『徳間文庫、喜安幸夫(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。
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三年前の婚礼の夜、霊に憑かれた上落合村の治郎左を救った菅原幻斎。その折気丈に振る舞っていた妻の伊与が亡くなったという。さらに四十九日が済んで間もないというのに後妻を迎えるらしい。表題作をはじめ、菅原道真の血を引く幻斎の怪異譚。
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菅原道真の末裔、祈祷師の幻斎は、今日も川面を見つめていた。いつもと違い、白い煙に近い翳りが流れたのだ。不審に思いつつ、一日の勤めを終え家に戻ると、奇妙な手紙が届いており…(墓のない女)。傑作怪異譚第二弾。
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天保の世、祈祷を生業とする幻斎は、菅原道真の裔として、数奇な血脈を享け継ぐ。川面に気配を見てとると、今日も依頼が。とある旅篭を訪ねた幻斎。夜半、首に縄かけ縊死そのままの女がぼうと浮かび…。平岩弓枝氏絶賛、傑作怪異譚五篇。
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