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『徳間文庫、上田秀人(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~46件目/全46件

  • 旅に出たくても出られない。小人目付の射貫大伍は、焦燥感に駆られていた。「躬の腹心となる大名を探し出せ」との秘命を将軍家斉より下されたが、松平定信の横槍に遭い出発できずにいたのだ。しかし、ついにその時がきた。廻国剣術修行の許可を得た大伍は、旗本に扮し武蔵国岡部に向かう。藩主、安部信亨は有用な男なのか。決死の隠密調査が始まった。大人気シリーズ待望の第三弾!
  • 諸大名二百数十名の人事評価が記された「土芥寇讎記」。五代将軍綱吉の頃に編纂されたその書物の新版作成のため、小人目付、射貫大伍が調査役に抜擢された。自身の権力基盤を強化すべく、完成を急がせる将軍家斉。しかし右も左もわからぬ大伍は苦戦を強いられる。そんな中、将軍の居室である御用の間が何者かに探られるという不審事が――。下手人探索という新たな命が大伍に下された!
  • 十一代将軍家斉は、御用の間の書棚で不審な書物を発見する。「土芥寇讎記」――諸大名二百数十名の辛辣な評価が記された人事考課表だ。編纂を命じた五代綱吉公は、これをもとに腹心を抜擢したのでは。そう推測した家斉は盤石の政治体制を築くため、綱吉に倣うことを決意する。白羽の矢を立てられたのは小人目付として諸国探索経験のある射貫大伍。命を懸けた至難の隠密調査が始まった!
  • 目に余る横暴、このままにはしておけぬ。田沼意次に反旗を翻した松平定信は、大奥を取り込むことで田沼失脚を画策。腹心のお庭番を差し向ける。
    危難を察した大奥も黙ってはいない。表使い大島が、御広敷伊賀者同心御厨一兵に反撃を命じた。
    幕府二大権力、そして大奥女中たちの主導権争いが激化。事態が混迷を極めるなか、忍びの誇りをかけた死闘が始まる! 
    疾走感あふれる痛快時代活劇。〈新装版〉
  • 元武士にして盗賊の用心棒、
    小宮山一之臣の活躍を描く人気シリーズ、待望の第二弾!

    田沼意次と松平定信の権力争い、その行方を左右するのは盗賊だった!

    田沼意次が盗賊たちに下した密命は驚くべきものだった。
    徳川家を祟るとして東照宮に秘蔵されていた流葉断の太刀を、
    松平定信が秘密裏に持ち出した形跡がある。
    それをなんとしても奪還せよ――。
    五百両の報酬を条件に依頼を受けた盗賊たちだったが、
    権力者二人の政争にいつしか巻き込まれていく……。
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    罠と知りつつ、江戸へ向かう禁裏付の東城鷹矢。
    待ち受けるのは老中首座松平定信だ。

    幕府の走狗として京に赴き、
    朝廷の弱みを探る密命をこなしてきた。
    しかし、その結果朝幕の主導権争いに巻き込まれ
    命を狙われることになった。

    この不毛な争いに終止符を打たなければ。
    道中の刺客を次々退け、
    決意を胸に定信と対峙した鷹矢だが――。

    二大権力の暗闘の行方は!?
    大人気シリーズ、堂々完結!
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    急遽江戸へ向かうことになった禁裏付、東城鷹矢。
    しかし、朝幕の刺客に次々襲われーー。
    大人気シリーズ、急展開の第十一弾!

    もう我慢できぬ!鷹矢の怒りの剣が閃く。
    「近年の精勤を賞し、二百石のご加増を賜る」。
    呼び出された京都所司代にそう告げられ、東城鷹矢は驚愕した。
    禁裏付の職にありながら老中に盾突いた身。罰せられるならともかく、まさか加増されるとは。
    面妖な事態の裏で松平定信が暗躍しているのは火を見るより明らかだ。
    しかし、罠が仕掛けられているのを覚悟の上で、鷹矢は江戸へ向かう。
    道中、次々襲い来る刺客ーー。
    鷹矢は無事江戸に辿り着くことができるのか。
    大人気シリーズ、急展開の最新作!
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    鷹矢、幕府に盾突く!
    よりあらわになった対決姿勢
    闇に蠢く権力者たちの思惑が
    複雑に交差するーー

    京に激震が走った。
    「朝廷の闇」のすべてを知る女、浪が捕縛されたのだ。
    禁裏の弱みを握りたい幕府、闇を隠匿したい朝廷。両者ともに是が非でも手に入れたい存在だった。
    捕らえたのは、禁裏付の東城鷹矢。
    彼女を老中に差し出すべき立場にもかかわらず、逆に匿うという驚きの行動に出た。
    幕府への決別宣言ともとれる振る舞いに、朝幕の権力者たちは揺れる。
    新たな局面を迎えた暗闘の行方は!?
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    朝廷対幕府。権力争いに巻き込まれた若き禁裏付の運命は!?
    大人気シリーズ、待望の第九弾!

