『文芸・小説、女性向け、恋愛、里崎雅』の電子書籍一覧
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貧乏男爵家の娘のルネ・クリーバリーは、貴族の令嬢らしからぬ変わった娘だった。動物が好きで、家で飼っている大型の犬を可愛がっている。ドレスや宝石にはあまり興味が持てず、デビューはしたものの社交界からは遠ざかっている。ただ、ルネにも憧れの人がいた。貴族でありな軍人でもあり、先の戦争でも活躍して『戦場の獅子』と賞賛されたレオン・ドレイクだ。雲の上の人だと諦めていたのに、突然レオンとの縁談話が!?
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「もっとしてほしいのなら……俺のことも慰めてもらおうか?」 傾いた子爵家を助けるため街で仕事を探していたクレアが持ちかけられたのは、期間限定の花嫁役。異国から進出してきた貿易会社の経営者イザークが事業を成功させるまでの、契約上の仮初めの関係だ。だが漆黒の瞳と髪のエキゾチックなイザークに快楽の手ほどきを受け、際どい愛撫を許すうちに、あるはずのない彼との未来を期待してしまい!?
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「姫、本当によろしいのですか?」「ええ、もちろんです。どうか私を、あなたの祖国へと連れていってください」ラウスリア国の第三王女ステラは、突如言い渡された政略結婚の話に抵抗し、想い人である騎士団の近衛カシムと駆け落ちする。身分を捨てカシムに嫁ぐ決意をしたステラは「抱いて欲しい」と訴え、身体を重ねる。だが、長旅を経てたどりついたのは、縁談の申し出があったカタリー王国。しかもなぜか王宮に迎え入れられ!
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子爵家の令嬢だったフルールは、十歳のときに両親を失い、修道院で暮らしていた。修道院長から「あなたを預かるのは十八の誕生日までの約束でした」と聞かされる。両親亡きあとの数年、親代わりをしてくれた「おじさま」が迎えに来るというのだ。そして誕生日、後見人のアベル・ブランドン侯爵に再会したフルールは、十九歳年上の彼への想いを確信する。一方アベルは、フルールに立派な結婚相手を見つけようと社交界を奔走し――。
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