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『文芸・小説、遠藤周作』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全114件

  • シリーズ2冊
    300(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ルーアン、リヨン、熱海で起きた怪現象を綴った「三つの幽霊」をはじめ、とっておきの身の毛もよだつ怖い話が9編。人一倍怖がり屋だった作者の恐怖心と好奇心が生み出した、不朽の名作集の新撰版。<「恐」「怖」全2巻・『怪奇小説集』改題作品>
  • シリーズ2冊
    300607(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    深夜、胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を上がっていく何者かの足音を耳にしたリヨンの学生寮、うなだれている人影を夜具の足許に目撃した熱海の旅館――「三つの幽霊」ほか、身の毛もよだつ恐怖譚15編を収録。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    敗戦国・日本をあとに、初めての留学生として、意気揚々とフランス船に乗り込んだのだったが……。4人の留学生の直面した現実を描いた表題作。死の臭気が漂う青春時代に、愛国心への疑問を抱いた青年を描く「入営の日」、芸術家の娘を持った父親の孤独を描く「父親」のほか、「あわれな留学生」「ピエタの像」「弟と犬」「終戦記念日」「ナザレの海」「鏡」「老いの岸辺」。人間心理の襞に触れる、感動の10名篇を収録。
  • シリーズ3冊
    300671(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    1990年。人体の1000分の1に縮小されたK大学の若い医師山里凡太郎は、3人の医師と、同じく縮小された潜水艇にのり込み、癌におかされた凡太郎の恋人の体内にもぐり込む。患部の手術を無事に終えた時、思わぬ出来事が彼らに襲いかかる……「初春夢の宝船」ほか11編を収めた抱腹絶倒の作品集。(講談社文庫)
  • 605(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。
  • フランス留学から帰国後、作家として歩み出した初期の貴重なエッセイ。フランスの思い出を描いた美しい表題作他、文学、宗教、狐狸庵ものから直筆漫画まで、本書でしか読めない垂涎の一冊!
  • 遠藤周作生誕100年企画。著者の原点となる信仰を軸に、自由や孤独、苦しみについての見解より、真の人間の姿にせまる若き日の圧倒的作品の数々!著者最初期の評論他、貴重な講演録も収録。
  • 遠藤周作 生誕100年。
    長年の苦しい病気づきあいから生まれた名言・至言!

    死ぬときは死ぬがよし……だれもがこんな自在な境地で
    死を迎えたいと思う。しかし死は怖い。ひたすら怖い。
    だからこそ日夜、怠りない「死に稽古=生き稽古」が必要になる。
    長年の苦心惨憺たる病気づきあいから、
    人生に無意味なものは何一つないと言い切る著者が、
    自らの失敗談を交えつつ贈る人生セミナー。

    解説=矢代静一

    ※この電子書籍は1994年4月に刊行された文春文庫版を底本としています。
  • 715(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    笑いあり涙あり、戦慄ありの遠藤周作劇場。

     泥棒をしたり、粗相をしたりする“駄犬”と、それでもかわいく思う作家との交流を描いた「駄犬」「犬と小説家」。半可通の男が、お店の女性たちからばかにされているのに、田舎者の青年にいいところを見せようとする「遊子方言」。娘を交通事故で亡くした男が、手紙の交換を通じて女子高生と心を通わせる「嘘」。満州時代の思い出を、阿川弘之氏との交流を交えて綴る「初恋」「クワッ、クワッ先生行状記」。そして、気持ちがやさしく世話焼きの先輩女性社員に、新入社員が気づかぬうちにからめとられてしまう表題作「天使」など、クスリと笑えてホロリと泣ける珠玉の短篇集。
  • 文豪たちが描いた日本の「名城紀行」が復刊。

