『角川文庫、森村桂、11~20冊(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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青春ひとり旅。70年代のパリを著者と共に愉しむ
ついに来た。あこがれ続けた都パリに! おいしいお菓子屋さんをさがし片っぱしからお菓子をつまみ、フランス人の家庭で彼らが日常食べている料理を食べ、そこに泊ってとっぷりとフランス人の生活を味わうのだ。――歴史とファッションの都パリで、念願だった本場のお菓子を味わいながら、パリに住む人々との豊かで、あたたかい心のふれ合いを、楽しいエピソードで描いた、森村桂の気ままな青春のひとり旅。 -
うむ、旅の醍醐味。森村桂のディスカバー・ジャパン
くいしん坊で、オッチョコチョイの著者が旅先の各地で日本再発見!――漁師町の若衆に都会では見かけられなくなった“男の姿”を感じたり、結婚して数年目に初めて実現した新婚旅行。飛騨高山を訪れて“歴史の町”の伝統の重さにびっくりしたり、次第に俗化してゆく観光地に憤慨しながらも客寄せのアイディアをご披露するお節介ぶり。島めぐり、歴史の町、辺境ありの好奇心の塊りの森村桂ディスカバー・ジャパン! -
ワガママ禁止の団体旅行、それでも楽しむマイペース
東洋の真珠とよばれる美しい港街・香港へ。生まれてはじめて加わったパック旅行。決められた時間に起こされたり、ゾロゾロ連れだって歩いたりする旅行が大嫌いな著者が参加したわけは――安い団体料金で旅行し、ただただ、おいしい本場のギョウザとシュウマイを食べたいという執念からなのだ!はじめての団体旅行を通して感じた、ユニークで楽しい森村桂版、香港ガイド。 -
素直なこころにエピソードは宿るらしい。型破り旅行記
“これだ、これがアメリカだ!”。家事と原稿書きに追われ、心のゆとりを失いかけていた著者が出会った、素晴しいアメリカ製のケーキ・ミックス。――ケーキを求めて単身渡米した著者は、憧れのスーパーマーケットを見て回り、大金持の台所をのぞき、ハーレムのアフリカ系アメリカ人の心にふれる。持ちまえのファイトで。体あたりして感じた、楽しくユニークな森村桂のアメリカ旅行記。 -
〈世界〉の憧れを胸に大奮闘。ユーモア青春小説
青春、それは夢のために突進するとき――英語ときけばジンマシンができるほど弱くても、あきらめてはいけない。アメリカだろうとフランスだろうと、いや、アフリカだって、どこだって“留学”というデッカイ夢に向かってまっしぐらだ。――ボロボロの服を着てコッペパンをかじりながら歩く乞食の役を文化祭で演じたことから“コッペ”という愛称をつけられたオッチョコチョイだが行動力のある女子高生。コッペの行くところ、次々に愉快な事件がまき起こる。笑われたって、バカにされたっていいさ、コッペの夢は留学なんだ。笑いのなかにも、大きな夢と勇気を与える森村桂の青春ユーモア。 -
明るく悩む…著者の魅力を再認識させる好エッセイ
現実とは何と皮肉なものだろう。理想の男性(ひと)とめぐり逢って結婚し、夢に描いた生活も、いつしか、すれ違いの毎日。ゴルフとマージャンに夢中のサラリーマンのダンナさまと、テレビのニュースショーのホステス役と原稿書きに忙しい奥様のふたりが迎えた結婚2年目。いざ蒸発か、スワ離婚か? 真剣に悩むこともあるけれど、まあいいさ、たったひとりの〈ハズ〉だもの。信じていこう。現代の若い夫婦の誰もが体験する問題を明るく描いた、森村桂の傑作! -
みなさんも思ったことあるでしょ。あのとき、あの人と…
理想の男性(ひと)とめぐり逢って結婚し、夢に描いた生活も、いつしか、すれ違いの毎日。そして、夫婦げんかの果て、ついに破局のときがきてしまった。涙をこらえながら、愛用の錆だらけの天火を使ってお菓子を焼いたとたん、気を失ってしまった――気がつくと、目の前には、お人よしのクラスメートの野本君が学生時代のままの姿で立っている。しかも、なんと、私にプロポーズしてきたのだ。やっぱり、あのとき、あの人と……。転婚を夢みるあなたに贈る森村桂のユーモア長編。 -
