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『文芸・小説、その他(レーベルなし)、斎藤純』の電子書籍一覧

1 ~23件目/全23件

  • 店の名はライオンといい、表通りに面した雑居ビルを裏にまわりこんだ一階奥にある。陽があたらず、人通りもない。ジャズ喫茶以外には借り手のない場所だ。ライオンという店名の由来は、百獣の王のそれではなく、ブルーノート・レーベルの創始者だったアルフレッド・ライオンからきている。二十年も前から営業しているこの店のオーナーが先年亡くなったとき、私は勤めを辞め、この店の権利を買った。(「ベース・オン・ザ・ヒル」より)
     ジャズ通が集う老舗店「ライオン」で心を交わす人々、人間模様を描いた短篇小説集。電子オリジナル作品。

    *ベース・オン・ザ・ヒル
    *甘いサキソフォン
    *イーストリバーを渡った女
    *五つのコイン
    *カウンターの客
    *帰ってきた男

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 玉置が飲んでいた酒だ。彼はここで誰を相手にこの酒を飲んだのだろうか。玉置に対して抱いていた疑念が、今はもう固まりつつあった。ぼくが持っている写真を見せてしまえば、一挙に解決するだろう。玉置はこの女性と一緒だったのでしょう。そう訊けば済むことだ。それをバーテンダーに尋ねるのはまだ早い。ぼくは迷っていたし、心の備えも充分ではなかった。(「恋に墜ちたら」より)
     恋愛小説、音楽カルチャーをテーマにした小説など、多彩な筆致で綴られた短篇小説集。電子オリジナル作品。

    *ブルースカイ
    *恋に墜ちたら
    *水曜の朝、午前3時
    *テイク・イット・イージー
    *コンパス
    *センチメンタル・バーボン

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • その場から離れかけたとき、ドライバーの体がグラッと揺らいだ。征司は素早く運転席側に駆けよった。間に合わなかった。ドライバーは肩からドサリと路面に落ちた。同時に金属音が響いた。征司はドライバーといっしょに転がり落ちたものを見て、立ちすくんだ。拳銃だった。スマートな形のオートマチックだ。水銀灯を反射して、ブルーフィニッシュの鉄の肌がぬめっと輝いている。(「ブルースの聞こえる夜」より)
     オートバイを軸に、ハードボイルドな作風の物語を集めた短篇小説集。電子オリジナル作品。

    *ブルースの聞こえる夜
    *甘い引金
    *ミッドナイト・ライダー
    *傷ついた魂
    *鏡と塩とオートバイと
    *あの日の海

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     私の指の動きに応じて、由里の声は、ヴァイオリンの弦を巻きあげていくときのように高まっていく。テンションが最も高まったときに由里は万歳をするように両腕を伸ばした。それまで私の舌を許さなかった腋窩を舐めあげる。酸っぱかった。由里はひときわ高い声を上げて下肢を痙攣させた。(本文より)
     作曲家・笹野が湖畔の古びた屋敷で体験する、幻惑のような官能の日々。「わたくしのために、わたくしだけのヴァイオリン・コンチェルトを作曲してほしいのです……由里もあなたの役に立つでしょう」そう言って笹野を招いた屋敷の主、老女性ヴァイオリニストの目論見とは? 長篇官能ロマン。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     ぼくが言ったことのほとんどは、酒の肴に小説や詩を読むという文学少女、亜矢子の受け売りだ。「ふうん」彼女は頷き、それから言った。「意味のあることは、もう書き尽くされてしまったんでしょうね。今の作家はたいへんだわ」そうか。なんてこった。これが答えかもしれない。答えは風に舞っていると言ったのは誰だ。もしそうならば彼女は風だ。(「水曜日の詩人たち」より)
     著者の原点ともいうべき青春ハードボイルド短篇小説集。

