『文芸・小説、文春文庫、永瀬隼介』の電子書籍一覧
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圧倒的な実力と覚悟を持つカリスマ刑事・桜井の後を追い、闇社会と関わりつつ頭角を現した新人刑事・高木。「刑事にも守るべき家族がある」という組対課刑事・洲本とともに、暴力団幹部が惨殺された事件の謎を追うが――。
(単行本『凄腕』改題)
新宿・歌舞伎町を舞台に展開される命がけの麻薬捜査で、暴力団幹部殺人事件の真相に迫る。
刑事たちの生き様が熱い本格警察エンタテインメント。
※この電子書籍は2017年5月に文藝春秋より刊行された単行本『凄腕』を改題した文庫版を底本としています。 -
殺人で両親を失い、いまは渋谷で自警団「シティ・ガード」を率いる、18歳の三枝航。8年前に離婚した妻から、家庭内暴力をふるうようになった息子を引き取った、敏腕ライターの仙元。深いトラウマを抱える2人の人生が、ふとしたことで交錯し、やがて航のカリスマ性の裏にひそむものの正体が露わになるとき、後戻りできない運命の歯車が動き出す。祝康成名義で少年犯罪などノンフィクションを書いてきた著者がすべてをこめた、渾身のデビュー小説。
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18歳当時、5人の女性を強姦して殺し、死刑判決を受けた希代の殺人鬼・穂積。その彼と拘置所で面会を重ね、真相に迫る本の執筆を企てたルポライターの加瀬。死刑を目前にしながら微塵も恐れない穂積の邪悪なフェロモンが、何度も加瀬の思考を麻痺させる。そして突如、ある忌わしい真実が浮かび上がり、加瀬は決意する。穂積を破壊してやる──。塀の中で国家の庇護のもと育ってしまったとんでもない“化け物”に、復讐する術はあるのか? 全身が総毛立つ長篇サスペンス。
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連続幼児殺人事件の捜査本部を指揮する不破は、同期の落ちこぼれ警察官・田村の失敗で真犯人を取り逃す。17年後、不破を訪ねてきた田村が、その夜新宿歌舞伎町のビルの屋上から転落死する。不可解な死……。田村は定年後も単身、連続幼児殺人事件の捜査を続け、真犯人に迫っていた。当時、犯人の顔を見たのは田村だけと思われていたが、じつはもう一人目撃者がいたのだ。不破は田村の遺志を継ぎ、犯人捜査に乗り出す。時効を過ぎたにもかかわらず、なおも関係者を呪縛する事件の重さ。武骨、硬骨、気骨――刑事の生き様を余さず描いた骨太の警察小説。
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