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『徳間文庫、牧秀彦(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~35件目/全35件

  • 737(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    宿敵との最後の決戦!
    そして愛妻にある変化が――。
    好評の時代剣戟シリーズ、堂々完結!

    無実の罪で囚われた名与力・仁杉五郎左衛門が獄中で非業の死を遂げた。
    仲間から経緯を聞いた笠井半蔵だったが、謹慎中のため身動きが取れない。
    歯噛みする半蔵に、思わぬ人から救いの手が差し伸べられ、真相を突き止めることを決心する。
    宿敵・三村兄弟との最後の決戦が間近に迫るなか、愛妻の佐和に変化が起きていた――。
    好評の人気剣戟シリーズ、堂々完結!
  • 737(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    巨悪が仕掛けた卑劣な罠!
    無実を証明するために奔走する半蔵。
    命を狙い、忍び寄る影が――。

    南町奉行所は騒然としていた。
    年番方の名与力が目付・鳥居耀蔵によって突然投獄されたのだという。
    罪状は五年前の汚職だった。
    管理不行き届きの罪で奉行の座が危うい矢部定謙は呆然自失の態。
    与力を救うため無実の証拠を集めてほしいと笠井半蔵に懇願する。
    二人を助けたい一心で奔走する半蔵だったが、
    その影では忍びくずれの三人組の魔手が迫っていた――。
    時代剣戟シリーズ第九弾。
  • 737(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    怒りの真剣が唸る!
    敵は凄腕の忍び集団
    そして、極悪非道の剣客・三村右近

    笠井半蔵は、南町奉行から影御用を依頼される。
    奉行の後釜を狙う者から警固してほしいのだという。
    かつては敬愛していた奉行だったが、
    自分を裏切る行為をしていたことを知り距離を取っていた。
    半蔵は逡巡するが、ある条件と引き換えに依頼を引き受ける。
    一方、虎視眈々と奉行の座を狙う目付・鳥居耀蔵は腕利きの忍びくずれの一団を雇い、
    手練れの三村右近とともに半蔵に立ち向かわせる――!
    好評の時代剣戟シリーズ第八弾。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    夫婦で訪れた八王子で事件勃発
    刺客から恩師を護れ!

    笠井半蔵は勘定奉行の密命を受け、愛妻の佐和を伴い旅に出た。
    目的地は十代の日々を過ごした第二の故郷・八王子。
    初めての二人旅で新婚気分を味わっていたが、
    恩師が浪人に襲撃される場面に遭遇。
    窮地を救った半蔵は、警固をすることに。
    病床に臥せる恩師の命を刺客から護れるのか?
    一方、その陰で夫婦の仲を切り裂こうとする動きが――!? 
    好評の時代剣戟シリーズ第七弾。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    愛妻・佐和と仲睦まじく、平和な日々を過ごす笠井半蔵。
    ある日、勘定奉行から大奥の御中臈の身辺警護を命ぜられた。
    意外な密命に戸惑いながらも任務を遂行する半蔵。
    佐和は夜遅く帰宅する半蔵から漂う女の匂いが気がかりで穏やかではいられず、夫婦仲に波風が立ち始める。
    ついには、夜のみならず昼も警固せよの命が下り……。
    半蔵を待ち受ける罠とは?
    時代剣戟の好評シリーズ第六弾。
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    前代未聞!
    同心が辻斬りまがい!?

    辻斬りまがいの所業を繰り返している同心がいる!?
    南町奉行所に投げ文が届いた。
    笠井半蔵は、旧知の与力から依頼を受け真相を探ることに。
    果たして、同心の目的とは?
    愛妻の制止を振り切り、事件に深入りする半蔵の前に強敵・三村兄弟が立ちはだかる――。
    一方、矢部定謙のもとには南町奉行の座を
    虎視眈々と狙う悪しき影が忍び寄っていた。
    時代剣戟の好評シリーズ第五弾。

    目次
    第一章 辻斬りは同心
    第二章 男たちの葛藤
    第三章 疑惑の名与力
    第四章 修羅場の予兆
    第五章 妖怪の仕掛け始め
    第六章 踊らされるは傀儡
    第七章 お内儀さまは強し
    第八章 惨劇、その果てに
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    愛妻に邪悪な影が!
    半蔵の剣が閃く!

