録されている「再会のクリスマスから」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ●『裏切りの花束』(エマ・ダーシー著)ケイトリンはデーヴィッドの仕事上のアシスタントであり、 同時に恋人だった。しかし彼はまったく心を開こうとしない。 バレンタインデーの朝、ケイトリンはついに別れを決意した。 だが出社してみると、デスクに赤い薔薇が届いていた。 デーヴィッドが私のために? ケイトリンの心に希望が芽生えた。 しかし、彼は薔薇の花など贈っていないと言う。
    ●『秘書は天職』(ダイアナ・ハミルトン著)クレオは冷厳な独身貴族として有名な頭取ジュード・メスカルの個人秘書。 ある日、クレオは過去の恋人に呼び出され、すぐに大金を出さなければゴシップ紙に二人の関係を売ると言われた。 両親を亡くしたクレオをただ一人気にかけてくれた叔父が、 先日心臓発作を起こしたばかりだ。ショックを与えるわけにはいかない。 クレオは悩んだ末、ある行動に出た。★ “オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても 見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。★
  • シリーズ6冊
    550660(税込)
    著者名:
    サラ・ウッド
    翻訳者名:
    苅谷京子
    レーベル: ハーレクイン

    アンナはかつてのわが家に足を踏み入れた。祖父の事業が破綻したために人手に渡ってしまった家。思い出の残る場所で働きたくて面接を受けに来たのだ。「アンナ、僕の家にようこそ」嘲るように言った新しい家主は、昔の交際相手ヴィードだった。彼がここを買い取ったなんて!ハイスクール時代、彼だけが、醜く誰にも愛されないアンナを求めた。すぐに、ただの財産目当てだとわかったけれど。あのとき虫けらのように追い払われた彼は、いま復讐しているんだわ。だがヴィードの欲望に煙る瞳を見たとき、アンナは、彼が欲しいのは屋敷だけではないことを悟った。■“復讐から始まる物語”――愛情と憎しみのはざまで揺れ動く主人公たち。運命に翻弄される二人を描いたドラマチックなストーリーです。
  • レオは、信じられないほどハンサムでセクシーな男性だった。経営するレストランにレオが客として初めてやってきたときから、テリーは彼に強く引きつけられていた。そして、たぶん、彼も……。三度目にレオが店に来たとき、今日が運命の日だとテリーは悟った。その夜、二人は自然に結ばれた。それは想像を絶する喜びだった。こんな関係があってもいい。相手のことは深く知らないけれど、つかのまの至福が味わえれば、それでいい。問題はないはずだった。そう、テリーの身になにも起きなければ……。
  • 両親の死後、ずっと面倒をみてくれた祖父が亡くなり、外国にいたボウは急遽帰国した。最愛の祖父の死もさることながら、遺言の内容が彼の心を乱していた。一年間は代々受け継がれてきた広大な屋敷に住むこと、そして、その間は家族同然の屋敷の使用人たちを雇い続けること。が、中に一人、家族同然とは言えない者がいた。乳母のマギーだ。子供のいない家に乳母とは! いったいどんな仕事をしていたんだ?屋敷にたどり着いたボウは、ようやくその謎めいた乳母と会った。炎を思わせる赤い髪、真珠のように白い肌、抜群のスタイル――ボウはたちまち熱くなった。いや、待てよ、もしかすると……。祖母は僕が結婚しないことを嘆き、子孫が絶えることを心配していた。ボウは思わず口走っていた。「君は妊娠しているのかい、マギー?」もしそうだとすると、これは厄介なことになるぞ!
