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『文芸・小説、徳間文庫』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全1608件

  • 巷説寛永御前試合は虚構である。
    事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。
    その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、
    戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、
    だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、
    だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。
    日暮れ、人去った城内は寂として声なく、
    人心の倦厭の気のみ残されていたという。
    時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!
  • 密室、容疑者全員アリバイ持ち──
    「不可能」犯罪を専門に捜査する巻き毛の男、御殿場倒理。
    ダイイングメッセージ、奇妙な遺留品──
    「不可解」な事件の解明を得意とするスーツの男、片無氷雨(ひさめ)。
    相棒だけどライバル(?)なふたりが経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」には、今日も珍妙な依頼が舞い込む……。
    新時代の本格ミステリ作家が贈るダブル探偵物語、開幕!
    (解説:杉江松恋)
  • "一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか? あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する! 50万部突破の大ベストセラー、ついに電子書籍化! 
    2015年 尾野真千子主演ドラマ原作。"
  • 大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助は、自分の好きなままに絵を描くが故に、仕事が無く、貧乏神と呼ばれ、本業では食えず、筆作りの内職で糊口をを凌いでいる。おまけに、様々な難題が持ち込まれることもしばしば。それは彼の部屋にある屏風に封じられている厄病神のせいらしい。残暑厳しいある日、力丸という小悪党が殺された。死体には、突き出した舌の上に大きな石を載せた閻魔大王の絵が置かれていた。この謎めいた事件の瓦版の挿絵を依頼された幸助は、この不可解な事件に関わっていくことに……。色街で豪遊することから福の神と呼ばれる謎の商人。幸助とは、身なりも何もかも違うが気が合う。彼と、筆問屋の丁稚の亀吉らとともに、様々な事件を解決する人気シリーズの第四弾!第一巻は刊行後、即重版!!
  • 新宿高層ビル街の一角に沖幹次郎、村井貴里子らK・S・P特捜部が駆けつける。植え込みから白骨体が見つかったのだ。
    身元は警視庁捜査二課の溝端悠衣警部補。死亡前の動向を探ると、未解決の轢き逃げ事件を単独捜査していた形跡が浮上。
    被害者は暴力団組員で、溝端は保険金の受取人である婚約者とも接触していた。彼女が秘密裏に突き止めようとしていたものとは。事態はやがておぞましき全貌を――。
    警視庁歌舞伎町特別分署KSPシリーズ第3弾!
  • 雑誌「旅と人間」のカメラマン・木下孝は、新型寝台特急“サンライズエクスプレス”を取材するため、高松まで乗車することになった。女好きの木下は、隣りの個室に乗り合わせた若い美女と知りあい、永井みゆきと名のるその女の目的地・道後温泉まで同行することを企む。が、乗りかえ駅の坂出で彼女が起きてこないのに不審を抱き、その室をあけると、別の女の死体が出てきたのだ。しかも、永井みゆきと名のる女は、去年東京で死んだ筈だという…。謎が謎を呼ぶ事件に十津川と亀井が挑む、長篇トラベル・ミステリー。
  • 大阪の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」で暮らす葛幸助は、大名家のお抱え絵師だったが、主君の望む絵を描かず、自分の思うままに描き、怒りを買い、お家断絶の沙汰がくだり、浪人となった。
    仕事を求めて、大阪に出てきたが、ここでも、自分の思うままに描くため、次第に依頼が来なくなり、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
    そんな貧乏暮らしは、部屋に掛かる絵に封じ込められた瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、幸助は追い出そうともせず、呑気に同居している。
    あるとき、道頓堀でかかっていた芝居の内容が、豊臣秀吉を題材に扱ったことから、西町奉行所の同心によって、中止になった。その直後、幇間のヒデ吉という男が雷に当たり、自分は「太閤秀吉」だと言い出して……。
    厄病神が次々呼び寄せる事件に、福の神と呼ばれる謎の若旦那や,筆屋の丁稚の亀吉とともに、解決していく。1巻が重版を重ねている好調シリーズの第3弾!
