『文芸・小説、エッセイ、津本陽、1円~』の電子書籍一覧
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絶対不敗の勇者はいかにしてつくられたか? 趣味尽きない歴史人物エッセイ。人生ここ一番の勝負で勝った男たち――絶対不敗の人間は、いかにしてつくられたか……。宮本武蔵、大石内蔵助、徳川吉宗、山岡鉄舟など、史上稀なる剣客、名将、大器量人の、厳しい自己鍛練。剣の奥義が処世の指針となる道理と、「勇」に尽きる必勝法。剣の実践者の著者にして初めて可能な、合理的で躍動感にみちた語り口の、興趣つきない歴史エッセイ集。
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自由に、悔いなく生きた男たちの人生は、どのようなものであったのだろうか? 逆運に立ち向う男の生き方を考える――宮本武蔵、塚原卜伝、伊藤一刀斎などの、激烈な闘争の半生と不動の境地を考える時、16歳の昭和20年1月、動員先の川崎航空機工場で受けた、戦慄の空襲体験を思い出す時、故郷・片男波の海が育んだ、命を賭けて逆運に立ち向かう男たちを知る時……、著者の胸に去来するものを、熱く静かに語る、滋味あふれるエッセイ集。悔いなく生きる、自信と備えを考える名著。サラリ-マンをやめ、無一文で帰郷してからの激しい星霜と、敵を回避することを潔しとしない性分、男として守らなければならないものを、静かに語る!
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剣道三段、抜刀道五段の著者が描く武人の魂。
歴史に名を刻んだ剣豪、現代に生きる伝説的な武人の壮絶な技と人生を通じて日本人の武とは何かを考える、著者最後の一冊。
歴史に名を刻んだ名剣士と、現代に生きる各流派の伝説的な武人。
その壮絶な技量と圧倒的な人生を通して、日本人の武を考え抜く。
著者の津本陽氏は、日本を代表する歴史、時代作家であるだけでなく、自ら剣道三段、抜刀道五段の腕前であり、武芸への造詣も大変深い作家。
本書には、津本氏本人の剣術修行の様子も詳細に描かれ、氏の「体験的武道入門」ともいえる内容である。
われわれの先人がいかに武を磨き、乱世を生き抜いてきたのか。
津本氏は、戦中、戦後直後の殺伐とした空気のなかで、日本人の攻撃性は維持されたという。
いま、テロに代表されるような「暴力の時代」が、再び訪れようとする予兆がある。
武の心得とは何か、と問うときに、本書の持つ意味は大きいはず。
[目次]
第一話 近藤勇と比肩した男
第二話 永倉新八の竜尾の剣
第三話 明治政府の剣豪
第四話 江戸幕府最後の侍と明治維新
第五話 薩摩隼人と示現流
第六話 龍馬暗殺現場の試斬
第七話 見事の死にざま
第八話 柳生新陰流の極意
第九話 大東流・佐川先生の俤
第十話 夜半の素振り -
剣豪小説の第一人者にして剣道・抜刀術の高段者である著者が、古武道の真髄に迫る!
古来より伝わる六つの流派に取材した出色の対談集。
徒らに勝敗にこだわる昨今の武道は技法に浮薄のそしりを免れないのではないか。
剣道三段、抜刀術五段を誇る剣豪小説の雄が、現代に息づく古来の「武」の精神を辿る。
柳生新陰流、香取神道流、馬庭念流、竹内流、柳生心眼流、諸賞流の六流派の訪問記と、二木謙一、秋山駿、安西水丸、勝新太郎との対談、薩南示現流や豊臣秀吉などについて書かれたエッセイを収録。
豪華な随筆・対談集。 -
「老境に至ってなお、盛運のいきおいを増してゆく人物は、『考える人』である」(はじめに――「老い」とはなにか)。徳川家康、豊臣秀吉、勝海舟、親鸞……。最期まで自らを磨きつづけ、昇りつめた先人たちは何を心の糧としたのか。歴史小説の第一人者である著者が、史実に名を刻んだ十二人の生きざまを通して説き明かす晩成への人生論。
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安土城天守閣の構造に信長は何を託したのだろうか
「儂はのん、この世でこのうえなき神だで。今生で儂より偉き神はあらぬゆえ、後生にてもまた、儂はこのうえなき神になるのだわ」。天正7(1579)年、織田信長は天下統一の拠点として安土城天主閣を完成させた。
この幻の名城の内部には巨大な「吹き抜け空間」があり、その中心に宝塔が安置されていた。この宗教的演出は何を意味したのか。『下天は夢か』で爆発的ブームを起こした著者が、信長の実像に鋭く迫る!
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