    禁裏付役屋敷に押し込み捕縛された南條蔵人は、身柄を京都所司代に移された。
    二条大納言に動揺が走る。彼を裏で操っていたことが露見すると禁裏での立場が危うくなるからだ。
    家宰に蔵人奪還を命じるが、朝廷の弱みを握りたい老中松平越中守は動きを察知し、対抗策をとる――。
    朝幕の政争が激化し、きな臭さは増すばかり。
    そんな中、禁裏付の東城鷹矢は驚きの一手を打った。
    その真意とは!?
  • 武士としての矜持と理不尽な主命への反骨。
    その狭間で揺れ動く男の闘いを描いた、痛快娯楽時代小説!。

    当て身一発で追っ手を黙らす。小宮山一之臣は、盗賊からの信頼が篤い凄腕の見張り役だ。
    しかし彼は実は相馬中村藩士。城から盗まれた茜の茶碗を捜索するという密命を帯びていたのだ。
    将軍から下賜された品だけに露見すれば藩は取り潰される。
    小宮山は浪人になりすまし任務を遂行するが――。
    非情な武士の階級社会とは対照的に、小宮山一之臣を支える盗賊たちの信義。
    そして彼を慕う、美しい女掏摸お梗。
    その結束が最後に田沼主殿頭をさえ唸らせる。
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    許嫁の弓江が攫(さら)われた。
    目撃者の話によると、敵は南禅寺の近くを根城にしているらしい。
    弓江はそこに拉致されている可能性が高い。
    目星をつけた禁裏付の東城鷹は、剣の遣い手、檜川とともに現場へ急行する。
    待ち受けていたのは、京の闇を牛耳る恐るべき戦闘集団「四神」だった──。
    女を拐す卑怯千万な外道は許さぬ。
    鬼と化した鷹矢が太刀を抜いた。
    血がしぶき肉が舞う死闘の行方は!?
  • 781(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    類まれな知略と胆力を見込まれ、織田信長の膝下で勢力を拡げた荒木村重。
    しかし突如として謀叛を企てる。明智光秀、黒田官兵衛らが諫めるが村重は翻意せず、信長の逆鱗に触れた。
    一族郎党皆殺し。仕置きは苛烈なものだった。それでも村重は屈せず逃げ延びることを選ぶ。
    卑怯者の誹りを受けることを覚悟の上で、勝ち目のない戦に挑んだ理由とは。
    そこには恐るべき陰謀が隠されていた──。
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    南條蔵人が禁裏付役屋敷に押し込んできた。幕府に喧嘩を仕掛けたに等しい狼藉は、東城鷹矢にとってまたとない好機だった。捕縛した蔵人を老中に差し出せば、朝廷の弱みを探るという密命を果たすことができるからだ。それをされては窮する者が、蔵人の口封じに動くのは必定。鷹矢は厳重な警護態勢をしき任務を遂行しようとするが、思わぬ妨害工作を受ける。暗躍しているのは一体誰なのか!?
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    近江坂本へ物見遊山に出かけてはどうか。武家伝奏の提案に、禁裏付の東城鷹矢は困惑した。公家衆を相手にするには名所旧跡の知識が不可欠、この機会に見聞を広めよという。鷹矢が老中松平定信の密命を帯びた幕府の草であることはすでに露見している。間違いなく罠だ。しかし、敵の出方を知るにはまたとない機会──。心は決まった。刺客と一戦交える覚悟で坂本に向かった鷹矢の運命は!?