失われた青春を求めて…だから、森村桂は旅に出る
誰もが通りすぎる〈青春〉。ときには、自分のためだけに世の中が回転していると思いこみ、また、あるときは失意のどん底におちこんでしまう。おっちょこちょいで、涙もろい著者が〈青春〉を求めて旅に出るとき――思わぬ人びとと出会い、その心にふれて感動し、素晴しい風景に胸を躍らせる。どこかに必ずいるもうひとりのあなた。新しい自分を探しに、さあ、旅に出ましょう! -
著者自身による『天国にいちばん近い島』のすべて
愛と夢を教えてくれた、神さまのいる天国からいちばん近い島、ニューカレドニアから帰って20年。森村桂がいま語る、もうひとつの、“天国にいちばん近い島”――ニューカレドニアで盲腸の手術直後、なぜあんなにもビーフ・ステーキを食べてしまったのか。お世話していただいた商社の人たちから、産業スパイではないかと疑われていたこと。そして、豊かで暖かい想い出に包んでくれた“天国にいちばん近い島”の人たちとの帰国後のさまざまな交流……。ニューカレドニアの空と海に、森村桂が捧げる奏鳴曲(ソナタ)、虹色の交響曲(シンフォニー)。 -
愛でる、作る、もちろん、食する…お菓子が好きっ
どんなときでも、大好きなお菓子たちを情熱をもって焼きつづけ、おいしいお店を探しつづけてきた私。今、思っています。世界中のどこのお店でも、素敵なお菓子にはきっと魔法がかけられていることを……。――あんまりおいしそうなので、食べすぎてしまったチーズケーキ。お蔭で、歯がボロボロ。パイを作る不思議な粉の不思議な香り。そして奇妙な活躍をする小さな豆……。そう、これは、私の世にも珍なる、お菓子の物語。 -
ユーモアって天性の資質。アパート住人の珍騒動記
やっと完成した我がアパート。都心にあっても、庭つきで花が咲き小鳥が歌い、その上家賃はよその2割安!入居者がやってきた。マッサージが好きなエリート奥さん、とても上品なホステスさん、新妻のように初々しいお妾さん。みんな静かでいい人ばかり。そんなある日、入居してきたひとりのアネゴ。毛糸のパンツまる出しで関西弁をまくし立てるアネゴが、夜な夜なもの凄い騒音を立て始めたからさあ大変!アパートをめぐる人間模様をユーモラスに描き上げた森村桂の傑作。 -
ココラテ一行の珍道中、再び。夢の国はどこにある…
〈夢の国〉を求め、明日への希望に挑戦したココラテたち――大嵐に出遭い、あわや遭難寸前、豪華船が近づいてきた。1枚の設計図と引替えに贅沢な食糧や薬をドッサリくれた。助かったのだ! 地獄で出会った神様みたい、と思ったのもつかの間、その船は再びこっちへ向かって突進してくる。こんどは、どくろの旗を立て、赤ひげの鋭い目をした船長を先頭に、手に手に蛮刀を振り上げて猛進してくるではないか! さてさて、人魚のように不思議な魅力をたたえたココラテとちょっとピンボケの3人の男たちは、はたしてココラテ島へたどりつけるでしょうか……。
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やさしさと力強さ。著者の魅力が凝縮したメルヘン
もしも、人生につまずいた彼らが、ココラテに出逢わなかったら、彼らの人生はもっと、みじめなものになってしまっただろう。――人魚のように不思議な魅力をたたえた少女ココラテと、出世に見放され、すべての希望を失ってしまった男たちの明日へ向かっての新たな挑戦。たった一度しかない人生、あらゆる可能性を秘めた〈夢の国〉へのすばらしい冒険!夢の配達人、森村桂が奏でるメルヘンの世界。 -
森村桂ってこんな人。とっておきのエピソード集、14話
