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『文芸・小説、遠藤周作、セール・期間限定価格』の電子書籍一覧

1 ~31件目/全31件

  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    霧ふかい冬のリヨンの実娘殺しを扱う「ジャニーヌ殺害事件」、夫の死を無意識に願う妻の内面を描く「共犯者」、屈折した女の復讐心をさぐる「偽作」、物に憑かれた人間の泥沼を抉る「憑かれた人」など、日常生活のひだの中に素材をもとめ、深層心理の陰影を自在な筆で掘り下げる、哄笑と怪奇の好短編9編。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    予知夢に悩む女が、夢の中で夫に殺された。おびえる彼女の身に起きた恐ろしい出来事とは、という「霧の中の声」をはじめ、世にも不思議な背筋が凍り付く怖い話が6編。不朽の名作集を新編集した続編。<「恐」「怖」全2巻・『怪奇小説集』改題作品>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ルーアン、リヨン、熱海で起きた怪現象を綴った「三つの幽霊」をはじめ、とっておきの身の毛もよだつ怖い話が9編。人一倍怖がり屋だった作者の恐怖心と好奇心が生み出した、不朽の名作集の新撰版。<「恐」「怖」全2巻・『怪奇小説集』改題作品>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    心臓の凍るような恐怖と、絶妙のユーモアを織りまぜた、10編の小説世界。なにげない平凡な日常生活のかげに、人知れぬ秘密を隠し持って生きねばならない人間という小さな存在……。あるテレビ・ディレクターの人生を描く表題作ほか、「姉の秘密」「爪のない男」「恐怖の窓」「猫」「気の弱い男」「知らぬが仏」などを収録。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    留学生活を終えて帰国し、女子学生と結婚した頼りない亭主の、涙と笑いの貧乏譚「うちの女房、うちの息子」、死の臭気漂う青春を過した、2人のくたびれた中年男の哀歓を描いた「入営の日」など、ユーモアの香辛料で味つけされた10編を収録。優しい眼で静かに見守るぬくもりが、行間からほのぼのと漂い出る名編を収録。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    敗戦国・日本をあとに、初めての留学生として、意気揚々とフランス船に乗り込んだのだったが……。4人の留学生の直面した現実を描いた表題作。死の臭気が漂う青春時代に、愛国心への疑問を抱いた青年を描く「入営の日」、芸術家の娘を持った父親の孤独を描く「父親」のほか、「あわれな留学生」「ピエタの像」「弟と犬」「終戦記念日」「ナザレの海」「鏡」「老いの岸辺」。人間心理の襞に触れる、感動の10名篇を収録。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    遠い昔、愛に渇き、病に苦しみ、夫に裏切られ、子を失い、人をネタンだ女たちが、人生の途上、イエスに出会った……。イエスはその時、どうされたのか? 人間の夢、歎き、祈りのこもった出会いの物語を、名画を通し、現代の光をあて、昔を今に甦らせる感動のエッセイ。本当の愛を知った聖書の中の女たち……マリア、マルタ、サロメもあなたの中にいます。
  • 501(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    笑いあり涙あり、戦慄ありの遠藤周作劇場。

