『宮城賢秀(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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細谷俊藏は大津代官所江戸屋敷を襲撃した。激怒した家斉は、密偵・北条左近に斬殺指令を下す。が、忍者集団が……。
偽無尽講を企む俊藤こと細谷俊蔵が、金で無頼を雇い大津代官所江戸屋敷を襲撃した。これに激怒した将軍家斉(いえなり)は、密偵・北条左近に斬殺指令を下す。商人の母娘を攫い、江戸を逃れた俊藤を追う左近主従は、彦根城下でついに彼を捕縛した。が、危険を察知した黒幕が忍者集団を放ち、俊藤の口を封じ、さらに左近主従を襲わせた……。好評“裏お庭番”シリーズ第三弾! -
幕府の禁を犯す裏商人(うらあきんど)に、隠密目付の“必殺居合”が鞘走(さやばし)る!
安政二年、隠匿金(いんとくきん)を巡って浪人同士が斬り合いになった。そこへ幕臣・平岡円四郎の依頼を受け、東郷征次郎が乗り込む。彼は耳目(じもく)の千安(せんやす)と女忍の照(てる)を使い、金を持ち逃げした男たちを追う。奴らは金で俵物と銀を買うため裏商人(うらあきんど)に接触を計った。どちらも幕府の許可無くして扱えぬ禁制品。追いつめる征次郎の前に、裏商人の元締が……。 -
幕閣の機密を探る商人を追って、お庭番・北条左近、長崎へ……。
江戸の吉原で女衒が無頼に刺殺された。捕縛した無頼の自白から、依頼人として海藻問屋の番頭・市松が浮かぶ。その市松は間諜(スパイ)を仕立て、幕閣の機密を探っており、背後に島原藩の影が!? お庭番・北条左近は、実兄・水野出羽守忠成の指示で市松の行方を追う。やがて左近は、将軍・家斉から密命を受け、長崎へと旅立つが……。ますます快調の“裏お庭番探索控”第四弾! -
隠密目付・東郷征次郎の豪剣が、裂帛(れっぱく)の気合で私腹を肥やす悪党(わる)を斬る!
東郷征次郎(とうごうせいじろう)は、一橋慶喜の密命を受け、浦賀・下田へ隠密見廻りに旅立った。供は耳目(じもく)の千安(せんやす)と女忍の照(てる)。途中、征次郎一行は盗賊集団捕縛(ほばく)に協力するが、数名を取り逃がす。浦賀に着いた征次郎たちは、そこで密貿易の利権がらみで暗闘する悪徳商人に立ち向かう。やがて密貿易品が鉄砲とわかり、買い主に意外な藩の人物が浮かぶ。好評の一橋慶喜隠密帳第2弾。 -
賞金稼ぎ・草鹿才蔵の標的が、首なし死体で発見された!
賞金稼ぎの草鹿才蔵が追う、盗賊・風祭小五郎が首なし死体で発見された。検死に向かった才蔵たちは、そこで盗賊・足柄の大猿一味に襲われた人々を救う。その後、才蔵は大猿が放った刺客を次々と斃し、悪徳商人と結託した大猿を追いつめる。やがて、才蔵の許にある生首を奪還すべく、風祭一党が襲いかかってきた。――快調なテンポの『賞金首』第3弾! -
一橋領分の三箇村で押し込み強盗。隠密目付・東郷征次郎、情け無用の惨殺剣!
一橋領分の三箇村(さんかそん)で、豪農の屋敷が押し込み襲撃をうけた。主従を惨殺し金品を強奪した盗賊たちは、京師(けいし)へ逃走。隠密目付・東郷征次郎は、耳目(じもく)の千安(せんやす)と女忍の照(てる)を連れ盗賊を追う。途中、捕縛(ほばく)した賊の言質(げんち)から、彼らが密売買人と接触して阿蘭陀薬を買う企みを知る。追いつめる征次郎たちに、密売組織の元締は刺客(せっかく)を雇い襲わせるが……。 -
13人の賞金首を追って、草鹿才蔵、中山道を突っ奔(ぱし)る!
