『加藤千恵(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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家を出るお父さんが教えてくれたアンキモの味。引っ越す友達と分け合ったグミ。仕事を辞めて久しぶりに作るキュウリのサラダ。恋人に別れを告げられ、目の前で冷めていくビスマルクピザ。子どもと食べる初めてのフライドポテト。恋、仕事、親との別れ――人生の忘れられない場面には必ず食べものの記憶があった。珠玉のショートストーリー+短歌集。
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決別した母と十数年ぶりに顔をあわせた娘、友情は永遠に続くと思っていたあたしたち、親しくなかった昔の同僚、見えない鎖に縛られた姉妹、穏やかな彼女に物足りなさを感じる僕の前に現れた刺激的な女性――。どれだけ一緒にいても、わかりあえない。でも近づきたくて、もどかしい。一筋縄ではいかない女同士の人間関係に悩めるあなたの心を鮮やかに解き放つ、共感度MAXの8篇!
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NICU(新生児集中治療室)を舞台にした、
小さな命をめぐる感涙の物語。
著者の経験を元にした新たな代表作誕生!
新生児仮死で生まれてきた赤子の母、
胎児に染色体異常があると告げられた女性、看護師、臨床心理士、清掃員、医師ーー
さまざまな視点から描かれる、NICU(新生児集中治療室)という「この場所」。
小さな命のきらめきに、こんなにも心を動かされる。
医療現場を舞台に著者が新境地を拓いた連作長編小説。
ずっと、18トリソミーではなかったのなら、どんなにいいだろうと思っていた。けれどもし、その願いが叶うことで、生まれてきた赤ちゃんが心(ここ)ではなくなってしまうのならば、意味がなかった。心でよかった。心がよかった。
重なっている手の指。カーブした足。何もかもが特別で、愛おしかった。心だけの形。あらゆる部分が、可愛らしい。(本文より) -
田島琴実、30歳、会社員。気づけば元カレと別れて2年。心配する既婚子持ちの妹に勧められ、マッチングアプリに登録してデートを始めてみたけれど。何も決めない優柔不断男子、 プロフィールと見た目が全然違う人、素性のあやしいイケメン……本当にアプリで運命の人は見つかるの? 恋愛も仕事も宙ぶらりんな30代女子、未来探しのゆくえは。共感が止まらないマッチングアプリ小説。
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気まずい行き違いをしていた友人の結婚式に招かれ、初めて訪れたハワイ。二度告白して、二度とも振られた男友達と出かけた、千葉市動物公園。ラウンジで食べた担担麺が心に沁みた、失恋直後の香港。四股をかけられていた姉と、女二人で行った北海道。人生の節目に、旅はそっと寄り添ってくれる。恋愛小説の名手が描く、優しく繊細な旅小説。
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卒業式の朝だけ、願い事を叶えてくれる「あかずの教室」の扉がひらく――そのときあたしは何を願うんだろう。一日も早く大人になりたいと願う中一女子、修学旅行で人生初の告白をしようと奮闘する中三男子、自称“本の森の番人で千二百歳”の司書の先生……不思議なジンクスが伝わる学校で、ひそやかに交錯する中学生たちの一年間。今再注目の著者が、「今しかいられないこの場所、この時間」を瑞々しく活写する珠玉の青春小説。
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好きで仕方のなかった人からの連絡。
結婚記念日を前に穏やかな毎日を過ごしていたのに、
昔の記憶が蘇るようで……(「返信を待たない」)。
誕生日に大好きなバンドのライブ、そのチケットは彼がプレゼントしてくれて。
あのときは、こんな誕生日がくるなんて思いもしなかった――(「ハグルマ」)。
ままならぬ切ない心情を鮮やかに掬いとる、
記念日をテーマにした全九篇。 -
バツイチの彼は今も同じ職場に「モトツマ」
がいる。気になるけれど怖くて事情を聞けな
かった麻理恵だが、回転寿司のカウンターで
一歩を踏み出す――。舞美には、いつも高級
レストランに連れて行ってくれる年上の恋人
がいる。でも彼には秘密があって……。東京
を舞台に、4組の男女がテーブル越しに繰り
広げる繊細な恋愛模様を描いた短編小説集。 -