  • 550(税込)
    著者:
    櫻木充
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「マ、ママ」少年の上ずった声を聞きながら、その女はトランクスを降ろしにかかった。「ああ、何て大きいの」…幼い日に別れた父に引き取られることになった高校生晶。新たな家には若い義母とその妹が…晶の禁じられた季節の始まりだった。
  • 792(税込)
    著者:
    西澤保彦
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    世話になった先輩の死体を前にして、塙反は頭をひねる。なぜここに、ビールとビールグラスが置いてあるんだ……。ビールグラス、マグカップ、タンブラー。見慣れぬコップを見つければ、不思議な事件のはじまりはじまり。新感覚の特殊設定ミステリー!
  • 解かないほうがいい謎なんてこの世には存在しない──。
    不可能な謎専門の御殿場倒理、不可解な謎専門の片無氷雨。
    大学のゼミ仲間だった二人は卒業後、探偵事務所を共同経営し、依頼人から持ち込まれる数々の奇妙な事件に挑んでいく。
    そして、旧友との再会により、唯一解かれていなかった“五年前の事件”の真相が遂に明かされて……
    ダブル探偵が織りなす人気シリーズ第二弾。(解説 東川篤哉)
  • 駕籠に乗せたはずの客が途中で消えていた。翌日、その男は死体となって川で発見され、西町奉行所の定町廻り同心は、駕籠かき二人の犯行と疑う。この事件をのせた瓦版に、絵を描いたことが縁で、大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」に住む絵師の幸助は、事件に関わることになり……。
    元は大名家のお抱え絵師だったが、殿の勘気をこうむり、クビになった幸助。今は、筆作りの内職をして、食いつなぐ貧乏暮らし。そこに疫病神が棲みついてしまい、次々と事件が舞い込んでくるが、生来の呑気ものの幸助は、福の神と呼ばれる謎の若旦那と丁稚の亀吉とともに、朗らかに立ち向かう。
    発売後、重版を重ねた『貧乏神あんど福の神』。今回も、幸助が難事件を解決する中篇二本と、筆屋で働く素丁稚の少年たちが活躍する短篇一本を収録して刊行!
  • 781(税込)
    著者:
    草凪優
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    四十路を越えて体力と精力と勃起力がガクンと落ちた夫に、美砂子は悶々としていた。
    宗一郎のことは愛している。だが女盛りの三十五歳に夜の生活を諦めることは酷というもの。
    かたや妻の期待に息が詰まる思いを抱えていた宗一郎は、ある日、何枚もの衝撃の写真を見つける。
    そこには自分以外の男とまぐわい、痴態を晒すあられもない美砂子の姿があった。
    結婚前の若い頃のハメ撮り写真とはいえ、宗一郎には見せたこともない乱れようだ。激しく嫉妬し、激しく興奮する宗一郎……。
    そしてセックスレスという夫婦の危機に二人が選んだ解決方法は「夫婦交換」であった。
    禁断の背徳のなかで、それぞれの性愛を通じて愛憎の絆を確かめあっていく男女を描く官能ロマン。
  • 時代小説の王道を往く「門田泰明時代劇場」新シリーズの下巻。
    ぐいぐい読ませる剣戟シーン、思わず膝を打つ会話のやり取り、心あたたまる情の場面の数々。
    謎の凶賊集団を殲滅せよとの幕命を受けた銀次郎の前に、正体不明の忍び集団が立ちはだかる。
    凄絶この上ない剣戟。激闘、激闘のはてに、凶賊集団の正体を知った銀次郎は、殺された友の名を叫びつつ、敵のあわれさに、胸に哀切がよぎった。
    時代エンターテイメントの傑作!
  • 781(税込)
    著者:
    西條奈加
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    記憶を他人に追体験させる技術が出来たら?
    このシステムの開発者と被験者たちが織り成す、ヒューマン・ドラマ傑作長篇。
    罪を犯した者に、被害者が体験した記憶を追体験させることができる機械、「0号」。
    死刑に代わるシステムとして開発されるが、被験者たち自身の精神状態が影響して、なかなか成果が上がらない。
    その最中、開発者、佐田博士が私的な目的で使ったために研究所から放逐される事態に。
    研究は、部下の江波はるかが密かに引き継ぐことになったが……。
    人の心の機微を描くことに定評のある著者が、
    近未来を舞台に描く、渾身のヒューマン・ドラマ。
  • 売れない絵師の家に
    厄病神が同居!?