  • 視力を失いつつある幼い娘の手術費用を貯めるため、ジーナは3つの仕事を掛け持ちし、過酷な日々を送っていた。そんなある日、昼の事務仕事のオフィスに現れた男性――それは忘れたくても忘れられない、リアム・シャノンだった。夫ジムの親友でありながら、結婚式の日に私を誘惑した彼。その後6年のあいだ音信不通だったのに、なぜ今になって……?ジーナがジムの事故死を伝えると、リアムは一瞬ひるんだのち、昔と変わらぬ傲慢さで残酷にも言い放った。「彼が亡くなったのなら、僕を止めるものは何もない」
  • ジュディの夢は、造園コンサルタントとして成功すること。だが、淡い金髪に大きな青い目、女性らしすぎる体つきのせいで、能力を正当に評価してくれる顧客にはなかなか巡りあえずにいた。今日もまた、訪問先の大邸宅で庭師らしき男性にからかわれ、ジュディはその庭について率直な意見を述べて応戦する。真剣に耳を傾ける彼に、思いがけず好感を持つジュディだったが、そのときの彼女には知るよしもなかった。目の前の男性が決して手の届くはずのないセレブリティ、高名な建築家であるマルコム・スチュアートだということを。
  • 「君に会いたいんだよ、アン」7年ぶりのサディからの電話に、アンの鼓動が一瞬止まった。理由も告げずに突然姿をくらましておいて、今さらどういうつもり?いまや彼はイギリスを代表する一流の劇作家としてもてはやされ、彼と美女のスクープが紙上を賑わすこともめずらしくない。サディの真意を知りたくなったアンは彼を訪ねるが、本心を聞き出せないまま、サディの誘惑の罠に再び落ちてしまう。やがて妊娠に気づいたアンは、彼と一緒に喜びを分かち合った。だがなぜか彼はまたしても一方的に彼女を置いて姿を消したのだった!そのときアンは初めて知る──彼が隠し続けてきた重大な秘密を。■ヒーローが長年隠し続けてきた重大な“秘密”がファンの間で物議をかもした、人気作家エマ・ダーシーの1993年刊行の衝撃作!
  • 有名実業家の愛人の娘として生まれたバーナデッドは、後ろ指をさされて育ちながらも長年の夢を叶え、医師となった。その年の誕生日、彼女のもとに贈り主の名前のない花束が届いた。誰から?疑問を抱いたまま出掛け、一人の男と鉢合わせした。ダントン──6年前、思わせぶりな言葉で惑わせておきながら、私が懸命に語る理想を嘲り、翌日にはほかの女と去っていった男。彼は変わらぬ不敵な笑みを浮かべ、仮面舞踏会へと誘ってきた。“君が僕を見つける前に、君を見つけてみせる”と言って。彼をひざまずかせてやるわ!彼女は挑戦を受けて立った。
  • 『復讐は愛ゆえに』―女優のジェシカは写真撮影のため、カメラマンのアレク・ステッドマンの仕事場に向かった。アレクと会ったとたん、ジェシカは圧倒された。百九十センチを超える長身と、金色に輝く不思議な目。撮影が始まるやプロとしての厳しい要求が続き、ジェシカはついに倒れてしまった…。『ファンタジー』―あまりに大きなショックを受け、イブは闇の中、ひたすらアクセルを踏み続けた。茂みを抜けると、目の前に海が開けた。車を止めた彼女はためらわず服を脱ぎ、泳ぎだしていた。ところが、ふいに脚がつって、イブの体は海中に沈んだ。意識が戻ったとき、彼女の前には男の姿があった。
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    苅谷京子
    レーベル: ハーレクイン

    秘書のフルールはひどく不安な気持ちだった。勤め先の出版社の経営が、業界の巨匠――キット・マローンによって引き継がれたのだ。新しいボスとなるキットは、プレイボーイで自分の思うがままにふるまう人物らしい。案の定、初めて顔を合わせた日、フルールは信じられない言葉を彼の口から聞かされる。「これから一緒に僕の家へ行って愛し合おう」
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    加納三由季
    レーベル: ハーレクイン

    「蛾が蝶になったさまを、ゆっくり鑑賞させてもらうよ」30歳の誕生日、地味でお堅い自分を変えようと変身したエリザベスに、ボスの弟である実業家のハリーから失礼な賛辞が送られた。悪名高きプレイボーイの彼に会うたび、なぜかぴりぴりしてしまう。じつのところ、変身は意中のボスに見てもらうためだった。早くに母を亡くしたエリザベスは、妹の面倒をみながら生きてきたが、そろそろ自分の幸せもさがしたいと考えたのだ。だが皮肉にも、ボスは誕生日を祝いに来た妹に心を奪われていた。失意のなか、エリザベスはハリーに僕のもとで働かないかと誘われ、世慣れた彼に対する不安もよそに、つい同意してしまったが!■堅実な兄と愛嬌のある弟、そしてまじめな姉と天真爛漫な妹という取り合わせの兄弟と姉妹の恋を描いた2部作が始まります。遊び人と噂のハリーですが、じつはかみそりのように頭の切れる経営者という一面も持っていて……。そんな彼の恋の手管にご注目ください。
