『高瀬甚太(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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長編ミステリーの第一回。警察を退職した榊原陽一郎は興信所に雇い入れられる。ようやく興信所の生活に慣れ始めた八ヵ月目、榊原は社長の西田からある女性の尾行を依頼される――。
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妻の浮気相手を探し出し、その人物が十日間の休暇を取り、車で紀伊半島に旅をしていることがわかる。後を追って和歌山に向かった興信所職員はそこで意外な事実を発見する――。本格ミステリーの完結編。どうぞお楽しみください。
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海辺の町に怪獣がやって来た。なぜ、この町に、何を目的に――。漁村に現れた怪獣を巡って起きる大騒動、やがて怪獣の目的が――。読む人の心をほのぼのとさせる怪獣悲喜劇。どうぞお読みください。
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龍雅興信所を訪れた男は、一週間前から行方不明になっている妻を探してほしいと話す。通常、妻が出奔する際は浮気である場合が多い。しかし依頼者は、妻の浮気を黙認しているという。その理由を問いただすと――。本格ミステリーの前編、お楽しみください。
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フランス料理店の厨房で殺人事件が起きた。その事件の容疑者として、知人の恋人が逮捕された。癖が引き金になったと聞いた私は、知人に頼まれ、捜査に乗り出す――。
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場末の立ち飲み屋で、恋人に振られたとしょげる男にはっぱをかけた「カバのしょんべん」とあだ名される男、消極的な振られ男の背中を押して、彼女に会いに行くよう世話を焼く。カバのしょんべんにも同様の過去があり、その男に同じ轍は踏ませたくないとの思いがあった。男の友情と恋と結婚を描く珠玉の短篇小説。
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土砂降りの雨の中で、男は雨宿りしようと思い、路地にある店に入ろうとした。すると、そんな男に声をかけた女性がいた。女性に「えびす亭」を知らないかと聞かれた男は、ちょうど自分が入ろうとした店であることに気付き、その店を教えようとしたが、その店は、とても女性が一人で入れるような店ではなかった。仕方なく男は、その女性と共に店に入り――。場末の立ち飲み屋が変える人生がある。これはそんな物語だ。
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現在のえびす亭のマスターが父、義春から店を引き継いだ話。幼いころから学業優秀で、日本を代表する大学に進学した佳弘は、エリートコースを突き進み、一流商社に就職をしてニューヨーク赴任となる。しかし、風邪が元で体調を崩した佳弘は長期入院を余儀なくされ、日本に帰国、以後、佳弘の人生は惨憺たるものになる。そんな時、父が病に倒れた――。
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唯一の親戚を訪ねてその町へやって来たお福さんは、その親戚がすでにこの世にいないことを知り、呆然とする。だが、不孝続きのお福さんにはお腹の中の子どもに対する夢があった。しかし、その夢も断たれることになる。自立を目指して頑張るお福さんの物語です。
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ある夜、何者かに誘われるようにして、その海へ海釣りに出かけた少年は、その夜、ガモラに出会う。幻想と現実の狭間を行き交う中で、少年はガモラに象徴される海の危機、人間社会の危機を悟るのだった――。
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編集部員時代、当時の編集長と共に香川県、高松市に向った私は、人気作家、檜美和子の住まいを訪ねる。石田と面会した檜は石田を見て――。
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舟木永興の絵は、常に物議を醸し、話題を提供する絵であった。世の中に、これほど心の闇を描いた絵を今まで目にしたことがない――。ある日、新人画家をテーマにした作品集を企画した――。
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公園のカラス群が一人の小学生を威嚇し、攻撃する。なぜだろう。不思議に思った私はカラスの習性を調べてみることにした。それと時を同じくしてマンション専門の空巣が連続して多発した――。
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シー・ゴーストが峰岸の友人、牧田の霊であることが浮上し、井森は牧田の消息を追う。その中で亡くなったとばかり思っていた牧田の生存が確認された。峰岸とも再会を果たす。牧田はシー・ゴーストではなかったのか。だが、やがて意外な事実が判明する。
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夜釣りに出た峰岸が出会ったシー・ゴースト。他の誰も出会ったことのないその怪物が、なぜ、峰岸の前にだけ現れたのか――。その謎を探るために峰岸は、井森公平編集長に相談をする。井森は民俗学者の瀬能教授から、海の精霊について話を聞き、そこで興味深い話を耳にする。
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愛媛県の緑深い場所に住む老人を訪ねた私は、自費出版の制作を依頼される。老人の話は想像を超えた奇異なもので、そこには少女が一人いた――。
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二十四歳になるまでに死ぬと占い師に宣告された高木直光は、その言葉をさほど信じていなかったが、母の節子はそうではなかった。占い師の言葉を信じて日参し、ある日、とんでもない行動に出る――。洗脳詐欺の犯罪を描く、短編小説。ぜひご一読あれ。
