『徳間文庫、辻堂魁、配信予定を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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斎(いつき)乱之介は料理茶屋の板前に身をやつしながら、養父を刑死へと追いやった目付の鳥居耀蔵への復讐を胸に秘めていた。
料理茶屋自体が天保世直党の隠れ蓑でもあった。隠密廻り方同心が読売屋を使嗾して執拗に乱之介の出自を探っていた。
その秘密が、陸奥笠原家のお家騒動に絡む意外な事実とともに明らかになったとき、新たな敵が牙を剥いて乱之介たちに襲いかかった。
長篇時代剣戟。 -
斎(いつき)乱之介は、無実の罪を着せて養父を刑死に追いやった鳥居耀蔵に復讐を誓い、孤児時代の仲間と天保世直党を名乗る。
旅芸人に身をやつした道中、渡良瀬川の出入りで瀕死の傷を負った渡世人から末期の託(ことづけ)を頼まれた。江戸で医者をしている弟に、国許の父に会いに帰るよう伝えてくれという。乱之介は危険を顧みず、目付の甘粕孝康ら追捕の目が光る江戸に戻る決意をするが……。
長篇時代剣戟、シリーズ第二弾。 -
揉め事の内済を生業とする九十九九十郎(つくもくじゅうろう)を地酒問屋《三雲屋》の女将が訪ね、七雁新三(ななかりしんざ)という博徒の素性を調べてほしいと大金を預ける。新三は岩槻城下の貸元に草鞋(わらじ)を脱いでいるらしい。三雲屋も女将も岩槻の出身だった。九十郎は貸元を訪ねる。二十一年前、藩勘定方が酒造の運上冥加を巡る不正を疑われ、藩を追われた。三雲屋が藩御用達になったのはそれからという……長篇時代剣戟、シリーズ第四弾。
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女渡世人おまさは宿場の旅籠(はたご)で親子三人連れと同宿し、娘のお玉に懐かれる。その夜、何者かが来襲しお玉の両親が殺害された。危うく難を逃れたお玉は不相応な小判を所持していた。宿帳に記された江戸の住処までお玉を送り届けることになったおまさ。追手が再びお玉を襲うが、偶然、九十九九十郎(つくもくじゅうろう)が窮地を救う。九十郎も内済ごとの絡みからおまさを捜していたのだ……長篇時代剣戟。
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