『徳間文庫、黒崎視音(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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北朝鮮からのミサイル試射が日常茶飯事になった昨今、誰しもの胸をよぎるのは「もしあの国と戦う事になったら…」という事であろう。
本作は、2005年に気鋭の作家であった黒崎視音がそのifを圧倒的な知識と筆力で描いた長篇傑作である。
20年近く前に描かれたというのに、この臨場感はなんだろう!
新潟市内に三十数名の北朝鮮精鋭特殊部隊が潜入! 拉致情報機関員の奪還を端緒として“戦争”が偶発したのだ。
初めての実戦を経験する陸上自衛隊の激闘。
防衛庁対遊撃検討専任班の桂川は対策に追われるが、彼の狙いは他にもあった。それは…。
息をもつかせぬ急転また急転。そして、衝撃の結末! -
社会に対する鬱屈を抱えた者たちを巧みに煽り、テロ犯罪へと向かわせる闇サイトの謎の住人〈蒼白の仮面〉。名門女子高人質立て籠り、石油タンクローリー強奪首都高暴走、元傭兵池袋乱射、都内各所連続爆破……と、事件は連発。対テロ要員として選抜された警視庁特殊部隊――土岐悟隊長以下、即応性と機動力を持つ精鋭8名。緻密な作戦と大胆な直感で、犯人を殺さず逮捕することを目指す。
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相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する! 警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。厚いベールに包まれた特殊部隊を描く傑作アクション。
警視庁対テロ部隊SATの土岐悟警視は、キャリアでありながらあえて最前線で命を賭けて戦う特殊部隊の小隊長。人並みはずれたストイックさで常に正しい職務のあり方に心を砕く28歳。部下は一癖も二癖もある百戦錬磨の隊士たち。彼らと共に、ドイツのGSG-9中佐に実践さながらの過酷な訓練を課され日々鍛錬の毎日だが、ある日、銀行の立て篭もり事件に出動を要請される。刑事部の特殊部隊SITとの確執、その有用性が警察組織内でも疑問視される中、彼らの真の実力が試される時が来た……。
リアルなアクションシーンとタクティクスを存分にお楽しみあれ! -
斬りおとされた首は膝の上に乗せられていた。警察手帳を咥えさせられて―。
都内高級住宅地の公園で発見された警察官の惨殺死体。
捜査主任は捜査一課第二特殊犯捜査第五係の柳原明日香。公安時代は女狐と恐れられた警部だ。
犠牲者が身内ということもあり、上層部からのプレッシャーは凄まじい。
手詰まりとなった明日香は多摩中央署に左遷された心理捜査官吉村爽子の特別招集を決断する。
正確かつ大胆なプロファイリングで事件の真相に迫る明日香と爽子。 -
警視庁心理捜査官吉村爽子の最大の理解者柳原明日香。公安部第一課で“公一の女狐”の異名で恐れられていた頃のえぐい活躍を描く。
視察、秘撮、秘聴…とりわけ追尾能力に異能を発揮する公安部第一課の柳原明日香は呆然としていた…。居並ぶ幹部の目の前で聴かされたのは、自身のあられもない喘ぎ声。
ハニートラップ!? 一体誰が何のために…?
心理捜査官シリーズのヒロイン・吉村爽子のよき先輩である柳原明日香。公安捜査官時代、彼女が担当した戦慄のテロ事件は思わぬ方向に展開。
それは公安のみならず警察組織全体の腐敗の構図とあいまって、彼女自身の身にも恐ろしい危機が迫るものだった。
蜥蜴の尻尾切りよろしく全ての責任を押し付けられて公安を追われることになった彼女は、身内に向かって牙を剥く。
公安を追われる日までのカウントダウンとともに明日香の「組織」への「復讐」が始まる。 -
花の警視庁から多摩中央署に左遷。けれど、心理捜査官は地道な捜査活動でも凄いんです! アクの強い所轄刑事も目を剥く活躍。
警視庁初の心理捜査官として任命された吉村爽子。連続猟奇殺人事件を見事解決へと導いたが、職務の性質と爽子自身の性格のためか周囲との軋轢も深く、理不尽に責任を取らされて、所轄(多摩中央署)へと配置転換になった。
左遷同様の異動である。爽子本領発揮の劇場型事件など起こるはずもなく、本庁以上にアクの強い叩き上げの刑事たちとの地道な捜査活動。
それはそれで平穏な日々を送れるかに見えたが…。
過去に因縁のある上司、うるさ型の守旧派刑事、つかみどころのない同僚、爽子に憧れる新人女性刑事らと「日常的な事件」に関わりながら、心理捜査官として手腕を発揮。
平凡に見える事件の思いもよらない深層を見抜く爽子の捜査眼にさすがの猛者たちも…。
そうこうするうち、爽子にもある変化が…。
人間不信、自らの出自に対する不安、捜査官としての自信喪失…あらゆる負を背負い込んで傷ついていた爽子は人間らしさと自信を取り戻してゆく。 -
警察組織_この男社会の牙城で、女であるがゆえに事件以外のものとも闘いながら大活躍する吉村爽子と柳原明日香。胸のすく捜査!