わたしとトモは週に一度だけ、地元のラジオ番組でパーソナリティーになる――受験を目前に、それぞれの未来がすれちがっていく二人の女子高生の友情。新内眞衣(乃木坂46)さん感動!の青春小説。
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「彼女とセックスできる理由を話して」
性的不能だと信じていた夫の愛人は、醜く太った中年の女だった。
専業主婦の日奈子のもとへ、ある日、夫の愛人と名乗る、太った中年女性がやってくる。
夫のユキは長らく性的不能だったはずで、日奈子とはセックスレスの日々が続いていた。
いったいいつから、私たちの関係は、こんなにも不安定なものになってしまっていたのか――。
日奈子は、衝撃のなかで、ある行動に出る。
どんな夫婦にも訪れ得る、あやうい瞬間。
繊細な描写で、残酷なまでにむき出される心の機微を描く。
解説・東直子
※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
ドラマチックが、止まらない――。
あげる人もあげない人も、もらう人ももらわない人も、チョコが好きな人もそうじゃない人も、なぜか気になる日。心がザワザワする日。2月14日、バレンタインデー。本命チョコ、友チョコ、義務チョコなど、様々な関係性でやりとりされる〈それ〉は、ただ甘いのか、ほろ苦いのか……。バレンタインをめぐる「粒より」のドラマを8種詰め合わせた、ちょっと贅沢な限定アソート。 -
「あんな男といたら、不幸になるよ」この台詞があたしに突き刺さったのは、基樹と離れられない自分と重なったから。彼は浮気をしている。別れなきゃと言い聞かせても、今はただ一緒にいたい……(「彼女じゃないあたし」)ある映画を通して、戸惑い、嫉妬、希望――不器用に揺れ動く女性のリアルな感情を綴った8つの物語。それぞれに短歌を添えて贈る切ない小説集。
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君もどこかで聴いているだろうか? 忘れられないこのメロディーを――。走り出した恋心を加速させたあの旋律、会えなくなった友だちが大好きだったバンド、どうしようもなく淋しい夜に味方をしてくれた歌声、誰にも言えなかった気持ちを重ねて口ずさんだフレーズ……。音楽と共に刻まれた記憶は決して色褪せない。15の名曲と共に紡ぐ、切なさ響くショートストーリー集。【特別対談/小山田壮平】
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田舎から上京した愛は、大学のフリーペーパーサークルの先輩・新野に恋をしている。キスもしたしセックスもした。でも彼は愛を好きなのだろうか。一方、那美香も同級生の新野のことが気になっている。二人の思いがたどり着く先は……。アルバイト先の後輩・あさひに思いを寄せる長谷岡と彼に片思いをしている小埜。ろくでもない男との運命を占うあさひと彼女のことを疎んでいる妹のゆき。繊細に揺れ動く感情を描いた連作短編集。
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まだ恋を知らない少女、昔の彼と偶然再会した人妻、彼氏に浮気されたOL、婚約破棄された女……。彼女たちが下した決断と新たな一歩とは? 実らなかった恋、伝えられなかった言葉、人には言えない秘密。誰もが持っている、決して忘れられない“あのとき”が、ここにある。ラブソングより心に沁みる、人気女性作家8名が奏でる珠玉の恋愛小説集。
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高級マンションに同居する、奏絵とまひる。姉妹でも友達でもない二人の共通点は、同じ男性の愛人であることだった。割り切って始めた共同生活で二人分の食事を淡々と作り続けるうち、奏絵の心境は変化していく――。若い女性から圧倒的な支持を集める恋愛小説の新旗手が「食べること」を通して、叶わない恋と女子の成長を描いた長編小説。
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この涙は、どんな涙ともきっと違う。
吹奏楽部の1年後輩の男子に密かに思いを寄せる先輩女子が、告白できずに卒業していく「流れる川」。離婚する妻が夫との最後の会話のなかで、下の名前ではなく「あなた」と呼ばれたことを印象に残す「春の雨」。二十八歳の娘が、仲の良い母の再婚を自分のなかでようやく祝福できる気持ちに至る「母の告白」。
女性アイドルグループのメンバーが脱退することを知った、ある女子ファンの心情を追った「にじむオレンジ」。仲良しの少し不良の女子高生から、上京してしまうために様々なプレゼントをもらうことになる女子小学生を描いた「屋上で会う」。