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井森の事務所近くにたむろしていた5匹の野良猫が毒殺された。井森は野良猫たちの無念を思って犯人捜しを始めるが――。
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自費出版をしたいと申し込んできた男は、原稿と共に木箱に入った仮面を預けた。その仮面をみて私は驚いた。それはまるで――。
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異常現象が度々起きると言われるビルの四階を訪ねた井森は、そこでとてつもない異常現象に出会う。しかし、その異常現象が発生する裏にはある理由があった――。
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イラストレーター東海小百合がオートバイに跳ねられ重傷を負った。小百合を跳ねたオートバイは姿を消しその行方は杳としてつかめなかった――。
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瀬戸内海の伝説の島、鬼連島。その島に住む知人の祖母を訪ねた井森は、祖母が描いた絵を画集にするため、絵を見るが、それはとてつもなく奇妙で怪しい絵だった――。
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一人囲碁の好きな友人が突然、衰弱して亡くなった。老衰死であった。信じられない死の原因を調べると――。
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徳島と淡路島を結ぶ海峡に存在する蚊帳の島。川口慧眼和尚に呼ばれてその島へ向かった井森は、その島が平家の落ち武者が流れ着いた土地だと知る――。
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劇場支配人、湊川孝明の引退記念パーティで殺人事件が起きた。容疑者はパーティ出席者300人。果たして犯人は――。
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ついに空き家は倒壊寸前に陥った。四十二体の座敷童の謎を探るため編集長は空き家の地下の掘削を依頼する――。
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学生時代の仲間が亡くなった。彼女の遺した日記に井森の名前が頻繁に登場する。だが、井森には心当たりがなかった――。
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居酒屋『隠れ里』の主人に隣家の相談を受けた井森は、次々と店舗が入れ替わる謎について捜査を開始した――。
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飛騨の奥深い温泉地で起こる不可思議な現象。休息のために訪れた編集長井森は怪奇現象の謎を解くために奔走する――。
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資産家の清水浩一郎に磐座について相談を受けた。天文科学館を建設するために工事を施工したところ、一個の磐座のために道路を拡張することができなくなったと言う――。
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自転車で待ち合わせの場所に向かう途中、段差にぶつかって路面に激しく顔面を打ちつけた。その瞬間から不思議なことが次々と起こる――。
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山間にある鎧沼で次々と起こる不審死。地方紙を読んでいて、その記事を見つけた編集長は、好奇心に駆られてその土地へ向かう――。
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経歴詐称の男と交際中の従妹の身を案じた加瀬吾一に依頼され、男の身元を調査するうちに意外な事実が判明する――。
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名前に惹かれて入った喫茶店で、編集長は思ってもみないことを依頼される。喫茶店を経営する老婆と老人の二人が「自分たちを一緒に死なせて欲しい」という。二人には秘密があった。その秘密とは……。
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桐山辰夫の母がヨーロッパで買い求めたオルゴールが桐山の母を死なせ、お手伝いを死なせたと相談に訪れた。いわくつきのオルゴールを手にした私は……。
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Y大学の藤田教授から亡き夫人の手記を本にするよう頼まれた。その手記には夫人の夫に対する思いが……。いかなる展開になるでしょうか。
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将来を嘱望された一人の画家が生前に残した一枚の絵。『悪魔』と題されたその絵は、シミのようなものしか記されていない不思議な絵だった。画家から預った男が急死し、その友人がその絵を持って私の前に現われた。―
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「助けて…!」と会計士の三井の元に電話がかかってくる。しかし、電話はそのまま切れてつながらなくなった。気になって仕方がない三井は編集長の井守に調査を依頼する――。
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ある日、次々と不思議なことが起こる。それは事件から私の身を守ってくれる前兆だった。そんな私が出会った一人の女性。その女性も私と同様に不思議な現象に、悩まされていた――。
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仕事終りの深夜、突然やって来た訪問者、両親を拉致されたという5歳の子どもに翻弄される私。子どもの両親は果たして本当に誘拐されたのか?