男社会の牙城ともいえる警察組織。何かというと、女はすっこんでろ! とドスを利かせた台詞が飛び交ったりするものだが、どっこい、この二人にはそんなものは蛙の面にションベン、右から左への吹き流し。下手すりゃ、言ったほうが大ヤケドを食らってしまう。
警視庁心理捜査官シリーズの名コンビ、柳原明日香と吉村爽子。部内の権力闘争の結果、公安部から捜査一課に異動した明日香(『公安捜査官 柳原明日香』)。
ある事件での規律違反を問われ警視庁捜査一課から所轄の多摩中央署に都落ちした爽子(『警視庁心理捜査官』『Keep Out』)。
二人あるところに難事件あり。硬直した頭脳の持ち主の男刑事たちを尻目に、しなやかにしたたかに事件を解決に導く。
ネオ警察小説の旗手が送る全三篇の事件簿。こんなに正々堂々と本筋で女が大活躍する警察小説、ほかに見たことがない! -
現場主義vs.プロファイリング
姿のつかめない猟奇殺人犯に苛立つ捜査本部。
冷たい視線が心理捜査官爽子に注がれて…
女を辱めながら嬲り殺すことに快感を覚える犯人の暴走は止まらない。
一方、心理捜査官・爽子は、捜査本部の中で孤立を深めていた。
存在自体を異端視される中、彼女は徐々に猟奇殺人の核心に迫る。
息をもつかせぬ展開、そして迎える驚愕の結末!
いまでも夢に出てくる、あの男の目。泣けば殺される、自分では何もできない恐怖、惨めな悲しみに突き落とされたあの時の。
だから、この犯人だけは許さない!
女という性を愚弄し続ける性犯罪者を……。
忌まわしい記憶の葛藤を抱えながら快楽殺人犯を追う吉村爽子。
女であるがゆえに、心理捜査官であるがゆえに捜査陣の中で白眼視されながら、遂に犯人に辿り着く。
圧巻のクライマックス。 -
快楽殺人犯vs.心理捜査官
闇の深淵の向こうとこちらからガチで見つめ合う者同士の攻防。このホトケはまるで陳列されているようだ…
抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。
臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子はプロファイリングを進める__。
警視庁に誕生した初めての女性心理捜査官である吉村爽子。
自身も心に闇を抱えながら、さらに奥深い闇に沈んでしまった猟奇殺人犯の心の深淵を覗く。
犯人の了見になろうと、時に傍目には奇矯に映る行動をとりながら、真相に迫ろうとする。
女性であるがゆえに組織の中の軋轢にさらされる爽子を、その能力ゆえに高く評価する上司・柳沢明日香ら、
理解を示してくれる同僚らの協力のもと狂気の犯人を追い詰めて行く。
しかし、そんな爽子に思いもかけぬ危難が迫る! -
警視庁初の心理捜査官吉村と公安の女狐・柳原が還ってきた!
挑むは女子大生誘拐猟奇殺人と中国スパイ拉致疑惑。
どちらも難事件!
東京町田市で女子大生の仲良し二人組が拉致誘拐され、
一人が殺されバラバラにされたうえでマンションのバスタブに浮かべられた。
そしてもう一人は、目隠し猿轡をされたまま現場に生きて残されていた。
どうやら友人が殺される過程をすべて耳にしていたらしい。
物的証拠も少なく、変質者に絞った捜査が敢行されたのだったが…。
捜査を仕切る柳原は管轄違いの多摩中央署から心理捜査官吉村爽子を特別招集する。
早速爽子はある違和感を抱き…。
痴漢の冤罪疑惑をかけられた中国人男性を救ってほしい…
持ち掛けてきた若手の弁護士は、爽子と因縁深いかつての事件関係者だった。
彼女に借り意識のある爽子は警察法に触れぬギリギリの線で協力する。
浮かび上がったのは中国諜報員の暗躍だった。
公安の影もちらつく中、爽子の恋人藤村も協力を申し出る。
その途端、二人はうかつにもおびき出された現場から謎の集団に拉致される! -
新潟市内に三十数名の北朝鮮精鋭特殊部隊が潜入!
