『文芸・小説、誠文堂新光社』の電子書籍一覧
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本書は「PARTI 歌舞伎を観る前に」と「PARTII50演目を観てみよう」の2つに大きく分かれています。
PARTIでは、歌舞伎の基本的な知識をまとめました。
PARTIIでは、現在、比較的上演が多いことを前提に、
歌舞伎を知る上で知ってほしいといった視点も持ち合わせて50演目を選びました。
そして、それぞれのあらすじ、鑑賞ポイント、豆知識などを紹介しています。
またPARTIIでは、上段約4分の3がマンガ、
下段約4分の1が解説文という構成になっています。
マンガで大まかなあらすじや鑑賞ポイントなどを紹介し、
解説文で作品の概要などより詳しいことが分かるようにしました。
本書は、「興味はあるけれど歌舞伎は難しそう……」と感じている方にも
親しみを持っていただけるような内容を目指しました。
一方で、歌舞伎を より楽しむための知識・情報を提供することも目指しました。
一人でも多くの方にとって「歌舞伎を観たい!」と思うきっかけ になるなら、
歌舞伎ファンの一人としてこんなに嬉しいことはありません。
(「歌舞伎を観る前に」より抜粋) -
テディベア屋さんに、ある日一人の女の子がやってきました。
妹の誕生日プレゼントを探しに来たようです。
女の子はお店を見渡して、作業場の片隅に飾ってあったボロボロのテディベアを指さして言いました。
「あれがいい!」
そのボロボロのテディベアは、テディベア屋さんが小さい頃、おばあちゃんに作ってもらった宝物です。
売り物ではありません。
「ごめんね、これは売り物じゃないの。」
「どうしてこんなにかわいいの?」
「ぼくのおばあちゃんが心を込めて、丁寧につくってくれたから。
そして、ずっと一緒に過ごした家族みたいなものだからかな。」
女の子は、目を輝かせて言いました。
「私もそんなテディベアを、妹にプレゼントしたいな。」
「それなら、作り方を教えてあげるから一緒に作ってみようよ!」
テディベアレッスンが始まります。
対象年齢3才~。
内容はすべてひらがなとカタカナ(ルビつき)、分かち書き。見返しには作中に出てくるテディベアの作り方解説と実物大型紙つき。 -
ベビースターでおなじみのおやつカンパニー。ツイッターでは、ベビースターラーメンを使って文字をつくる「めん文字」で人気を博しています。そんな「めん文字」を使って1年366日の記念日、行事、歴史的事件、出来事などを紹介する子ども向け教養事典です。
その日の記念日や出来事が「めん文字」で大きく表現されており、子どもが興味を持ちやすいビジュアルです。記念日だけでなく、日本や世界の歴史的事件や出来事などが載っており、社会的な知識が身につきます。「この本の使い方」と索引により、調べ学習にも最適。めん文字の作り方も紹介しています。
監修に児童文学評論家の赤木かん子氏が項目の選定や、調べ学習、学級新聞、自由研究、校内放送などでのこの本の活用法を執筆。アイス研究家、イートデザイナーのシズリーナ荒井氏はコラムを担当。季節ごとに分冊した4巻セットの1巻目です。 -
地震や津波、台風や豪雨など、災害はいつやってくるかわかりません。 もし災害が起きてしまったら、あなたはどうしますか? 普段の便利な生活ができない状況で、身の周りにあるものを最大限活用しながら、 危機を回避し、生き残るための知恵と工夫を働かせることができるでしょうか? 知識として知っていることを、すぐ行動にあらわすことができるでしょうか? 本書は、そんなイザというときに役立つ「サバイバルテクニック」の基本を図解。 身近なものや環境を活用して行う、実践しやすい練習アイデアをたくさん紹介しています。 段ボールやブルーシートを用いたシェルターやテントのつくり方、飲み水や食料の確保、火おこしやアイデア料理、応急処置など、 「生き残る」ために必要なテクニックはもちろん、ナイフや履き物、布、トイレまで、さまざまな道具を手づくりする方法、 日常のさまざまな場面で活躍するロープワークまで、「生き残った後」に役立つテクニックも満載。 本書のテクニックはキャンプやアウトドアにも大活躍すること間違いなし。 小学生から大人まで、あらゆる人に役立つでしょう。
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マンガだから初心者でも読みやすい! マンガなのにマニアックだから中・上級者も楽しめる! 初めての切り口で堪能する『源氏物語』 『源氏物語』=マルチな才能のイケメン光源氏の恋愛遍歴、というイメージを持つ人が多いと思います。 もちろん、それも正解ですが、実は結構政治的だったり、恋以外の要素が複雑に絡み合った重層的なストーリーでもあります。 本書では、ラブストーリーという観点だけでなく、政治的、文化的な側面にも等しくスポットを当てて、マンガ仕立てで源氏物語を紹介した1冊です。 また、ワンフレーズの原文から物語の背景を紹介したり、和歌に込められた意味など、コラム的な読み物も満載! 初めて『源氏物語』に触れる人、あらすじは知っているけれどもう少し深く知りたい人、ラブ要素だけでは飽き足らない人などなど、あらゆる人に楽しんでいただける、新しい『源氏物語』手引書です。
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活動初期よりデジタルとフィジカルの表現を往復し、デジタルメディアとデザインをつなぐ制作を継続してきた著者の仕事を振り返る初の作品集。
黎明期の実験的なデジタル作品やプロジェクトを起点に、デジタル出版、デジタルフォントの開発、展覧会や博物館のデザイン、雑誌・書籍のエディトリアルデザイン、アーティストたちとの協働、執筆活動など、情報を「読む」という行為のためのデザインを思考し続けた永原の膨大な仕事をアーカイブすることにより、日本におけるデジタルメディアとデザインの1980年代から現在までの変遷を俯瞰する。
本書の刊行にあわせ、収録内容を展開した展覧会「[永原康史退任展] よむかたち デジタルとフィジカルをつなぐメディアデザインの実践」が2022年6月10日(金)~25日(土)まで、多摩美術大学八王子キャンパス アートテーク1Fにて開催。 -
日本で検挙された殺人事件の犯行供用物の半数以上を包丁・刃物類が占めています(平成10、15、20、23年調べ)。過去には、大阪の池田小学校を襲撃した附属池田小事件、秋葉原で起こった秋葉原通り魔事件、川崎市の園児を狙った川崎市登戸通り魔事件など、日本中に衝撃を与えた刃物犯罪も少なくありません。 通り魔だけでなく、刃物は強盗、猥褻、怨恨、テロリズムなど、あらゆる犯罪目的のために使用される武器です。このように、自分がいつ、どこで刃物犯罪の被害者になってもおかしくないのが現実です。本書は、民間人がこのような刃物犯罪から身を守る方法を、元特殊部隊隊員と元陸上自衛隊幹部が紹介します。 ※ 刃物は日本で起こる犯罪の中でもっとも身近な凶器なので、本書は凶悪犯罪の象徴として「刃物犯罪対処法」と謳っています。そのため、刃物を用いた犯罪シーンの想定にもっともページを割いています。しかし、この刃物犯罪への対処法は、ほかの凶器(鈍器、発火物、銃器、爆発物など)を用いた犯罪から身を守る方法と基本部分は変わりません。そのため、本書には刃物以外の凶器を想定した記述もありますが、あくまで犯罪シーンをイメージしやすくするためのものです。
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実験器具がキャラクターになった!
どんな人でもきっと1度は見たことがある「ビーカー」をはじめとしたお馴染みの実験器具から、特定の実験でしかお目にかかれない「石英セル」のようなちょっとマニアックな実験器具まで幅広い器具がキャラクターになりました!