    貧乏で災難続き、
    おまけに事件まで……

    大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、
    今、大坂の福島羅漢まえにある
    「日暮らし長屋」に逼塞中だ。
    貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
    この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた
    瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、
    幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。
    厄病神が次々呼び寄せる事件に、
    福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、
    幸助が朗らかに立ち向かう。
    (書下し痛快時代小説)

    第一話 貧乏神参上
    素丁稚捕物帳 妖怪大豆男
    第二話 天狗の鼻を折ってやれ
  • 伊豆の地にひとり流された源頼朝は、寄る辺なく、生きる希望も失いがちな少年だった。だがある日、意外な客が訪れた。かつて頼朝の命を不思議な方法でつなぎとめた笛の名手・草十郎と、妻の舞姫・糸世の運命もまた、この地に引き寄せられていたのだった……。土地神である竜と対峙し、伊豆の地に根を下ろしていく少年頼朝の姿を、ファンタジーの名手が描く異色作!
  • 魔法が本当に存在する国で暮らす18歳のソフィーは、「荒地の魔女」に呪いをかけられ、老婆に変身してしまった。家を出て、悪名高い魔法使いハウルの動く城に、掃除婦として住み込んだソフィーは、暖炉に住む火の悪魔と仲よくなる。やがて、ハウルもまた「荒地の魔女」に追われていると知ったソフィーは…? 英国のファンタジーの女王ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表作。スタジオジブリのアニメーション映画「ハウルの動く城」原作。【解説】荻原規子
  • 渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は、整体院を営む竜門を訪ねた。琉球空手の使い手である竜門に、宮下公園で複数の若者が襲撃された事件について話を聞くためだ。被害者たちは一瞬で関節を外されており、相当な使い手の仕業だと睨んだのだ。初めは興味のなかった竜門だったが、師匠の大城が沖縄から突然上京してきて事情がかわる。恩師は事件に多大な関心を示したのだ。
  • 550(税込)
    著者:
    新堂冬樹
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    極悪高校として名高い明王工業。拳に物を言わせたら、規格外の強さを誇る四人が君臨していた。トップの座である「ギャングスタ」をもぎ取ろうと、新入生が動き始める。一人はナンパに明け暮れるイケ面の白石。もう一人は冷静さを失わないクリスチャンの赤星。対照的な二人は一対一の闘いで上級生を潰し、駒を進めていく。最後に勝つのは誰か!? 熱くて笑える青春ケンカ小説の傑作!
  • 713(税込)
    著者:
    森奈津子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    T女子大学好色文学研究会の会員・光枝は、会長の阿真理先輩(ロリ巨乳系)に淡い恋心を抱いている。それを知ってか知らずか先輩はつれなくて、オナニーによる女性の真の自立と解放を叫ぶのみ。光枝は仕方なく、エッチな小説を書いて自らを慰める、しょんぼりな毎日。そこへライバルサークルの会長、華代の魔の手が。笑いとエロスが奇跡の融合を遂げた、著者の真骨頂。女だらけの官能小説。
  • OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された! 目頭が熱くなるお仕事小説。ベストセラー20万部突破!
  • 726(税込)
    著者:
    石野晶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    見つけたよ、僕らの居場所を。カラマツの葉が金の雨のように降り注ぐ地に、それはある。なんだか風変わりな才能を持て余してる僕らを、特別能力期待生として受け入れ伸ばしてくれる場所、それが寄宿舎水光舎。不安で、自信がなくて、何者にもなれないのじゃないかと怯(おび)えるいくつもの夜を越えて、僕らはここで自分というものを手に入れられるのだろうか? 青春小説の新たな収穫!
  • 682(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    かつて御小人目付(おこびとめつけ)として剣と隠密探索の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。だがある事情で職を辞し、今は「仕舞屋」と称してもみ消し屋を営んでいる。そんな九十郎の家を、ある朝、七と名乗る童女が賄いの職を求めて訪れた。父母を失ったという七は断っても出て行かず、父仕込みの料理で九十郎を唸らせる。「侍」のもとで働きたいという七の真の目的とは? 九十郎の情と剣が、事件と心の綾を解く!