    1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。

    第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。

    視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。
  • 生誕100年を迎える“狐狸庵先生”こと遠藤周作の代表的エッセイ集。社会や家庭でいつもマスクをかむっている自分ではなく、奥の奥にいる本当の自分を見てみませんか? まず自身の話から始め、ユーモラスな語り口で、私たちがどう自分と向き合い、可能性を生かすか、さらに他人とどう付き合って、人生を豊かにしていけるかをやさしく説く。佐藤愛子さん、三浦朱門さんら文壇の仲間をはじめとする、幅広い交遊関係が語られる後半も必読。 ※2023年2月に発売した集英社文庫を底本にしています。重複購入にご注意ください
  • 悲しみも苦しみも人生にムダなものは一つもない――。愛とは? 真の友情とは? 病とは? 死とは?遠藤周作が「人間の生きる道」を語り尽くす。 (「はじめに」より) この本をぼくは自らの人生に満足している人に読んでもらおうとは思わない。毎日の生活に充足感を持っている人に読んでもらおうとも思わない。 たとえば、毎日が充たされぬ人、自分に劣等感を持っている人、友だちのいない人、さむい下宿で孤独な人、そういう人に読んでもらいたいのだ。 ほんの少しだけでも生きる智慧をふきこむことができたら、と思うからだ。◇◇◇  生誕100年記念 新装版  ◇◇◇
  • なぜ父と母は別れたのか。なぜあのとき、自分は母と一緒に住むと勇気を持って言えなかったのか。理由は何であれ、私が母を見捨てた事実には変わりはない――。完成しながらも手元に遺され、2020年に発見された表題作「影に対して」。破戒した神父と、人々に踏まれながらも、その足の下から人間をみつめている踏絵の基督を重ねる「影法師」など遠藤文学の鍵となる「母」を描いた傑作六編を収録。(解説・浅井まかて)
  • ☆☆☆ 生誕100年記念 文庫新装版 ☆☆☆生きるのが少しだけラクになる遠藤周作 心のメッセージ――。誰もが幸せになりたいと願う。しかし、世の中には強い人間と、おそらくは大多数の弱い人間がいる。強い人間像がのぞまれるこの社会の中で、そういう多くの弱い人間が自分の幸せをどう見つけて生きていくか。本書は、著者独特の軽妙なユーモアと豊かなエスプリをほどよく織り交ぜながら、ソフトな語り口で現代人の心の悩みをとらえ、本当の自分の愛し方について考える。「自分も弱くてダメな人間だった」と語る著者には、道徳的な押しつけはみじんも感じられない。他人と自分、社会と自分との関わりに苦しむ人にとって、かけがえのない書となるだろう。(本文より)「努力と精進を重ねて学ぶという姿勢を、ぼくは否定するつもりはない。そういう人は自分なりの人生観をもってやっているんだから。だけど、大半の人たちは、自分の意志の弱さを嘆いている弱者です。そういう人間が、強者と伍して生きていく知恵、方法だってあるんだということを知ってもらいたい」
  • 単行本未収録の幻の中篇二篇を収録。代表作の一つ『わたしが・棄てた・女』にも繋がる秘められた重要作。冴え渡るエンターテインメントの世界!
  • 1955年の芥川賞受賞直後の頃に発表された、単行本未収録の貴重な作品を収録。『海と毒薬』や『沈黙』につながる秘められた幻の短篇14作。瑞々しい筆致で描かれた、若き日の秀作!
  • 人生・愛情・宗教・病気・生命・仕事などについて、約50冊の遠藤周作の作品の中から抜粋し編んだ珠玉のアンソロジー。著者が亡くなってからも決して色あせることのない文章、考え方は、ときに優しく、ときに鋭く私たちの胸に響く。
  • 遠藤周作が生涯を賭して追究した七つの主題、「人間」「愛」「罪」「いのち」「信仰」「宗教」「神」。今なお人々を魅了する小説やエッセイの中から、普遍的テーマに即して選んだ言葉を集めた珠玉のアンソロジー。生き悩むすべての日本人へ贈る。阿川佐和子さん推薦。
  • 若き日に執筆された知られざる貴重な童話二作。『沈黙』構想の礎となった「稔と仔犬」は、まさに「踏み絵」を連想させる衝撃作。不明であった原稿の一部が発見され、ついに初単行本化!
  • シリーズ3冊
    792858(税込)
    著者:
    遠藤周作
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    怖がりで有名だった著者が厳選した恐怖譚。幻の名作が新装版で登場!