今現在研究をしている理系の人も、かつて研究をしていた理系の人も、そしてこれから研究室に入る研究者のタマゴさんたちも、はたまた遠い昔に授業で実験をしていた文系の人も。
共感したり、懐かしくなったり、へぇーっと納得するものもあるかもしれません。
難しいことは抜きにして、実験器具の世界にのめり込んでみませんか? -
一過性のポップアイドルの枠を超えた才能豊かなアーティストグループというだけでなく、若者の代弁者、メッセージの発信者として世界中をとりこにしているBTS。 彼らの成長の足跡を写真とともにたどりつつ、BTSがなぜ世界を魅了するにいたったかを多面的に分析します。 1部(BLOOD)では、BTSの原点およびヒストリーとして、デビューから世界に進出するまでのBTSを描きます。 メンバー紹介はもちろん、彼らの活躍に欠かせないサウンド面、ビジュアル面の主要なコラボレーターメンバーを紹介します。 2部(SWEAT)では、彼らの音楽を分析。 『学校三部作』から『MAP OF THE SOUL』シリーズまで、各アルバムの特徴と背景、全曲コメントを掲載。 また、「MAP OF THE SOUL」について、ユング心理学者マレイ・スタイン博士(『ユング 心の地図』青土社刊の著者)と著者が対談し、アルバムに見られるユングの影響を分析します。 3部(TEARS)では、BTSの現代性に着目。 ファンダム(ARMY)との密接な連帯、インターネットを使っての発信、音楽を通して現代社会へ発するメッセージなどを解説します。 豊富なビジュアルを含む圧倒的な内容で、BTSの世界観をより深く味わえる永久保存版の1冊となっています。
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「冬のソナタ」のヨン様に胸のど真ん中を撃ち抜かれ、「宮廷女官チャングムの誓い」で朝鮮文化や韓国宮廷料理に魅了された第一次韓流ブーム世代から、「美男〈イケメン〉ですね」のツンデレ男子に恋をした第二次世代、チーズタッカルビや韓国コスメなど流行最前線を吸収した第三次世代、そして「愛の不時着」で初めて韓ドラ沼にはまってしまった第四次韓流ブーム世代まで、すべての韓ドラファンに捧ぐ!
現代劇から時代劇用語まで、韓国ドラマを見るときに知っているとより楽しみが深まる用語から、韓ドラあるあるネタなど約600語をキュートなイラストとともに50音順の辞書形式で掲載。
そのほか、巻頭では韓ドラならではの「イケメンしぐさ」を番付表で紹介するほか、伝説のドラマ「砂時計」を現代視点で見直したり、「椿の花咲く頃」で韓国の食文化を考察したり、聖地巡礼の参考になるドラマの舞台(韓国ローカル編・世界編)をMAPで紹介したりと、コラムも充実しています。
もっと韓国ドラマを楽しみたい人、違う視点からドラマを見直したい人、次に何を見ようか迷っている人におすすめの副読本です。
オリジナル韓国ドラマが作れるすごろく付き! -
驚異のリアリティに「こ、これが、模型!?……」とみんなが言います。
TV、ネットなど各メディアで話題沸騰となった超リアルなジオラマを創り出す作家、情景師アラーキー。
その著者自ら厳選した13作品を紹介・解説するオールカラーの写文集です。
作品別に写真を多角度・細部まで数多く掲載。
そして各作品に著者が込めた想いを綴った情緒溢れる文章が。
情緒の風景=情景、なのです。
さらには、HOW TO系コラムで作り方や制作ヒント、ジオラマを取り巻くあれこれが盛り込まれ、
創らない人でも、そのクリエイティブ魂にワクワクするはずです。
制作のための[MAKING]&[COLUMN]
ゴミ袋の作り方/空き缶&空き箱の作り方/川や海の作り方/廃船の作り方/タの再現方法/パンクタイヤの作り方/錆の再現方法/
生活の再現 /道具と画材いろいろ/材料仕分けBOX/ジオラマ保管箱/ジオラマ作業場/自宅撮影シーン/ジオラマ年賀状 -
「死ぬ間際まで何かを書かずにはいられない、その辺が文豪の文豪たる所以なのかな」
―京極夏彦(小説家)
太宰治38歳、芥川龍之介35歳。
作家は早死にだ。
いや、志賀直哉は88歳、井伏鱒二は95歳まで生きた。
人生が様々なように、死も様々だ。
生物である限り絶対に避けようがない死。
人生最大の苦ではあるが、時には救済となることもある。
文学という手段で人生に取り組んだ文豪たちは、どんな死を迎えたのか。
迫りくる死の影は、作品に何らかの影響を与えたのか。
死の直前、彼らが見ていたのはどんな風景だったのだろう。
死に方を考えることは生き方を考えることだ。
本書では、小説を通して様々な人生を世に問うてきた文豪たちの人生を、死という消失点にむかって遠近法的に見ていく。
そうすることで、その作家の人生、そして作品をより深く多角的に省察しようとする試みである。
巻末に、京極夏彦氏との対談を掲載! -
ドイツ・ヨーロッパの文化と料理の知識、クラシック音楽への造詣が深い著者が、中世ドイツ語圏の音楽家の旅した足跡をたどり、各地の郷土料理などを取り上げ、音楽家ゆかりの料理とエピソードを紹介します。 子供時代、毎日の食生活も満足でなかったベートーヴェン、生まれた時から裕福であったメンデルスゾーン、6歳からイタリアを始めドイツ、フランスなどあちこちを旅し、自分の音楽活動の場所を求めたモーツァルトなど、それぞれの音楽家の人生とともにあった旅と食をつづります。 音楽家の人生を辿る読み物として、ヨーロッパの料理や食材のルーツを探る食の本として、現地の写真も多数挿入し、旅のガイドとしても楽しめる一冊です。
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ぼさぼさ頭に下駄ばき、うだつのあがらない風采なのに実は名探偵、金田一耕助は、横溝正史の生みだした日本で最も有名な私立探偵です。
毎年のようにドラマや映画になる金田一をテーマに、原作小説はもとより、歴代の金田一俳優、当時の流行や時事用語まで、稀代の名探偵を徹底分析し、イラストたっぷりの辞典に仕上げました。
巻末付録:金田一耕助着せ替えパラパラ -
乱歩にまつわる言葉を辞典形式で紹介する新しい乱歩解説本
多くの作家から敬愛され、今も読者を魅了し続けている、日本の探偵小説の父・江戸川乱歩。
この本は、そんな乱歩にまつわる言葉をイラストとともに紹介する辞典です。
乱歩作品の登場人物や舞台、名セリフ、小道具などはもとより、映画、テレビドラマ、マンガ、アニメまで、乱歩本人とその周辺にまつわる「言葉」を500語以上、掲載しています。
人嫌いであると同時に社交的、なげやりなのに几帳面、恐縮しながら図々しい、驚くほど世間的な常識人でありながら反社会的なロマン主義者──。
そんな乱歩の多面性をさまざまなジャンルの「言葉」を通じて浮かび上がらせます。
永井秀樹氏による耽美なイラストも見所のひとつ。
綴じ込み付録には、乱歩を敬愛する著名人による「私が愛する乱歩作品ベスト3」を収録。
ディープな乱歩ファンから、子供の頃、乱歩作品に親しんでいた人、映画やドラマ化された作品が好きな人、近年の漫画やアニメを通じて知った若い人まで、乱歩に興味があるすべての人が楽しめる一冊です。
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「乱歩が小説を書きだした時期は、日本は「モダン」の時代だった。
モダンとは、単に新しい文明社会を指すのでなく、
正義と邪悪、醜と美、有産階級と無産階級が共存して
ゲームのように立場が変わる世の中をあらわす。
どっちも楽園と地獄の両面を持つ。今の日本もまさにそうだ。
コロナのことを考えれば、
夢の都会が一瞬で現実の地獄に様変わりする意味も分かると思う」
(荒俣宏「おわりに」より)
■「私が愛する乱歩作品ベスト3」回答協力
荒俣宏/赤木かん子/綾辻行人/有栖川有栖/江戸川乱歩記念館/神田伯山(神田松之丞改め)/肥沼和之(月に吠える)/小林泰三/斉藤詠一/佐藤寿保/塚本晋也/友清哲/西村京太郎/松本幸四郎/村井光男(ナナロク社)/八重野充弘/和嶋慎治(人間椅子)/戸川安宣/小学5年女子/永井秀樹etc
■収録用語(抜粋)
アウル団/赤い蠍/赤馬旅館/赤ん坊を食べた山猫の様に/悪魔の渦巻き/天知茂/生きるとは妥協すること/H・P・ラブクラフト/大友克洋/小山田静子/怪人二十面相/神なき人/筋肉少女帯/空気男/金田一耕助vs明智小五郎/黒蜥蜴/幻影の城/国家ごっこ/ゴム人形/佐野史郎/三角館/三人書房/少年愛/白蝙蝠団/青銅の魔人/Z曲馬団/胎内願望/駄文を売って稀覯本を集めるのだ/筒井康隆/鉄人Q/寺山修司/トリック映画論/ニコラ博士/人間椅子の実験/ネコ夫人とネコむすめ/ハートの5/花崎マユミ/バロン吉元/ビブリア古書堂の事件手帖/星新一/真崎守/増村保造/丸尾末広/三島由紀夫/水木蘭子/宮崎駿/美輪明宏/宗像隆一郎/盲獣/夢野久作/横溝正史/横山光輝/夜の楽観/類別トリック集成/恋愛不能者etc -
北国のくまたちは、秋から巣穴に入って冬眠します。 けれども、くまのムルは、ほかの仲間たちのように眠ることができません。 眠りたくないのです。 真冬の、長くてたいくつな暗い巣穴から思い切って飛び出すムル。 初めて触れる真っ白な雪、空に輝く星たち。 ほかのくまたちとは違う行動をとったからこそ、出会える自然があるのです。 この物語は、仲間と同調できずにひとりでも、新たな発見や楽しみが生まれていくという、メッセージが込められています。 本書は、フィンランドの人気絵本作家により出版され、12か国語以上に翻訳されている「くまの絵本」です。