    勘定奉行から密命を受け、
    武州へ旅立った笠井半蔵。
    甲州街道を荒らし回る悪党どもを
    人知れず成敗するための旅である。
    道中、甲府方面で暴れていた無頼一味が笹子峠に逃げ込んできたのを知った半蔵はこれを迎え撃つ。
    しかし思わぬ反撃を受け窮地に立たされることに。

    一方、江戸に残してきた愛妻・佐和にも邪悪な影が忍び寄っていた――!
    時代剣戟の好評シリーズ第四弾。
    (『算盤侍影御用 婿殿勝負』改題)

    <目次>
    第一章 半蔵独り旅
    第二章 意地焼く愛妻
    第三章 嵐の前触れ
    第四章 危機迫る夫婦
    第五章 九死に一生
    第六章 好敵手との一夜
    第七章 不器用なれど
    第八章 護るが使命
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    表の顔は勘定所勤め、
    裏の顔は影御用!

    夫婦仲が良好になり、
    苦手だった算盤(そろばん)の腕も上達。
    自信がなかった勘定所勤めにも
    張り合いが出る笠井半蔵だったが
    仕事が上達した真の理由は
    剣の技倆を見込まれ
    影御用を命じられていることにあった。

    南町奉行・矢部定謙の意を汲み
    事件解決にも勤しむ日々。
    そんな半蔵に南町奉行の失脚を狙う
    魔の手が迫っていた!

    好評の時代剣戟シリーズ第三弾。
    (『算盤侍影御用 婿殿修行』改題)
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    勘定所勤めながら不得手の算術に四苦八苦し、
    家付き嫁の佐和の尻に敷かれる辛い日々を送る笠井半蔵。
    登城中の勘定奉行を刺客の襲撃から救ったことで、幕閣の影の警固を命じられた。
    勘定所への出仕は猶予され、影の御用に励むよう勘定奉行より命が下されるが、
    家業をおろそかにすることに悩む半蔵だった。
    そんなとき、警護先の矢部貞謙が何者かに拉致されたのだ!
    好評シリーズ第二弾。
    (『算盤侍影御用 婿殿激走』改題)

