『集英社コバルト文庫、毛利志生子(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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19世紀帝政ロシア。父の死をきっかけにある能力に目覚めた少女オリガは、早春の公園で見たくないものを見てしまう。止むをえず少年の失踪事件捜査に関わるのだが、行く先々に現れるいわくつきの副署長ロジオンに、腹が立つやら調子を狂わせられるやら。しかもこの副署長、女性問題で地区警察に左遷されてきたという噂…。秘密を抱えて奔走するオリガに、いたずらな春の風が吹き始める…!
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従姉妹の真弥が蒸発してから1年。飛鳥のもとに1通の手紙が届く。それは真弥とハーディ・モンフォールという男の結婚式への招待状だった。ハーディは飛鳥と真弥が12歳の時、イギリスの古城で出会い、1年前には飛鳥を殺そうとした吸血鬼だった。飛鳥は真弥を取り戻す決心をし、香港に住む吸血鬼退治人・レイ・シェパードを訪ねる。レイは飛鳥が吸血鬼を殺す能力を持つ『フワル』だということに気が付いて!?
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時は平安。嵯峨野の山中に住む「水守」の少女玉穂は、火事で父を亡くしたショックで、十歳のまま成長が止まってしまった。父の跡を継いで聖なる井戸を守り、呪術の依頼を受ける暮らしをしている。あるとき玉穂は、都の陰陽師、賀茂道平の訪問を受けた。懐妊中の中宮、妍子が何者かに呪詛されているのだが、実は道平は呪術が使えないのだという。玉穂はさっそく宮中に入り込むが……。
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高校三年生の暮林小鳥は母親と二人暮らし。だが、母の再婚が決まった直後、母が自宅で凍死してしまう。呆然とする小鳥のもとに、カナダ人の青年カイルが現れた。十八年前に死んだはずの父親が、実は先日まで生きていたというのだ。一カ月前に死んだ父はカナダで恐竜の化石を発掘しており、小鳥に数億の価値の化石を残していったという。戸惑う小鳥だが、その直後何者かに命を狙われて…!?※イラストは収録されていません。
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古代、道教の知識をベースに発展した「呪禁道」。有王は、そのわざを駆使し、呪物を祓う力を持つ「呪禁師」である。あるとき、虫形の特殊な呪物「金蚕蠱」にとり憑かれた女性を救うため、有王は虫を他人に転嫁させる方法をとるが、その際に綾瀬と名のる謎の一族と関わりを持ってしまう。綾瀬の女性・真実夜に依頼され、カナリアと呼ばれる少年、耀を探す有王。が、それがはからずも、一度は切れた有王と金蚕蟲の糸をもう一度紡ぎ直してしまった。呪力対呪力の壮絶な戦いが始まる――!! ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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