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なぜ「能」と「狂言」はセットになることが多いの? 初心者はどこに注目すれば楽しめる? 難しそうだけど理解できる? 眠くなったらどうしよう…。 名曲「野宮」を一曲丸ごと解説しながら、能の番組の見どころや衣装、作り物の鑑賞ポイントを紹介します。 初心者におすすめの短めの番組や、印象的なヒーロー、ヒロインの登場するお話、押さえておきたい名曲などのあらすじと注目ポイントを紹介。 また、小学校の教科書にも載っている人気狂言も掲載します。 観る前に読んでも、観てから読んでも役に立つ1冊です。
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東大出身落語家が解説! この本を読んでから寄席に行けば、落語が120%楽しめる! 若い世代からビジネスパーソンまで、人気のエンターテイメントとなっている落語。 ひとりで多くの登場人物を演じわける落語は、落語家の話術からコミュニケーションのスキルを学べるとあって、趣味としてだけでなく教養としても注目されています。 聞く側に想像力や考える力が求めらることもあり、演者とお客さんが双方で場をつくりあげるライブ感も魅力のひとつです。 とはいえ噺の難しさや“寄席”のマナーの無知などから、ハードルが高いと感じている人も多いはず。 そこで、寄席の楽しみ方、古典落語のあらすじなど、はじめて落語を聞く予習に最適な“落語の楽しみ方”を、東大出身初の落語家である春風亭昇吉さんが解説。 落語の圧倒的な知識と噺家の経験値から繰り出される独自の解説で、楽しみながら落語の世界を理解できます。 落語は噺の内容やオチがわかっていても(映画でいうネタバレ)楽しめる芸能であり、むしろ内容を理解していたほうが、噺家による演出や展開の違いがわかり、深く堪能することができるもの。 この本を読んでから寄席に行けば、落語が120%楽しめる、知識ゼロからの落語指南書です。
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わたしたちのカラダからは、いろいろなものが出てきます。
うんこ、おしっこ、涙、毛、汗、ふけ、目ヤニ、耳垢、つば、たん、鼻毛、鼻水、鼻くそ、吹き出物、アカ、へそのごま、爪、ムダ毛、かさぶた、水ぶくれ、膿、血などなど。
一見ムダのように見えるが、人が生きる上で、実はとても重要な役割を持っているものも多いのです。
それらはなんのために出てくるのか、どんな役割があるのか、「世界一受けたい授業」でもおなじみ、免疫学者の藤田紘一郎先生が案内人となり、ユニークなイラストを用いて解説します。
じつは、「カラダから出る(汚い)もの」を嫌って、「消したり」「ないことにしたり」することが、健康を害することもあります。
「カラダから出るもの」に愛着を持つことで、自分のカラダをよく知り、健康になろう!
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監修者より、みなさんへ
いまの日本人は、からだから出るものに対して、ワルモノのイメージをもちがちです。コンビニやスーパーでは、からだのにおいをけすグッズが多く売っています。
うんこなんて、ワルモノのトップの存在にずっといます。みんなは、学校でうんこをしていますか? 「はずかしいから、家にかえってからする」という人も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは、うんこのにおいを「ママがそばにきてくれる、いいにおい」だと思っています。でも、成長するにしたがって、「キタナイもの」と思いはじめます。おかあさんがうんこをきらっているらしいと理解するからです。
でも、この本で紹介したように、うんこはからだの健康に欠かせない存在です。鼻くそもおしっこも、汗も、出なくなったら、すぐに病気になってしまいます。
もちろん、歯みがきをして、むし歯ができないようにすることは大切なことです。でも、からだから出るものを、すべてワルモノあつかいしないでください。からだから出るものは、もとは自分のからだの一部であったものです。いわば、みんなの“分身” です。
この本をきっかけに、からだから出るものに対して、あいちゃくをもって接してくれたら、私はとてもうれしいです。
――藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)
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じつは愛すべき、カラダから出るものの世界へようこそ!
「カタチのある」もの、「カタチのない」もの、同時刊行!
★左ページには特徴を表したイラストと、出る場所や成分などのデータを記載。
重要度とキタナイ度を5段階評価しています。
☆右ページでは、「なぜ出るの?」「どうやって出来るの?」を科学的に、ていねいに解説。
易しい図解が理解を助けます。 -
わたしたちのカラダからは、いろいろなものが出てきます。
におい、おなら、げっぷ、せき、しゃっくり、あくび、くしゃみ、ねごと、はぎしり、ため息、体臭、耳鳴り、熱などなど。
一見ムダのように見えるが、人が生きる上で、実はとても重要な役割を持っているものも多いのです。
それらはなんのために出てくるのか、どんな役割があるのか、「世界一受けたい授業」でもおなじみ、免疫学者の藤田紘一郎先生が案内人となり、ユニークなイラストを用いて解説します。
じつは、「カラダから出る(汚い)もの」を嫌って、「消したり」「ないことにしたり」することが、健康を害することもあります。
「カラダから出るもの」に愛着を持つことで、自分のカラダをよく知り、健康になろう!
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監修者より、みなさんへ
コンビニやスーパーでは、からだのにおいをけすスプレーなど、からだから出る「カタチのない」ものの存在をけそうとするものであふれかえっています。とくに最近は、おやじ臭をけすスプレーが大人気です。オジサンがまわりにきらわれたくないと、わきの下などに、ふきかけています。
でも、この本で紹介したように、おやじ臭(加齢臭)は、中高年になれば、だれもが出てくるにおいなのです。むかしは「落ちつくにおい」と感じる人も多くいました。もっといえば、女性も中高年になれば、加齢臭は出てきます。
おやじ臭は、人間が成長していることを示す大切なにおいだと、私は思います。おならもげっぷも、せきもくしゃみも、お腹がグーとなるのも、人間だからです。もし出なくなったら、健康をそこなってしまうこともあるのです。
もちろん、しっかり歯みがきをして、くさい息が出ないようにすることは大切です。でも、からだから出るものを、すべてワルモノあつかいしないでください。出るものは、もとは自分のからだの一部であったものです。
いわば、みんなの“分身” です。
この本をきっかけに、「からだから出るもの」に対して、あいちゃくをもって接してくれたら、私はとてもうれしいです。
――藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)
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じつは愛すべき、カラダから出るものの世界へようこそ!
「カタチのある」もの、「カタチのない」もの、同時刊行!
★左ページには特徴を表したイラストと、出る場所や成分などのデータを記載。
重要度とキタナイ度を5段階評価しています。
☆右ページでは、「なぜ出るの?」「どうやって出来るの?」を科学的に、ていねいに解説。
易しい図解が理解を助けます。 -
文房具のすべてがここにある! 究極の文房具用語辞典
ペンやノート、テープ、はさみなど、生活や仕事に欠かせないさまざまな文房具。
ファンやマニアも多く、新たなアイデア文房具もどんどん登場するなど人気ジャンルとなっています。
この本では、日常的に使われる定番文房具から一世を風靡した人気商品、国内外のメーカー・ブランド、重要人物、歴史、しくみ・機能、文房具にまつわるフレーズまで、ありとあらゆる情報を愛らしいイラストたっぷりの辞典形式で紹介。
“文具王”として知られる文房具マスターの著者が、膨大な数の文房具関連の文献を読み漁って調べた内容をしたためた、文房具本の決定版です!
例えばこの本では、文房具にまつわる次のような内容を取り上げています。
・かつて子供たちの間で大ブームとなった「スパイメモ」「首ちょんぱ」「スーパーカー消しゴム」とは?
・鉛筆や万年筆、消しゴム、ステープラー(ホチキス)はいつ登場した?
・手を紙で切ると痛みが続くのはなぜ?
・日本で初めて鉛筆を所有した、超有名な歴史上の人物とは?
・さまざまな文房具を製造・販売しているメーカーたちはいつごろ誕生した?
……などなど、登場する用語の数は800以上!