  • ニコールは母親と共同で経営するダンススクールの講師。巨額の債務で経営は行きづまり、破綻寸前にまで追い込まれていた。金策も尽きた夜、気晴らしに行った開店したばかりのクラブで、彼女は、かつての恋人クインと思いがけない再会を果たす。もう一度君が欲しい――その誘いは彼女にあることを思いつかせた。私の体を差し出す代わりに、彼に借金を肩代わりさせたら?以前、クインは私よりもお金を選び、私の心をずたずたにした。その彼が巨万の富を築いたなら、今度は私が彼を利用する番よ。「願いを聞いてくれたら、あなたとベッドをともにしてもいいわ」ニコールの提案に、クインの目は欲望の陰りを帯びた。★ハーレクイン・ロマンスの大人気作家エマ・ダーシーが描く、シドニーを舞台にした情熱の物語です。甘く危険な復讐劇の先にどんな結末が待っているのか、たっぷりとご堪能ください。★
  • 広告代理店に勤めるデイジーは、華やかな人々が集うイベント会場で上司のリンダが投資アドバイザーのイーサンに媚びるのを見かけた。イーサンはメディアにも頻繁に登場する有能なアドバイザーで、女優たちとも浮き名を流すゴージャスな男性だ。だが、明らかにリンダにうんざりした彼がデイジーに話しかけ、憤慨したリンダにその場で解雇されるはめに陥ってしまった。両親が経済的に困窮している今、仕事を失うわけにはいかない。そもそも、軽々しいプレイボーイが私をからかったせいなのに。イーサンに怒りをぶつけたデイジーは、返ってきた言葉に耳を疑った。「お詫びに、僕の家の面倒を見る仕事を提供しよう」■あまりに身分の違う恋に悩むヒロインの姿を情熱的に描きます。
  • 船が私有の港に停泊するとすぐに、エミリーは逃げ出した。アフリカのザンジバルまで乗組員として航海する予定だったのに、船の所有者ジャックが麻薬密売人だったとは……。助けを求めてマングローブの湿原を必死で進んでいると、突然、ライフルを掲げた男たちに捕まえられた。連れていかれた先は宮殿で、彼女を迎えたのは、神々しいまでの威厳をたたえたシークだった。シークはエミリーの頭からスカーフを乱暴に取り除くと言った。「麻薬密売人によると、きみはバージンという話だ」なんですって?ジャックは私をシークに差し出したの?
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    加藤由紀
    レーベル: ハーレクイン

    カリスマ・モデルのロザリーは、孤児たちのためにさまざまな慈善活動を行っている。その温かい心で、子供たちからは天使と呼ばれ、クールで謎に満ちた雰囲気は多くの男性を引きつけてやまない。だが二十九歳になる今も、彼女には浮いた噂ひとつなかった。ある日、義兄であるスタンソープ伯爵の館で、ロザリーはアダムという男性を紹介される。プレイボーイだという噂の彼に、近づくべきではないと知りつつも、ロザリーは心引かれた。いいえ、だめよ。私には恋をすることはできない。誰にも言えない大きな過去を背負ったままでは……。
  • サリーの養父で富豪のレオナルド・マグワイアが世を去り、その遺言状が顧問弁護士の事務所で公開されることになった。養母と妹とともに出席したサリーは、レオナルドの実子で、実業家として成功したジャックと再会する。ジャックは父たちに見捨てられたも同然の人生を送ったが、すでに父の遺産を手中に収め、養母に復讐するために現れたのだ。だが彼は、サリーには好条件の申し出をする。彼女の生きがいである馬術競技をこれまでどおり続けてよく、遺された屋敷の管理責任者として給料を出すという。その見返りは何かと問うと、ジャックは答えた。「君が手に入る」
  • パリ仕込みで、コルドンブルー並みの腕を持つモリーはやはり腕のいいコックのベスと、テイクアウト料理販売業を始める。“電話でディナー・パーティーを”という店のすばらしい料理内容と、料金を出せば出張給仕もするという形式は口コミだけで広く知られ、今では固定客もついている。働きづめの二年間だったが、モリーとベスには苦い経験があり男性に頼らず、恋もしないで過ごしてきた。ベスの夫は蒸発し、独身と思っていたモリーの恋人には妻子がいた。今度こそ、将来を分かち合える相手と恋がしたい。そんな思いのモリーは、バカンス先ですてきな男性と出会うが……。■セクシーな恋を鮮やかに描くE・ダーシーの最新刊『ルール破りの恋』は現在、ハーレクインロマンスより好評発売中です。どうぞお見逃しなく!