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居酒屋で宮本と出会った田上陽一は、急速に親交を深め、無二の親友になる。ある時、田上は宮本から一途に愛した女の話を聞く。田上にもまた好きになった女性がいた。だが、その女性には――。
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友人が海水浴に出かけて行方不明になった。飛び込み台から飛び込んだまま消息を絶った友人を霊鑑定士は牛鬼に呑まれた、と言った。果たして友人は牛鬼に呑まれてしまったのか……。
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急な腹痛を催して飛び込んだ場末のスナックは「占いバー」だった。「大事件に遭遇します」とバーのママに占われ、その三日後、通り魔に腹部を刺される――。
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100年続く家屋からあふれる悪臭、そして家の主である友人が体験する夜中のはなし声……。相談を受け、その家に泊まった編集長が目にしたものは……。
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闇に叫ぶと願いが叶う。わたしの元に届いた不思議な手紙にはそう綴られていた。悪の想念を食い物にする悪霊にとらわれた夫婦。二人の運命は……。
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豪邸に住む岩瀬が霊にたたられているといって神社にお祓いに出かけた。その日、私(編集長)はバーで偶然、岩瀬と出会い相談を受ける。岩瀬の家に出向いた私はそこで……。
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フリーライターの結城隆が取材に向かった淡路島と徳島の間にある不思議な島。そこで結城が出会った仮面とは……。
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土曜の午後、二人の来客が現れた。一人は叔母の、一人の妻の。片方は日記、片方は自叙伝が出版目的だった。契約の日、叔母の日記を持参した女性、その日記を垣間見たもう一人の依頼者の顔がゆれる……。
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友人が引きこもりになった。どうやらその原因は一冊の画集にあるらしい。『青白き炎』と題されたその本を巡って、私は飛騨の山間の村へ行く。そこはカミカクシノムラだった。
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やたらと空き巣被害にあう友人がいた。相談を受けた編集長は執念の捜査で犯人を突き止めるがつかまった犯人の男は意外な言葉を口にした……。
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夜道で出会った女性に店を尋ねられた男が「白葡萄」という店を探していくうちに出会った不思議な話。幽霊は本当にいるのだろうか?不思議な話の結末は?
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夜の明けきらない早朝午前五時、公園を散歩していた老人たちが次々と心臓麻痺で亡くなるという事件が相次ぐ。その現場に出くわした編集長は、その死に疑問を抱く。謎を解くために乗り出した編集長がそこで見たものとは?
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事故で亡くなる直前の友人から相談の電話を受け、会うことになっていた私、だが不慮の事故でそれがかなわなくなり葬儀に出席、一週間後に開かれた「偲ぶ会」私は一人の女性と出会う。だが、その女性は……。
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乗り遅れた通勤電車の車内で不思議な怪に出会った私は、その日幾度も怪しい男に遭遇する。男たちが私に伝えたかったものとは何か……。
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兵庫県北部、山間の集落に謎の彫刻家、鷹羽秋声を訪ねた私は、そこで鷹羽秋声の作品の秘密に触れる。愛と慈悲に満ちたその作品に隠された謎とは?
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夢の中に出てくる貨物列車、その貨物列車を夢の中のものと寸部たがわず描き表した画家がいた。画家に出会った私は、夢の中に登場する貨物列車の謎を知る……。
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山間の病院に入院した友人を見舞うために病院を訪れた編集長を待っていた奇怪な出来事とは…。編集長を襲うさまざまな怪異が病棟に隠された真実を暴き出す。この恐怖体験は編集長だけのものではない…。
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