慶安五年五月。賞金稼ぎ・草鹿才蔵は、相棒の灌太(かんた)をつれ信州へ向かった。獲物は13人で、賞金は千両。中山道・上尾で盗賊一味に追いついた才蔵は、一瞬にして12人を屠(ほふ)った。その後、才蔵たちは、最後の標的を追い、信濃路へ奔る。途中、金で傭われた刺客(せっかく)や猟師、更には武田忍びの末裔までもが才蔵たちに襲い掛かるが……。 -
策士・家康――。天下分け目の決戦は、最後の一手で決まった!
徳川家康が会津征伐で大坂を留守にするや、石田三成は即座に挙兵した。家康は討伐のため、急遽(きゅうきょ)西進する。日本六十余州の諸侯が東軍西軍に別れて、自身と家を賭けた天下分け目の一大決戦。家康の裏切り工作と、暗躍する忍びの群れ。やがて、小早川秀秋らの裏切りで戦況は一変、西軍は総崩れとなった。薩摩の島津義弘隊は、玉砕覚悟の敵前突破を敢行するが……。 -
将軍家斉の密令で裏探索を続ける左近を狙う妖しげな忍びの群れ。背後には将軍暗殺を企む黒幕の姿が…
文化元年。江戸は本所林町で押し込み事件が発生。店の主従全員が拉致される途中、番頭一人が殺害された。お庭番・北条左近は、南町奉行所同心から事件を聞き、協力を約す。将軍家斉の密令で裏探索を続けながら解明に乗りだす左近。その彼を狙う妖しげな忍びの群れ。やがて彼らの背後に、将軍暗殺を企む黒幕の姿が浮かんできた。 -
与力と同心を斬殺した一味が、押し込み強盗。一家を鏖殺(みなごろし)にして逃走した!
兇賊・潮来(いたこ)の紋慥(もんぞう)一味と常州浪人が結託して、火盗改与力(かとうあらためよりき)と同心を斬殺した。その後、紋慥たちは魚商に押し込み、一家鏖殺(いっかみなごろし)の上、金品を強奪して逃走。隠密目付・東郷征次郎は、耳目の千安と女忍の照を連れ、盗賊の行方を追った。塒(ねぐら)を急襲し、紋慥を捕縛した征次郎に、常州浪人が果たし状を突きつけてきた。征次郎と照の必殺剣が舞う! -
押し込み、輪姦(まわし)、鏖殺(みなごろし)……。悪漢(わる)を倒す必殺の示現流!
嘉永七年。一橋慶喜の命(めい)を受け、隠密目付となった東郷征次郎。彼は耳目(じもく)の千安(せんやす)をつれ、一橋領内の一軒家で、不法な占拠を行う盗賊始末に乗り出した。押し込み、輪姦と暴虐の限りを尽くす悪漢を倒す必殺の示現流。やがて追いつめられた彼らは、浪人や刺客集団を金で傭い、征次郎暗殺を試みるが……。『裏お庭番』『賞金首』の著者が描く、新シリーズ。 -
草鹿才蔵は相棒の灌太と、十一番目の賞金首を追う。標的は浪人・権藤転。彼は双子の弟と、兄弟で強盗を重ねていた。
賞金稼ぎを生業とする浪人・草鹿才蔵は、相棒の灌太とともに十一番目の賞金首を追った。標的は元・岩槻藩士の権藤転。転には双子の弟がおり、兄弟で転と名乗り、押し込み強盗を重ねていた。やがて才蔵は弟を捕縛、それを知った転は金で雇った刺客を差し向けるが……。才蔵は、必殺の居合斬りで刺客を斃し、転に迫る。『賞金首』第二弾! -
二つの事件を結ぶ背後に美濃国大垣藩の内紛と密貿易の疑惑が浮かんできた。
