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『文芸・小説、メディアチューンズ、その他(レーベルなし)』の電子書籍一覧

1 ~32件目/全32件

  • 義理の妹の友人、李音から招待を受けた栞たちは、彼女の実家がある温泉地へと向かった。
    そこで婚約者の男性を紹介してくれるらしい。実家には温泉施設も完備され、期待に胸を膨らませての遠出だった。
    折しも、プロの殺し屋として〈石榴〉の異名を持つ綾瀬は、愛する李音のために引退の決意を固めていた。
    挨拶をするために彼女の実家へ出向くのだが、そこには綾瀬をつけ狙う追っ手の影が……。
    次々と発見される身元不明の死体。それぞれの遺体の一部が切断され、息つく暇もなく連続殺人が展開されていく。
    その一方、綾瀬は迫り来る刺客をかわしていくが……。
    風祭栞&忍シリーズ最新作!
  • 132(税込)

    日常の風景があっと驚く結末に変わる、作者のショートショート集第三弾!
    花見の場で見かけたのは?
    表題作等10編。
  • 建築現場で警備員として働く吉井は、“超”が付くほどの競馬好きが災いして、多額の借金をかかえてしまう。同僚の山田も同じような境遇だと知り、二人で高額の配当金を狙った引ったくり強盗を決行する。
    大金を手に入れたまでは良かったが、図らずも被害者が死亡してしまい、罪の意識にさいなまれた山田が自首をほのめかし始めた。
    吉井は山田の口をふさぐべく、勤務先の建設現場で、自動販売機荒らしの仕業に見せかけて殺害。
    完璧に思えたはずの犯行だったが、元警察官という同僚の皆月から疑いの目を向けられてしまう。
    皆月の追及は徐々に真相へと近づいていく。
  • 年の瀬の押し詰まった十二月二十九日、警備員の卯城は常駐する建築現場の保安業務に就いていた。
    現場では作業員が行方不明となり、さては小学生の幽霊が出るなど、不可解な出来事が付きまとっている。
    地下駐車場を巡回中、卯城はコンクリートの床にある開口部から足を踏み外し、地下二階のエリアに転落した。携帯電話のバックライトを頼りに探索すると四方が壁に囲まれ、出口は天井部分にある開口部だけとわかった。
    置きっ放しにしてあった脚立を立て掛けて、開口部からの脱出を試みるが……。
    暗闇の中で卯城を襲う、黒い霧の正体とは……。
  • シリーズ3冊
    102(税込)

    印刷会社に勤めるソラは、恋人のリンと適当につきあいながら、無気力な日々を過ごしていた。そんな彼が非凡な才能を見せたのが、夢の中で夢だと気がつく明晰夢を見ることだった。
    ある日ソラは、明晰夢でゼロと名乗る美少女と出会う。そして彼女が地球と二千万光年離れたエリュシオンという惑星から、夢の世界を通じて地球にやってきたことを知る。その目的は、予言された救世主を地球で探すことだった。
    エリュシオンでは、恐るべき陰謀が進行していた。超能力者の犯行だと思われるおぞましい未解決の事件が続出していた。それは闇の超能力者集団が、能力を持たない人々を惑星から排除して隷属させるためであった。
    だがエリュシオンの創成期から地底世界を築いていた民族が、五千二百年前になされた予言書の封印を解くことで、その陰謀を阻止しようとしていた。残る一つの封印を解くためには、五千二百年前に鍛えられた7本の剣と、その守り手を見つける必要があった。最後の封印が解除されることで、救世主となる地球の人物の名前が明らかにされる。
    そんな地底民族と関わりを持つ、ティーグレと祖父のキャッスル、そしてゼロたちが地上で立ち上がった。7本の剣とその守り手を見つけ出し、さらに地球の救世主との仲介役となる人物を探すことにした。そこで夢の侵入に関する特殊能力を持つゼロが、明晰夢でソラに接触することになった。
    仲介役となることを決意したソラは、エリュシオンを訪問する。だが未知の惑星の美しさと、進んだ科学技術に感動したのは束の間だった。やがて想像を絶する恐るべき事態に巻き込まれていく。
    7本の剣の守り手は見つかるのか?
    ガイアの救世主とは誰なのか?
    闇の超能力者集団を操る謎の少年の正体は?
    ティーグレとソラに関わる驚くべき秘密とは?
    これらの謎が3部作を通して語られていく。この第1部は、そんな彼らの出会いを描いた物語である。
  • 『下水処理施設』で警備員として勤務する高見は、職場で自社の専務取締役を殺害した。
    彼は高見が交際する女性、祐希の夫であり、一億円の生命保険金が彼女に下りることになっているのだ。
    事故死を装うために、遺体を水槽に沈めるが……。
    ダブルワークをこなす高見は、風俗店の『ルージュ』で受付業務もこなしていた。
    祐希とは別に、店に勤める女性、京香とも交際を続けている。
    仕事が終わってから京香とホテルで会い、そこで別れ話のもつれから、彼女を殺害するが……。
    高見はそれぞれの職場で殺人を犯し、『下水処理施設』では同僚から、『ルージュ』では在籍女性から、犯人として疑われることになる。