     泥棒をしたり、粗相をしたりする“駄犬”と、それでもかわいく思う作家との交流を描いた「駄犬」「犬と小説家」。半可通の男が、お店の女性たちからばかにされているのに、田舎者の青年にいいところを見せようとする「遊子方言」。娘を交通事故で亡くした男が、手紙の交換を通じて女子高生と心を通わせる「嘘」。満州時代の思い出を、阿川弘之氏との交流を交えて綴る「初恋」「クワッ、クワッ先生行状記」。そして、気持ちがやさしく世話焼きの先輩女性社員に、新入社員が気づかぬうちにからめとられてしまう表題作「天使」など、クスリと笑えてホロリと泣ける珠玉の短篇集。
  • 美しいブロンドの髪とあどけない瞳を持つ14歳の少女が、オーストリアからフランス皇太子妃として迎えられた。少女はやがて、ヴェルサイユに咲いた華麗な花と呼ばれ、フランス最後の王妃として断頭台に消える運命にある……。フランス革命を背景に、悲劇の王妃の数奇な生涯を、貧しい少女マルグリット、サド侯爵、フェルセン、ミラボーなど多彩な人物を配して綴る、壮大な歴史ロマン。 ※当電子版は新潮文庫版『王妃マリー・アントワネット』上下巻をまとめた合本版です。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    フランスのリヨンに留学した日本の一青年を主人公に、戦争で片腕を失ったドイツの神学生、拷問・虐殺をひそかに行った対独抵抗組織の内なる暗黒を描くことにより、人間と人間の疎外、異人種ゆえのコンプレックス、裁く者と裁かれる者の憎しみという問題を追究。遠藤文学の原点ともいうべき処女長編。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    霧の軽井沢で雑誌記者・秋月美子がめぐり会った男は、豊臣秀吉の家臣・小西行長の子孫だった。戦国のならいによって夫との仲を裂かれた行長の娘・たえは、別離に際して男女の雛人形を夫と分けあったという。女雛に託された悲しみと呪いが、400年の時を越えて現代に甦える恐怖の物語。サスペンス大作。<上下2巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    妻ある人・小西への愛に動かされた美子の、400年も別れ別れになっていた男女の雛人形を再会させようという記事は、大反響を呼んだ。そして、女雛の持ち主に次々と起こった恐ろしい事実が明るみに……。不倫の愛の行方と、現実の深層心理学では説明のつかない「生まれ変り」の秘密を追う、遠藤文学の異色長編小説。<上下2巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    不倫の恋におちた娘と、娘の恋愛により深く傷つく「父親」という孤独で哀れな存在を、切々と描きつくす恋愛大作。スタイリストの仕事に打込む純子は、妻子ある青年実業家の強引な情熱に動かされ、道ならぬ恋におちた。新製品開発競争で苦境に立つ化粧品会社重役の父・菊次の、複雑な思いを絡めて描く傑作長編。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    修道女を志す若い保母・朝吹志乃は、みずから園児の身代りとなって、誘拐犯人・金山と逃避行をつづける。しかし、その金山は、白血病の宣告を受ける……。金山を、なんとかして人間の荒地から脱出させ、再生させようとする志乃の献身も、ほとんど空しかった。錯綜する人間関係の中に、無償の愛に生きる女性の姿を鮮烈に描いた、感動長編小説。
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    青雲の志を抱き秋田から上京した中村留吉は、生き馬の眼を抜く東京に足を踏み入れたとたんに、盗難にあい無一文になる……。一方、女優志願で、やはり秋田から上京したエイ子は、額縁ショウの女優になるが、脚本家志望のアルバイト学生・久保直樹に恋心を覚え、結核に倒れた久保に献身的助力を惜しまなかった……。純情多感な留吉とエイ子の夢と現実を軽妙な構成で描く感動的長編小説。<上下巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    木下藤吉郎をめざす留吉は順風満帆、キャバレーの経営者となるが、美貌の女優に裏切られて恋を失う。一方、結核で倒れた久保に、献身的助力を惜しまなかったエイ子も、久保の「友田賞」受賞を契機に見棄てられる。他人を信じ、そしてその果てに裏切られていきつつも、常に上を向いて歩む人間を描いた感動的作品。<上下巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    美貌の未亡人・南条英子に翻弄され、人生を狂わせていく男たち。怪しげなマンションに消えた英子。そこでは何かが起っている。作家・藤綱は、心の奥底にひそむ自殺願望を英子に見破られ、死の寸前まで追い詰められた。あなたの知らないもう一人のあなたにそっと問いかける、遠藤版「ジキル博士とハイド氏」。女の性の深淵を描く! <上下巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    現代の魔女・南条英子の妖しい魅力を描く長編サスペンス。交通事故で夫を亡くした若く美しい未亡人に魅せられる男たち。作家・藤綱は、英子の夫の事故死に疑問を抱き、不可思議な事件の糸をたぐり寄せて、戦慄する。彼女のつつましやかな昼の素顔の下に隠されている魔性とは……。遠藤文学の異色作。<上下巻>
  • 300(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    美人の新入社員にケチ学の特訓を課しハートを射止めんとする男の秘作戦「男と女」、ウン勢にまつわる風流滑稽譚「大坂の陣異聞」、良家の子女にでたらめな知識をつぎ込んだ上司2人が結婚披露宴で仇討ちをされる「娘たちはこわい」など、独自の世界をひらき、笑いとペーソスにあふれた快小説12編を収録。
  • 330(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    遠藤周作
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    どこまでもいい加減に見えて、実は知的。ユーモアの神髄、ここにあり!

