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本作品は、月刊群雛二〇一四年七月号、十二月号、二〇一五年七月号に掲載された三作品をまとめた『群雛トリロジー・パック』となります。 　それぞれ掲載時のものを再編集しておりますが、どれも続編がございますので、続きを読まれる方はそちらをお買い求めください。 【収録作】 ◯第一楽章◯『Apache GunSu ver.』 （群雛2014年7月号掲載作品） 主人公は不惑のIT系受託開発企業経営 自らの情熱と力を信じて独立し、十二年が経った。 果たして自分はその頃に望んでいた自分になれているのだろうか。 色んな意味において、ギターのおかげでここまでは来れた。 しかし、現在会社は大ピンチ。 人事を尽くした以上は、神サマにすがるしか無いのか ◯第二楽章◯『LANDLADY GunSu ver.』 （群雛2014年12月号掲載作品） 舞台は1977年 主人公は地方都市で楽器店を営む28才の女性 周りから見ると婚期を逃しているようにみえるかもしれないけれど、わたしはそれでいい。 自分の歩調で歩んで行ければいい。 さまざまな体験の中、主人公は商売の面白さを知り、自身が征くべき航路を見出して行きます。 ◯第三楽章◯『Timber! GunSu ver.』 （群雛2015年7月号掲載作品） 舞台は1930年代の北米。 主人公は、アメリカ中を旅する日本人の若者と、インディアンの血を受け継ぐイギリス系アメリカ人のふたり。 西部開拓時代の入植によって、アメリカは大きく様変わりをしました。 時代が移り変わっても、その在り方は形を変えながら受け継がれていく、というのがテーマです。