誰にも知られることなく、心の底にそっとしまっておきたかった手づくりの幸せと心温まるエピソード! 思い切りのいい行動力と人の善意にすぐ感激する著者が、単細胞だといって、その〈善意〉をあざ笑う人にはぜひ読ませたい随筆集。ピンクに輝く真珠のネックレスにかくされた美しい思い出、母にはそれが一番よく似合う「真珠の首飾り」ほか14編の感動的なドラマを収録。 -
当時の女子大生言葉も楽しい、自伝的就職奮戦記
学習院国文科を卒業する名物女子学生愛称“モリ”。底ぬけに明るくお人善しだが、少々オッチョコチョイ。出版社の女流記者を夢みて就職試験を受けるが、いずれも失敗。ついに持ち前のファイトを燃やして社長に直接アイデアを売込み、臨時採用が決ったが…。現代的センスと行動性で、若者に共感を呼ぶ著者の自伝的就職奮戦記。 -
小さな疑問から知る社会の矛盾。森村桂、怒ってます
戦後、日本は見違えるほど豊かになり便利になった。スーパーマーケットやデパートには、これでもか、これでもかと、ありとあらゆる品物がならんでいる。休日には家族そろってドライブし、台所には電子レンジから皿洗い機まで置かれている。しかし、だからといって、人々の心までが幸せになったわけではない。必要なのは物質ではない心なのだ。だからこそ、いま、わたしは言おう――救うべきは心である! -
舞台はニューヨーク、奇想天外なファンタジー小説
舞台は摩天楼そびえ立つ大都会ニューヨーク。ドジでオッチョコチョイだが、人の善意を信じ、行動力あふれるジョニーと呼ばれる日本人女性の行くところ、現実ばなれした不思議な出来事が次次に起こる。ハンサムで気の優しいアメリカの大財閥グリーンフィールド家の息子ハロルド。ハーレムの天才歌手ジミー。天才的ニセ博士バルバラなど奇妙にもおかしく、おおらかで、楽しく悲し気なヘンテコ人間が多数登場。森村桂がファンタジックに楽しく描いた、現代のメルヘン。 -
森村桂の出発点そして代表作。永遠のベストセラー
1年中花が咲き、マンゴやパパイヤがたわわに実る夢のような島――それこそ亡き父が幼い頃に話してくれた“天国にいちばん近い島”にちがいない…。思いがけない人の善意から、南洋の仏領ニューカレドニアへ旅立った。「私」はさまざまな体験をする。現代的な娘の爽やかな行動が若い世代の爆発的共感を呼ぶ、桂の愛と希望の旅行記。 -
失敗してもくじけない勇気。桂さんはそういう人でした
青春時代――この時ほど、なにかにつけて血がさわぎ感受性の鋭い時期はない。若者よ、冒険をさがそう。勇気と開拓精神を持とう。たとえ失敗し続けても、それによって新しい成功への道が発見できるではないか。でっかく悩めば、また、でっかい夢の実現の可能性を秘めている。大きな夢や理想を実現させたければ、Lサイズの心がまえと決断を持つことだ。Lサイズの決意と宣言で青春に賭けてみようではないか!方法過多で、結局は何もできない現代の若者たちに〈勇気と希望〉を与える著者会心のエッセイ集。 -
美食、大食、珍食…13ヵ国を巡る、食いしん坊旅行
この世に生まれたからには、おいしいものを食べなければソン。めずらしい食べものがあったら、出かけていかなければウソ。食べることに、ひたすら情熱をかたむける著者が、世界13ヵ国を舌と足で食べ歩いた。――インドでは本場の舌が焼けるようなカリー・アンド・ライスを食べ、ポルトガルでは念願だった王様のパンに舌つづみ、トンガでは仔豚の丸焼きにかぶりついたり、楽しくもユニークな青春食べある記! -
念願の沖縄、森村桂はすっかり魅了されたのだった…
沖縄の海岸線を見たとき、思わず息をのんだ。あくまでも明るい南太平洋の「天国にいちばん近い島」とは違う、琉球という言葉がぴったりの、東洋的なうれいを秘めた美しさなのだ。そして、何よりも、沖縄は私たち本土の人間が、とうに忘れてしまった心を、しっかりと守っている人々の島だった。私は沖縄が好きだ……。なんにでも、やたら好奇心を持つ著者が、日本の中の外国といわれた、返還まえの沖縄を訪ね、人々の心と生活にふれたユニークで楽しい旅行記。 -