また、巻頭では誰もが知っておきたい「文房具の基礎知識」を掲載。
国内外のメーカーマップや万年筆の仕組み、ボールペンのインクの種類や原理などを解説しています。
さらに、古代から現在に至るまでの文房具の歴史が一望できる「文具年表」も、綴じ込み付録として収録しています!
文房具好きの方はもちろんのこと、文房具に関わるお仕事をされている方の業界や商品研究の参考書にも使えて、文房具にそれほど関心のなかった人もその奥深い世界を楽しめる、いろいろな方にぜひ読んでいただきたい一冊です。 -
こぎつねのチロンと森の仲間たち。
そして、動物とお話ができる、ひげくま先生…。
とても美しい星空の下、舞台となる研究所では、一年中、みんなが星の話に夢中です。
楽しいお話が進むうちに読んでいる皆さんも、星のこと、めずらしい天文の現象のことなどがよくわかる、そんな内容となっています。
この本に出てくる物語は、もともと小学校の教師であった著者が、子どもたちに「星のことや宇宙のことを読んであげたいな、知らせてあげたいな…」と思ったときに、なかなか思うような作品にめぐりあえず、「それならば自分で作ってみよう」と書き始めたことで誕生しました。
その後、2008年2月に三重県松阪市の「みえこどもの城」で行われた、全国プラネタリウム解説コンクールで、最優秀賞を受賞、その続編も書き続け、この度、一冊にまとめることになりました。
当初の目的のとおり、著者は「よみ聞かせ」の授業でチロンのお話を子どもたちに聞かせてきました。
でも今では実際にプラネタリウム番組として上映されるまでになり、たくさんの子どもたちにチロンの活躍と星空の魅力を伝えています。 -
シャーロッキアンと呼ばれるマニアから、アニメやドラマが好きなライトなファンまで、ホームズ好きなら誰もが楽しめる、イラスト満載です。
世界一有名と言っても過言ではない名探偵シャーロック・ホームズ。
コナン・ドイルの原作小説に出てくる主要な登場人物やホームズ愛好の品、名セリフはもちろん、映画やドラマ、アニメやお芝居、ゲームなど、あらゆるジャンルからホームズにまつわる案件を50音順に辞典形式で紹介。
また、ホームズが遭遇した事件の足取りを追うのに便利な当時のロンドン地図(とじ込み)や、建築ファンも必見の221Bの居間を再現したイラストなど、充実のコラムで多面的にシャーロック・ホームズを堪能することができます。 -
コーヒー好きに愛されながら、2013年に閉店した大坊珈琲店
38年間の営みを振り返り、店主が綴った大切なこと
2013年の12月に閉店するまでの38年間、自家焙煎とネルドリップというスタイルを変えずに、一杯ずつ丁寧にコーヒーを作り続けた「大坊珈琲店」。
閉店から5年という月日が経ってもなお惜しむ声が絶えず、伝説の珈琲店としてその存在感は増している。
本書は店主の大坊勝次が大坊珈琲店での日々を振り返り、心掛けていたことをまとめたエッセイ集。
前半にはコーヒーやお店に対する考え方が、後半には大坊が好んで使っていた器や店内に掛けていた絵の作家について、独自の視点で綴られている。
青山という場所柄、年齢も職種もさまざまな人々が通った大坊珈琲店が、一時の憩いの場所として、なぜそんなにも愛されたのか?
本書に綴られた大坊の思いや感性から、その理由を探ってほしい。 -
40数年にわたる西村玲子さんのイラスト、手作り、エッセイの数々を一冊にまとめた本です。
イラストレーターとして始めた初期の仕事から、雑誌や新聞等で発表したイラストやエッセイを選りすぐって紹介しています。
アクセサリーやぬいぐるみ、袋物、パッチワークなどの西村さんが手作りした作品や未発表のイラスト、コラージュなども掲載。
日々の暮らしの中で発見したことや、旅や映画などで感じたことを独自の目線で暮らしに生かす提案をしています。
お気に入りのファッションやおしゃれの提案、子どものイラストも必見です。
人気だったキャラクターの「ロンロンママ」も新たな装いで登場します。
西村玲子さんの創作活動のすべてがわかります。 -
株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾にして、早くも書き下ろし小説登場!!
実業家でありながらタレント、著作家とさまざまな活躍を見せる堀江貴文氏が、近年流行の「異世界ファンタジー小説」に着目し、ホリエモン流異世界小説を上梓!!
もちろん「転生したらすべてがリセット、努力する必要もなくチートを与えられ、世界を救って一躍英雄に!」なんて甘い考えは通用しない!
転生した先も現実社会と同様の社会構造が待っていたら、あなたはどうする!?
そんな辛口異世界ファンタジーに、堀江氏が用意した答えこそ「多動力」!
異世界に行っても「タテの壁」がはびこるなら、自力でブレイクスルーする知恵と越えていく軽やかさこそが大切――
そんな堀江氏のメッセージが籠められたエンタテインメント作品に仕上がっています!
ロケット開発、AI、IoT、FAANGなど、いま堀江氏が興味を持つあらゆる要素を詰め込んだ、ホリエモン流の異世界をお楽しみください!!
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かつてロケットに乗って宇宙へ飛び出す夢を持った主人公・鈴木は、いまやブラック気味のIT企業でSEとして働く社畜となっていた。
ある日の帰り道、趣味の「異世界ファンタジー小説」を購入しようと立ち寄った書店で突然めまいに襲われた鈴木。そのまま意識が遠のき、次に気づいたときは石造りの建物が立ち並ぶ見慣れぬ景色の中だった。
「やった! これはもしや異世界転生!?」と喜んだのもつかの間、チートはおろか満足な装備もなく、一介の冒険者として放り出されたこの世界でも、どうやら就職して、出世しなければ生き抜けないようなのだ。
途方に暮れる鈴木に歩み寄る人影。お約束の猫耳美少女の登場に救われた気分の鈴木だったが、どうも様子がおかしい。その猫耳美少女は、いきなり鈴木の胸ぐらをつかんでこう言い放ったのだ。
「アンタはこれから多動力を身につけなければならない」――!!!
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株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】がいよいよ始動!!
そのスタートラインナップは、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『恐怖新聞』のノベライズです!!
「平成」の時代、日本では数多くのホラー映画が制作され、「Jホラー」と呼ばれたそれらは大きなブームを巻き起こしました。
そのさらに20年以上前、「昭和」の時代にもUFOや超能力、そして心霊現象など、やはり人々の「不可解なものへの畏怖」を刺激するエンタテインメント、「オカルトブーム」がありました。
その、2度の「恐怖」ブームのどちらにも深く関わりを持つ作品が、つのだじろう氏の傑作オカルトホラーコミック『恐怖新聞』です。
「オカルトブーム」ではその中核を成すコミック作品として人気を博し、「Jホラーブーム」では原案・原作として『予言』のタイトルで映画が制作されました。
そして始まったこの「令和」の時代に、『恐怖新聞』が小説として新たな命を吹き込まれます。
執筆には、流麗な文体でグロテスクな恐怖を描く数々のホラー小説で人気を博す大石圭氏を迎え、死を予言する異様な新聞に、不運にも魅入られてしまった美しき女子大生の体験する恐怖として、再構築された『恐怖新聞』の世界。
新しい時代の最初の「恐怖」を、あなたにお届けいたします。
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生まれ故郷の新潟を離れ、都内の大学に通う女子大生・桜子。
二年の春を迎え、ボーイフレンドの孝二郎と過ごすはじめてのゴールデン・ウィークを前に、浮き立つ気持ちを押さえられずにいた。
しかし、その夜――。
日付けが変わると共に、桜子が暮らす地上十一階の部屋の窓から、突然飛び込んできた「新聞」。
そしてそこに書かれた孝二郎の事故死を報せる記事。
慌ててかけた電話からはいつもと変わらぬ孝二郎の元気な声を聞けはしても、まんじりともしないまま朝を迎えた桜子は、着の身着のままで孝二郎の家へ向かう。
すでにアルバイト先に向かったあとだった彼を追った桜子を待っていたものは、悲しくも恐ろしい運命だった。
そのうえそれは、桜子を苛む恐怖のほんの始まりに過ぎなかったのだ……。
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死を予言し恐怖を伝える新聞に魅入られた、美しき女子大生の運命を描く物語として、オカルトホラーの傑作『恐怖新聞』がいま蘇る! -
株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】がいよいよ始動!!
そのスタートラインナップは、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『ブラック・ジャック』のノベライズです!!
「マンガの神様」としていまなお絶大な支持を集める手塚治虫氏。
折しも生誕90周年を迎えている氏の数ある名作の中でも、ひときわ光り輝き、後の医療マンガはもちろん、実際の医療従事者にも大きな影響を与え続けている名作『ブラック・ジャック』が、同作品の熱烈なファンでもある瀬名秀明氏の筆により、小説として現代に蘇ります!!