  • 有名な歌手でありながら、スキャンダラスな亡くなり方をした母。以来アンは、娘であることをひた隠し、ひとり地道に暮らしている。セクシャルハラスメントが原因で退職したものの、オーストラリア屈指の実業家、マシューの個人秘書として採用された。その初日、“ぼくに恋をするな”と釘を刺される。確かに彼はセクシーな外見の持ち主だけれど、誰がこんな自己中心的な男に惹かれるものですか。ボスの傲慢さに手を焼きながらも、充実した日々が始まった。そんな矢先、なんと彼の妹によって秘密が暴かれ、アンは窮地に立たされる。彼女を見るボスの目も変化して……。■秘書のアンにとって新しいボスとの職場での相性は良好そのものでした。ところが、いったんほころびが入ると……? テンポよく、情熱的な作風で大人気のエマ・ダーシーの作品をお届けします!
  • 交通事故で友人のイザベラを亡くした路上画家のジェニーは、生活のために少しのあいだ、イザベラになりすますことにした。ある日、広場で絵を描いていたジェニーに、見るからに裕福なイタリア人男性が話しかけた。「きみを迎えに来たんだ、イザベラ」ダンテと名乗る彼は、イザベラのいとこで、余命いくばくもない祖父に会わせるために来たという。パニックに陥って真実を告げたジェニーに向かい、ダンテは冷たく言い放った――刑務所へ入りたくなければ、イザベラとしてイタリアに同行しろ、と。◆令嬢を演じることを余儀なくされたうえに、ダンテの誘惑の標的にされたジェニー。揺れ動く彼女の心情と取り巻く人々の愛憎をエマ・ダーシーが見事に描きます。
  • 秘書として働くメルリーナにとってボスのジェイクほど心惹かれる男性はいなかった。難点は、彼が恋をゲームのように楽しむプレイボーイだということ。結婚して堅実な家庭を築くことを夢見る彼女にはふさわしくない。そんなある日、メルリーナはジェイクに大仕事をまかされた。彼の祖父の誕生日に巨大なケーキを用意して、中から祖父好みのセクシーな女性を登場させてほしいというのだ。私を秘書としか見ていないジェイクを驚嘆させたい。そう願うメルリーナには絶好のチャンスだった。彼女はひそかにジェイクの度肝を抜くような計画を立てはじめた。★ハーレクイン・ロマンスの大人気作家エマ・ダーシーによるオフィスもの。ボスと秘書という関係が、彼の祖父の誕生日のイベントをさかいにがらりと変わってしまいます。軽快なふたりのやりとりをお楽しみいただけることでしょう。★
  • ばら園を経営するアイビーは、画家である母の個展会場で、一人の男性に目が釘づけになった。ジョーダン・パウエル――大富豪で最も価値ある独身と言われる男。優雅な物腰とセクシーな体にはうっとりとなるけれど、つき合う女性に飽きるたびに私の農園に別れの花束を注文し、その数が尋常でないことは私だけが知っている。だが嫌悪の気持ちを抱きながらも、抗うことなどできず、アイビーは気がつくと彼と情熱の夜をともにしていた。翌朝、連絡先も告げずにベッドを抜け出したことが思いがけぬ事態を招くとは想像もせずに。■セクシーで起伏に富んだストーリーで大人気の作家が、一夜の情事から始まる運命の恋を描きます。
  • コンピュータ・プログラマーのジョーは仕事の依頼を受け、その会社の社長との面会に赴いて思わず全身が凍りついた。マイケル・ハンター――三年間、かたときも忘れることのなかった人。三年前、妹が妊娠させられたと聞き、ジョーは相手の男性を訪ねた。その男性のいとこであるマイケルが、話をつけると約束してくれたが、翌日ジョーを訪ねてきた彼は前日とは態度を一変させ、妹をなじった。そのまま帰りかけたマイケルを追いかけ、妹は車に轢かれて即死した。事故だったとはいえ、最初に彼を信じてしまった自分が呪わしい。ジョーは憎悪に目をきらめかせながらも、なぜかわいてくる熱い思いを持てあまし、その場に立ち尽くした。■おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2500号を迎えることができました。その記念として、未邦訳だったエマ・ダーシーの初作品をお届けします。ご堪能ください!