    深夜胸をしめつけられるような息苦しさに襲われたルーアンのホテル、真夜中の階段を登っていく何者かの足音が聞こえるリヨンの学生寮、三浦朱門とともにうなだれた人影を見てしまった熱海の旅館――3つの怪現象をつづる「三つの幽霊」。6月の雨の中、夜道を疾走するタクシーで、どこか違和感のある運転手が突然話し始めた奇妙な話とラストに震撼する「蜘蛛」、夫に殺される予知夢におびえる女性を襲う、ある恐ろしい出来事を描く「霧の中の声」など。「人一番怖がりだった」ことで有名な著者が贈る、世にも不思議な、背筋が凍り付く14話の恐怖譚。
  • 1,870(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    開戦直前にアメリカへ留学した日本人神学生を主人公に、現代まで通じる差別、分断、憎悪、格差などを鮮やかに描き出す表題作。小説版の三十年後の主人公が登場する「戯曲 わたしが・棄てた・女」、劇的きわまる時代物「切支丹大名・小西行長」。長崎市遠藤周作文学館で発見された、作家が最も充実した時期に書かれた戯曲集!
  • 美しいブロンドの髪とあどけない瞳を持つ14歳の少女が、オーストリアからフランス皇太子妃として迎えられた。少女はやがて、ヴェルサイユに咲いた華麗な花と呼ばれ、フランス最後の王妃として断頭台に消える運命にある……。フランス革命を背景に、悲劇の王妃の数奇な生涯を、貧しい少女マルグリット、サド侯爵、フェルセン、ミラボーなど多彩な人物を配して綴る、壮大な歴史ロマン。 ※当電子版は新潮文庫版『王妃マリー・アントワネット』上下巻をまとめた合本版です。
  • 398(税込)
    著者:
    遠藤周作
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本人にとっての〈罪の意識〉とは? 今こそ読みたい不朽の名作。

    腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。彼には、大学病院時代の忌わしい過去があった。第二次大戦時、戦慄的な非人道的行為を犯した日本人。その罪責を根源的に問う、不朽の名作。

    (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。純文書下ろし長篇待望の文庫化、毎日芸術賞受賞作。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    フランスのリヨンに留学した日本の一青年を主人公に、戦争で片腕を失ったドイツの神学生、拷問・虐殺をひそかに行った対独抵抗組織の内なる暗黒を描くことにより、人間と人間の疎外、異人種ゆえのコンプレックス、裁く者と裁かれる者の憎しみという問題を追究。遠藤文学の原点ともいうべき処女長編。
  • シリーズ2冊
    300(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    霧の軽井沢で雑誌記者・秋月美子がめぐり会った男は、豊臣秀吉の家臣・小西行長の子孫だった。戦国のならいによって夫との仲を裂かれた行長の娘・たえは、別離に際して男女の雛人形を夫と分けあったという。女雛に託された悲しみと呪いが、400年の時を越えて現代に甦える恐怖の物語。サスペンス大作。<上下2巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    心臓の凍るような恐怖と、絶妙のユーモアを織りまぜた、10編の小説世界。なにげない平凡な日常生活のかげに、人知れぬ秘密を隠し持って生きねばならない人間という小さな存在……。あるテレビ・ディレクターの人生を描く表題作ほか、「姉の秘密」「爪のない男」「恐怖の窓」「猫」「気の弱い男」「知らぬが仏」などを収録。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    不倫の恋におちた娘と、娘の恋愛により深く傷つく「父親」という孤独で哀れな存在を、切々と描きつくす恋愛大作。スタイリストの仕事に打込む純子は、妻子ある青年実業家の強引な情熱に動かされ、道ならぬ恋におちた。新製品開発競争で苦境に立つ化粧品会社重役の父・菊次の、複雑な思いを絡めて描く傑作長編。
  • シリーズ2冊
    300(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    現代の魔女・南条英子の妖しい魅力を描く長編サスペンス。交通事故で夫を亡くした若く美しい未亡人に魅せられる男たち。作家・藤綱は、英子の夫の事故死に疑問を抱き、不可思議な事件の糸をたぐり寄せて、戦慄する。彼女のつつましやかな昼の素顔の下に隠されている魔性とは……。遠藤文学の異色作。<上下巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    遠い昔、愛に渇き、病に苦しみ、夫に裏切られ、子を失い、人をネタンだ女たちが、人生の途上、イエスに出会った……。イエスはその時、どうされたのか? 人間の夢、歎き、祈りのこもった出会いの物語を、名画を通し、現代の光をあて、昔を今に甦らせる感動のエッセイ。本当の愛を知った聖書の中の女たち……マリア、マルタ、サロメもあなたの中にいます。
  • 1,771(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文芸文庫
    出版社: 講談社

