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『ノンフィクション、豊田正義(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 七人もの人間が次々に殺されながら、一人の少女が警察に保護されるまで、その事件は闇の中に沈んでいた──。明るい人柄と巧みな弁舌で他人の家庭に入り込み、一家全員を監禁虐待によって奴隷同然にし、さらには恐怖感から家族同士を殺し合わせる。まさに鬼畜の所業を為した天才殺人鬼・松永太。人を喰らい続けた男の半生と戦慄すべき凶行の全貌を徹底取材。渾身の犯罪ノンフィクション。
  • 戦闘機や潜水艇でない、ベニヤ板製の水上特攻艇にのった青年たちがいた!

    秘密部隊の青年たちは、
    国家から二度死を宣告された。
    封印を破り、レ兵士たちは語った!!

    マルレという秘密兵器があった。それは戦闘機でも潜水艇でもなく、ベニヤ板製の水上特攻艇。
    マルレの特攻隊は秘密部隊ゆえに人知れず消えていった。
    しかし、この特攻隊にはより大きな秘史がある! 
    それは彼らが8月6日の原爆投下直後の広島に入り、真っ先に救援活動を行っていたこと。
    結果、多くの隊員が被曝したこと、そして被爆者として戦後に苦しんでいたこと、である。

    被爆地に真っ先に駆けつけて被爆者を助けた秘密部隊の特攻兵たちは、
    復員後に自らの身体に発症した原爆症と戦い、被曝という事実を認定しようとしない国と戦い、
    周囲の被爆者差別と戦った。
    特攻と原爆によって、二度も死を国に告げられた彼らは、「戦後」を戦い続けたのだ。
    秘密部隊ゆえにマルレは戦果を秘され、彼らの部隊が原爆投下直後の広島を救援に奔走した行為は忘れられ、
    その隊員たちが被爆者として戦い続けた歴史は消えようとしている。

    「彼らの証言は、語らずに逝った戦友たちへ捧げる鎮魂であり、いかに戦争が悲惨で愚かで空しいかを訴える警鐘であり、戦争のない平和な世界を祈念する遺言である」

    もう、この国で人命を消耗品にしてはならない。
    ■「俺は戦争に行きたくない! 軍隊に入隊したくない!」
    ■「一艇を以て一鑑を屠る、それが諸君の任務である」
    ■「みんな今年いっぱいの命だと覚悟して精進してくれ」
    ■「私たちには玉砕は許されませんでした」
    ■「俺が原爆症だと知れ渡ったら、子供たちが何されるかわからん」

    ※本書は2015年7月に弊社より刊行した単行本『原爆と戦った特攻兵 8・6広島、陸軍秘密部隊レの救援作戦』を
    改題の上、加筆修正したものです。
  • 462(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    豊田正義
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    最も身近な存在は、最も危険な存在にもなる。我が子を段ボール箱の中で餓死させた両親、夫を尺八で撲殺した老婆、娘に性的虐待を繰り返した「理想の父親」、妻の身内を殺害した暴力夫……。身内の凶行により、家庭は逃げ場の無い密室と化す。児童虐待、DV、近親姦、高齢者虐待等、増加しつづける家庭内犯罪の実態とは――。加害者、被害者への膨大な取材を通じ、家庭に潜む病巣の正体に迫る。
  • 夫婦一緒に体当たりした特攻兵がいた。これは、史実である。衝撃の歴史ドキュメント!!

    「女が乗っているぞ!」その声が上空を旋回する11機の特攻機まで届くことはなかった。白いワンピース姿の女性を乗せた機体を操縦していたのは谷藤徹夫少尉(当時22歳)、女性は妻の朝子(当時24歳)だった。1945年8月19日、満州。20代の青年将校たちは、ある者は許嫁の自決を見届け、ある者は恋人を連れ、そして谷藤徹夫は妻を乗せ、空に消えていった。「妻と飛んだ特攻兵」、その衝撃の事実を追った歴史ドキュメント!!!

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