  • 671(税込)
    著者:
    山下卓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人を喰らう怪物“地蟲”に寄生されながらも最期までヒトとしての理性を失わなかった牧野。彼女は僕を好きでいてくれた。そんな彼女をこの手で殺す必要が、本当にあったのか──。傍に寄り添ってくれるカンナの笑顔に癒されつつ、惨劇の記憶が蘇り苦悶する和志。また、地蟲の研究者だという老人がカンナの名前を口にしたことで嫌な想像が加速し……。いつしか二人の心はすれ違っていく。
  • 726(税込)
    著者:
    梶尾真治
    イラストレータ:
    鶴田謙二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    大学生のぼくは、失恋の痛手を癒す感傷旅行の帰り、フェリーでひとりの少女に出会った。ナップザックを持ち、ジーンズに粗編みのセーターを着て、少しそばかすがあるが、瞳の大きな彫りの深い異国的な顔立ちの美少女。彼女はエマノンと名乗り、SF好きなぼくに「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と、驚くべき話を始めた……。不朽の名作を、本作の大ファンである漫画家・鶴田謙二のイラストつきで電子書籍化!
  • 警察小説のトップランナー・今野敏の人気シリーズ、待望の最新刊! 神奈川県警監察官の笹本に新たな任務が! みなとみらい署暴対係長の通称「ハマの用心棒」諸橋と、地元のヤクザである神風会組長・神野の癒着が問題視されているようだ。折しもみなとみらい署管内で暴力団同士の傷害事件が発生。本部長に調査を命じられた笹本は、諸橋に会うべく現場へと向かった!(表題作「大義」)港町ヨコハマを舞台に暴力と闘う「チーム諸橋」の活躍を描く7篇を収録。【収録作品】タマ取り/謹慎/やせ我慢/内通/大義/表裏/心技体
  • 盗まれた妻のヴァイオリンを探してほしい――。署長の村井貴里子は都知事の仲立ちで引き合わされたアメリカ人石油王から突飛な依頼を受けた。特捜部チーフ・沖幹次郎と捜索を開始するが、あの男が立ちはだかる。チャイニーズマフィア・五虎界の朱栄志。三年前、壮絶な銃撃戦のすえに取り逃がした怨敵だ。再び死闘がはじまる。なぜ、栄志もヴァイオリンの入手に執念を燃やすのか。貴里子と沖を待っていたのは驚愕の真相だった。累計20万部を超える人気シリーズ第四弾。新任署長を待ち受ける試練!
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    師・竜造寺悟とともにネパールで超常能力の啓発に励む千夏響は、凶兆を得て竜造寺ら五人の超越者(スーパー・エリート)と南へ向かった。そのころ、遥か南の海上では、石油王国ダハールの依頼で南氷洋の大氷山をペルシャ湾まで曳航し、砂漠での淡水供給源にする巨大プロジェクトが進められていたが、調査の結果、その氷山の氷核(コア)に異常があることが判明した。氷山から解き放たれた災厄の翼をひろげる邪悪の正体は? 傑作長篇。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    肩高八十センチ、体重五十キロ、今や犢ほどの巨犬に成長したアローは、みほと呼ばれる人間の少女との絆を断ち切った。信州の別荘地へ連れて来られた夜、野犬の遠吠えに、体の中を流れる”狼の血”が呼び醒まされたのだ。彼は野生に戻った。野犬の首領となり、妻を得、仔を成した。しかし、それはまた生存をめぐる、人間との仮借なき闘いの始まりでもあった……。少女と犬の愛の交流を描く長篇冒険小説。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    あたしは千夏響、自分でいうのも何だが、ピュリツァー賞でも狙おうかという、新進気鋭のカメラマンだ。ある日、東洋TVがハイチから招いた魔教ブーズー教の女司祭の記者会見場で、竜造寺悟と名乗る黒衣の男から声をかけられた。数日後、竜造寺に指定された場所へ出かけると、何と蹌踉と現われたのは、航空機疑惑がらみで自殺した男の“生ける屍(ゾンビー)”だった。エクソシスト探偵いよいよ登場!