    *見えない標的
    *辛口のカクテルを
    *水曜日の詩人たち
    *詩人たちの喧噪
    *乾杯を小さな声で
    *月時計の夜

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     目を開くと、桟敷を埋め尽くした人々がササの藪に見えた。立っているものはブナやミズナラの木に見えた。人々の頭が動けば、それは風に揺れるササのように見えた。人いきれと蒸し暑さも気にならなくなった。「さあて、イタズはどこに潜んでいるかな」伊一は余裕のある呟きを洩らした。イタズとはツキノワグマのことだ。(本文より)
     風雲急を告げる政治情勢の中で、平民宰相・原敬の手足として動いた影の男。最後のニホンオオカミとの交情を通じて、自然の掟に従い、激動の時代を駆け抜けた少年の成長物語。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     満員電車の痴漢を、夜の公園の暴漢を、次々と「女の敵」を倒す抜群の美女たち。そして不動産会社社長の中年男を色仕掛けで拉致、ジャガー・XJ6をフルスピードで飛ばす行き先は……。エロスとバイオレンスに彩られた異色のハードボイルド・アクション長篇小説。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     俺は葉山恋太郎(はやま・れんたろう)、26歳。オートバイと女をこよなく愛する男だ。自慢のルックス目当てに近寄ってくる金持ち中年女の相手をしてやるのが俺のビジネス。ある日、警察に追いつめられたレース中の俺を助けてくれた謎の老人の話を聞いて驚いた。この俺が10億の遺産の相続人だって!? 俺はその爺さんと愛車V-MAXにまたがり、ご先祖様の出身地・岩手へと向かう。だが、道中に待ち構えていたのは、美女揃いの刺客たちだった……。スラップスティック&ハードボイルド活劇。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     ナチス・ドイツの遺品に埋もれていた短剣。700年前に祖国ドイツのために決起した騎士団の英雄が帯びていたというが、現在は刃が黒いタールのようなもので覆われていた。その短剣に魅了された者が持つと、黒いタールが剥がれ落ち、霊力を持つ刃が姿をあらわし、悪魔の道具と化す。次々と繰り返される殺人事件。一本の短剣が放つ暴力的な匂いに魅了された人々のたどる結末は……。人間の心に潜む欲望を描く、連作短篇サスペンス。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     身近に迫る死を個人病院のベッドで冷静に待つ相田。相田は、その経営手腕で商売を広げ、一代で財を成した。すでにほとんどの商売を整理していたが、半ば趣味でやっていた相田モータースにひとりの社員を残した。その彼が最後に命じられたのは、「相田モータースで販売した名車の行方を追え」というものだった。サーブ96V4、カルマン・ギア、マセラティ・ビトゥルポ、ファセル・ヴェガ・エクセレンス、ジャガー・マーク2……。幻の名車の陰に、見え隠れするのはひとりの女。死を目前にした相田の真の願いはなにか? 男はシトロエン2CVを疾走させる。ハードボイルド長編小説。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  •  そのフレーズを耳にした瞬間、誰もが息をのんだ。リオデジャネイロのスラム街で撮影されたテレビ番組で、偶然映り込んだ黒人少年ルーシオ。その奇跡の歌声を、カメラが捉えていたのだ。レコード会社、ラジオ局、広告代理店……新人女性ディレクターは、歴戦の音の狩人たちと闘いつつ、少年のデビューに向けて動く。だが、ルーシオは忽然と足跡を絶った。次第に明らかになる音楽業界の闇。F1のエンジン音かまびすしいモナコでのラストまで、息つく暇なく読ませてくれる驚異の音楽サスペンス。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 385(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     ライディングはいくつもの対話で成り立っている……フリーホイールの金属音、コントロールレバーの操作感、景色や風切り音との対話。何よりも、自分との対話。そして自転車で出会う景色は、いつもどこか懐かしい。故郷の町で、旅先の自然の中で、巡り合う風景と小さな物語。人間に最も近い乗り物である自転車の上では、出会いも別れも、呼吸や鼓動と同じテンポで通り過ぎていく。早足で通り過ぎる時間の中から切り出された、いくつかの対話や物語を集めた、ショート・ストーリーの花束。その静かな片隅には、つねに一台の自転車がある。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     初老の元流行作家・大林瑛介と、バイク旅行専門誌の青年編集者・一路恒平。過去を引きずる二人のライダーは、旅先で立ち寄った美術館で、戦争絵画に出会う。大林の父は、第二次大戦中、軍にとりいって、戦意高揚を目的とした戦争絵画を描くようになったという。そして大林は、「これまで描いた絵のすべてを燃やしてしまいたい」という父の遺志に従って、絵を買い戻していた。だが、旅に同行する一路は、その行動に違和感を覚えて…。ミステリ長篇。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • かつてレオナルド・ダ・ヴィンチは、二枚の連作としてモナリザを描いた。一枚目は有名な「微笑のモナリザ」。そして、その対として描かれたのが二枚目のモナリザと言われている「悲しみのモナリザ」。失われた「二枚目のモナリザ」を巡って捲き起こされる危険な人物相関。虚々実々の駆け引きの末に、美の女神が微笑みかけるのは、誰なのか? フジテレビ系列にてドラマ化された長編サスペンス。「電子版あとがき」を追加収録。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著:
    斎藤純
    レーベル: ――

    ロックスター・岩崎慎也の死は、オートバイをともに愛した音楽雑誌記者の立木周作に衝撃を与えた。そして、腐敗した音楽産業への憤りを呼び起こさせた。慎也の死は、日本の「ロックの死」そのものだった。そんな周作の前に現れた一人の男、倉光。かつてやり手のプロモーターだったという彼は、「多くのミュージシャンたちの名演を生み出した“フィルモア”を日本に作る」と熱く語った。彼に周作は心を動かされる。そして、慎也を音楽界に送り出した李咏梅との貪るような愛。満ち足りた日々を送っていた周作だが、ある時、自分を尾行する人影の存在に気づく…。
     ロックとオートバイを愛する若者の情熱を描いた、ハードボイルド・サスペンス小説。『レボリューション』(ハルキ文庫)を改題の上、「電子版あとがき」を追加収録。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著:
    斎藤純
    レーベル: ――

