セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『徳間文庫、麻野涼(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 群馬県小沢岳で男性の絞殺死体が発見された。
    被害者はバイオ化学メーカー、モンテサンクト社員で遺伝子組換え作物をめぐる農民反対運動の説得工作に当たっていた。
    一方、静岡県の薬剤師・向井は、産婦人科医師の芦沢から頻発する不自然な流産について相談を受ける。
    調べると流産に共通するのは、南アルプス・オーガニック農場の生産品を使っている点だった。
    二つの事件を繋ぐ接点とは?
    食の安全を脅かす「魔の種」に警鐘を鳴らす書下し長篇推理。
  • かつて日系ブラジル移民のあいだに、日本の敗戦を認めない「勝ち組」と呼ばれた人びとがいた。悲惨な境遇に耐えながら「勝ち組」の人びとは、いずれ天皇の船が彼らを迎えにやって来てくれるのだと信じていた。
    この物語では純朴な「勝ち組」の人びとをだまして巨財を築き、戦後社会でのし上がっていった政治家、官僚、商人らの虚妄が暴かれる。

    1954年、ブラジルの日系社会で「勝ち組」一家心中事件が起きた。それから時は流れ1988年、東京とサンパウロの双方で、殺人事件が起きる。
    東京・新宿では、かつて移民の送り出し機関であった国際協力事業団(JICA)の総裁が、ホームレスの男と刺し違えて死ぬ。
    サンパウロでは、日本の首相も列席する移民80周年祭の最中に、日系の老人が「死神部隊」と呼ばれる私刑組織の手によって射殺される。東京で死んだホームレスの男は仲間に戦前の古い100円札を見せびらかし、これが近々大金に化けると言っていた。
    サンパウロで殺された老人も、その手にやはり旧円紙幣を握り締めていた。
    東京とサンパウロの事件を結びつけ、さらには「勝ち組」一家心中事件にまでさかのぼる旧円紙幣の謎を追いかけて、パズルの断片を組み立てていくのは、二人の若い新聞記者だ。
    日本側が東日経済新聞、新宿署詰めの藪本秀也。ブラジル側が聖州日々新聞の吉田マルコス。
    藪本は西大久保公園で売春をしていたドミニカ出身の日系二世・坂口アンヘリカが、死んだホームレスの男の娘だということをつきとめる。
    マルコスは恋人の野口マダレーナを残して東京支局に転勤になり、サンパウロで殺された老人の出身地である富山県の山村にまで取材に出かける。
    やがて浮かび上がってくる事件の真相……その背景には、50年以上前に同じ故郷をあとにし、また同じ移民船に乗り合わせながら、その後の運命を分けた人びとの複雑な人間関係があった。
    そして事件は、政権をゆるがすスキャンダルに発展していく……。
  • 煽(あお)り運転で最愛の家族を失った宇野井真弓。警察官となった彼女は、憑かれたように犯人逮捕に執念を燃やす。新米の若杉を鍛える立場になり、彼の出来の悪さに頭を抱えていた。青梅の介護施設で不可解な事故が連続する。若い介護士が入居者に暴行を加えたり、服用薬の誤飲やシャワー時の熱湯噴出事故が続く。さらに飛び降り自殺まで起きた。真弓は事件の背景を探るが……長篇サスペンス。
  • 群馬県高崎市で中学生の飛び降り自殺があった数カ月後、女性介護施設職員の水死体が発見された。さらに国道では故意の追突事故が。死亡した加害者は自殺した中学生の父親、重傷の被害者は当時の担任教諭だった。同じ頃、東京では弁護士が地下鉄駅で老人に突き飛ばされ、高級バー経営の女性が失踪した。一見脈絡のない事件だが全てが過去のある出来事に繋がっていた。長篇推理。
  • 群馬県の湖で沖縄在住の元米兵の死体が発見された。謎の言葉「黒いオルフェが微笑んでくれる」を残して。財津刑事は遺留品のボタンに注目し、那覇の会社が特注したことを突き止める。元米兵は歌手クラウジア明美のことを探っていたらしい。ヒット曲の歌詞「黒いオルフェ」を引用した脅迫状が彼女に届き、怪しい芸能ライターがつきまとう。そして第二の殺人が起きた。書下し長篇推理。
  • 759(税込)
    著者:
    麻野涼
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    上海の空港でツアー中の女子大生が覚せい剤密輸容疑で逮捕された。彼女の父親は、二十年前に群馬県で起きたスーパー女性店員三人殺害事件の容疑者だった。そしてツアーを企画した旅行代理店社員は同事件の被害者の娘だったことがわかる。ツアーには被害者遺族三人も参加していた。時効を過ぎた後も真相を追い続けた県警ベテラン刑事の執念がいま全てを暴く。書下し長篇推理サスペンス。
  • 726(税込)
    著者:
    麻野涼
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    群馬県のダム湖で県会議員の水死体が発見された。遺体の首にはロープが絡みついていた。溺死か縊死か、自殺か他殺か。解剖結果では双方捨て切れなかった。被害者が議員になる前に高校教師をしていた当時の教え子男女三人が捜査線上に浮かぶが、詰めきれない。事件は九年前のある出来事にまで深く根が繋がっていた。県警富岡署のベテラン&新米刑事が真相を暴く!

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。