    「ケチは美徳」「嫁いじめを復活させよ」「嫌がらせをすべし」……。斜めに、鋭く社会を見つめる文豪は、軽妙につぶやく。すすめるのは“力を抜いていい加減に生きる”こと。「明日出来ることを、今日するな」をモットーとし、「人生どうせチンチンゴミの会」と言い放ち、「男の美点は女にはわからない」とぼやく。親友・北杜夫氏との痛快な「ケチ合戦」など、全編笑いにみち、人生を気楽にしてくれるユーモアエッセイ。
  • 文豪たちが描く日本の「名城紀行」シリーズ。

    1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。

    第6巻は遠藤周作、井上友一郎、豊田穣、馬場あき子、山田風太郎、安西篤子、早乙女貢、赤江瀑、大原富枝の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。

    視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。
  • 924(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    待望の上・下巻合本版!!

    知られざる織田信長「若き日の戦いと恋情」。

    「神も仏も、己の他に何も信じぬ。余は魔王になる!」18歳の若き織田信長は、自らをうつけ者と断じ、棟梁と認めない叔父、そして弟を謀殺する。

    その一方で、やがて尾張を巡る攻防でしのぎを削ることになるであろう今川、斎藤との勝算のない決戦に命を賭して挑む。

    若き日の信長の知られざる苦境や孤独と、唯一無二、信長が心を許した年上の恋人・吉乃(きつの)との恋情、交情の日々を初めて詳細に描いた、筆者渾身の歴史長篇。

    吉乃の実家・前野家の文書「武功夜話」をベースに、戦国時代のヒーロー織田信長の知られざる一面が描かれている。
  • 847(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    待望の上・下巻合本版!!

    加藤清正と小西行長 相容れない同士の死闘。

     秀吉の臣下、武人・加藤清正と商人・小西行長好対照をなす武将だった。

     清正が尾張中村の鍛冶屋の息子、あくまで「土の人」である一方、行長は海外貿易で隆盛を極めた、堺の貿易商・小西隆佐の息子で「水の人」である。

     徒手空拳、自分しか頼れなかった清正に対し、堺の会合衆の富と政治手腕を後ろ盾にもつ行長・・・両者は出発から違っていた。

     そんな二人を秀吉は見事な近習操縦術で競わせる。しかし、武人と商人とは根底では手を握れない。

     やがて2人のライバルは、死闘を演じる宿敵となっていった……。
  • 501(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    仏留学生活を瑞々しく描いた著者デビュー作。

    1950年、27歳の遠藤周作は文学研究のため、いち留学生としてフランスに渡る。

    そこにはいまだ大戦の荒廃が色濃い日々の暮らしがあった。ナチスの残虐行為、肉欲、黒ミサ、サド、ジイド等々、ときに霧深いリヨンの街で、あるときは南仏の寂しい曠野で、人間の魂の暗部を擬視しながら綴った思索の足跡――。 

    愛とは、信仰とは? 本書は、戦後初の留学生として渡ったフランスでの学生生活について日本に書き送った原稿をまとめたエッセイ集であり、著者の原点ともいえるデビュー作である。
  • 462(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    天運を味方に“天下布武”へ突き進む信長。

    絶体絶命の逆境の中、敵をあざむく奇策を講じ、難敵・今川義元を桶狭間にて討ち果たした信長は、やがて美濃・斎藤氏も攻略し、岐阜城を居城とする。

    ただ一人愛した女性・吉乃(きつの)に早逝されるも、天運を味方にした信長は“天下布武”の野望を抱き始め、妹・お市を嫁がせた浅井・朝倉の連合軍を破り、ついには武田軍団との決戦に備える。

    吉乃の実家・前野家文書「武功夜話」を元に、秀吉、蜂須賀小六らの川筋衆の縦横無尽な活躍までもが生き生きと描かれた筆者渾身の歴史長編の後編。
  • 462(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    知られざる織田信長「若き日の戦いと恋情」。

    「神も仏も、己の他に何も信じぬ。余は魔王になる!」18歳の若き織田信長は、自らをうつけ者と断じ、棟梁と認めない叔父、そして弟を謀殺する。

    その一方で、やがて尾張を巡る攻防でしのぎを削ることになるであろう今川、斎藤との勝算のない決戦に命を賭して挑む。

    若き日の信長の知られざる苦境や孤独と、唯一無二、信長が心を許した年上の恋人・吉乃(きつの)との恋情、交情の日々を初めて詳細に描いた、筆者渾身の歴史長篇前篇。

    吉乃の実家・前野家の文書「武功夜話」をベースに、戦国時代のヒーロー織田信長の知られざる一面が描かれている。
  • 424(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    加藤清正と小西行長 相容れない同士の死闘。