    <目次>
    第一章 婿殿の憂鬱
    第二章 鍛えし気組み
    第三章 佞臣の素顔
    第四章 走れ半蔵
  • 726(税込)
    著者:
    牧秀彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    算術不得手の勘定方!?
    しかし剣術に覚えあり
    旗本八万騎一の美人を娶り、婿入りして勘定方の役務に邁進する笠井半蔵。
    実は算盤が大の苦手ときた。
    代々の家のお役目に誇りを持つ妻・佐和の
    尻に敷かれてはや十年、一向に算術の腕は上がらず
    宮仕えはつらい日々だった。
    ところがある日、登城中の勘定奉行が
    謎の刺客連中に襲われた窮地を、
    若き日に鍛えた天然理心流の剣の腕で救う。
    これをきっかけにして、半蔵にはある人物の陰の警固の命が下るのだった。
    時代剣戟シリーズ第一弾!
  • 白河十一万石の当主松平定信の跡継ぎである定永が、刺客たちの襲撃を受けた。
    弟が襲われた裏側に、幕府を滅ぼそうとする陰謀を感じた松平蒼二郎は、
    新たに仲間に加わった定信お抱えの忍びの者、百舌丸とともに、京の都へ向かう。
    今回の敵は……禁裏、公家である。
    闇仕置の仲間、辰や丈之介も後を追って京へ。
    そこでは最強の刺客との対決が待っていた。
    剣豪小説の傑作シリーズ、完結。(『松平蒼二郎無双剣 陰流・闇始末 宿命斬り』改題)
  • 大恩人である亡き田嶋源太夫の妻子を助けた松平蒼二郎は、京に旅立とうとしていた。
    実の父である松平定信との因縁を断ち切り、己を見つめ直すための旅である。
    しかしそこへ、白河十一万石の跡継ぎである、弟の定永が姿を現した。
    定永は半月前に賊に襲われ、何とか追い払いはしたが、宿直が二名斬られたという。
    その黒幕は禁裏すなわち朝廷であると、定永は語る……。
    大好評の剣豪小説、第二弾。
    (『松平蒼二郎無双剣 陰流・闇始末 流浪斬り』改題)
  • 曇天の下、奥州街道を白河へと下る旅姿の侍の名は、松平蒼二郎。
    陰流の遣い手である蒼二郎は、かつては実父である白河十一万石の当主松平定信に命じられ、悪人を密かに誅殺する闇仕置を行っていた。
    今はある壮絶な覚悟をもって、その地を目指している。蒼二郎が守らんとする母子は、本来、蒼二郎を仇と思うべき存在であった……。
    大好評の剣豪小説シリーズ、第二期の開幕!
    (『松平蒼二郎無双剣 陰流・闇始末 悪人斬り』改題)
  • やはり、潮時なのかもしれぬな……。奥州白河藩主松平定信の隠し子にして、その密命で暗殺を行う刺客として生きてきた蒼二郎。しかし今は、辰次、澄江、丈之介ら仲間たちと共にする、市井の民のための闇仕置にこそ、真に一命を賭して戦う価値がある──そう思い始めていた。父と決別した蒼二郎であったが、新たな戦いが待ち受けていた。そして母の峰姫を惨殺した仇敵の正体とは……!?シリーズ第五弾。(『陰流・闇仕置 松平蒼二郎始末帳 怨讐狩り』改題)
  • とある密命のもと、巨悪を葬る人斬りを業(なりわい)とする松平蒼二郎。辰次、澄江、丈之介ら、一癖も二癖もある仲間と共に、人知れず悪を斬る。その存在を知る者は極めて少ない。だがその正体が、火付盗賊改方、荒尾但馬守成章に気づかれてしまう。成章としては、好き勝手に見える彼らの闇仕置を断じて容認するわけにはいかぬ。追いつめられた蒼二郎たちは……。剣豪小説、圧巻の第四弾!
  • 深川元町に居を構えてはや五ヶ月。生花の道で花月庵蒼生といえば江戸市中に知らぬ者はいないほど名が売れていた。界隈ではもっぱら「蒼さん」の通り名で呼ばれる浪人の本名が、松平蒼二郎であることを知るのは、ごく限られた世界──江戸の闇に生きる住人たちだけ。今回、その仲間の一人、医者・丈之介を通じ、深川の質屋を舞台とした凄惨な押し込み強盗と関わることとなり……。