  • 西鎌倉の高台に建つ篠田家。二階にある十二歳の少女・真由の部屋では、家鳴りや不気味な唸り声が続いていた。天井に近い空間からは、輝く水しぶきが滝のように降りかかる。巨大な心霊(サイキック)エネルギーが惹き起こすポルターガイスト現象が、少女を襲っているのだ。やがて少女の口から母親の忌まわしい情事の光景が語られた。除霊師(エクソシスト)・千夏響と竜造寺悟は平手打ちで少女を覚醒させたが……。長篇異次元アドベンチャー。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    若い頃、透視能力をもっていた千代木梢は、成人するとともにその能力が消失し安堵していた。が、微生物工学研究所に勤める兄弓彦が山奥のダムに車ごと転落する悪夢を一万キロ離れたニュージランドでみたとき、その能力が甦っているのを知った。急遽、帰国した梢は、弓彦が企業秘密を極秘裡に持ち出していたことを知らされた。弓彦は何を持ち出していたのか? 梢の質問に答える研究所長の話はあまりにも………。
  • 雑誌編集者の雨宮才知子は、取材で精神力学(サイコ・ダイナミクス)研究の第一人者、生頼百平明和医大教授を訪ねた。小さい頃から自分に異様な能力があることを自覚していた才知子は、教授の研究を手伝うことになった。だが、新宿で拉致された彼女は、大日本神霊会を名乗る右翼の漆原列山に生頼グループから手を引けと脅迫され、生頼教授も何者かによって轢殺されてしまった。長篇異次元アドベンチャー。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    謎の大型爬虫類捜査のため中央アフリカの奥地へ向ったアメリカの生物学調査隊が突然、消息を絶った。当地で、内乱が起ったのだ。救出隊が組織され、私も現地へ飛ぶが、そこで自称フリー・ジャーナリストのジョン・エナリーに出会う。中肉中背で人種はあいまい。黒い髪と瞳、彫りの深い顔立ち。人間のすべての属性を見抜く鋭い観察眼を持つエナリーに、私は興味を持ち始めるが……。叙情あふれるSF連作。
  • 605(税込)
    著者:
    鳴海章
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    昼間は男子中学生の好奇の目に晒され、夜はデート嬢として大人の男のあらゆる欲望を満たす。国語教師麻生里久、三十歳。心の裡にぽっかり空いた隙間を埋めるように、男たちの慰みものに。心の闇、癒し、愛、そして容赦ない暴力を描いた衝撃作
  • 605(税込)
    著者:
    岩井志麻子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「歌舞伎町に住んでいる理由? 消えた同級生を探したいので」人気エッセイストとなった林あや美には、痛い思い出がある。もう十二年も前、一緒に夜遊びしていた歌舞伎町で、女子高生の友達が突然消え失せたのだった。そんなあや美の前に、一人また一人現れる奇怪な男女。血塗れの首の女、連続殺人鬼に酷似したストーカー……それが恐怖の始まり、地獄の一丁目だった。
  • 昭和十六年十二月八日。若き飛行兵たちを通して描く、長く短い真珠湾攻撃の一日。海軍鹿児島基地での猛特訓。ハワイ空襲部隊旗艦『赤城』より出撃する九七式艦上攻撃機他。目を眩むような昂ぶりとたとえようのない恐怖……。渾身の長篇大作!
  • 1,265(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    "死刑執行から6年後に届いた“真犯人""からの手紙!?執行後も事件の再審請求を続ける弁護団。東京高検検事長が殺害され、捜査に当たる刑事たち。無関係のはずの両者が交錯するとき、驚愕の事実が明らかになる! 堀田市で起きた幼女誘拐殺人事件「堀田事件」の犯人として死刑判決を受けた赤江修一。彼は無実を主張したが、控訴、上告とも棄却され、判決確定後、わずか二年で刑を執行された。それから六年後――亡き赤江に代わり再審請求中の堀田事件弁護団宛に、真犯人を名乗る「山川夏夫」から手紙が届く。さらに一年後に届いた二通目の手紙の中には、犯人のものだという毛髪が入っていた。弁護団の須永英典弁護士は手紙の差出人を突き止めるべく、新聞記者の荒木らと調査を開始する……。"
  • 891(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    次郎長一家に突然やって来た旅の博徒、皐月雨の晋八。敵に囲まれた森の石松に加勢したことがきっかけで、一家に草鞋を脱ぐことになった。大政に素性を問われても笑顔でかわすばかりで謎は残る。しかし、武闘派で鳴らした石松が「強ぇ」と感嘆するほど、とにかく腕が立つという。折しも、次郎長一家は甲州の卯吉一家と抗争の真っただ中。即戦力として一家の客分となるが――。無慈悲に血の雨を降らすこの男、いったい何者なのか!?
  • シリーズ、ついに完結!
    〈鬼の舌〉で、愛する者と天下を守れ!

    父・多聞の死、許嫁である水嶋波留の失踪――悲しみに沈みつつ、それでも隼之助は気持ちは前を向いていた。父の薫陶、波留の慈しみを支えに鬼役としての責務を果たさんとする隼之助であった。
    新たな潜入先は、茶問屋〈山菱屋〉。店の主が点てた茶からは、妻への深い愛の味がした。山菱屋は幕府に仇なす薩摩藩に与する存在なのか……?