  • 完璧に着飾った姿を鏡に映し、ヘレンはまたため息をついた。今夜こそ、はっきりとした返事をしなければ。この一年、コンビを組んで仕事をしてきたマックスは、プロモーターとしても男性としても一流で、申し分ない。彼からプロポーズを受けた女性なら誰だって喜びで舞い上がり、即答でイエスと答えるはずなのに……。今日はこれから、このクルーズ船上のレストランでマックスの誕生パーティーが開かれる。ヘレンの心は決まっていた。もうつらい過去は忘れて、彼と一歩前に進む時なのだ。だが会場である男性を一目見たとたん、彼女の決意は音をたてて崩れた。■Bエマ・ダーシーの1985年の作品を初邦訳でお届けします。豪華クルーズ船上で繰り広げられる、10人の男女の複雑に絡み合う愛憎劇――作家の真骨頂ともいうべき情感たっぷりのロマンスです!
  • 得意の料理で母の日を祝おうと思っていたローラは、家族水入らずの場に父が客を呼んだと聞いて憂鬱になった。会計士の父は、破産企業の清算人として冷徹非道と言われる一方、家庭でも暴君のようにふるまい、家族はいつも苦労している。当の客は、父の右腕であるジェイクというやり手の男性で、父同様に容赦ない性格の持ち主ではないか、とローラは疑っていた。だが実際の彼は、俳優のような容姿に機知と朗らかさをまとい、ひと目で惹かれたローラは庭で彼とキスまでしてしまう。こんな気持ち初めて――純真なローラは歓喜に震え、夢中になった。彼の本当の目的も知らぬまま、秘密のデートを重ねたある日……。■ドラマティックな展開でページを繰る手が止まらない。そんな本を巨匠エマ・ダーシーがまた描き上げました。ローラの一途な想いを踏みにじる、冷酷な実業家ジェイク。ベテランの力量が発揮された一冊です。
  • 新進気鋭の女優クロエは、華やかな舞台の裏で孤独を抱えていた。ステージママとして有名な彼女の母親は、娘よりもお金を愛し、脚本家の夫はクロエに関心すらなく、秘書との情事に忙しい。ある日、パーティ会場で夫の浮気相手から暴言を受け、突然クロエの中で何かが音をたてて崩れた。だがその瞬間、力強い手が彼女を支えた。プロデューサーのマックスだ。彼はクロエを介抱しつつ、見事な早技で問題の処理にあたると、当面の間、クロエの生活を援助したいと申し出た。業界でも有名なプレイボーイの彼が、なぜ私にそこまで?クロエは疑問を感じながらも、わき上がる甘い興奮を抑えきれなかった。■大人気作家エマ・ダーシーの最新作です! 支配的な母親や薄情な夫の呪縛に苦しめられているクロエ。そんな彼女に救いの手を差し延べてきたマックスは、真の勇敢な“白騎士”なのでしょうか?