    『警備コロンボ』と『女優』に登場する2人の主人公、皆月と和泉を前に、高見は追及をかわしきれるのか。
  • 小学生の女子児童を狙った連続殺人事件が、東京の八王子市内で発生した。
    容疑者すら浮かび上がらないまま、3人の幼い命が奪われる結果となった。
    ある日、警察庁科学警察研究所に勤める風祭栞は、義理の妹のかおるから、「姉の行方がわからない」と相談を受ける。
    栞のアドバイスにより、夫が警察に行方不明届を出した直後、切断された彼女の〈左腕〉が、八王子市内を流れる南浅川から発見された。
    警察が遺体の発見を急ぐ中、新たな女性の〈左腕〉が、別な川に流れ着く……。
    〈左腕〉を切断する犯人の目的はなんなのか?
    八王子市を舞台に2つの連続殺人事件が交差する。

    風祭栞&忍シリーズ最新作!
  • 警備員の長谷川は勤務先の建築現場で発足した「職長会」の会計を務めている。ある日、ギャンブルの負けが込んで生活費がままならなくなり、各業者から徴収した職長会費に手を付けてしまう。
    それを副会計の菅山に見つかり、着服の証拠が固まり次第、警察とゼネコンに告発すると言い渡された。長谷川は菅山の口をふさぐべく、事故死に見せかけて現場の吹き抜け部分から突き落とす。
    翌朝、発見された死体のそばにいたのは、新規で現場に配属された初老の警備員だった。恰好はみすぼらしく、頼りなさげだが、周りの者からは「警備コロンボ」と呼ばれているらしい。その名のとおり、彼は「刑事コロンボ」さながら、長谷川にしつこく付きまとうのだった。
  • 大阪の大学に通う白崎美音のもとに、実家の祖母から訃報の知らせが届いた。
    実家が火災に見舞われ、両親と妹が焼け死んだと告げられた。出火原因は放火によるもので、犯人は現在も捕まっていないらしい。
    美音は実家に駆けつけ、焼け落ちた家屋を目の当たりにする。
    折しも、隣の住宅から息子を怒鳴りつける父親の声が聞こえてきた。そこで美音は信じられない会話を耳にすることに……。
    家族を殺された美音の悲しい復讐劇は、予想もつかない展開を見せていく。
    死と隣り合わせの閉鎖空間で起こる殺人――。
    そこに居合わせた風祭栞と忍の2人は、極限状態の中で事件の真相を暴き出す。
  • 塔子をかばって車にはねられたのは、少し風変わりな《解呪師》四ノ宮沙門だった。呪いを肩代わりする能力を持つ沙門は、塔子にかけられた呪いを我が身に引き受け、呪いの根源を断つため調査に乗り出すが……。運動神経が鈍くて血が苦手な沙門は、呪いのせいで死にかけたり、なんでもないことで貧血を起こしたりと、見るからに頼りない。依頼人だったはずの塔子が、いつのまにかお守り役に?はたして2人は、無事に呪いを解くことができるのか……!?
  • 警察庁科学警察研究所に勤める風祭栞は、自宅の最寄り駅で知り合いの母娘と遭遇する。数日前から連絡が取れなくなっている、夫のデザイン事務所を訪れると言う。 行きがかり上、栞も同行することになり、訪れたデザイン事務所で、頭部と胴体が切断された夫の遺体を発見した。不可解なことに、頭部は本人だが、胴体は別人のものだった。 時を同じくして、離れた地で頭部と胴体の切断された遺体が発見された。こちらも胴体は別な人間だった……。 切断した遺体の入れかえ――。 犯人の目的とは――。
