『角川書店単行本、歌川 たいじ、1001円~(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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伝説的コミックエッセイ、太賀×吉田羊で2018年11月映画化!渾身のオール描下ろし新版
母さんは、美しくて、そしていつもちょっとかわいそうでした。
自身の凄絶な生育歴と母親との確執を描き、多くの人の感動を呼んだ伝説的コミックエッセイ『母さんがどんなに僕を嫌いでも』。
著者の歌川さんが、他人におおっぴらに話せなかった過去を赤裸々に描いた本作は、多くの人の感動を呼びました。
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は、2018年秋に、太賀さん、吉田羊さん出演の映画が公開。
(他のキャストに、森崎ウィンさん、白石隼也さん、秋月三佳さん、小山春朋さん、斉藤陽一郎さん、おかやまはじめさん、木野花さん)
映画化を機に、著者渾身のオール描き下ろし再構成により読みやすくなった新版が刊行です!
漫画ページ全てを新たに描き下ろし&増ページ、「新版にあたってのあとがき」を追加。 -
はびこれ。育(はぐく)め。咲きほこれ。わたしたちは美しい。
老マダムたちが教えてくれた
不安だらけの世を生きる 希望の灯
あのおばあさんたちを見ていたら、生きていけそうな気がしてきた。
30代にして職を失い、無為な日々をすごす由佳が出会ったのは、北新宿【花まみれビル】に集まって暮らすお年寄りたち。
見た目は、ほのぼのとしたシニアグループ、その実態は……日本中にネットワークを張り巡らせる植物学の元教授に、七色の声を持つカリスマ歌手、ハイテク機器を駆使して暗躍する探偵チーム(メンバーはおばあさんのみ!)など、型やぶりのマダムたちだった。
――わたしも、あのおばあさんたちみたいになりたい。目立たず、しぶとくて、しあわせで、美しい。だれからも注目されなくても毎年、花をつける草木のように……。
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