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    高木晶子
    レーベル: ハーレクイン

    親友の結婚式でブライズメイドを務めたタミーは、パートナーとして組んだ花婿の付添人フレッチャーに魅了された。彼は天才的頭脳で事業を成功に導き、巨万の富を築いた億万長者。しかも親友が言うには、傲慢なプレイボーイだという。実際、タミーに向けられた彼のまなざしはとても情熱的で、思わずその暗黙の誘いに応えたくなるほどだった。けれど、彼が求めているのが一夜限りの関係なのは明らかだ。その唇から愛の告白や約束の言葉がこぼれることはないだろう。だからタミーは愚かな夢は捨て、きっぱりと彼をはねつけた。まさか二人目の親友の結婚式にも彼が現れるとは思いもせずに。■親友同士の六人の女性は、仲間の誰かが結婚するときはブライズメイドを務めるという固い約束を結んでいました。そしてタミー自身の恋模様は……? ハーレクインを代表する作家エマ・ダーシーの作品は現在ハーレクイン文庫からも刊行されています。
  • シリーズ3冊
    660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    藤村華奈美
    レーベル: ハーレクイン

    富豪の夫との愛のない結婚生活に悩むララのもとに、十代のときに愛し合った相手リックが突然訪ねてきた。今や世界的な写真提供ビジネスで成功しているリックは、ララと夫の写った写真を偶然見かけたという。そこに明らかな虐待のしるしを見てとり、初恋の女性ララのために駆けつけてきたのだった。リックの助けを借りて、ララは夫の監視の厳しい家から逃げ出し、そのままセスナ機で奥地に飛ぶ。そこはリックにとって、苦い思い出のある土地だった。執拗な夫の追跡から逃れられるのかしら? ララの心は震えた。
  • 結婚式を間近に控え、シャーロットは実家へと車を走らせていた。いまだ相手の男性を花婿として認めようとせず、財産目当てだと反対する両親と兄を今日こそ説得するつもりだった。ところが家に着くと、兄の友人だという男性ダミアンを紹介される。ダミアンはゴージャスで自信にあふれた、まさに億万長者の代表。婚約者とは正反対の男性に、シャーロットはいらだちをつのらせた。それに、彼はなぜ謎めいた熱いまなざしで私を見つめているの?あの視線がほのめかしているものは、いったい何?これから先、彼がどんなゲームを始めようとしているのか、シャーロットは胸騒ぎを覚え、どうしようもない不安に襲われた。★シャーロットをひと目見たとたんに運命の相手だと直感したダミアン。実力派作家エマ・ダーシーが渾身の力をこめて描く〈ひと目惚れ〉の恋のゆくえをお楽しみいただける一編です。★
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    霜月桂
    レーベル: ハーレクイン

    「ブラインド・デートなんてお断りよ、リビー」キャサリンは妹のお節介に辟易して、そう告げた。前の恋人の影を引きずっている今は、まだ新しい男性に目を向けることなどできそうもない。だが、乗り気でないまま無理やり引き合わされたデートの席で相手の名前を聞き、キャサリンは衝撃を受けた。ザック・フリーマンですって!特殊効果の分野では、今や伝説的存在の彼が私のデート相手だなんて。胸の高鳴りを抑えながら、キャサリンは自らを戒めた。このデートは今夜かぎり。二人に明日はないと。★来月はハーレクイン・ロマンスからエマ・ダーシーの新刊をお届けいたします。億万長者のヒーローの子供を宿したヒロインのドラマティックな物語にご期待ください。★
  • エリンは売れっ子の童話作家だが、大のマスコミ嫌いで、その素顔を知る者は少ない。ある日、公園で子供たちにおとぎ話を聞かせていると、輝くブルーの瞳の、りりしい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えた。世間にうとい彼女は、彼が大富豪のピーター・ラムジーだとは知らなかったのだ。そして、エリンに興味をそそられて声をかけたピーターも、彼女が自分に劣らず有名人だとは思ってもみなかった。何も知らずに出会った二人は純粋に惹かれ合う。しかし、互いの素性がわかったとき、その関係は終わりを迎えた。★R-2278「奪われた祝福の夜」の関連作をお届けします。シャーロットの兄ピーターにも、幸せは訪れるのでしょうか?★

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