『文芸・小説、中村安希』の電子書籍一覧
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旅をしていると、誰かの家に誘われて食事をするということがある。
忘れえぬ人と料理の記憶の断片をめぐる17のエッセイ。
目次
はじめに ムチュジワサマキ――タンザニア
1 クスクス うちに食事に来ませんか――チュジニア
2 干拌面 ルーツに沁みる汁なし麺――華僑
3 マトケ マッシュドバナナが恋しくて――ウガンダ
4 アキー&ソルトフィッシュ ラスタおじさんの滋味――ジャマイカ
5 ヒン 九年越しの食卓――ミャンマー
6 インスタントコーヒー ご馳走させてもらえませんか――ロヒンギャ難民キャンプ
7 バーズィンジャーンマクリー ナスの素揚げが食べられるまで――シリア
8 平壌冷麺 臓腑を揺さぶる贅沢の味――朝鮮民主主義人民共和国
9 フィシーフ ウキウキしながらボラを食う――エジプト
10 イフタール 断食明けのまぜご飯――バングラデシュ
11 ゴヴェヤユハ スープの冷めない距離――スロヴェニア
12 クゲリス 時代を語るポテトプリン――リトアニア
13 ツェドメモクモク カタチのちがう蒸し餃子――ラダック
14 ブンナ アラビカコーヒーの森へ――エチオピア
15 年菜 おせち料理に願いを込めて――香港
おわりに 名もなき料理――ドイツ
食べることの根拠をめぐる旅 藤原辰史 -
牛や鶏と並んで日本の食文化に広く浸透する“豚”。この生き物は世界の国々でどう思われ、どう扱われているのか。コーランで禁忌とされる豚、食糧難解決のため大量飼育される豚、風刺画の中の豚。その存在は神聖か、不浄か。著者は真実を見極めるため、イスラム圏、旧ソ連圏を経て極寒の地、シベリアへ。豚を通して見えてくる文化、宗教、政治、歴史とは? 独自取材で挑む渾身のノンフィクション。
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【第7回開高健ノンフィクション賞受賞作】広大なユーラシア大陸を横断し、イスラム圏の国々を越えてアフリカ大陸へ――。絵葉書を売るカンボジアの少女に凜とした生きる意志を感じ、排他的な印象を抱いていたイランで受けた細やかな配慮に戸惑い、ザンビアでは貧富についての議論を交わす。周囲の声に惑わされず、自らの素直な感覚を頼りに47カ国を旅した著者が綴った684日間。
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【大幅加筆修正&写真満載の電子特別版!!】なぜ、豚は、世界中で好かれ、同時に、激しく嫌われるのか? 豚の謎を追って、灼熱のアラブから、イスラエル、東欧、そして、極寒のシベリアへ。“豚をめぐる冒険”が始まる。「インパラの朝」で第7回開高健ノンフィクション賞を受賞した著者による渾身のノンフィクション。電子化にあたり、単行本では収録されていない秘蔵写真20点以上を追加収録!!
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