  • 老中土井利勝の奸計を砕いたものの、すぐさま江戸城惣堀浚(そうぼりざら)いを命ぜられ、力を削がれていく信州松代真田家。執拗に纏わりつく公儀隠密に業を煮やした神祇衆(じんぎしゅう)の霞(かすみ)は、斬馬衆仁旗伊織を餌に探りを入れるが……。身内であるはずの沼田真田家御使者番までもが草と知れた。誰が敵で誰が味方なのか──。度重なる暗闘で鞘が割れ曲がってしまった伊織の大太刀に、藩存亡の命運が懸かる!
  • 老中土井利勝はまだ安泰とはいえない徳川将軍家を盤石にすべく、外様大名の勢力を削ぎつつあった。次に狙うは関ヶ原の恨み残る信州松代真田家。取り潰しに追い込もうと策謀する。真田家では、老齢の信之から藩政を任された信政が老中の動きを察知し、斬馬衆、仁旗伊織(にきいおり)へ命を下す。「公儀隠密へ備えよ」。老中、伊賀組、戦陣坊主らの権謀術数蠢くなか、刃渡り七尺の伊織の大太刀が閃く!
  • 715(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    錦(にしき)市場で浪人の襲撃を受けたものの、なんとか切り抜けた東城鷹矢。禁裏付として公家を監察し、朝廷の弱みを握れ──。老中松平定信から下された密命が露見し、刺客に狙われたのだった。噂を収集し機先を制するのが公家の力。禁裏の恐ろしさを痛感した鷹矢は、小細工をやめ正面突破を試みるが……。徐々に激しさを増す朝廷の抵抗、結果を急ぐ幕府からの圧力。かつてない危機が鷹矢を襲う!
  • 715(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    老中松平定信の密命を帯び、禁裏付として京に赴任した東城鷹矢。その役屋敷で、鷹矢は二人の女と同居することになった。下級公家の娘、温子と若年寄留守居役の娘、弓江だ。片や世話役として、片や許嫁(いいなずけ)として屋敷に居座るが、真の目的は禁裏付を籠絡することにあった。一方鷹矢は、公家の不正な金遣いを告発すべく錦市場で物価調査を開始するが、思わぬ騒動に巻き込まれることになる……。
  • 財政再建、農地開拓に生涯にわたり心血を注いだ米沢藩主、上杉鷹山(ようざん)。寵臣の裏切り、相次ぐ災厄、領民の激しい反発──それでも初志を貫いた背景には愛する者の存在があった。名君はなぜ名君たりえたのか。招かれざるものとして上杉家の養子となった幼少期、聡明な頭脳と正義感をたぎらせ藩主についた青年期、そして晩年までの困難極まる藩政の道のりを描いた、著者渾身の本格歴史小説。
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    朝廷の弱みを探れ。老中松平定信の密命を帯び、京に赴任した東城鷹矢。禁裏付として公家を監察し隙を窺うが、政争を生業にする彼らは一筋縄ではいかず、任務は困難を極めた。一方、幕府の不穏な動きを察知した大納言二条治孝は、下級公家の娘・温子(あつこ)を鷹矢のもとに送り込み籠絡しようと目論む。主導権を握るのは幕府か朝廷か。両者の暗闘が激化する中、鷹矢に新たな刺客が迫っていた──。
  • 将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。老中阿部忠秋は大勢の警固に加え、剣術指南役の小野忠常とその息子織江緋之介に供奉(ぐぶ)を命じた。死を賭して凶刃を向ける死兵たちとの死闘のゆくえは。そして御免色里・吉原と徳川将軍家の驚愕の因縁が明らかになったとき、緋之介もまた数奇な運命をたどる。シリーズ堂々完結!
  • 大挙襲来した刺客から将軍家綱を救った織江緋之介のもとに新たな危機が迫る。家綱失墜を企てる堀田正俊の命で、大奥別式女衆の武芸達者が緋之介暗殺に動いたのだ。かつてない強敵と対峙する緋之介。そこにさらなる難局が。妖刀村正をめぐる幕府領袖の熾烈な争奪戦に許婚の真弓が巻き込まれた。徳川家に祟る村正に隠された神君家康の驚愕の秘密とは。緋之介は愛する者を、幕府を護れるか。
