『徳間文庫、あさのあつこ(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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京都の幕府直轄御薬園で働く女薬師・真葛。
亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。
木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。
妹の亥とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗。
その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。
身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・絹。
当代の人気女性作家が、己の生きる道を自らの腕と業で切り開く女性職人の凛々しさを巧みな筆致で活写した、傑作時代小説アンソロジー。 -
都会育ちの翠川真緑は喜多川農林高等学校の国語教師だ。
周囲が世話を焼きたくなるおっちょこちょいな真緑は試練つづき。
鶏の解体実習に参加したものの作業中に気絶し生徒に助けられる始末。
豚の201号に厳しい言葉をもらいながら生徒の「いい土」になれるよう前を向く。
多感な生徒たちを相手に就職、進学と考えることは山積み。彼らの小さなサインに真緑は気付けるのか!?
(解説:内澤旬子) -
清掃を主とし家事全般を請け負うプロ集団THK(Team・housekeeper)に緊張が走った。作家で常連の那須河闘一から連絡が入ったのだ。那須河はスランプの度に部屋を汚す癖があり、THKを呼ぶ。以前は首を吊ろうとしたことも……。働き始めて半年の主婦の佐伯美菜子は、息をのみ込みドアをたたく。すると「待ってたのよぉっ」と闘一が飛び付いてきて!? 綺麗にすれば心も晴れるお掃除小説!
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失恋の痛手から救ってくれたのはおにぎりの美味しさだった。翠川真緑(通称グリーン・グリーン)はそのお米の味が忘れられず、産地の農林高校で新米教師として新生活をスタートさせた! 農業未経験にもかかわらず──。豚が廊下を横切るなんて日常茶飯事だが、真緑にはその豚と会話ができる能力が!? 熱心に農業を学ぶ生徒に圧倒されつつも、真緑は大自然の中で彼らとともに成長してゆく。
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美しい王妃は侍女ツルの言葉によって、しだいに圧政者となり、人の道から外れてゆく。そして現代の小さな街に住む老女との関わりは? 時代はうねる。物語が生まれる。寓意が深まる。「わたしは、人の心にとり憑いて、わたしにとり憑かれるような心を持った人間を滅ぼしてやるの。人間を滅ぼすほど面白いことはないものね。え? 恐ろしいって? わたしのこと?」毒のあるファンタジー!
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