――単なる卒業式、恋愛絡みに留まらない、様々な年齢、様々なシチュエーションのそれぞれの卒業模様を精緻に描きとった、どこからでも読むことのできる1話完結の短編集。
文庫巻末対談(対談者・朝井リョウさん)を掲載。 -
恋する想いは、今も昔も変わらない―あの紫式部や在原業平のみやびな“恋うた”をもとに、千年の時を超えて、加藤千恵がつむぎだす22篇の愛のかたち。出会いのときめき、別れの痛み、恋と友情のもどかしさ…ハニー&ビターで、とびきりせつない恋愛小説。
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小説×短歌×漫画、夢の化学反応! 同じ物語を漫画と小説で競作! ――ここは金時学園高校。新1年生の栗原(くりはら)かのこは、真のオトモダチが作れずに悩んでいた。そんな時、謎のメニューが載った“おもてなしメール”が届いたことにより、ずっと気になっていた“あの人”に、料理をふるまうことになって……? 友情・恋愛・料理・ミステリーありの学園青春グルメ作品! もてなされる側を加藤千恵がショートストーリー&短歌で、もてなす側をオカヤイヅミが漫画で描きます。
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好きだった。でも、忘れたふりをしていた。あなたはもう隣にはいないから。けれど、ふとした拍子に見つけたあなたからの贈り物が、閉じ込めていた記憶を揺り起こし――。つきあっていた男性からの婚約指輪、一目惚れした女がくれた一冊の本、憧れていた先生にもらった赤いボールペン。大切な人に贈られた物を巡るかけがえのない思い出を綴った、いとしくて泣きたくなるほど切ない7つの物語。
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17歳のデビュー歌集・切ない青春小説。「つまんない」ばっか言ってた つまんなさ世界のせいにしてばっかいた――17歳の女子高生が紡いだビビッドな言葉たち。著者のデビュー歌集に、切なくいとおしい青春小説を5編収録。
そんなわけないけどあたし自分だけはずっと16だと思ってた――将来への不安、不意に訪れる孤独、どうしようもなく募る恋心。女子高生の揺れる気持ちを鮮やかに切り取り、話題を呼んだ17歳のデビュー短歌集に、胸にせまる青春小説5編を加えたリミックスバージョン。思春期のとまどいがリアルに息づき、切ない共感と甘い郷愁をさそう。きらめく言葉がぎっしりつまった、宝石箱のような作品集。 -
甘くてほろ苦い恋の話。友だちの彼氏を好きになった。同棲している彼に好きな女性ができた。不意に訪れた恋に翻弄される若者たち。とろけるように甘く、ちぎれるように切ない、歌人の初の恋愛小説集。
陽ちゃんは親友の沙耶香の彼氏だ。でも、わたしは彼と寝ている。沙耶香のことは大切だけれど、彼に惹かれる自分を止められない――(「友だちの彼」)。ライブでボーカルの男性に一目惚れし、誘われるままにホテルへ。初体験。…あたしは本当にこういうことがしたかったの?(「もどれない」)甘やかで、ほろ苦く、胸のちぎれるような切なさをたたえた全9話。人気歌人初の恋愛小説。 -
好きなのに、好きだから、こんなにも苦しい――一緒に暮らす恋人に優しくなれない。独占欲を押さえられず彼氏に無言電話をかけてしまう…。甘やかな恋愛関係の先に待つほころびを繊細に描く『ハニー ビター ハニー』に続く好評第2弾。
一緒に暮らす恋人に、最近わたしはすぐに苛立つ。好きなのに、優しくしたいのに、彼を追い詰める言葉ばかりが溢れ出し――(「つまらぬもの」)。退屈な日常を変えて欲しくて、会社員の芹澤さんと付き合い始めた。でも、高校で援交の噂を立てられて……(「暮れていくだけ」)。甘やかな恋心は、いつしか胸をしぼる切なさに形を変える。恋の至福ととまどいをひたむきに描いた全9話。文庫オリジナル。 -
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フルーツを中心に一年中使える、冷たいお菓子&デザートのレシピブック。お茶の時間にも、食事のあとのデザートにも一年中活用できるレシピを厳選しています。夏はもちろん、冬場の温かい部屋で食べたいひんやりデザートも、クリスマスやお正月、バレンタインデーにもぴったりのものが盛りだくさん。老若男女に好まれる、フルーツをたっぷり使ったワンランク上の味でありながら、テクニックは意外と簡単なものばかり!
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