享和三年。年の瀬に江戸で二つの事件が発生した。海産物問屋への押し込み強盗殺人、そして西本願寺門徒の殺害。西本願寺・本如は公卿。時の将軍・家斉は、お庭番・北条左近に裏探索を命じた。左近は、沼津藩主で寺社奉行の実兄と連係し、下手人を追う。やがて二つの事件を結ぶ背後に美濃国大垣藩の内紛と密貿易の疑惑が浮かんできた。 -
江戸中で叛乱を企む盗賊どもは、儂(わし)が斬る! 賞金稼ぎ・草鹿才蔵の活躍。
近江国(おうみのくに)の蚊帳(かや)問屋に十人の賊が押し込み、主従を鏖殺(おうさつ)、二千両を盗んで逃走した。依頼を受けた賞金稼ぎの草鹿才蔵(くさかさいぞう)は、相棒の灌太(かんた)を伴い標的を追う。分散して逃亡を図る盗賊の盗み金を狙う山伏集団。才蔵は、必殺の居合切りで標的と邪魔者を斃(たお)していく。やがて彼は、盗賊の一部が、江戸市中で叛乱を企んでいることを察知するが……。『賞金首』第5弾。 -
無頼、剣客、忍びの者。背後に密貿易を企(たくら)む悪徳商人の影が……。刺客(せっかく)群が左近を狙う!
文化元年の江戸で、船荷を狙った襲撃事件が頻発(ひんぱつ)。盗賊たちが強奪した獲物を買い上げ、外国との密貿易を企む悪徳商人が暗躍した。お庭番・北条左近は、将軍家斉(いえなり)の密命を受け、ロシア船が入津(にゅうしん)する長崎へ。さらに京、江戸と政商を追いつめていく。窮地に立った彼らは、金で刺客を傭(やと)い、左近主従を襲うが……。大好評の裏お庭番シリーズ第五弾! -
神田で材木商を営み、裏で御家人相手に高利貸しを行なっていた商人が襲われ、将軍から賜る大判と二十七枚の証文が盗まれた。流通するはずのない大判は、上様と旗本が絡む難事件となるが、徳川家斉の実弟で隠密の松平才次郎が、その裏にいる悪党を抉りだす!
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浅草の質屋を賊が襲い、主従十七人鏖殺のうえ二千両を奪う。同時刻、田町でも高利貸しが…。火盗改の長谷川平蔵は、京師へ逃走した下手人を追い、捕えた者の自白から賊の首魁を追い詰めるが、悪党らは奪った金で刺客を雇い、次々と平蔵たちに刃を向けてきた!
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有栖川宮家に縁のある屋敷から由緒ある三幅の掛軸が盗まれた。その探索を将軍・家斉より直に命を受けた柳生久通は、配下の斎藤斤史郎を使う。掛軸の元持ち主は家康の曾孫・松平光長であり、有栖川家との繋がりに疑問を持った斤史郎は、京都に向かったのだが…
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文政三年。江戸深川で大名旗本相手の金貸しが何者かに殺され、三千両が奪われた。さらに時を同じくして浅草の質屋から贋金が見つかった。十一代将軍・徳川家斉は、実弟で隠密である松平才次郎に盗賊の殲滅と贋金造り集団の探索と一掃を極秘で命じた!