    そして隼之助は〈鬼の舌〉で、大切なものを守れるのか?
  • 902(税込)
    著者:
    村山由佳
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「あふっ!」男の突入に、女の歓びの声が上がる。男はその年では考えられない強烈な出入を繰り返した。たわわな乳房が揺らぎ、見事にくびれた腰がしなう。それが男の、この世で最後の法悦だった…。政財界の大物が連続怪死。謎めいたセミナーの美貌の女講師との関係が噂され出したころ、サラリーマン秋葉は奇妙な同窓会で、初恋の少女と再会する。淫臭に満ちた秋葉の凶夢は、その日から始まった…。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    湯煙の中で彼は女の尻を突き出させ、あわいにゆっくりと挿し入れた……。「名門温泉ホテルを再建せよ」社命で乗り込んだ相原修也。が、美人女将姉妹に、謎の中国服女客に、股間は千々に乱れ……。女で失敗数知れずの中年男、今回もまた!?
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    怨みを思い知れ!やつが絶望のうなり声を上げるなか、一郎はやつの彼女の両脚を押し広げ、花園に顔を埋め込んだ。「あ、はあっ」女は甘く切ない声を奏でた。…高校時代におれをいじめ抜いた連中にいま鉄槌を。恋人を寝取り、裏フーゾクに沈め、にっくき教師の妻も破壊する。田中一郎青年、股間フル出動のエロい復讐が始まった。エロス炸裂長篇。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    真っ赤なブラとTバック姿で彼女は男の背中を洗った。「ここも頼むよ」突然、男は向き直ると剥き出しの部分を…。大手流通会社の窓際社員柏木の仕事はセクハラ処理。自らのモチモノまで酷使して被害OLを癒す柏木に、恐るべき大問題が。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「あの社のものを食うとビンビンだ」突如、ネットに溢れ出した怪情報。「さあ、尻を出せ」無人の会議室で上司に犯される美人OL。社を覆うエッチ疑惑に窓際の男たちがついに立った。死んでも社にしがみつき、給料を守り抜く肉弾戦の開始であった。
  • 605(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    高知県の鉱山で起こった爆発事故で家族を亡くした北村恵は、東京・赤坂にある高級サウナで働くことになった。そこで知り合った巨額の資産をもつ相庭宇吉郎に気に入られ、養女にという話が浮上したのだ!その本当の狙いは何か…?〈シンデレラの夢〉の背後にうごめく黒い影。得体の知れない恐怖をスリリングに描いた会心の長編サスペンス!
  • ゴルフ場経営者が殺された。出入りの造園会社社長・大北耕介が容疑者として浮上するが、失踪。やがて留守宅に、死後切断したと思われる大北の小指が届けられたのだ!?二転三転の展開と鮮やかなトリックで魅了し、日本推理史に輝く名作。
  • 605(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ゴルフ場で倒れ、そのまま植物状態となった会社社長の病室に何者かが忍び込み殺害を図るが、発見されて逃亡。警察の執拗な捜査にもかかわらず、“死なれては困る”者はいても、“死んでもらいたい”者は皆無なのだ!意表をつく結末の傑作集。
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    由利桂介が約束のホテルの部屋に入ると、待ち受けていたのは青井美保子の全裸死体だった。座卓が部屋の隅に押しやられ、煌煌たる明りの下に美保子は太腿を開いたまま横たわっている。はたして、由利は罠に陥ちたのか? 傷害の前科をもつ由利が、奈良県警の捜査線上に有力な容疑者として浮かび上がっていたのだ。由利と美人スリ桐子のコンビの推理が冴える周遊シリーズ3部作完結!