  • 花月庵蒼生と名乗り生花の宗匠として深川に暮らすのは世を忍ぶ仮の姿。実は時の白河藩主松平定信の隠し子である松平蒼二郎は、徳川の天下に仇為す者どもを闇に葬る人斬りを生業とする。宿縁で結ばれた元渡世人辰次、武家の美女澄江、医師丈之介の三人と共に、巨悪を滅ぼす闇仕置を請け負う日々。そんなある日、鞍馬流奥義を極めた能役者の兄弟が蒼二郎を襲った。剣豪小説の傑作第二弾!
  • 常の如く斬り尽くせ。一人たりとも討ち漏らすな。将軍家斉公お抱えの隠密集団、相良忍群の殲滅を命ずる五十がらみの男は、かなりの家柄の大名らしい。そしてその男を父上と呼ぶ浪人姿の三十男――蒼二郎は、いったんはそれを諫めるも、亡き母の仇こそ彼らであると聞かされ、“隠密狩り”を決意する。後日、洲崎の浜には、相良忍群、二十四体の骸が横たわっていた。剣豪小説の傑作!
  • 尼崎藩江戸家老・塩谷隼人は、馴染みの船宿『海ねこ』で、お琴に給仕を受けていた。七年越しで互いに憎からず想いあう二人。願わくばお琴を娶(めと)り、共に余生を大事に過ごしたいと考える隼人であった。ある日、色好みで知られる将軍家斉公がお忍びで市中に出掛け、偶然会ったお琴を見初めてしまう。そして、お琴を大奥に迎え入れると高らかに宣言。思いも寄らぬ騒動が始まった。
  • 尼崎藩江戸家老・塩谷隼人は、国許の農政改善への協力を求め、農学者の大蔵永常を訪ねる。永常は快諾の代わりに身辺警固を頼んできた。承知した隼人は相次いで不審な刺客と対決する。永常は幕府と薩摩の双方から狙われていたのだ。日の本の農業を向上させて民が飢え死にしない世を目指す彼が、怪しき人物であろうはずがない。隼人は薩摩藩前藩主・島津重豪の手の者と対峙することとなる。
  • 内証苦しい尼崎藩の江戸家老・塩谷隼人。藩邸を取り仕切る一方、国許の農政に腐心する日々。その頃、加島屋正誠ら大坂の両替商たちは公儀から米切手買い持ちのための御用金調達を命じられていた。隼人は旧知の正誠に藩への融資を頼むべく大坂へ向かい堂島の米会所で面会にこぎつけるが、突如として三人の賊が乱入。正誠が連れ去られてしまった。老練の知恵と剣技で立ち向かう隼人だが……。
  • 隠居の身から江戸家老に再任された塩谷隼人は、尼崎藩邸の敷地内に在る役宅で暮らす。大家を務めた八丁堀の長屋の店子たちはつつがなく暮らしているようだが、一方、藩政には不穏な影が。尼崎藩藩主松平忠宝は、江戸城で老中の土井大炊頭利厚と出会う。二人は、実の叔父と甥の関係。松平家で冷遇され、土井家に養子入り後に出世を遂げた利厚は、尼崎藩に大きな恨みを抱いていたのだった。
  • 江戸城で御前試合が催されることとなり、何と塩谷隼人が名指しされた。選ばれたのは隼人以外は全員が幕臣、名だたる流派の若手門人ばかり。いくら手練とはいえ、高齢の隼人が不利なのは明らか。将軍・家斉公のお声がかりということだが、これは尼崎藩を貶めようと企む輩の陰謀ではあるまいか……!? 塩谷隼人と日比野左内老、若二人の中條流剣法の達人を描く、シリーズ第五弾!
  • “塩谷隼人は江戸家老を務めし折に民を苦しめ私服を肥やすに余念なく、今は隠居で左団扇――”。摂津尼崎藩の農民を称する一団による大目付一行へのこの直訴は、大身旗本の子息・松平信十郎によって寸前で食い止められた。隼人に大恩ある信十郎にとっては、これが嘘偽りに満ちたものであることは自明の理。裏には尼崎藩を統(す)べる桜井松平家をめぐる策謀が……。好評書下し時代剣戟、第四弾!
  • ほろ酔いの塩谷隼人主従は、新大橋下の川面を漂う一人の若い娘を見かけた。身投げかと思いきやおもむろに泳ぎ出すその姿は常人離れしている。噂に聞く人魚? 後日、同じ娘が、船遊び中の旗本の倅(せがれ)どもに目をつけられ追われているのを目撃し、隼人は彼らを追い払う。難を逃れた娘は和代と名乗り、身の上を語り始めた……。隼人・左内・蒼二郎そろい踏み、好評書下し時代剣戟、第三弾!
  • 抑え切れぬ悩みを抱いたとき、謎多き剣豪、松平蒼二郎の瞳は、翳(かげ)りを帯びる。闇仕置と称する仕事を強いられ修羅の日々を生きてきた身にして、この癖だけは治らない。塩谷隼人を斬らなければ、裏稼業の仲間たちがお縄になる。暗殺は決して己自身のためではない。隼人に忍び寄る恐るべき刺客、蒼二郎。日比野左内は、もともと蒼二郎の仮の姿と知り合いであったが……。剣戟小説、最高潮!