    鈴鹿八時間耐久レースを観るためSRで国道138号を走る石坂圭介。途中、MGBを操る女性と車のエンジントラブルをきっかけに知り合う。「チーム・ヒロサワ」の話で盛り上がる二人だったが、鈴鹿の暗い陰を引きずる彼女に何が…。(「二人の夏」より)
     ハードボイルド作家と思われがちな著者が、デビュー前から書きためていた恋愛小説を集めた短篇集。オートバイ、テニス、ジャズを題材に若者たちの心情をさわやかに描く。

    *約束の時間
    *風のように渡る
    *夜明けのディスクジョッキー
    *テニスコート
    *彼女のウィンブルドン
    *二人の夏
    *マイルストーンズ
    *ブルー・シティ
    *雪絵の十二月

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 知人の失踪をきっかけに入手した、16ミリ・フィルム。その自主制作映画のタイトルは『ダークネス、ダークネス』といった。照りつける太陽に海面、旧式のカメラ、そして大型オートバイ・ドゥカティ750SSに跨がった美しい女…。しかし、この映画の調査を依頼してきた美貌の人妻は、突然、自ら命を絶ってしまう。警察は他殺の線も疑って捜査しているというが、すべての謎は、あの映画の中に隠されている気がしてならない…。
     文庫版の内容を全面的に改稿して生まれ変わった「完全版」。ハードボイルド・サスペンス小説。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 幻のピアニストが唯一残した演奏テープ、それを巡って起こる殺人事件

     幻のピアニスト伊豆田敏郎の演奏テープが発見された。アメリカのレコード会社がそのテープを発売するという話が持ち上がったとき、テープの発見者が死体で見つかった。事件を追うデパートのイベント企画室長・中島は、伊豆田を取りまく音楽関係者の背後にある戦慄すべき秘密計画を知る。新感覚ハードボイルド・ミステリ長篇。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

    美術館学芸員の人妻と年下のミュージシャン、禁欲的な“愛”の形

     美術館の学芸員・高桐布結子は、美術界から抹殺された天才画家・柾木ススムの絵をきっかけに、年若いジャズトランペッター・佐久間檀と出逢う。男と女、絵画と音楽。互いに心を触発し、愛と快楽が交差する芳醇な時間が二人の間に生み出されるのだが…。大人の愛とその切なさを清冽な筆致で謳う、純愛小説。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • オートバイ乗りは、程度の差こそあれ、心のどこかに埋めようのない穴ボコを抱えている

     私はなぜオートバイを降りないのだろうか(あるいは、降りられないのだろうか)。
     旅先を「通りすぎる」ツーリング・ライダーから、古里を味わい、見直すツーリング・ライダーへ。古里の山々、文人気取り、雨の大地、冬の旅、古都散歩…。雑誌『BMW BIKES』に「モノクロームの記憶」の題で連載した、好評ツーリング・エッセイをまとめた一冊。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著:
    斎藤純
    レーベル: ――

    恋をするように音楽を楽しむ……自由な感性あふれるライフスタイル・エッセイ

     音楽は人生をより豊かなものにする。音楽に愛されるには、まず音楽を愛すること。男女の恋愛と同じである…。「音楽」を軸に自由な感性で描くライフスタイル・エッセイ。美しい文章が醸し出す、心が解放される愉悦のひととき。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • バイクを愛するすべての人へ贈る、珠玉の短篇集

    「オートバイ乗りの心には、埋めようのない深い穴ポコが空いている。オートバイ乗りは、表向きはタフな振りをしつつ、その穴ポコを埋めようとあがいている。オートバイ乗りがオートバイを降りるのは、穴ポコを忘れたときだ。若いうちは穴ポコが見えるけれど、大人になるにしたがって、だんだん穴ポコのことを忘れてしまう」
     オートバイの孤独でワイルドなフィーリングに憑かれたぼくは、旅に出ることによって、自然の景観のありがたさを感じ、本当の自分の心のドアを開くことができる。自分を旅するオートバイ乗りの物語。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 自由を求めて走るだけが旅じゃない、自分を求めて走る心の旅もあるのだ

    「オートバイ乗りは見慣れた風景のなかを走っているのに、どこか違う世界に迷いこんでしまったような感覚で、今日も自ら風を起こして風景のなかを走り抜けていく」「束の間、日常生活から離れ、独りの旅人になることで心の扉が開かれる」
     本当の自分を求めて彼らが繰り返す小さな旅の終わりは、より大きな新たな旅の始まりなのだ…。心の旅をテーマにした珠玉の短篇12篇を収録。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。

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