    作家としての精神を育んだフランス留学時代の内的記録――1950年6月、第1回カトリック留学生として渡仏し、1953年2月、病によって帰国するまでの2年7ヵ月の、刺すような孤独と苦悩に満ちた日々。異文化の中で、内奥の〈原初的なもの〉と対峙して、〈人間の罪〉の世界を凝視し続けた、遠藤周作の青春。作家としての原点を示唆し、その精神を育んだフランス留学時代の日記。
  • シリーズ2冊
    300(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    青雲の志を抱き秋田から上京した中村留吉は、生き馬の眼を抜く東京に足を踏み入れたとたんに、盗難にあい無一文になる……。一方、女優志願で、やはり秋田から上京したエイ子は、額縁ショウの女優になるが、脚本家志望のアルバイト学生・久保直樹に恋心を覚え、結核に倒れた久保に献身的助力を惜しまなかった……。純情多感な留吉とエイ子の夢と現実を軽妙な構成で描く感動的長編小説。<上下巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    修道女を志す若い保母・朝吹志乃は、みずから園児の身代りとなって、誘拐犯人・金山と逃避行をつづける。しかし、その金山は、白血病の宣告を受ける……。金山を、なんとかして人間の荒地から脱出させ、再生させようとする志乃の献身も、ほとんど空しかった。錯綜する人間関係の中に、無償の愛に生きる女性の姿を鮮烈に描いた、感動長編小説。
  • 「人間の存在的な渇望は現実以上に真実である」――我々の現代と西欧の現代、その背後に脈々と流れる、我々が「本能的」に持つ汎神的血液と西欧の一神的血液。生涯のテーマ「日本人でありカトリックであること」を追求する、著者の最初のエッセイ「神々と神と」をはじめ、遠藤文学を確立した昭和40年代までを新編成。文学と信仰の原点と決意を語る熱きエッセイ。
  • 『沈黙』から『深い河』にいたる代表的純文学長篇小説の源泉ともいえる短篇の数々――遠藤周作には、代表的長篇小説が多くあるが、それぞれの長篇には、源泉となる短篇作品がある。その遠藤文学の核となる13の名短篇を集めた。「シラノ・ド・ベルジュラック」「パロディ」「イヤな奴」「あまりに碧い空」「その前日」「四十歳の男」「影法師」「」「母なるもの」「巡礼」「犀鳥」……遠藤周作の文学・人生・宗教観がすべてわかる短篇集。
    ※本書は、『遠藤周作文学全集 第6~8巻』(1999年10~12月 新潮社刊)を底本としました。また『天国のいねむり男』は全集・文庫など未収録作品です。
  • 836(税込)
    著者:
    遠藤周作
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    心優しく生真面目な「おバカさん」が体現する、大切なものとは……?

    銀行員・隆盛を頼って、昔のペンフレンドが日本にやって来るという。現われたのはナポレオンの末裔と自称する、馬面の青年だった。臆病で無類のお人好しのガストンは、行く先々で珍事件を巻き起こすが……。
  • 初めて人を愛する貴女へ。

    愛についてのエッセイ・方法論は数多い。本書は豊かな恋愛経験と古今東西の文学に精通する作者が、わかりやすく男女間の心の機微を鋭く解明した、全女性必読の愛のバイブル。
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    遠藤周作
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    どこまでもいい加減に見えて、実は知的。ユーモアの神髄、ここにあり!