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江戸町奉行の座を狙う鳥居耀蔵だが、政敵・矢部駿河守に先を越される。老中の水野越前守ら幕閣内での覇権争いを見据えつつ、矢部失脚の策を用意周到に巡らす鳥居だが、身の回りの異変に気づいた矢部は浪人を傭い、鳥居とその家来に執拗な攻略を仕掛けてきた…。
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薬研堀の紅問屋に賊が押し込み、男十二人を殺害し八百両を奪い、十一人の女を攫った。賊一味が、その女たちを海商へ売り飛ばしたのを知った火盗改の長谷川平蔵らは、次々と悪党どもを捕縛。その途中、偽極印を使った企みを知り賊一味の血祭りを画策するが…。
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何者かに殺された父の跡を継ぎ、南町奉行所同心の手下となった小網町の若き岡っ引き・平八は、師とも義父とも慕い、近所からは深川の殿さまと呼ばれる武士・岡崎三郎の知恵と、手下たちの支えで下手人を追い詰める…。著者新境地のシリーズ第1弾。
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江戸で二軒の質屋が同時に襲われ主従皆殺しの上、金銀四千両が奪われた。小網町の若親分・平八は、消えた質屋の小女の帳面から賊の手がかりを掴む。実は、この強盗団と繋がりのある男が、一年ほど前に平八の父を斬殺した下手人であったのだが…。
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幕府道中奉行・柳生久通の手下が、惨殺される。これは伊賀忍者十六衆による仕業で〝柳生狩り〟と称する報復の始まりだった。裏探索方が乗り出し、その凶行の裏に“お家”乗っ取りの策謀が張り巡らされていることを探り当て、黒幕の商人を炙り出したのだが…
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向島の旅館で横死した男は、死の直前“台湾軍の金塊”と呼ばれる純金を闇ブローカーに持ち込んでいた。一方、元陸軍大佐・辻政信の捜索依頼を受けた探偵業の永井は、辻と金塊の意外な繋がりを知る。闇に潜む巨万の富に私欲、利権そして権力が絡み合う!
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京の幕臣の本邸に賊が押し込み、一家皆殺しのうえ金銀を奪った。その中の一人である章は、小網町の若親分・平八の師である岡崎三郎の娘であった。岡崎とともに京へ上った平八は凶賊たちの全貌を暴くべく、事件の探索を進めていくと、そこには意外な人物が!?
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火盗改め役の三人が暗殺された。小網町の岡っ引き・平八親分は、その切り口が最近起きた質屋強盗の主従を斬り殺したものと酷似している事に気づく。盗っ人の影を嗅ぎ当て、ついに平八は賊一味を捕縛するが、その顛末の裏には思わぬ旗本家中の内紛が…。
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幕府無届けの偽極印船の出所を追う火盗改の長谷川平蔵は、盗賊一味が操る五大力船を襲い船を没収した。次々と一味を屠っていく平蔵たちは、難を逃れた盗賊の残党が海商「鳥島屋」と繋がり、江戸へ上る琉球使者に仕掛ける罠を察知したが…。シリーズ完結篇!
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俵物問屋の一家十五人が惨殺された。下手人を探索する惣五郎は、この問屋が抜け荷を扱っていたことを知る。背後に大藩の闇の力があることに気づいた惣五郎の主、本丸目付の鳥居は長崎での隠密裏探索を命じた。それは事件の真相を暴露する画策でもあった!
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江戸と大坂で盗賊が主従を皆殺しにする事件が起きた。将軍の弟で隠密でもある松平才次郎は、密命を受け西国へと向かう。二件の殺しは奇妙な一致を見せ、才次郎は江戸と大坂で共通する調役の男を突き止める。掛け離れた場所で起きた凶行に隠された真相とは!?
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向島で莫大な銀の在処を巡って浪人が斬殺される。同じ頃、将軍・徳川家斉の元へ伊勢の海底で発見された銀貨が持ち込まれた。財政難救済のため、家斉は実弟で隠密の松平才次郎に財宝探索の密命を下す。だが、そこには欲に目が眩んだ博徒や剣客が蠢いていた!
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日光例幣使街道宿で惨殺事件が起きた。神君家康公と朝廷に関わる街道ゆえ、十一代将軍・徳川家斉は、実弟で隠密の松平才次郎に探索を命じる。才次郎は、旅籠から消えた男の身辺から賊一味をつきとめるが、その背後には女院の遺宝を巡る策謀が渦巻いていた!
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