『いるかネットブックス、石田空、101円~400円(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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静国の国王の浩然は、暴君として後宮にやって来る妃を次から次へと手にかけていた。
困り果てた後宮の使用人たちは、捕虜の中からひとりでも気に入る娘がいればいいと、祈る気持ちで差し出したのは、あどけない顔の少女、芽衣だった。
戦乱の世の休まるひと冬に、王の雪解けを待つ語り部姫の物語。 -
七日後世界が滅ぶと告げられた中、「私」に代理母を頼んだ依頼者と連絡が付かなくなってしまった。ひと月後に臨月を迎える「私」は、せめて七日間だけでも家族が欲しいと、施設から逃げ出した。
表題作『七日間家族』他、とある理由でどんどんすれ違った婚約者の悲劇『恋は心臓でしている』、高校生がまともに創作活動ができなくなった世界で、こっそりと同人活動に勤しむ青春劇『同人誌禁止法』、家族アンドロイドのモニターを行うことになった『便宜上ペットの取り扱い説明』。 -
バー【BLUE NOTE】には今日も様々な客がやってくる。
酒を飲んで彼女を口説くのもよし、日頃の鬱憤を酒で晴らすもよし。時には昼とは違う姿を見る事だってあるだろう。
バーテンダーはただ、訪れた客にカクテルを差し出すだけだ。
一夜の物語は、夢か現か。 -
うららは姑にいびられ続け、実家へと出戻った。
実家の茶房の手伝いをしている内に、常連客の三浦の事が気になるように。
互いに脛に傷を持っている者同士、上手くいく訳なんてない。そう分かっているはずなのに。
ままならない大人達の、ほろ苦い物語。 -
カフェ・シャルマントは年末年始を通り過ぎても、忙しい事には変わりはない。
世間は冬休み。冬休みライブが開催された日にだって、それどころじゃない人達はいる訳で。
今は美味しいものを食べて、ちょっとだけ弱音を吐いて、またもうひと踏ん張りすればいい。 -
ある国では、超高齢化社会になり、様々な問題が生じていた。
そこで、国は全国民にポイント制度を導入する。
ポイントがゼロになった瞬間、国民は「ナラク」に落とされる事になり、全財産を国に没収される事となった。
国の少年ナギは、ある日ひょんな事からナラクへうっかり落ちてしまう。
ナラクの底で出会ったのは、生まれてこの方ナラクから出た事がないと言うナミと言う少年だった。
ナミの案内で、ナギは地上へと戻るために冒険をする事となった。
ここは天国? それとも地獄?
大冒険の、はじまりはじまり。 -
のばらは彼氏の拓人と喧嘩をした帰りに、突然倒れてしまう。
目が覚めたら、彼女が倒れてから十年も経っていて。
人生を生き直そうと思った矢先に、転校した学校で、拓人は担任として現れる……。
あたしにとって、ついこの間まで彼氏だったの。でも今は担任で、既に新しい彼女だっていて。
でも、どうやって諦めればいいの? -
「ゲームをしましょう、アリスを探すの……見つけられなかったらそうねえ、全員死ぬ事になるかもしれないわね」
いつも楽しくゲームをしながらお茶を楽しんでいるお茶会同好会に、季節外れの新入部員がやってきた。
彼女が持ち掛けてきたのは、命をチップにアリスを探すと言うゲームだった。
ゲームを通じて次々と暴かれていく女の子達の本音。
それを嘲っている二人の『アリス』。
ゲームが終わった時、最後にお茶を飲んでいるのは誰……? -
六月の大安吉日。ジューンブライド。ある式場では、一組のカップルを祝うために、あちこちで大騒ぎ。新郎の元カノが現れたり、式場を間違えたり、小さな恋が繰り広げられたり。打算だってある、素直に祝福できない事だってある。でも、六月は皆に等しく訪れる。甘くて苦い、このよき一日。
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新学期、友達と離れ離れになってしまった美津子は、たまたま同じクラスになった佐知子と図書館での勉強会を通じて友達になる。しかし佐知子は変な噂が付きまとっていた。それを知った美津子は佐知子と距離を置こうとするが。友達を信じられますか?それとも、信じるのをやめますか?