仲良しでも彼のことは譲れない…青春小説・宮崎篇
恋を選ぶか、友情を選ぶか――南国・宮崎の静かな田舎町の女子高生。やせっぽちで気のよい美南、色は黒いが目鼻だちのはっきりした南方美人の初子。ふたりは大の仲良しだが、ハンサムで背の高い、全女子高生あこがれのサッカー部キャプテンに関してはライバル同志。揺れ動く若者の心をユーモラスに描いた長編青春小説。 -
女性の現実思考と夢見るこころ…実践的結婚案内
もし、あなたがとびきり美人じゃなくて私程度の女の子なら、そして早くいい人と結婚したいなら、ぐずぐずしないで立ち上りなさい。世はまさにPR時代。じっとしてたら売れ残る。お嫁にいったが勝ちである。まず結婚したての友だちをせっせと訪問してごらんなさい。そこには御主人の友だちの独身男性が遊びに来る。自分が結婚した女性は、すぐにまわりの未婚の男女を結びつけたくなるから。さあ、親愛なる結婚志願者たちよ来たれ! お嫁にいく方法教えます。森村桂の愉快な結婚相談室。 -
卒業、就職、仲良し二人の夢は…青春小説・東京篇
南国・宮崎の女子高生、美南と初子。ふたりは大の親友だが、ハンサムで背の高いサッカー部のキャプテン大沼君に関してはライバル同志。――夢を抱いて上京し、大きな家の“お手伝いさん”として就職することができたふたり。あこがれの大沼君も東京の大学に入学した。だが、その後、初子はバーのホステスに職を変え、突然行方不明。一方、就職先の大会社の令息に将来の希望をたくす美南。誰もが通りすぎる青春のときめきを明るく描くユーモア長編。 -
女子高生のお約束、対照的な二人組の学園ドラマ
大きな夢と素敵なひとに向かってまっしぐらの青春時代。――ちびで太っちょの“ビジョ”、ノッポでヤセの“シコメ”の愛称をもつふたりは、カタ~イ友情で結ばれた女子高の名コンビ。ちょっぴりセンチで、好奇心と行動力にあふれるふたりの行くところ、次々に愉快な事件がまきおこる。出っ歯でデングリ目のハイミスの先生に憧れたり、ハンサムな男子高生にのぼせて、恋をとるか友情をとるか悩んだり……誰もが通り過ぎる“青春時代”を楽しく描いた学園ドラマ。 -
夢を実らせる喜びと挫折…一大プロジェクトの記録
そうなのだ。日本という国では、点数だけで将来が決ってしまう。たまたま学校時代できなくったって、もし教え方さえよければ、いい先生に恵まれていたら、勉強とは面白いものだと解るようになっていたら、もっと自分の能力を生かせていたかもしれないのだ。――自分のために学び、自分だけの時間に考える。その学校は出ても何の資格も得られない。しかし、その学校は、大人になる前に、どうしてもくぐらねばならない門でありたい。そう、秀才、優等生とは別のコースのそんな“もうひとつの学校”を作ろう。もちまえの行動力と情熱で森村桂の小さな夢を実らせていくまでの感動のドラマ。 -
お話ししましょう、お菓子とのなれそめ、お菓子への愛
楽しいときも、悲しいときも、焼きつづけたケーキ。ケーキがふくらむように、わたしの夢はふくらんでいった。お菓子こそわたしの人生だ!――少女のやさしい心に泣きながらむさぼり食べたバナナケーキ。パリの街角で見つけたあこがれのキャトルキャー。初恋の彼にささげたロックケーキ。お菓子キチガイと自称する著者が綴ったユーモアとよだれのあふれるお菓子のエピソード。さあ、あなたの味わったケーキはどんな味? -
大学生モリと孤児ゴンのこころがつながる、愛の物語
ピンクと白の星のような貝に似せたビーズを何連にも連ねた首飾り――そう、フロージだったゴンが初月給でプレゼントしてくれた、想い出の品。愛を忘れた孤独な少年たちの施設で出会ったゴンとモリ。青春を賭けてとびこんだ〈モリ〉と孤児たちとのさまざまな出来事を通してさわやかに描く、友情と愛の物語。
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