  • 予備校の講師を勤める満井は、ある日、同僚が妻と浮気をしている事実に気づく。嫉妬に駆られて浮気相手を事故死に見せかけて殺害する。 翌朝、出勤した満井を待っていたのは、常駐する初老の警備員だった。エレベーターホールで声をかけられてから、彼は執拗なほど満井に付きまとうのだった。『警備コロンボ』シリーズ第2弾。今回の皆月はオフィスビルの施設警備員として勤務する。犯人が仕掛けた偽装殺人を見破れるか。
  • 幼馴染みであり従兄妹同士の透子と静琉。透子より六つ年上の静琉はひんやりとした微笑が似合う。静琉は大学を卒業して、就職で上京することになった。離れ離れになるとき、感情過少の静琉が下した命令のもと、交わした誓いのしるしは、透子の心も躰も縛りつける。好きという意味は無自覚に変化していって、いつの間にか恋にたどり着いていた。近いからこそ遠くて恋は苦しい。
  • 講談社から上木された「苦しい目 楽しい目 人生なんでんかんでん」という 原題を短くして電子化したものである もちろん初の電子書籍化である すでに絶版になっているので稀覯本であると言ってもよい 短歌で世に出たが随筆を書くのが目的であったので またとない申し出ではあったが 本書は朝日新聞と毎日新聞に毎週連載していた当時に 書き下ろしを頼まれたもので思いっきり疲れたことは覚えている
  • 来年、四十二歳になる千晶は、体のあちこちに衰えを自覚するようになり、それらを改善しようとホットヨガに通い始めた。忘れ物を取りにスタジオを訪れると、そこでヨガ友達の友子と顔を合わせた。 友子の口の悪さは皆が知るところだが、自分の顔に大きなコンプレックスを持っている千晶に向かって、歯に物を着せぬ言い方をする。「千晶ちゃんね、痩せるだけじゃ意味ないのよ。あなたはプロポーションより、まず首から上に着目した方がいいって。四十を過ぎた大人の女性はトータル・ビューティーじゃないと意味ないのよ」 友子の辛辣な言葉にも理性を保ち、我慢してきた千晶だが、今回ばかりは……。ミステリー界の新星、聖神吾の渾身の書き下ろし。
  • 朝日新聞に連載した人生相談 「猫持のトホホ相談」として二年間の連載を 新潮社が編集して単行本にしたものの初の電子書籍化である 中嶋らも氏の人生相談の跡を継いだものである 相談にそれぞれ短歌が配されているが 週に一度の連載であったので見出し程度とお考えいただきたい 愛猫にゃん吉との別れを「小説新潮」に書いた 声涙共に下る名文「キチや」を収載 絶唱である挽歌は本文をごらんいただきたい 挽歌のほうは文春ウェブにおいて電子書籍として販売されている 「猫とみれんと」のあとがきにも載っていたと記憶する 朝日新聞の手強い女性読者諸賢にけちょんけちょんに言われながら書いた 聞くも涙語るも涙の人生相談集 こっちが相談したいのである
  • 好きでなったのではないバツイチや いろんな意味でどん底にあった当時 なんとかして世に出たいともがき 推敲に推敲を重ねて出した歌俳集 この推敲の過程で猫持的短歌が誕生した 朝日カルチャーセンターから自費出版した私家版 神戸のジュンク堂書店が十五冊並べてくれたら 一ヶ月で完売した 手応えを感じたが世の反応は冷たかった 駄菓子菓子 この本で司馬遼太郎先生や多田道太郎先生などに認められる 短歌は安田純生先生の「白珠」 俳句は後藤比奈夫先生の「諷詠」 に所属していたころの作品 わたしの手元には一冊しかない 初の電子書籍化
  • シリーズ2冊
    330(税込)
    著:
    上月美青
    イラスト:
    翠雨
    レーベル: ――