    「ケチは美徳」「嫁いじめを復活させよ」「嫌がらせをすべし」……。斜めに、鋭く社会を見つめる文豪は、軽妙につぶやく。すすめるのは“力を抜いていい加減に生きる”こと。「明日出来ることを、今日するな」をモットーとし、「人生どうせチンチンゴミの会」と言い放ち、「男の美点は女にはわからない」とぼやく。親友・北杜夫氏との痛快な「ケチ合戦」など、全編笑いにみち、人生を気楽にしてくれるユーモアエッセイ。
  • シリーズ2冊
    539583(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    英雄的でもなく、美しくもなく、人々の誤解と嘲りのなかで死んでいったイエス。裏切られ、見棄てられ、犬の死よりもさらにみじめに斃れたイエス。彼はなぜ十字架の上で殺されなければならなかったのか?――幼くしてカトリックの洗礼を受け、神なき国の信徒として長年苦しんできた著者が、過去に書かれたあらゆる「イエス伝」をふまえて甦らせた、イエスの〈生〉の真実。
  • 638(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    キリスト教作家の勝呂は自作の授賞式で、招待客の後ろに醜く卑しい顔をした、自分に酷似した男が立っているのに気が付いた。同じ頃、勝呂が歌舞伎町の覗き部屋や六本木のSMクラブに出入りしている、という醜聞(スキヤンダル)が流れる。この醜聞(スキヤンダル)を執拗に追うルポ・ライターに悩まされながら、もう一人の〈自分〉を探す勝呂が見たのは……。仮面(マスク)を外したキリスト教作家の心奥を鋭く抉った衝撃の長編。
  • 968(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    平凡な結婚を嫌って長崎から上京、大学院で社会学を専攻する波多マキ子は、過激派学生の勝呂に恋をする。革命なんてピンとこないけれど愛する彼のためならと、一生懸命尽くすマキ子の真情は仲々分って貰えない。のみならず勝呂達は彼女をオトリに大使誘拐を企てる……。彼ら若きピエロ達の無軌道にも見える奔放な行動を通して、青春の気負いと挫折、美しさと哀しみを描く純愛長編。
  • いかにもの好きと言われようと、いかに冷や水とけなされようと、生れつきの好奇心のムシはおさまらない――美人女優に面談を強要する、幽霊屋敷を探険に行く、上野の乞食氏と対談する、催眠術の道場を見物に行く、舞台熱が昂じて素人劇団を結成する、無謀にも運転免許に挑戦する、etc、etc。呆れるばかりのもの好き精神を発揮して狐狸庵先生東奔西走。珍妙無類のエッセー集。
  • 825(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    藩主の命によりローマ法王への親書を携えて、「侍」は海を渡った。野心的な宣教師ベラスコを案内人に、メキシコ、スペインと苦難の旅は続き、ローマでは、お役目達成のために受洗を迫られる。七年に及ぶ旅の果て、キリシタン禁制、鎖国となった故国へもどった「侍」を待っていたものは――。政治の渦に巻きこまれ、歴史の闇に消えていった男の“生”を通して、人生と信仰の意味を問う。
  • 539(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    青年時代にリヨンの広場で出会った老夫婦の、秋の果樹園にさす午後の陽のようなあたたかな微笑。齢をとったらそんな老人になりたいと思ってきたが、私もその年齢にたどりついたようだ……。優しさを、心のふれあいを、そして思いやりを求め、著者は真摯に人間を見つめてきた。青年時代から今日までの“私の歳月”と“人生の出会い”をふり返り、人間と愛と生と死を綴る愛のエッセイ集。
  • 484(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    初老の男たちの心に残されたつらい戦争の記憶。若き留学時代にふれあった異邦の人々の上に流れた歳月の跡。兄の死と母の遺体の再埋葬にたちあい心をよぎる人生の帰着の姿。歳月、老い、そして人生……。夕暮れの光を受け鮮やかな輝きを見せる色硝子のように、深々と心に刻まれる生の断片。生きることの重みを、人生のうしろ姿を、読む者の心にしみこませる十一話を収めた短編集。