拉致情報機関員の奪還を端緒として“戦争”が偶発したのだ。
初めての実戦を経験する陸上自衛隊の激闘―。
防衛庁対遊撃検討専任班の桂川は対策に追われるが、彼の狙いは他にもあった。それは…。
息をもつかせぬ急転また急転。
そして、衝撃の結末!
いま一番の注目株・黒崎視音のリアル交戦シミュレーション! -
あの土方歳三も一目置いた美人剣士、中沢琴!
「おまわりさん」の語源は、新徴組にあり。
浪士組募集の檄文に応じ、法神流をひっさげて臨んだ伝通院での立ち合い。
女と侮る男どもを徹底的に叩きのめして名をあげた琴。
清河八郎らが立ち上げた新徴組に加わり、幕末の動乱期、幕府方の有力武闘集団として京、江戸、奥州で激闘を繰り広げる。
お国のためにという少女の純粋な思いは、やがて時代の激流に飲み込まれ、正義の在り方を問う苦いものに変わってゆく。
いつの間にか自分たちが朝敵となって追いつめられる理不尽さとも闘いながら、目の前の敵を斬り伏せていく琴。
その姿は健気で美しい。
赤城山の麓、利根郡穴原村に生まれ育った中沢琴。
法神流を受け継ぐ家に生れ自身も研鑽に励み、身に着けた剣術は豪放にして苛烈。男でも敵うものは少ない。
腕を買われ異例の抜擢をされた琴だったが、立ち上がったばかりの新徴組での勢力争いなどに翻弄される。
そんな彼女は、ひそかに慕う土方歳三とともにあることを喜びとしながら、組士としての任務に精を出す。
しかし、新徴組の存在自体が時代の鬼っ子となりつつあるとき、
土方は京に新選組として残ることになり、琴の淡い恋は消える。
江戸に戻って市中見廻りに精勤する琴たちは、いつしか江戸の庶民たちに「おまわりさん」と呼ばれ頼りにされるようになる。
そんな琴らを悩ませていたのが、薩摩藩士たちによる狼藉だった。
彼らは江戸を騒乱状態にするために罪もない民衆から略奪し殺戮を繰り返す。
ある日、琴が親しくしていた町家に押し込みが入り家族が惨殺された。
その首謀者は討幕の大義とは縁の薄いただの異常殺人鬼・弓張重兵衛と判明。
新徴組による三田薩摩屋敷襲撃の際に弓張を取り逃がした琴は、どこまでも追い詰めることを誓う。
しかし、錦の御旗を掲げる薩長討幕軍の勢いは物凄く、新徴組も江戸から奥州へと落ちてゆく。
庄内藩として戊辰戦争を戦うことになった新徴組は各地で無敵を誇るが、いかんせん多勢に無勢。
しかもいまや朝敵。明日をも見えぬ戦いの中、琴は宿敵弓張とついに剣を交えることになる。
果たして復讐は成就するのか!? -
あの土方歳三も一目置いた美人剣士、中沢琴!