「現代にもしブラック・ジャックがいたら……」誰もが思い描いたことのあるそんなファンタジーを、小説家としての想像力、研究者としての分析力、ファンとしての圧倒的な知識と情熱で瀬名氏が現実のものとします。
「医療ロボット」「iPS細胞」「終末期医療」などの現代医療、さらにはそれを飛び越え近未来をも予感させるテーマで描かれる、ブラック・ジャックの活躍。
そして、それぞれの事情を抱えた患者たち・医師たちと、無免許の天才外科医の邂逅が紡ぎ出すヒューマンドラマ。
もちろんピノコやドクター・キリコといった作品キャラクターは言うに及ばず、思わぬ手塚キャラたちとも再会できる1冊となっています。
誰もが読みたかった、誰もがもう読めないと思っていた、懐かしく新しい『ブラック・ジャック』がここにあります! -
株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾!!
『ブラック・ジャック』『恐怖新聞』に続き、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『エコエコアザラク』のノベライズです!!
「エコエコアザラク、エコエコザメラク……」どこからともなく聞こえてくる妖しい呪文と共に黒井ミサが帰って来た!!
70年代のオカルトブームの中でも、「黒魔術」を操る美少女主人公が異彩を放ったホラーコミック『エコエコアザラク』が、自身も作品の大ファンだったと語る岩井志麻子氏により小説として現代に蘇ります!!
あるときは災いの象徴として、またあるときは自分に害を為した者への復讐劇として描かれることの多かった黒井ミサとその物語。
悪霊の力を借りて執行される呪術という神秘的なイメージと相まって、昏い魅力に溢れた『エコエコアザラク』のイメージはそのままに、情念を描いた作品で人気を集める岩井氏の筆によって、人々を惑わせる「運命の女」黒井ミサへと昇華され、あたかも幻想文学をも想起させる作品となっています。
黒井ミサの存在に翻弄され、愚かな者たちがさまよい続ける出口のない迷宮へ、あなたも足を踏み入れて見ませんか……?
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●第一話 逃げる女
「私はいつでも逃げている女なの」――平凡な街の平凡な家庭に生まれ、なんの才覚にも恵まれず、唯一の取り柄である容姿も十人並みをちょっと上回る程度。高校受験の失敗からお決まりの転落を辿った女・有里が目を背け続けてきた真実とは……。
●第二話 さまよう夫婦
有名画家の息子と美人女優の娘。親からの才能を受け継げなかった残念な二人が運命のような出会いを果たす。二人の子供時代に共通する謎の女性「黒井さん」「ミサちゃん」の記憶が、互いの結びつきをより強固なものにしていく。そして…。
●第三話 居すわる母
留利子の高校時代からの恋人・俊博には、二人の母がいる。一人は生みの母、そしてもう一人は、俊博の家庭を壊した「父親の愛人」。父が亡くなったいまでもその女を「義母」と呼び続ける俊博の気持ちがわからず、今日も留利子は行きつけの喫茶店で、ウェイトレスの少女に愚痴をこぼす。
●第四話 追いかけてくる愛人
裕福な家に生まれ容姿にも恵まれ、周囲にはちやほやされて育った須美香だったが、その過去にはひとつの暗い影があった。失踪とも誘拐ともつかぬままいなくなった母。最後の電話で母の口から語られた「黒井ミサ」の名前が、それからずっと須美香の心を縛りつけている。
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イギリスのティータイムに欠かせない定番のお菓子、スコーン。 各家庭やティールーム、ホテルなどそれぞれの味があります。 本書では、今日本で注目を集めているティールームや、予約が取れない人気のお菓子教室など15名の、とっておきのレシピ集です。 つくり方はもちろん、スコーンへのこだわりや、材料を決めるポイント、レシピ開発の裏側など、お菓子づくりに役立つテクニックがもりだくさん。 スコーンをおいしく仕上げる「コツ」も惜しみなく公開。 スコーンだけでなく、各ティールーム・お菓子研究家が得意とするイギリス菓子のレシピも充実。 スコーンにあわせる紅茶の楽しみ方、著者ならではのイギリスの食文化についても理解が深まる一冊です。
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ブス本人は変わらなくていい! 社会が変わる! 容姿差別は、気にする方が「気にしないように」と考えや容姿を変えるのではなく、加害者の方が変わる方がいいんじゃないかな。 被差別者が変わるんじゃなく、社会が変わった方がいいんじゃないかな、と書きました。 (山崎ナオコーラ) 性別とは? 差別とは? 社会とは? よみもの.comでの好評連載がついに書籍化! ---------------------------------------------------------------------------- “「ブスには自信を減らしてほしい」という考え方には与しない。” うん、最高! 現代社会に燦然と輝く希望の書。 はるな檸檬さん(漫画家)推薦。 ---------------------------------------------------------------------------- 社会を変えたいと思う。 私はこれまで、他のテーマで書いたエッセイの中に、「ブス」という単語をちらりと紛れ込ませたことが何回かあった。 すると、大きな反響があった。多くの人が「ブス」という言葉に関心を持っているようだ。 ただ、その反響の多くが、「頑張ってください」というものだった。 つまり、「『“ブス”という単語が出てくる文章』=『劣等感の放出』」と捉えられてしまうのだ。 慰めたり応援したりするのが読者の務め、と思わせてしまう。 「社会は変えられない。だから、『ブス』に関する文章っていうのは、個人の苦しみを吐露するだけのものだ。 その言葉を聞いたり読んだりしたら、個人を応援し、個人の気持ちを緩和させてあげなくてはならない」と多くの人が考えてしまう。 違う、と私は言いたい。「ブス」は個人に属する悩みではない、社会のゆがみだ。社会は変えられる。 (あとがきより)
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初心者にもやさしく、コアなファンも楽しめるラグビー用語辞典
これ一冊で、ワールドカップはもちろん大学、花園からトップリーグまで試合が100倍面白く観れる!
ルールやチーム、選手や戦術、往年の名選手から「ラガーマンあるある」に至るまで、ラグビーにまつわるあらゆる用語を約600語集めました。
DAZNのラグビー解説でもおなじみ斉藤健仁氏が、ラグビーの基礎の基礎から、マニアックなネタまで、クスッと笑えるイラストとともに五十音順に解説しています。
用語解説の合間に、「レフリーの動き」からオールブラックスでおなじみ「ハカの歌詞と踊り方」まで掲載しました。
ワールドカップはもちろん、その後様々なカテゴリーの試合が面白くなること間違いなし。
観戦力が高まる1冊です。 -
人形たちの織りなす時代劇ミュージカルは、笑いあり、涙あり、忠義あり、愛も裏切りもかたき討ちもなりすましも無理心中も、なんでもあり!
観劇に気後れしがちな初心者さんでも、十分楽しめる鑑賞ポイントを紹介します。
どこでチケットを買うの? ドレスコードはある? 人形劇ってそもそも面白いの? 予習しなくてもストーリーはわかる? などなど、気になる点を解説。
また、劇場鑑賞ではお世話になったことがある人も多いはず、イヤホンガイドの中の人が『仮名手本忠臣蔵』などの人気演目をマンガ仕立てでご紹介します。
同じ演目でも歌舞伎とは演出が違うものを比較紹介したり、若手技芸員の座談会も収録したりすることで、初心者はもちろん、すでに文楽にはまっている人、歌舞伎には興味があるけど文楽は未経験の人も、ぞんぶんに楽しんでいただける1冊です。
公益財団法人文楽協会 協力 -
生き方に迷う30~40代女性に向けて、好きなことを仕事にした女性たちに、
その過程と仕事内容、日々心がけていることを尋ねるインタビュー集。
聞き手は暮らしまわりの雑誌や書籍を数多く手がける編集者、田中のり子。
人生の転機にいかに天職とも言える仕事を見極め、実現させたのか、それを続けていく秘訣、
気持ちよく暮らしていくための習慣などを紹介。
読者が暮らしの中で実践できるような内容になっている。
登場する女性たちが生み出す作品も暮らしを豊かにするものばかり。
写真家の有賀傑がそれらを撮影した写真も多数掲載し、作品の魅力も感じられる一冊。
*本書は主婦と生活社のウェブサイト「暮らしとおしゃれの編集室」内で掲載された連載「つくる人を訪ねて」の記事をベースに、
追加取材と大幅な加筆を行ったものです。 -
鳥に関する本を数多く出すサイエンスライター細川博昭氏初の笑いあり涙ありの鳥エッセイ。
「今の自分があるのも、鳥たちのおかげといっても過言ではない」と言う著者が、
世の中の鳥のイメージを客観的に見るところから始まり、子供の頃からの鳥とのつきあい、
苦労話や楽しい日々の暮らしのこと、今までの本では書ききれなかった鳥のすごいところ、
鳥に教えてもらった大切なことなどを、鳥への愛情あふれる文章でつづります。
鳥を飼っている方なら共感できる箇所多数!