  • 好きと打ち明けたい。デートに誘いたい。病気の人を見舞いたい。身内を亡くした人にお悔やみを伝えたい。そんな時、どうしたら自分の気持ちを率直に伝えて、相手の心を動かす手紙を書くことができるのか――。大作家が、多くの例文を挙げて説き明かす「心に届く」手紙の秘訣は、メールを書く時にもきっと役立つ。執筆より半世紀を経て発見され世を瞠目させた幻の原稿、待望の文庫化。
  • 726(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    腑甲斐ない男どもの多い中に、塙剛太氏は男だ。家では〈風呂。メシ。寝る。〉の三語で万事を済ませる関白亭主。ところが娘の友達の軟弱な男子学生を鍛えようとした闇鍋会で、放射能を浴び性転換を起した鶏を食べてしまったから、さあ大変。言葉優しく胸は少女のようにふくらみ始め……。男性の女性化、女性上位、学園紛争など、現代の世相をアイロニカルに諷刺した痛快ユーモア小説。
  • 440(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    不幸に襲われたとき、心のよりどころになるものは何か。老いて死を間近に感じたとき、不安から救ってくれるものは何か。生涯をかけて厳しく宗教を追求してきた著者は、実人生の中で、傍らにいる妻の苦悩と哀しみを受け入れるために、信仰とは相反する行動に出た……。生身の人間だけが持ちうる愛と赦しの感情を描いた表題作ほか、心の光と闇の間で逡巡する人間の姿を描いた短編集。
  • シリーズ2冊
    814858(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    長崎の商家へ奉公に出てきた浦上の農家の娘キク。活発で切れながの眼の美しい少女が想いを寄せた清吉は、信仰を禁じられていた基督教の信者だった……。激動の嵐が吹きあれる幕末から明治の長崎を舞台に、切支丹弾圧の史実にそいながら、信仰のために流刑になった若者にひたむきな想いを寄せる女の短くも清らかな一生を描き、キリスト教と日本の風土とのかかわりを鋭く追求する。
  • 627(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    聖職者でありながら、神の教えに背いて結婚し、教会を去っていくカトリック神父の内面の孤独と寂寥を抉る『影法師』、秀吉の朝鮮出兵で日本に伴われ、変転する運命に翻弄される朝鮮娘のキリスト教との出会いを描く『ユリアとよぶ女』、強固なキリスト教信者であった母の烈しい生き方を、幼い“私”の眼でとらえた『六日間の旅行』など、人間と信仰に対する深い洞察にみちた作品集。
  • 781(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    〈俺は人間の世界が嫌や。言葉も不自由やし……俺もお前たちの中に入りたいわ〉 ドモリで気が弱いために人とうまく接することができず、人間よりも動物を愛した福本一平は、野生の日本猿の調査に一身を捧げる決意をする。しかし、猿の餌づけに精魂をかたむける彼の前には、大資本が、無理解な人間たちが立ちふさがる。一人の弱い人間の純朴でひたむきな生きかたを描く感動の長編。
  • 605(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    暗い波間から現われた全裸の金髪女性に頬を打たれ、自己のマゾヒストとしての運命を確認する画学生千曲の暗い欲望に迫る「月光のドミナ」。外国旅行中、結核が再発した夫に南仏見物を同意させる妻のわがままを描く「再発」。ほか「シラノ・ド・ベルジュラック」「あまりに碧い空」「パロディ」「寄港地」「宦官」「松葉杖の男」「地なり」「イヤな奴」「葡萄」を収録。作中人物の心に潜む暗い衝動やエゴイズムや恐怖を、そのまま描き出す誠実な筆致と明確な構成を持つ初期短編11作。
  • 737(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    戦時下の弾圧の中で信仰につまずき、キリストを棄てようとした小説家の「私」。エルサレムを訪れた「私」は大学時代の友人戸田に会う。聖書学者の戸田は妻と別れ、イスラエルに渡り、いまは国連の仕事で食いつないでいる。戸田に案内された「私」は、真実のイエスを求め、死海のほとりにその足跡を追う。そこで「私」が見出し得たイエスの姿は? 愛と信仰の原点を探る長編。