  • 満ち足りた日々をおくる日比野左内(さない)と茜(あかね)の夫婦。無双の女剣客であった茜だが、刀を帯びることも絶えて久しい。そんなある日、愛息の新太郎が何者かに拐(かどわ)かされた。背後には、茜の幼き頃の因縁と、将軍家剣術指南役柳生家の影が見え隠れする。左内はもちろん、茜をかつての主君の娘として大事に思う塩谷隼人が、母子のために立ちあがる。中條流の剣が冴える! 好評シリーズ、新章開始!
  • 相思相愛の日比野左内と茜(あかね)姫であったが、二人はまだ男女の仲に至っていない。父殺しの汚名を着せられて出奔した兄を見つけ出し、その潔白を証明するまでは、誰とも深い仲にはなるまい。左内は、そう心に決めているのだ。二人が甘く切ないすれ違いをした夜、左内の前に弊衣(へいい)の浪人者が現れた。その人物こそ、日比野博之進、三十四歳。長く行方知れずとなっていた、腹違いの兄であった。大人気シリーズ第三弾!
  • 長屋を改装した小さな道場で子ども相手に剣を教える日比野左内は中条(ちゅうじょう)流剣術の達人。界隈の人々から愛される好青年である。しかしこの青年剣士には、止むにやまれぬ事情から戦わざるを得ない立場に置かれた者に一撃必殺の技を授けるという裏の顔があった。父の仇討ちのため江戸を訪れて困窮する兄妹に、左内は……。別シリーズでお馴染みの老剣客、塩谷隼人も登場。圧巻の剣戟小説!
  • 尼崎藩の元江戸家老、塩谷隼人(しおやはやと)もついに隠居。長屋の大家としての第二の人生が始まった。美貌の書道家弥生(やよい)も新たに店子(たなこ)に加わり、穏やかな日常が続くかと思われた。そんなある日、長屋出入りの魚屋の太助が、棒手振りの同業者から逆恨みで襲われる光景に、隼人は出くわす。天秤棒を振り回し、見事追い払う太助であったが、隼人は苦言を呈する。「生兵法は怪我の元と申すは、おぬしのことぞ」。シリーズ第二弾。
  • 尼崎藩江戸家老を長く勤めた塩谷隼人(しおやはやと)であったが、藩主松平忠告も死去。家中の落ち着きを待ち三回忌の後、ついに暇をもらい晴れて隠居の身となった。主家から離れた後の月々の暮らしを考えた隼人は、八丁堀に土地を借りて長屋を普請。しかしどうしたことか、店子がまったく集まらない。窮する隼人だが、尼崎藩や船宿『海ねこ』の面々に頼るわけにはいかぬ。職を求め、口入屋を訪ねるが……。
  • 文化二年、お盆の頃。摂津尼崎藩江戸家老・塩谷隼人(しおやはやと)は胸に虚しい思いを抱えていた。それは、還暦を過ぎた今となっても父の仇討ちを果たせていない悔恨からきている。そんな折、両国広小路で暴漢たちに絡まれていた一人の武士を助けた。松崎と名乗るその武士は、聞けば四十年の間、親の仇を追う身であり、奇しくも隼人と同い年であった。因縁を感じた隼人は、助太刀を決意するが……。
  • 藩主の娘・茜や江戸家老・塩谷隼人の覚えめでたいとされ、朋輩の嫉妬に憔悴する鏡大次郎。隼人はことの発端となった道場主・日比野左内を藩邸に呼ぶ。左内は大次郎と激しく木刀をかわした後、あらぬ噂で彼を追い込んだ首謀者二人に言い放つ。「立ち合えば自ずとお人柄も分かります。鏡殿の剣には一片の偽りもございませんでした故、ご両名のお心の内を拝見いたしとう存じまする」
  • 参勤交代の陰供(かげとも)として旅する若武者。その正体は、藩主の末娘、茜であった。男装して柳生新陰流を遣う茜は刺客に襲われた父の窮地を救うが、江戸入り後は奔放な言動で家老の塩谷隼人を困らせている。ある日、慎重な隼人に業を煮やした茜は、刺客を討つべく藩邸を無断で抜け出す。隼人が守りに徹してきた理由はただ一つ。人を斬ったことのない若者に無茶をさせたくなかったからだった……。
  • 桜井松平家を藩主とする摂津尼崎藩。長く江戸家老の要職をつとめる老雄、塩谷隼人は、来年還暦を迎える。先頃のお家騒動を自らの手で決着させたことを機に、国元に隠居願いを出していた。心置きなく余生を過ごすつもりが、藩命はまさかの願いお取り下げ。滂沱(ぼうだ)の涙を流す隼人にさらなる追い打ちが。隼人の剣の愛弟子である笠井辰蔵を討て、と。お家騒動の火種がまだくすぶっているのか……。

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