  • 715(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    公家を監察する禁裏付として急遽、京に赴任した東城鷹矢。将軍家斉の父治済(はるさだ)の大御所号勅許を得るため朝廷の弱みを探れ──。それが老中松平定信から課せられた密命だった。一方で今上帝は父典仁(すけひと)親王の太上天皇号を求める内意を幕府に示していた。定信の狙いを見破った二条治孝(はるたか)は鷹矢を取り込み、今上帝の意のままに幕府を操ろうと企む。朝幕の狭間で立ちすくむ鷹矢。巧妙な罠が忍び寄る。
  • 徳川家に凶事をもたらす禁断の妖刀村正(むらまさ)が相次いで盗まれた。被害にあった研ぎ師は遊女と心中し、家宝を失った老侍は愛娘を身売りした。悲劇の舞台となった吉原に動揺が拡がる。何者かが村正を集めている。その目的とは。織江緋之介は水戸藩主徳川光圀(みつくに)の密命を帯びて真犯人を探る。浮上したのは幕府の重鎮。背景には将軍位継承をめぐる争いが。危機の及ぶ将軍家綱のもとに緋之介が疾る!
  • 浅草にが響きわたった。堀田家の煙硝蔵(えんしょうぐら)が爆発したのだ。表向きの原因は管理する職人の不手際。だが織江緋之介のもとに現れた老中阿部忠秋の家中によれば、老中格松平信綱が水面下で関与しているという。徳川光圀の命を受けて真相解明に乗り出す緋之介は、堀田家家臣らの不審な動向を目の当たりに。信綱と堀田家は何を企んでいるのか。怨念渦巻く陰謀を察した緋之介に刺客が忍び寄る。
  • 神君家康の遺宝をめぐる争いで若侍・織江緋之介に煮え湯を飲まされた老中松平信綱は南町奉行神尾元勝に“浪人狩り”を命じる。機に乗じて緋之介を投獄し意趣返しを遂げる狙いだ。当の緋之介は危機を察しながらも徳川光圀から託された探索に乗り出す。三年前、光圀が懇意にする保科(ほしな)家の夕食会で起きた悲劇。その裏で何があったのか──。深まる謎、迫る刺客。死闘の果てに待つ衝撃の真相とは。
  • 726(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    老中首座松平定信は将軍家斉の意を汲み、実父治済(はるさだ)の大御所称号勅許を朝廷に願う。しかし難航する交渉を受けて強行策に転換。若年の使番東城鷹矢(とうじょうたかや)を公儀御領巡検使として京に向ける。公家の不正を探り、朝廷に圧力をかける狙いだ。朝幕関係はにわかに緊迫。定信を憎む京都所司代戸田忠寛(ただとお)からは刺客が放たれた。鷹矢は困難な任務を成し遂げられるのか。圧倒的スケールの新シリーズ、開幕!
  • 天下の御免色里、江戸は吉原にふらりと現れた若侍。遊女を人質に騒ぎ立てる男を手もなく斬り捨てた。名は織江緋之介(おろえひのすけ)。剣の腕は別格。遊女屋いづやの主・総兵衛(そうべえ)の計らいで仮寓するが、何者かの襲撃を再々受ける。緋之介の隠された過去、総兵衛の驚くべき秘密。背後では巨大な陰謀が渦巻いていた。愛する者のため、迫り来る強烈な刺客たちに刀をふるう。吉原の命運が緋之介の双肩にかかる!
  • 悪漢に屋敷を荒らされた深室(みむろ)家は目付に不始末を厳しく追及される。将軍家綱のお髷番(まげばん)にして寵臣深室賢治郎は窮地に陥るが、老中阿部忠秋の計ら平主馬。冷酷無比な刺客を差し向け、魔手は許婚(いいなずけ)の三弥(みや)にも伸びる。進退窮まった賢治郎。そのとき家綱がついに動いた。権益を巡る傑物たちの攻防。大好評シリーズ、圧巻の完結!