  • 539(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    複雑に屈折した生き方を強いられた隠れ切支丹の姿に、自己の内なる投影を見た作者の魂の表白である表題作など全8編。――裏切り者や背教者、弱者や罪人にも救いはあるか? というテーマを追求する作者が、裁き罰する父なる神に対して、優しく許す“母なるもの”を宗教の中に求める日本人の精神の志向を、自身の母性への憧憬、信仰の軌跡と重ねあわせて、見事に結晶させた作品集。
  • シリーズ2冊
    407737(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    戦争末期の恐るべき出来事――九州の大学付属病院における米軍捕虜の生体解剖事件を小説化し、著者の念頭から絶えて離れることのない問い「日本人とはいかなる人間か」を追究する。解剖に参加した者は単なる異常者だったのか? いかなる精神的倫理的な真空がこのような残虐行為に駆りたてたのか? 神なき日本人の“罪の意識”の不在の無気味さを描く新潮社文学賞受賞の問題作。
  • 605(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    突然の喀血により結核に冒されていることを知った明石。四十代の働き盛りで療養生活を余儀なくされ消沈する明石が入院先で出会ったのは、自分よりもさらに死に近い病人たちと、その儚い命の終焉だった。結核がまだ致命的な病であった時代、死の淵を彷徨い絶望と虚無に陥った男の心はどこへ向かったのか。生と死、信仰と救済。遠藤文学を貫くすべてのテーマが凝縮された感動の長編。
  • 539(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    1950年、27歳の著者は戦後初の留学生として、フランスに旅立った。街角にも人々の心にも戦争の暗い翳を残すヨーロッパで、信仰を、愛を、そして自らの生き方を真摯に模索する。この間に書かれた青春の苦渋と若さの香気溢れるエッセイを中心に、以後最近に至るまでの海外紀行エッセイを集める。〈日本と西洋〉というテーマを一貫して追求してきた著者の創作と表裏一体をなすエッセイ群。
  • シリーズ2冊
    638(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    肉親も家臣も、いや自分自身さえ信じられぬ……。豊後の名門守護・大友家の統領として、内紛に悩まされながらも、北の大内、毛利と戦い、北九州六国に領土を広げた大友宗麟。戦乱にあけくれた生涯は、また時分自身との闘いの日々であったが、わずか数日のザビエルとの出会いが宗麟の心の闇に一筋の光を投げかけていた。戦国の世にもう一つの王国を求めた切支丹大名を描く歴史長編。
  • 笑っている者には毒があった、至る所に罠があった。――江戸初期、持ち前の才覚と力量とで出世の野望を遂げようとした山田長政は、陰険な術策と謀略の渦巻くシャム(タイ)のアユタヤ王宮の傭兵隊長となった。一方、切支丹の冒険家ペドロ岐部は魂の救いを求め、アユタヤに着いた。「地上の王国」を築こうとする者と、「天上の王国」をめざす者とを通して日本人とは何かを探る長編小説。
  • シリーズ2冊
    781(税込)
    著:
    遠藤周作
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    美しいブロンドの髪とあどけない瞳を持つ14歳の少女が、オーストリアからフランス皇太子妃として迎えられた。少女はやがて、ヴェルサイユに咲いた華麗な花と呼ばれ、フランス最後の王妃として断頭台に消える運命にある……。フランス革命を背景に、悲劇の王妃の数奇な生涯を、貧しい少女マルグリット、サド侯爵、フェルセン、ミラボーなど多彩な人物を配して綴る、壮大な歴史ロマン。

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