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「小説家って因果な仕事なのよ。全ての不幸も全ての不運も、みぃーんな「ああ、使えるな」って考えてしまうと言う」サイン会に行くほど好きな小説家と偶然本屋で出会い、そのまま家に遊びに行かせてもらったと思うのに、目が覚めたら檻の中にいた──。いろんな表情を見せて、絶望する顔を見せて、ぜぇーんぶ、「かいてあげる」。
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カフェ・シャルマントには、今日もいろんな客がやってくる。食い道楽なカップルに、秘密を抱えた初心な二人、悩めるサラリーマンに、失恋したてで荒れる女子大生。物語を彩るのは、美味しいコーヒーとスイーツ。コーヒーの薫り漂うこのカフェで、様々な物語を召し上がれ。
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地下鉄の都市伝説。
人身事故が多発している中、ネットで噂が流れるようになった。
「はねられた人間の中にはそのまま異界に飲み込まれて戻れなくなっている人もいるらしい」
主人公の親友もまた、地下鉄の人身事故で目の前で死に、傷心の中、誰かに突き飛ばされる。
地下鉄のライトが自分を照らす中、白い腕だけがひらひらと笑うように振られていた。
気付いたら知らない場所に七人の人間。
理不尽なゲームを課せられ、異界を探索しながら、放浪者は戦う事となった。
目指すは──日常回帰。 -
「私」がたまたま出かけた喫茶店で出会った男性から聞いたのは、どこかであったかもしれない物語であった。それは現代かもしれない、少し昔かもしれない、もしかしたら少し未来の話なのかもしれない。コーヒーを飲み終えた頃には読み終わってしまう物語。一枚の甘いクッキーをかじりながら、カップを片手にどうぞ。
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いい夫婦の日に向けた、いろんな夫婦の形。恋だけではない。惚れた腫れたはとうの昔に過ぎ去っている。時には趣味や仕事で振り回されたり、振り回したりもする。夫婦だからと言って、同じ価値観で生きてきた訳じゃない。色んな形で人生のパートナーとのこれからを楽しめばいい。
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主人公の仲真千春はマイノリティー。女子のべたついた付き合いが苦手で、SNSもやっていないために自然と一人でいる事が多い。
そんな中、いきなり学校がテロリストに占拠されてしまった。彼らから課せられたのは、多数決。マイノリティーは必要ないから殺すと言うおかしな事を言われ、見せしめに理不尽にもクラスの半分が殺されてしまう。
強制的な仕分けの中で、千春はこの多数決の本当の意味に薄々気付き始めて…… -
SNSのメッセージ機能でやってきたチープな文面。「これは呪いのメッセージです。三日以内にこれを三人に送らなければあなたに不幸は訪れます」最初はただのいたずらメールだと思っていたのに、それは徐々に少女達を飲み込んでいく──人を呪わば穴二つ。それでも助かるんだったら──
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奇跡を信じても信じてなくっても。運が悪くってどうしようもなくっても。仕事に追われて疲れていても、受験勉強に追われても、皆に等しくクリスマスはやってくる──。クリスマスをテーマにした、四つの物語。年に一度の日だもの。クリスマスに奇跡を信じてもいいじゃない。
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映画同好会の撮影合宿。山の中の洒落たコテージを貸切だ。
最高のシチュエーションで最高の映画を撮ろうと張り切っている中、突然メンバーの一人が死んだ。
どう考えても犯人は俺だけど、俺は誰も殺しちゃいない!
外は嵐、落雷でケーブルを切られて助けも求められない。更に自称探偵まで現れて── -
みやまのツイッターでふいに再会したのは、中学時代好きだった雪下だった。ひょんな事からデートをする事になったが、次にツイッターで連絡を取ったら──?少し不思議な物語。
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