  • 将軍家綱のお髷番(まげばん)にして寵臣深室賢治郎(みむろけんじろう)は館林徳川家の黒鍬者(くろくわもの)に襲われるが、返り討ちに。老中阿部忠秋はこれを謀叛と取り、賢治郎に黒鍬者殲滅を命じる。一方、将軍正室の懐妊を確信した甲府藩家老新見正信は、大奥に刺客を送って害そうと画策。家綱の身にも危難が迫る。事態を打破しようとする賢治郎だが、目付に用人殺害の疑いをかけられ──。寵臣として最大の試練。その真価が問われる。
  • 将軍家治(いえはる)の寵臣田沼意次に遺恨を抱く松平定信は、大奥を害して失脚に導こうとする。実行役は腹心のお庭番和多田要(わただかなめ)。危難を察した大奥表使い大島は、御広敷伊賀者同心御厨一兵(みくりやいっぺい)に反撃を命じる。要をはじめ数々の刺客と死闘を繰り広げる一兵。やがて大奥女中すわ懐妊の噂が駆け巡り、事態は急転。女中たちの権力争いが加熱し、ついには死者までも。修羅場を迎えた一兵は使命を果たせるのか!
  • 将軍家綱の御台所(みだいどころ)懐妊の噂が江戸城下を駆けめぐった。次期将軍の座を虎視眈々と狙う館林、甲府、紀州の三家は真偽を探るべく、家綱のお髷番にして寵臣深室賢治郎と接触。紀州藩主頼宣は懐柔を試みる一方、甲府藩主綱重の生母順性院付き用人は力ずくで口を割らせようと血眼に。御台所暗殺の姦計までも持ち上がるなか、満身創痍の賢治郎がとった手段とは。幕府の命運がその双肩にかかる!
  • 甲州藩主綱重の生母順性院に黒鍬衆が牙を剥いた。九死に一生を得たものの、用人山本兵庫は怒り心頭に発し、黒鍬衆を次々に暗殺。なぜ順性院は狙われたのか。事件を知った将軍家綱はお髷番(まげばん)深室賢治郎に全容解明を命じる。やがて将軍後継争いのあらたな火種を探知した賢治郎だが、覚えず巧妙な悪略に足をとられる。家綱に誓った絶対的忠義。身命を賭して二重三重に張り巡らされた罠に挑む!
  • 次期将軍の座をめぐり火花を散らす、紀州徳川、甲府徳川、館林徳川の三家。紀州藩主徳川頼宣(よりのぶ)は将軍家綱の大奥に刺客を忍ばせ、虎視眈々と頃合いを窺う。一方、館林家は黒鍬者(くろくわもの)を差し向け、頼宣排除に乗り出した。さらに甲府家は事態の渾沌に乗じ、館林の黒鍬者の引き抜きを企てる。風雲急を告げる三つ巴の争い。かつてない危機に瀕した家綱を守れるか。お髷番(まげばん)深室賢治郎(みむろけんじろう)の小太刀が奔る!
  • 「このままでは躬(み)は大奥に殺されかねぬ」将軍継嗣をめぐる大奥の不穏な動きを察した四代将軍家綱は、お髷番(まげばん)深室賢治郎に動向を探るよう直命を下す。そこで蠢いていたのは、順性院と桂昌院の思惑。それぞれ実子を五代将軍につかせんと権謀術数を競っていた。家綱放逐を企む者にとって、腹心のお髷番は目下の敵。襲い来る刺客と死闘を繰り広げる賢治郎。風心流小太刀が電光石火で悪を断つ!
  • 将軍の身体に刃物を当てることが唯一許されるだけに、かえって絆が深くなるお髷番(まげばん)。四代家綱は、秘命を託すのに最適なこの役に、かつてお花畑番として寵愛した深室賢治郎を抜擢した。謹慎が解け、帰藩する紀州大納言徳川頼宣の、「我らも源氏でございます」という言葉の真意を探らんがためだった。務めを遂げんとする賢治郎の前に、将軍位略奪を巡る徳川家重鎮らの姦計が立ちはだかる!
  • いずれ劣らぬ勇将が覇を競う戦国の世。播磨で名を馳せし小寺家に仕える黒田官兵衛は当主政職(まさとも)の蒙昧に失望し、見切りをつける。織田家屈指の智恵者・羽柴秀吉に取り入り、天下統一の宿願を織田信長に託した。だが本能寺の変が勃発。茫然自失の秀吉に官兵衛は、囁きかける。ご運の開け給うときでござるーー。秀吉を覇に導き、秀吉から最も怖れられた智将。その野心と悲哀を描く迫真の戦国絵巻。
  • 京都所司代が二代続けて頓死した。不審に思った九代将軍家重は大岡出雲守忠光を通じ、三田村元八郎に背後関係を探るよう命じる。一方、田沼主殿頭意次は新たな京都所司代・酒井讃岐守忠用から“包み”を受け取るべく京に伊賀者を放った。包みの謎を巡り、伊賀者、修験者、そして黄泉の醜女と名乗る幻術遣いが入り乱れる。終わりなき死闘。元八郎に勝機は。やがて驚愕の真相が明らかに――。