鳥の知識も得られて満足度の高い1冊。
鳥と暮らしていない方は、一緒に鳥と暮らしたくなること必至です!
細川博昭氏の鳥ワールドへようこそ! -
オーロラ舞うアラスカの森に自力で建てた家に家族で住み、時にはエスキモーのクジラ漁にも参加。
豪快なアラスカ暮らしを御堪能あれ!
● 「クジラとイヌピアックエスキモーの伝統」より
エスキモーのウミアック作りを手伝ったその年の春、バローのクジラ猟のベースキャンプに行くことになった。
「60秒で用意しな!」クジラを仕留めたとの一報が入るや否や、滞在先の家のユニスおばちゃんが叫ぶ。
早くしろと叫ぶおばちゃんにせかされスノーマシーンの後ろにまたがった。
仕留められたクジラはすでに氷の際まで運ばれてきていたが、それから人力で体重数十トンもの北極クジラを引き上げるのだ。
氷上には30人ほどの人たちが集まってきており、やがて100人くらいの人に膨れ上がった。
氷上に上げられたクジラはまるでビルが横たわっているかのような大きさだ。
それから丸一日、北極海の氷の上でクジラの解体を僕も手伝うことになった。
気が付けば着ている物は上から下までクジラの血と油でべとべと。…………
など -
村上春樹のファン、ハルキストの聖地と呼ばれるブックカフェ「6次元」のふたりが、
村上春樹にまつわるさまざまな用語をイラストとともに辞典形式で解説。
翻訳を含む全作品から主な登場人物、頻出するキーワード、
作家の名言や学生時代の逸話まで500語以上が収録されている。
村上作品で印象的な料理やカクテル、独特な比喩表現、外国語版の装丁など、
さまざまな角度から楽しめるコラムも充実。
作家ゆかりの地を紹介したマップ付き。
村上ファンはもちろん、これから読みたい人にも楽しめる内容となっている。
村上作品と作家について理解を深められる一冊。 -
ベストセラー『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』著者が贈る、「涙」をテーマにした、さらっと読みきれる7つの感動物語!
【各界から感動の声、続々!】
「ひとりじゃない。感情が涙になって溢れました。小さな自分に光を指し示してくれた物語です。」★木ゆりあ(女優)
「この小説を読むと、無性に家族に会いたくなった。もう会えなくなってしまった人たちにも……。」★長江俊和(作家・演出家)
「悲しみの涙に寄り添い、希望の涙を見守る。包み込むような優しい七つの物語は、あなたへの応援歌に違いない。」★栗澤順一(さわや書店)
【内容紹介】
最後に泣いたのはいつですか?
登場人物たちは、どうにもならない苦境の中で、悩み、苦しみ、もがき、そして生きることに意味すら感じなくなり、絶望の底が見えてきたその瞬間、ある一筋の涙を流すと共に、小さな光を見つけます。
家族って何だろう、幸せって何だろう、人生って何だろう。
最後のページをめくるとき、あなたにとって一番大切な人を、きっと思い出すでしょう。
◆第1話「ショコラの種」
女手一つで息子を育てている母親に、ある悲劇が訪れる。
それにより彼女は人生に終止符を打とうとするのだが、死への階段を一歩登ろうとしたその瞬間、ある意外な人物からのメッセージを受け取る。
◆第2話「最期の小説」
定年を迎え、妻と二人で平穏に暮らしていた60代の男性に、ある日、一通のハガキが届く。
それは、かつて結婚の約束をしていた女性の死を知らせる死亡通知書だった。
過去の恋とは何か、結婚とは何か、幸せとは何か、長年連れ添った夫婦の結末はいったい……。
◆第3話「真昼の花火」
ある日突然、学校へ行かなくなった中学三年の息子。
母親は息子の真意がわからないまま、日々食事を息子の部屋に運ぶ。
そんなある日、40年前に他界した姉の幽霊が母親の前に姿を現す。
姉は、想像もしていなかった息子の気持ちと、他界する前の自身の真意を語るのだった。
◆第4話「おしるこ」
自分にも他人にも厳しい老人は、ある人物に速達を送り続けている。
その速達を出している郵便局で働く無愛想な若い男性局員。
そんなある日、若い郵便局員は、老人が持ち込んだ郵送物を自分のポケットに入れてしまう。
その行為によって、郵便局員と厳格な老人の人生の歯車が思わぬ方向へと動き出すのだった。
◆第5話「家族だった家族」
自分は人間だと思っていた猫が、ある日突然、そうじゃなかったことを知り、々な葛藤を抱きながらも与えられた環境を生きる。
動物を捨てる人間、人間に捨てられる猫、捨てる側と捨てられる側、いったいどちらが不幸なのだろう。
そのほか、本当の居場所や自由、愛とは何かを問いかけるショートショート「黄色い鳥と赤い鳥」、テレビでも紹介され話題になった、誰もが背中を押される力強く優しい詩「一本のオール」を収録。 -
克服すべき困難がある。 困難に向き合うことで発明が生まれる。 武藤将胤は困難にぶつかるたびに、仲間と共に問題を解決していく。 そのすべての活動の一つ一つの問題解決は常に最前線なのだと教えてくれる。 ――メディアアーティスト・落合陽一氏大推薦!! 2014年に世界を席巻した「アイスバケツ・チャレンジ」。 この運動は、ALSという、難病の啓発を目的に行われた。 しかし、このムーブメントから約4年が経過した現在も、有効な治療法は確立されていない。 本書は27歳という若さでALSの宣告を受け、困難を乗り越えて、難病の未来を変えるべく動き続ける、武藤将胤(むとう・まさたね)の挑戦を描く。 〈ALS(筋萎縮性側索硬化症・きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)〉 2018年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。 意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。 延命のためには人工呼吸器が必要。 平均余命は3~5年。 世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。
■本文より 社会を明るくするアイデアを形に。 人と人とのコミュニケーション、先進のテクノロジー、このふたつの力を駆使して、障害を抱えた人も、そうでない人も、もっと生きやすくしていく。 これが僕の描いているボーダーレスな社会の未来像です。 僕は、ALSという難病が治せるようになる日を、一日でも早く迎えたいと心から願っています。 その日はけっして遠くないはずだとも信じています。 その日を迎えるために、今自分にできることを、日々全力でやっています。 「ALSが治る未来」が必ず来る、必ず創れると信じている僕の頭の中を、この本で覗いてみてください。 人生は、できることに集中することであり、できないことを悔やむことではない。 ――スティーヴン・ホーキング博士
本書の売上の一部は、宇宙兄弟ALSプロジェクト「せりか基金」に寄付されます。 -
都会では、夜になっても照明などが明るく、現代人は暗闇での感覚を忘れかけています。
視覚以外の感覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が、暗闇を歩くことで研ぎ澄まされていきます。
そんな幻想的な闇の魅力を紹介します。
暗闇体験をすると、光の存在に気づきます。
キノコやホタルといった発光生物などについても、科学的にとらえ、知的なアウトドアとしてナイトハイクを提案します。
これまで、ナイトハイクの正しい方法を記した本はなく、教育現場などで行われているネイチャーゲームとしてのナイトハイクの方法なども知ることができます。
発光生物の観察、星と地図を照らしあわせてのルート確認、もちろん純粋に天体観測についても紹介しています。
天体写真はまた違った難しさの闇写真の撮影方法・テクニックも。 -
本書は、『四万十川食堂』で『深夜食堂』の著者、安倍夜郎とコラボして話題となった漫画家の左古文男が、尾道ラーメンや尾道焼き(お好み焼き)、海鮮物が美味しい食事処を中心に、古刹や懐かしさが残る路地の散策コース、画になる街角など世間の耳目が集まる尾道をスミからスミまでコミック&エッセーで徹底ガイドします。
坂と路地と社寺の町、また多くの映画のロケ地として知られる尾道は、平成21年から観光客数が右肩上がりに推移して、昨年訪れた観光客数が675万人に上りました。
この観光客入り込み数は中国、四国地方ではダントツの1位で、人気と注目度の高さが伺えます。
その背景には、しまなみ海道のサイクリングが人気が上昇を続けていることに加えて、尾道水道に面した古くからの市街地が平成27年4月に「日本遺産」に認定されたことや当地グルメが豊富なことなどがあります。
そんな、溢れる観光スポットをもつ尾道で漫画家の左古文男が、定番からまだ知られていないグルメスポットで食べつくし、質感たっぷりのイラストと漫画で美味しさをお届けします。 -
ネットでもたびたび話題になる、インコのもふもふ写真。
世間的にはクールで美麗、繊細なイメージですが、じつにオモロい一面をもっているのです。
頭をぐいっとつきだしてナデナデを要求してきたり、音楽に合わせて妙な動きをしてみたり……。
そんな魅力に日々翻弄され(?)、インコ臭をかぐためにインコの背中に顔をうずめる飼い主が今日もあとをたちません。
本書は、インコたちのもふっとかわいい写真と、飼い主「あるある」とインコ愛がぎゅっとつまったフォト川柳ブック。
まだインコを飼っていない人にも、インコとの暮らしのすばらしさが伝わるはずです。 -
ハレー彗星は、宇宙をめぐり76年毎に地球へ接近して、その雄大で美しく、そして威厳のある姿を人々の前に現わします。
小説の舞台は、1910年、1933年、1986年。
そして2061年。
1910年、1986年、ハレー彗星の出現とともに恋が始まります。
1910年、天文台で出会った不思議で美しい女性、晴海。売れない小説家志望の国善。
ふとしたキッカケで麻布にある天文台で出会い、惹かれあい、すれ違う二人。
なかなか進まない晴海にかくされた謎を感じ始める国善。
時代は流れ1933年、1986年、そして次にハレー彗星が地球に接近する2061年。
晴海の謎が解かれ、再び想いが時代を超えてつながる予感が…。
※月刊誌「月刊天文ガイド」初の連載小説「麻布ハレー」に加筆し、書籍化したものです -
かわいくてはかなげで繊細な動物と、「世間」では思われているうさぎたち。
でも実際一緒に暮らしてみると、世間のイメージとはかけ離れていることに愕然とすることもしばしば。
常に上から目線だったり女王様気質だったり、ぐうたらだったり、完全に野生を忘れてしまっていたり。
ときには、悩める私たちを、静かに見守り、寄り添ってくれることもあります。
そんなうさぎとの不思議に楽しい毎日を、愛らしい写真とともに川柳にしました。
うさぎを飼っている人は「あるある!」と爆笑と共感の嵐、まだ飼っていない人はうさぎと暮らしたくなること間違いなしです。 -
日常の数学活用術
数学ってなんの役に立つの?
