『秘蜜の本棚、室崎ランコ、101円~400円(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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「パジャマも脱いで……背中を拭いてあげる」
汗ばんだ猪井の肌から、若い男の獣っぽい汗の匂いが立ち上って、恵美の胸がちょっとドキドキときめいてくる。
「ごめんなさい、熱かった?」
「いえ……あの……ちょっと、くすぐったくて……」
恥ずかしそうに言う姿が、可愛らしく思えて恵美はぴったりと体を押しつけるようにして背中を拭き清めた。
「ついでにズボンも脱いで……私が……してあげるから……」
「そ、そんな! お、奥さん……っ!」
「何だか、私もムラムラしてきちゃった」
恵美は身をくねらせるようにしてエプロンを外し、ブラウスの小さなボタンをひとつひとつ外しはじめた。
人気作家『開田あや』がお届けする、女性向け女性目線の官能小説第一弾。
あなたもきっと虜になるはず! -
美女揃いの会社に入社した新人OLの七海。
地下倉庫へ荷物を取りに行くと、突然辺りが真っ暗に……
「な、なにするの! やめて」
暗闇の中で襲われる七海。
「いやあっ、やめて、お願い、いやだあっ」
先輩社員の麻衣に、襲われたのは人違いだったことを知らされるも、怒りと悔しさが収まらない。
連れて行かれた重役室で気持ちを落ち着かせることに。
ベッドで眠っていると、そこには社内一イケメンの専務が。
そして七海は、今まで味わったことのない快楽を覚えることに。 -
「あうッ……あうッ……どうしよう……あたし……あたし……ああッ、どうしよう!」
沙也香は突然部屋に侵入してきた見知らぬ男に襲われているというのに、不思議と嫌悪感も不潔感もなかった。
「は、恥ずかしいわ……こんな体位って……恥ずかし過ぎ……ああ!」
「おとなしそな顔した女は、バックが好きなはずだぜ……」
「で、でも……こんな……こんな体位って……ああ!」
「じゃ、帰るぜ。また気が向いたら、やって来て、可愛がってやるからよう」
「あ……」
立ち上がった男を、沙也香は見上げた。その眼は、
――もう帰っちゃうの――
と、寂しそうな甘えるようなまなざしだった。
女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第九弾。
一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。
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