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    凍てつくような寒夜、全身麻痺を訴える患者が救急病院に運び込まれ、当直医は精神的ストレスと断定したが、翌日、なぜか患者はある決意を告げて退院してしまった。数カ月後、横浜埠頭に荷揚げされた燻蒸中のバナナの山から死体が発見された。警察は傷害の前科をもつ由利桂介に疑いをかけたが、彼は自らの再生を賭けて荷役会社社長の娘との四国周遊の婚前旅行から帰ったばかりだった。そして意外にも……。
  • 江戸川探偵長のもとに横浜、総得寺の貫首の長女・花女から、行方不明になった寺宝を探して欲しいと依頼がくる。事の真相を解明した江戸川は花女の信頼を得、彼女の妹・乙女―通称卍の息子で高校生の弓夫の教育係を頼まれる。弓夫の父は民自党党首・河山善助の長男、善太郎。将来を嘱望されていた弓夫に、東大寺放火事件の嫌疑がかかる中、善助の妻・よね子の他殺体も発見されるが…!?会心の長篇推理。
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    横浜に銀行強盗事件発生!一味と思われる男の死体が新幹線の中で発見された。由利桂介は一匹狼の私立探偵だが、奇妙な依頼を受け、指定された新幹線に乗るが、依頼者はあらわれず、殺人の被疑者にされてしまった。一方美人スリの桐子は遠山産業の社長に接近、新婚気取りで九州周遊に旅立つが、その遠山がやがて怪死をとげる。桐子と旧知の桂介は、真犯人を求め、長崎―熊本―大分へと、逃亡と追跡の活劇推理。
  • 父・多聞の跡を継ぎ、御膳奉行の頭として鬼役となった木藤隼之助。愛しい波瑠との婚約も認められて喜びを味わったのも束の間、次々と試練が襲いかかる。
    潜入先の造醤油屋で鋭い味覚が捉えた刹那の恐怖は、悲運の予兆だったのか。将軍家に謀反を企てる薩摩藩の刺客が、そして新たな謀略の刃が、隼之助の愛する者に迫り来る……!
  • 上海のホテルで殺された大学教授。新宿のマンションで殺された中国人女性。二つの殺人事件に関わってしまった美人法廷通訳・曾亦依は、父の冤罪をはらし、友人の死の真相を知るため、浅見光彦に事件の捜査を依頼する。亦依とともに上海に飛んだ浅見だが、何者かに命を狙われ、その行く手には、見えない壁が立ちはだかる―。外交問題、汚職、黒社会…急激に発展を遂げた煌びやかな国際都市の陰に渦巻く渾沌を掻き分けて、浅見がついにたどりついた、驚くべき真実とは…!?著者渾身の長篇ミステリー。
  • 902(税込)
    著者:
    青本雪平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ある日、祖父がフンボルトペンギンになった。この事態をすんなりと受け入れた柊也は、ペンギンになった祖父の世話をすることに。身寄りはなく、その上引きこもりの柊也。誰にも相談できないまま、一人と一羽の閉じられた世界は平穏に続いて行く。しかし、ある女性との出会いをきっかけに、日々に亀裂が入り始めて……。庭に埋めたスーツケース、いなくなった人。柊也の周りで事件は起きる。第三回大藪春彦新人賞受賞者長篇デビュー作。
  • 女子大生・小野ミユキが誘拐された。身代金は二億円。犯人の指示で、父親の敬介一人が身代金を携えて上野から寝台特急カシオペアに乗り込んだ。十津川警部と亀井刑事は東北新幹線で先回りし、郡山から乗車するが、敬介も金も消えていたのだ! さらに、ラウンジカーでは中年男女の射殺体が発見される。誘拐事件と関連はあるのか? 十津川を嘲笑するかのように次々と引き起こされる事件……。会心の長篇トラベル・ミステリー!
  • 数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。
  • 「マイナス思考な奴には用がねえ。人間、どん底こそ強みだ!」
    家臣たちを鼓舞する松越藩伊丹家当主鶴松は窮地にあった。
    折角つかんだ十万両の手形を火事で失い、燃えた下屋敷の返却を幕府から迫られる。手元にあるのは百両と僅か。窮地を乗り切るには新事業しかない。
    あの手この手を駆使して考えついた激熱商売とは!?
    破天荒な男の生き様が勇気と感動を与えてくれる波乱万丈の物語。任侠大名一代記第二弾!
  • 出雲に嫁いだ一人娘の雪路を連れ戻してほしい―一匹狼の調査員・岩波惇哉の許に、松平と名乗る男から依頼があった。浮気性の夫と別れたいが、相手が承知しないという。前金は100万円。岩波は、彼を「組長」と呼んで慕う巨木探索グループの一員・20歳の真那津と共に出雲へ飛んだ。雪路を訪ねたが彼女は留守。そしてその家で女性の絞殺死体が発見された!警察に疑われる岩波。無実を証明できるのか。

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