ずっと言われてきた素朴な疑問ですが、これに答える本はこれまでもたくさん出版されてきました。
苦手だった微分・積分やサインコサインが世の中でどんなに役立っているのか、文系の人でもわかるように、さまざまな解説がされていると思います。
それらを読んで納得できたとしても、あなたの生活の中で、趣味の中で、仕事の中で……毎日どれだけ数学が役に立っているでしょうか?
この本で紹介するのは、すべて本当に使える数学。
生きていく中で起きるさまざまな“やっかいな問題”に対して、スッキリ解決の道筋を見せてくれる思考ツールとしての数学の活用術を紹介していきます。
●多数決で決めたのに、なぜか不満が噴出
●企画部と営業部の社員をどう平等に評価する?
●自治会やPTAの役割、どうやって決める?
●みんなが嫌な思いをしないパーティーの席決め
●目標を立てても、いつも計画倒れで終わる
●アンケートをとってみたけど、どう役立てるか不明…
●方向オンチが見知らぬ街で迷わないためには?
●「ブランコがうまくこげない」子供に何を言うか
●下手な文章を、大きく直さずわかりやすくする
一見、数学とは関係なさそうな問題も、数学で考えると答えが見えてくる。
そんな数学的思考のポイントを、わかりやすく解説していきます。
本書は小中学生が読む科学雑誌『子供の科学』の連載『押忍!!数学道』を大幅に加筆・修正して、大人が読んでも役立つようにまとめたものです。
小中学生で習う基本的な数学の知識だけを使っているので、文系のあなたでもぐんぐん数学的な考え方が身についていきます。 -
世界的に、ラジカセとカセットテープへの熱い視線が集まっている。
ラジカセの中古市場価格は高騰し、レコードショップではアナログに続いてカセット売り場が新設され、また、世界各地にカセットテープ専門店が新たに出現。
人気ミュージシャンたちもこれまでのCDやダウンロードに加え、カセットでのアルバムリリースを行い始めた。
デジタル全盛の中、ラジカセやカセットテープというアナログなカルチャー/テクノロジーへの注目はなにを意味しているのか?
このブームの日本における仕掛け人のひとり、松崎順一(家電蒐集家)を中心に、2016年、最も新しいものとしてのカセット/ラジカセの現在と未来とを明らかにする。 -
もっとおいしい、タイの旅。
バンコクリピーターのタイ料理マニアやタイ在住日本人のほか、現地のレストランオーナーやフードジャーナリストなど、バンコクを知り尽くしたグルメたちのとっておき情報をまとめました!
日本でもすっかりおなじみの「トムヤムクン」や「グリーンカレー」などの定番に加え、「ナムプリック」や「カノムジン」などなど、日本人にはあまり知られていないけれどタイ人にとってはごく普通(けど、激うま!)の日常食、さらにはタイ北部や東北部などの地方料理まで!
タイ料理に精通したリピーターや地元タイの食通たちが偏愛する、一度は食べたい料理ばかりを厳選してご紹介。
また、料理をさらに味わい深くする卓上調味料の使い方や、オーダーのコツなど、ローカル気分でタイ料理を楽しむためのコツも各料理ごとに紹介。
現地の人が実際にどう食べているかを知ることで、飛び込みで食堂や屋台に入っても周りのタイ人たちに自然に溶け込み、より深いタイ料理のおいしさに出合えるはず!
さらに定番料理の有名店と知られざる名店の味比べや、女子に嬉しいスイーツ各種、便利な指さしタイ語など、お役立ちプチ情報も掲載。
体も心もタイ料理にどっぷりと浸かりたい人にお届けしたい、読んで楽しい、使って頼もしい、持って嬉しい一冊です! -
ほんわかクラゲの魅力が満載
魚や哺乳類といった海の生き物たちとは違う、何だかふしぎな、独特のすがたをもつクラゲ。
ふわふわ、ゆらゆら。
水の中を漂うその様子は、眺めているだけで癒されます。
最近はクラゲ人気の高まりにより、水族館の展示コーナーはもちろんのこと、動画サイト、映画など、クラゲを楽しむ方法が増えました。
しかしそれだけではなくて、もっともっとクラゲを楽しみたい!
そんな方は是非、この本を読んでみてください。
クラゲの生態から、図鑑、観賞できる場所、クラゲにまつわる豆知識、さらにはクラゲと一緒にお散歩!? など、さまざまな角度からクラゲの魅力をたっぷり紹介しています。
かわいいクラゲの姿に、癒されること間違いなしです。 -
プロが教えるチーズの魅力
種類・特徴、そして保存法、作り方、楽しみ方なども掲載したチーズの魅力満載のチーズ事典。
チーズに関する知識はもちろん、よいチーズの見極め方、美味しさを保つポイント、プラトーの作り方といった実践テクニック、食事やシチュエーションに合わせたチーズのセレクト法、さらに新しいチーズの食し方まで、知識だけではなく実践におけるポイントを、わかりやすく解説します。
チーズ・プロフェッショナルを目指す人、レストランやワインバーのサービスマン、チーズ愛好家のためのチーズバイブル。 -
だまし絵で、自分の脳が見えてくる
コンピューターがなくてもだまし絵が描けるって知ってましたか?
自分を追いかけてくる『リバースペクティブ』にも挑戦できる!
錯覚や錯視の研究者である筆者が、自分でだまし絵を描く際のポイントをまとめた解説書です。
実際に自分で挑戦できる練習問題も充実しています。
なぜだませるのか? 脳の仕組みからわかりやすく説明しているので、有名な『ふしぎ図形』だけでなく、自分だけのオリジナル作品にも挑戦できます。
また、特別編として、テレビやネットで大人気の錯視立体『リバースペクティブ』の作り方も収録!
自分の絵が自分を追いかけてくる不思議も味わえます。 -
近年、ダイバーの間で人気のウミウシ。
その魅力と簡単な分類のコツ、効果的な見つけ方や撮影方法を、美しい写真とともにご紹介。
さらには、ウミウシ好きタイプの分類やウミウシ雑貨まで、ウミウシの謎と楽しみ方をとことん解説。
ウミウシ好き待望の新しいタイプのウミウシ本です。 -
養老孟司氏推薦!