     秀吉の臣下、武人・加藤清正と商人・小西行長好対照をなす武将だった。

     清正が尾張中村の鍛冶屋の息子、あくまで「土の人」である一方、行長は海外貿易で隆盛を極めた、堺の貿易商・小西隆佐の息子で「水の人」である。

     徒手空拳、自分しか頼れなかった清正に対し、堺の会合衆の富と政治手腕を後ろ盾にもつ行長・・・両者は出発から違っていた。

     そんな二人を秀吉は見事な近習操縦術で競わせる。しかし、武人と商人とは根底では手を握れない。

     やがて2人のライバルは、死闘を演じる宿敵となっていった……。
  • 539(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    初めて司祭となった日本人の生涯を描く。

    「何のために苦しい旅を続けるのか。いつかは捕まり、殺されることも確実なのだ。しかし、いかなる苦渋にみちても肩から人生の十字架を棄ててはならぬ」……。

    船を乗り継ぎ、砂漠をよぎって、日本人として初めてエルサレムを訪れ、後にローマに学び司祭となった実在の人物・ペドロ岐部。

    この破天荒な訪欧大旅行は、イエズス会亜等の組織の保護なしに、個人の自力で成し遂げた、日本人としても最初の快挙だった。やがて彼はキリシタン弾圧の荒れ狂う日本に立ち戻り、使命に生きたのだが……。

    17世紀前半の日本におけるキリスト教弾圧の貴重な通史であり、「沈黙」とともに、作者のキリスト教観の理論的な最高峰に位置する一冊である。一日本人ペトロ岐部の劇的生涯を描く。
  • 539(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    無益な戦、秀吉に面従腹背で臨む行長。

     秀吉の臣下、武人・加藤清正と商人・小西行長好対照をなす武将だった。
    大陸侵攻の戦は、すべてが徒労だった。恨みと不満は朝鮮を焦土と化して、飢えと寒さが民と兵を襲った。この無益な戦を止めるため、清正に先を越されないよう、行長は才の限りを尽くして、清正を翻弄する、同時に面従腹背で臨んでいた秀吉の死を待っていた……。
     そして、ついに秀吉は死んだ。戦いは終わったのだ。が、一人の野望家が消えれば、新しい野心家が現れ、また新たな戦いが繰り広げられていく。
    小西行長と加藤清正の宿命の体験は、まだ終わっていなかった……。
  • 616(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    純なナポレオンの末裔が珍事を巻き起こす。

     春のある日、銀行員隆盛の妹、巴絵に一通の手紙がシンガポールから届く。姿を現したのは、フランス人、ガストン・ボナパルト。ナポレオンの末裔と称する見事に馬面の青年は、臆病で無類のお人好し。一見ただのうすら“おバカ”だが、犬と子どもに寄せる関心は只事ではない。
     変質者か? だが、すれっからしの売春婦をたちまち懐柔したり、ピストルの弾丸を相手の知らぬ間に抜き取るなど、はかりしれない能力も垣間見える。
    そして行く先々でその生真面目さから珍事を巻き起こしていく。日本に来た目的は?その正体は?そんな“おバカ”な一方で、彼は出会った人々の心を不思議な温かさで満たしていく。
     遠藤周作、得意の明朗軽快なタッチながら、内に「キリスト受難」の現代的再現を意図した心優しき野心作。
  • 501(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著:
    遠藤周作
    レーベル: P+D BOOKS
    出版社: 小学館

    太閤秀吉の末裔が巻き込まれた事件とは?

    ヘチマくんとは、太閤の末孫、豊臣鮒吉のアダ名である。容貌風采ヘチマの如くモッサリとして世知に疎く、底抜けに善良で人を疑ぐることを知らない。

    その彼がまきこまれた事件とは、海千山千のバー・マダム菊池銀子と、学友・熊坂とが争う鹿児島・桜島の土地買収競争だった。

    遠藤周作が、得意の明朗軽快なタッチで、現代における人間回復を訴えた、「おバカさん」に次ぐユーモア長編作。

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