  • 徳川綱吉の行列が襲われた。甲府徳川家の家臣の仕業だ。綱吉に被害は及ばなかったものの、館林徳川家は報復として桜田館を襲う。将軍継承をめぐる弟たちの争いを憂慮した四代家綱は、誰よりも信を置くお髷番深室賢治郎を密使として両家に差し向け、事態の収束を図る。しかし継承問題は血で血を洗う惨劇に発展。家綱を、江戸幕府の泰平を賢治郎は守れるのか。すべては小太刀にかかる!
  • 紀州藩主徳川頼宣が出府を願い出た。幕府に恨みを持つかつての大立者が沈黙を破ったのだ。老中らに緊張が走る。四代将軍家綱に危害が及ばぬよう目を光らせるのは、お髷番にして風心流小太刀の使い手、深室賢治郎。頼宣の想像を絶する企みとは--。骨肉相食む、甲府と館林両家の将軍後継争いも収束の気配を見せず、さらに大奥では刺客が蠢く。相次ぐ天下の大事。賢治郎は打破できるか!
  • 尾張藩主徳川宗春は八代将軍吉宗に隠居慎みを命じられる。ともに藩を追われた柳生主膳は宗春の無念をはらすべく、執拗に世継ぎ家重の命を狙う。一方、京では桜町天皇を扇動して幕府を混乱させる策謀がうごめく。さらに公家内の主導権争いが熾烈を極め、幕閣、朝廷の混乱は風雲急を告げる事態に。その収拾に暗躍するは元八丁堀定町廻り同心・三田村元八郎。神速の太刀で巨大な闇に斬り込む!
  • 父にして剣術の達人である順斎が謎の甲冑武者に斬殺された。仇討ちを誓う三田村元八郎は大岡出雲守忠光に、薩摩藩とその付庸国、琉球王国の動向を探るよう命じられる。琉球の王位継承に際し、将軍家重の周辺で不穏な動きが見られるという。はるか琉球を目指す元八郎。薩摩の忍・捨てかまりと死闘を繰り広げるなか、順斎殺害の真相が浮かび上がる。甲冑武者の正体とは。悲しみの秘剣が閃く!
  • お髷番深室賢治郎は絶対的な忠義を誓う四代将軍家綱から目通りを禁じられてしまう。麹町で起きた浪人衆斬殺事件を報せず、逆鱗に触れたのだ。だがそこには紀州藩主徳川頼宣の関与があった。将軍であろうと迂闊に手出しできぬ難事。賢治郎は事の真相を探る。待ち受けるは次期将軍を巡る陰謀。次々に襲いかかる黒鍬者(くろくわもの)、根来者(ねごろもの)を討ち破り、家綱の信頼を取り戻せるか。孤独な闘いが始まる!
  • 八代将軍吉宗の治下、老中松平乗邑は将軍継嗣・家重を廃嫡すべく朝廷に画策。吉宗の懐刀である南町奉行大岡越前守を寺社奉行に転出させた。大岡配下の同心・三田村元八郎は密命を帯びて京に潜伏することに。やがて桜町天皇の身辺にも危害が及び、真相を知った天皇の勅使一行は東海道を下向する。立ちはだかるは甲賀者、そして示現流の遣い手。陰謀の網に元八郎の太刀が振るわれる!
  • 抜け荷で巨財を築く加賀藩前田家と、幕府の大立者・田沼主殿頭意次の対立が激化。憂慮した九代将軍家重の側用人・大岡出雲守忠光は、三田村元八郎に火消しを命じる。その矢先、福井藩の領地で異国船の焼き討ち事件が発生。探索の命を受けた元八郎は能登忍の襲撃をかわし北国街道をひた走る。やがて判明する田沼の野心と加賀藩の秘事とは。壮大なスケールで織りなす人気シリーズ最終巻!
  • 江戸城中で熊本城主細川越中守宗孝に寄合旗本板倉修理勝該が刃傷に及んだ。大目付の吟味により、勝該は切腹して果てたが、納得しかねた九代将軍家重は吹上庭番支配頭・三田村元八郎に刃傷事件の真相究明を命じる。やがて事件の背景に徳川家最大の秘事が潜むことを突き止めた元八郎。しかし露見を恐れた大御所徳川吉宗の非情な決断により、刺客が忍び寄る。壮絶きわまる暗闘のゆくえは!

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