「おまわりさん」の語源は、新徴組にあり。
浪士組募集の檄文に応じ、法神流をひっさげて臨んだ伝通院での立ち合い。
女と侮る男どもを徹底的に叩きのめして名をあげた琴。
清河八郎らが立ち上げた新徴組に加わり、幕末の動乱期、幕府方の有力武闘集団として京、江戸、奥州で激闘を繰り広げる。
お国のためにという少女の純粋な思いは、やがて時代の激流に飲み込まれ、正義の在り方を問う苦いものに変わってゆく。
いつの間にか自分たちが朝敵となって追いつめられる理不尽さとも闘いながら、目の前の敵を斬り伏せていく琴。
その姿は健気で美しい。
赤城山の麓、利根郡穴原村に生まれ育った中沢琴。
法神流を受け継ぐ家に生れ自身も研鑽に励み、身に着けた剣術は豪放にして苛烈。男でも敵うものは少ない。
腕を買われ異例の抜擢をされた琴だったが、立ち上がったばかりの新徴組での勢力争いなどに翻弄される。
そんな彼女は、ひそかに慕う土方歳三とともにあることを喜びとしながら、組士としての任務に精を出す。
しかし、新徴組の存在自体が時代の鬼っ子となりつつあるとき、
土方は京に新選組として残ることになり、琴の淡い恋は消える。
江戸に戻って市中見廻りに精勤する琴たちは、いつしか江戸の庶民たちに「おまわりさん」と呼ばれ頼りにされるようになる。
そんな琴らを悩ませていたのが、薩摩藩士たちによる狼藉だった。
彼らは江戸を騒乱状態にするために罪もない民衆から略奪し殺戮を繰り返す。
ある日、琴が親しくしていた町家に押し込みが入り家族が惨殺された。
その首謀者は討幕の大義とは縁の薄いただの異常殺人鬼・弓張重兵衛と判明。
新徴組による三田薩摩屋敷襲撃の際に弓張を取り逃がした琴は、どこまでも追い詰めることを誓う。
しかし、錦の御旗を掲げる薩長討幕軍の勢いは物凄く、新徴組も江戸から奥州へと落ちてゆく。
庄内藩として戊辰戦争を戦うことになった新徴組は各地で無敵を誇るが、いかんせん多勢に無勢。
しかもいまや朝敵。明日をも見えぬ戦いの中、琴は宿敵弓張とついに剣を交えることになる。
果たして復讐は成就するのか!? -
公安で培った術(すべ)を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派・明日香。わけあって所轄署に飛ばされてもなお、冷静な分析で事件解決の糸口を見つける地味系心理捜査官・爽子(さわこ)。男社会の警察で、眼の前の事件以外のものとも闘いながら、女だてらにと眉をひそめる男どもを尻目に、女だからこその度胸で難事件に立ち向かう──。本書のための書下し新作ほか極上の全三篇!
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スピーディな展開、痛快なアクション。警視庁第六機動隊(SAT)の土岐悟隊長以下、精鋭たちの活躍を描いた『六機の特殊』の第二弾! 都内名門私立女子高で人質籠城事件が発生。女性狙撃手・村上真兪の活躍もあり無事に制圧するが、確保された犯人の口から漏れたのは「蒼白の仮面…」という謎の一言だった。やがてネット上にテロを教唆するサイトがあり、その管理人が「蒼白の仮面」であることが判明。関連すると思われる事件が頻発する――。
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「相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する!」警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。厚いベールに包まれた特殊部隊(SAT)を描く傑作アクション!
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斬り落とされた首は膝の上に乗せられていた。警察手帳をくわえさせられて--。都内高級住宅地の公園で発見された警察官の惨殺死体。捜査主任は捜査一課第二特殊犯捜査第五係の柳原明日香。公安時代は女狐と恐れられた警部だ。犠牲者が身内ということもあり、上層部からのプレッシャーは凄まじい。手詰まりとなった明日香は心理捜査官(プロファイラー)として多摩中央署・吉村爽子(よしむらさわこ)の特別収集を決断するが……
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視察、秘撮、秘聴……とりわけ追尾能力に異能を発揮する公安部第一課の柳原明日香は、その冷徹な仕事ぶりから“公一の女狐”と畏れられていた。しかし、居並ぶ幹部の前で一本の秘聴テープを聴かされ愕然とする。自身の情事のあられもない喘ぎ声だった。ハニートラップ!? 一体だれが何のために? 降格され汚辱と屈辱にまみれた明日香は、自分を貶めた者たちへの復讐を沈着冷徹に遂行する!
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警視庁の「心理応用特別捜査官」だった吉村爽子。世を震撼させた連続猟奇殺人事件を見事に解決したが、現場主義の組織と幾多の軋轢を生んだ。結果、爽子は強行犯係主任として所轄署(ショカツ)に異動となった。さらにアクの強い刑事たちとの地道な捜査活動の日々。だが、爽子の心理捜査官としての眼は、平凡に見える事件の思わぬ真相を決して見逃さなかった。
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女を辱めながら嬲り殺すことに快感を覚える犯人の暴走は止まらない。一方、心理捜査官・爽子は、捜査本部の中で孤立を深めていた。存在自体を異端視される中、彼女は徐々に猟奇殺人の核心に迫る。息をもつかせぬ展開、そして迎える驚愕の結末!
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このホトケはまるで陳列されているようだ……抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業(プロファイリング)を進める。警察小説に新風を吹き込むと絶賛された傑作。
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