    24歳の誕生日、デートでイキナリ振られてしまった絵里は、呆然と渋谷の街角に立っていた。そのときフト思い出したのは、学生時代『恋人未満』だった雄介のこと。思い切って呼び出した彼とお台場に行くことになり、つい唇を重ねてしまう。「ラブホ、行こうよ」勢いで誘いかけた絵里に、雄介は皮肉な笑みを浮かべて……。再会から始まるラブストーリー。クリスマス編+雄介サイドからの二人の馴れ初め編、三編を収録。
  • 豊臣秀吉のNO2として活躍した黒田官兵衛。彼の行動や考え方は、今のビジネスマンから見ても役立つ点がたくさんあります。あまり日の目を見ることのないNO2ですが、陰で支えているNO2が居るからこそ、NO1が活躍できることも多々あります。さて、先の伊達政宗に大きく立ちはだかった人物といえば豊臣秀吉でした。そして秀吉を天下人ならしめた人物。それがこれからお話する黒田如水なのです。戦国の世に生きた名軍師、黒田如水(官兵衛)の生涯を35回に分けて読み解きながら、世知辛い平成の世の生き方を追求していく、歴史読本です。
  • 還暦を目前に宿痾を得て医者にダメだと言われ そんなことあるかいなと思いつつ内心ビビリまくって 必死のパッチで書き下ろした随筆集 バツイチから五年後に再会し訳あって再婚することになった おばはん(細君のこと)が初めて登場する 「面目ないが」に屡々登場した麻酔科の教授くんも健在である 駄菓子菓子(だがしかし)という猫持流の新語が初登場する 装幀は往年の名コンビである浜野孝典画伯にお願いした たとえ十円でもおばはんに残してやりたいという気持ちで書いた にゃん吉亡き後の愛猫めいちまも同様である
  • 昭和恋々たる書き下ろしの小説もしくは随筆集である 集英社の「すばる」の巻頭に掲載された 同社から単行本にもなっている 世に出る二十年前から書こうと温めていた題材である 表紙は風船画伯こと浜野孝典画伯にお願いした 昭和三十年代の大阪の場末の町と少年を描く これほどいろんな資料を渉猟して書いたのは初めてである 初の電子書籍化 昭和が懐かしい諸賢にはオススメである 俳句で章立てして読みやすいように工夫してある
  • 西暦2020年秋、世界で144000人が宇宙船で救出され大気圏へ一時避難、再び地球に帰還。未来を予測する衝撃の書。
  • 220(税込)
    著:
    聖神吾
    レーベル: ――

    図書館で司書として働く理子は、ある日、夫から信じられないような話を聞かされた。自分たちの住むマンションの一室で、二年ほど前に無理心中があったらしく、母親が小学生の娘を刺し殺して、自分も電車に飛び込んで自殺したそうだ。何号室で起きた事件なのか、そこまでは夫も知らないと言う。無理心中の事件を色々と調べている最中、今度はマンションの近所で「通り魔」事件が発生した。被害者は小学生の女の子で、刃物を持った三十代の女性に切りつけられたらしい。現在も犯人は逃走を続けており、警察は厳戒態勢を敷いて捜索を行っている。そんな中、理子は買い物に出かけようと、「通り魔」の存在に脅えながら一人エレベーターに……。
  • 440(税込)

    父清四郎が94歳で不慮の事故で死亡。母千代もその2年後にこの世を去った。重度の痴呆症であった母に父清志郎の死を伝えるすべはなかった。夫婦それぞれの骨は、父は本家のカトリック教会の納骨堂に入り、母は代々の墓がある浄土宗のお寺に入ることになった。『父ちゃん死んだら一緒に天国へ行こうね』と生前繰り返し言っていた母であったが…。死して二人は、宇和島と松山、100キロも離れた別々の場所に納骨されることとなった。残された子供たち5人それぞれの思いと三男構造に伝えられた母からのメッセージ。母の思いは遂げられるのか。松山、宇和島を舞台背景に、主人公毛利構造の母への思いを、情感あふれる筆致で書き綴る「春雷」書き下ろし。通常価格400円のところ、今だけキャンペーン価格100円で読むことができます。
  • 165(税込)
    著:
    聖神吾
    レーベル: ――