「変わりたい人は読むべきだ。
あなたはきっと変わる。
そのための知恵が詰まった本です」
進学、就職、結婚、人間関係……人生は分岐点の連続。
岐路に立って、私たちは優柔不断になったり、捨てた選択に後悔したり。
人はなぜ選択に迷うのか? 後悔するのか?
それは、自分の中に確かな基準がないから。
「怒る」「ねたむ」という不毛な選択をしてしまうのも同じこと。
私たちは一時の「感情」に流されてしまい、「迷わない」「捨てた選択に悩まない」「怒らない」ことがもたらす心の平穏を知らない。
だから、間違った選択をしてしまうのだ。
自我(=感情)とは錯覚であり、選択には理性だけが必要なのである。
そして理性は、世の中を知ることで誰でも蓄積していくことができる。
理性を活かせば、誰でも、最良の選択をすることができるのだ。
本書は、初期仏教の教えに裏づけされた、心穏やかに幸福に生きていくための実践的なレッスンを紹介します。 -
バードウォッチング必携!
バードウォッチング必携! 識別に便利なINDEXがついたカモ図鑑の決定版です。
本書は、日本で見られるカモ類の種の識別に留まらず、年齢や性別に至るさらに一歩進んだ詳しい識別の手ほどきとなることを目指して構成されている。
また、巻頭には初心者にも使いやすいようにインデックスページを設け、すべての種の♂♀のイラストの一覧と簡単な解説によって、まず大まかな目星をつけられるように工夫している。
種のページでは、解説・分布図、イラストページ、写真ページと続き、多角的に詳しく識別のノウハウを学べる構成となっている。
前半に水面採餌ガモ類、後半に潜水採餌ガモ類を配置し、さらにそれぞれの末尾では雑種を取り上げた。
また♀や幼鳥の識別が特に難しいコガモとアメリカコガモ、ヒドリガモとアメリカヒドリについては、両種を比較しながら識別を詳しく取り上げるページを特別に設けている。
掲載種は、日本国内に生息、または観察例があると思われるカモ類46種に、絶滅種のカンムリツクシガモ、及び未記録のメガネケワタガモを加えた48種。
その他に未記録のアカシマアジ、ニシクロガモ、アメリカオシ、家禽のバリケンについても触れている。 -
星空神話の入門書
夜空に輝く星座には神話や伝説があるのをご存知ですか?
昔の人は星を頼りに種をまく時期や刈り入れの時期を決めるなど、星が生活に深く関わっていたので、毎晩星を見上げていました。
そして、この星々をつないで、星座を作るようになりました。
やがて、この星座とギリシャ神話が融合し、星座にまつわるギリシャ神話ができたのです。
本書では星座にまつわるギリシャ神話の名場面を四季ごとに美しい星座絵や古星座図など、豊富なビジュアルで紹介します。
さらに、世界各国に伝わる、注目の星座神話や伝説も紹介。
巻末にはギリシャ神話の相関図やギリシャ神話に出てくる地名の地図などの資料を掲載します。
星座の写真を見て、星座神話を読んでいくうちに自分の目でも星座が見たくなってくることでしょう。
星座神話が気になっている方、神話の見どころを知りたい方におすすめの1冊です。 -
マンガでわかりやく解説
コンピューターの父(チャールズ・バベッジ)、人工知能の父(アラン・チューリング)、WWWの開発者(ティム・バーナーズ・リー)――21世紀のインターネット社会のもとをつくったイノベーターはみんなイギリス人だった!!
ケルト以前から21世紀のロンドン五輪を成功させた新しいイギリスまで――本書はイギリスの歴史と文化をマンガで楽しみながらわかりやく解説した入門書です。
エリザベス女王やビートルズなど、世界史を動かした英国のイノベーター(変革者)を主人公に、歴史への影響力や流れが、ひとめでわかるところが本書の大きな特徴となっています。
欧米諸国の中でもイギリスは、世界史を把握するうえで重要で、ローマ帝国の支配、ヴァイキングの時代、十字軍、百年戦争、大航海時代後の躍進、名誉革命、産業革命、大英帝国の発展、二つの世界大戦、冷戦など各場面で世界史を動かしたイノベーターが多くいる国と言えます。
世界で最初の株式会社東インド会社を生み、商用鉄道を初めて実用化したイギリスは、多くの近代スポーツ発祥の地であり、小説やマスメディアの誕生・発展にも多大な影響を与えました。
経済・社会・文化どの面をとっても魅力的なエピソードにあふれています。
政治や経済以外の面でも、ガーデニング、紅茶、アンティークなど趣味的な楽しみから、『ピーター・ラビット』『シャーロック・ホームズ』『指輪物語』 『007』『ハリー・ポッター』『ダウントン・アビー』など英国生まれの文学やエンターテイメント作品まで、多彩な文化にも親しんできました。
本書はそんなイギリスの歴史や文化にふれ、より深く身近にイギリスについて知ることができる一冊です。 -
さまざまな気象現象をやさしく解説
空はどうして青いのか、夕焼け空はどうして赤いのか…。
本書は、そんな素朴な疑問から、雲のメカニズム、さまざまな気象現象などを、図や写真を使ってやさしく解説します。
著者の森田正光氏はテレビ番組などに登場する人気の天気キャスター。
「こんな雲が発生したら、こんな天気になる…」という、雲で知る天気予報の話も盛り込みます。
また最近では、竜巻や集中豪雨などの被害も多く、人々の関心も高まっています。
本書では、どのようにしてそれらが起こるのか、起こった場合、どうしたらよいかなどもやさしく解説します。 -
実家がかたづけたくなる!
実際に親と向き合い、泣き笑いした著者だから書ける、実家のかたづけの真実!
「こうしましょう!」という教科書的、テキスト的な類書が多い中、本書は、著者自らが実家に行き、そこで実際に起こった数々の体験談とその解決法を紹介した、読者目線のノウハウ本です!
実家のかたづけ「あるある」ネタが満載。
どうしようもなく散らかった実家に熱い共感の嵐!
実家のかたづけ経験者でもある、お片づけアドバイザー北條貴美子氏による、子の意見を押し付けない、親の立場にたった「思いやり」のあるかたづけを提案。
本編は著者みずからが実際に実家のかたづけに着手するところから始まる。
そこにあるのは何十年もの年月を重ねた、もはや使えなくなった大量のものたち。
しかし、親たちはいわゆる「捨てられない」世代。
旅館でもらった歯ブラシ1本たりとも捨てようとしない。
「捨て魔」でもある著者と両親との、壮絶なかたづけが始まった……。
・元気なうちからはじめたい
日本人は「死」を日常から切り離して考えがち。そこで、親が元気なうちに「かたづけ」からはじめよう、というのが本書の目的。
・ほっこりマンガで共感
本書は「実家のかたづけ」初心者でも入りやすいよう、はまさきはるこ氏によるコミックエッセイ風のほっこりとしたマンガを多数掲載。
・実用面もおまかせ
本書の監修兼アドバイザーの北條貴美子氏も、実家のかたづけ経験者。「実家のかたづけ」ならではのかたづけポイント、注意点なども体験を活かしてくわしく紹介。 -
「クールジャパン」に切り込む
日本のアニメやマンガがフランスで大きな支持を得ているといわれています。
実際、フランスで行われている「ジャパン・エキスポ」の来場者数は右肩あがりで、20万人を越す集客を誇るイベントに成長。
しかし、どうしてフランスで日本のアニメやマンガが受け入れられるにいたったのでしょうか?
本書では、フランスにおける日本のアニメ・マンガ文化の輸入史を黎明期から振り返るとともに、人気となった理由をわかりやすく分析。
フランスにおける日本アニメの放映が本格的にスタートした1970年代に幼少期を過ごした当事者だからこそ知るエピソードや実体験も豊富に交え、「クールジャパン」の正体に切り込みます。 -
パンづくりのさまざまな疑問が解決
初心者でもベテランの技術者でもパンに関心を持っている人なら誰でも、気軽に手に取って読んでもらえるような、パンとパンづくり全般におけるさまざまな「なぜ?」に答える1冊。
製法・発酵・焼成……パンの作り方の手順に沿って、文章とイラストでわかりやすく解説していきます。
「科学」というとなんだか難しそうですが、イラストの入った読み物として楽しく読み進めるうちに、パンづくりについて詳しく学べるようになっています。
1冊読み終える頃には、“製法がシンプルだからこそ、どこで味に差が出るのか”がしっかりと理解でき、パンづくりにおけるさまざまな疑問が解決します。
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