    警察庁科学警察研究所に勤める風祭栞は、小説家の弟の忍、そして妻のかおるとともに現地取材に付き合っていた。車で向かった先は、東京の奥多摩。ドライブがてら周辺を探索し、取材が終わったところで、近くで昼食を摂ることになった。グルメ情報サイトで人気の蕎麦屋が山間の峠で営業しているのを知り、三人は車で向かう。高原にぽつんと佇む藁葺き屋根の蕎麦屋に入ろうとしたその瞬間、玄関からスマートフォンを手にした男性が飛び出し、殺人事件の幕が開く。「菊池寛作家育成会」出身の作者が渾身の書き下ろし。本格ミステリーがついに電子書籍化!
  • 275(税込)
    著:
    藤原チコ
    作画:
    春華
    レーベル: ――

    憂鬱な通勤電車で、気乗りしない合コンで、夫と共に帰省した実家で……。日常に潜むささいな物事が、意外な結末をもたらす!思わず笑ってしまうものから心温まるものまで。ショートショート25編。
  • 警視庁捜査一課に勤務する角倉は、2日間の張り込みが明け、近くのラブホテルで仮眠を取ることにした。ベッドに入ろうとしたところで、突然、隣の部屋から助ける求める女性の悲鳴が聞こえた。このまま放っておくわけにもいかず、角倉は重い腰を上げて隣の部屋に乗り込む。部屋の中では、酔った男性が女性に暴力を振るっていた。角倉の制止に耳を傾けることもなく、何を思ったのか、男性はナイフを手に襲いてかかって来た。角倉は男性を殴り倒して気絶させその隙に女性と一緒に部屋を出るが、数時間後男は遺体で発見される…ミステリー界の新星、聖神吾の渾身の書き下ろし。
  • ある朝、目覚めた遊馬は、なにかが無くなっている事に気づいた。喉が異常に渇く。捜し物をする前に、まずは喉の渇きを潤そう。外へ出れば、蝉が煩い。蝉が煩いのも、喉が渇くのも、きっと温暖化のせいだ。炭酸水を買いに行ったコンビニで貴弘に合い、暇なら来いよと家へ連れて行った。そこで不思議なモノを見た貴弘が唖然として呟く。――これ、なんでこんな所に入ってんの?夏の日、少しずつ狂っていく遊馬の世界。
  • これでダメなら「グッドバイ」という 第三歌集を上木して文学の世界からおさらばしようと 「グッドバイ」の原稿を準備していたら ある日突然山本夏彦のコラムに取り上げられ有頂天になり 「グッドバイ」の原稿を紛失した 損バコイタ  駄菓子菓子 それがために寒川猫持の最高傑作である 「猫とみれんと」(文藝春秋)が世に出ることになった 白状すると本歌集は別れた女房への未練よりも たまたま「アサヒグラフ」で見た某女性歌人へのラブレターなのである われながら豪勢なラブレターであったが見事に沈没した ナミダがちょちょ切れるのである この歌集を編んでいるときは面白いように 天から言葉が降って来た 枕元に鉛筆とメモ用紙を置いて寝たくらいである 世に六百冊しか存在しない歌集である 電子書籍化は今回が初めて なんべんも言うてすまんが 「グッドバイ」が惜しまれるのである
  • 165(税込)
    著:
    藤原チコ
    イラスト:
    春華
    レーベル: ――

    身近にある驚きや違和感に焦点を当てる作者のショートショート集第二弾!地元の駅でばったり会ったのは……?表題作ほか、ショートショート全12編。
  • 本来は数冊の小説にすべき内容を差し障りがあるので短歌に託した ゆえに従来の猫持的短歌とは一線を画すものとなっている 波瀾万丈の人生を読み取ることができるであろう 共に週刊新潮の「夏彦の写真コラム」で名高い山本夏彦に見い出された 往年の名コンビである浜野孝典画伯の装幀と挿絵が生彩を放つ
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大好きなめいちゃんに誕生日プレゼントを渡したいうさぎのルゥ。けれど、ルゥには渡せるプレゼントがなくて…子供向けのほんのり心が温かくなる物語です。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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