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『文芸・小説、映画、その他(レーベルなし)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全81件

  • これは、確かに存在した世界と今を結ぶ物語。

    私のせいで親友は死んだ。だけど死者を蘇らせる方法はある。あとは生贄だけ。
    あの時から、私の長い贖罪の日々は始まった。

    YouTubeで370万再生超え!光溢れる世界を描き出す新進気鋭のクリエイター秋鷲の作品が小説に!
    大人気声優・佐倉綾音とHoneyWorksのGomが推薦。

    【あらすじ】
    ―ねぇ、ネモ?あの時、私はなんていえばよかったの?

    魔女と共に生きる街、ウルガルズ。
    魔法学校に通うベナ、サラ、そしてネモラは、禁断の魔法が書かれた本を見つける。
    その本いわく、想い人に会えるという『魔女の涙』がウルガルズの大樹にあるという。
    興味津々の彼女たちは、三人は一緒に大樹へ向かうが、そこには危険が潜んでいて…。
    これは切なくて寂しい、「死者を蘇らせる禁忌術」と3人の魔女と生贄の少年の物語。
  • 恐れるな、恐ろしくあれ
    竜、サメ、ゾンビ、悪魔、吸血鬼、巨大生物……
    人々はなぜこんなにも「モンスター」に惹かれるのか――

    H・P・ラヴクラフト歴史協会推薦!
    すべての迷える創作者たちに捧ぐ「人ならざるもの」を描くための導きの書

    映画、ドラマ、小説、ラノベ、マンガ、ゲーム、TRPGなど、あらゆるジャンル作品に登場する「モンスター」なる異形のものども。本書は、モンスターという「リアルでないもの」を、「もっともらしく」表現するためのガイドブックである。

    第一部では「モンスターとは何か」という根源的な問いから、それを恐ろしいと人が感じる要素や理由、悪役(ヴィラン)との違いについて明らかにする。第二部および第三部では、作品におけるモンスターの役割、モンスターを創造する際の実践的な手段、五感に訴えかけるような生き生きとした描写の方法、登場人物だけでなく読者にとっても恐ろしく、意味を持った登場の仕方など、創作活動における実践的な取り入れ方についてレクチャーしている。

    また、各章末のコラムでは、既存の作品に登場してきた数々のモンスターをカテゴリごとに紹介。ゾンビや吸血鬼といった原初的なモンスター像から、超有名モンスター、サメや自然などの現実に存在するものをモンスターとして活かす方法、あるいは未確認生物や幽霊船、呪いのアイテムといった細部まで、実例を交えながら解説する。

    ファンタジー、SF、ホラーといったジャンルの創作活動への最良のガイドブックであるとともに、H・P・ラヴクラフト歴史協会メンバーの著者の語る卓越したモンスター論としても読める、知的好奇心を駆り立てる一冊である。

    ★H・P・ラヴクラフト歴史協会による序文
    ★「クトゥルフ(クトゥルー)神話」の生みの親、H・P・ラヴクラフトの短編『名状しがたきもの』を解説つきで収録
    ★あなた好みのモンスターを創造するための練習問題付
  • もう「中身がない」とは言わせない!
    互いに関連し合うストーリーの「三大要素」最後のピース、テーマについて徹底的に掘り下げたありそうでなかった執筆指南書。
    小説、映画、マンガ、演劇、ゲーム、アニメーション……あらゆる物語が輝き出す。

    プロットとキャラクターを一生懸命に考える人は多いのに、テーマが置き去りにされがちなのはとても残念なことです。
    これまでテーマは、その創作法を習得することはもちろん、深化させるためにどう語ればいいのかさえ難しいと考えられてきました。しかしテーマがストーリーにおいてどのような機能を持ち、プロットやキャラクターにどのような相互作用を及ぼすのかを理解することができれば、「テーマとは曖昧なものだ」という考えと決別することができます。

    テーマとは、ストーリーに統一性をもたらす着想や題材であるためプロットやキャラクターはテーマと無関係ではありません。テーマが定まっていないストーリーでは「プロットとキャラクターはいいけど、ストーリーとしては駄作」と言われるのがオチですが、優れたストーリーではこれらの三大要素が一体となって共生しています。

    本書はテーマの役割や機能について、プロットやキャラクターとの関係についてじっくりと解説しています。小説や映画だけでなく、マンガやゲーム、アニメーションなど、さまざまなジャンルにおいて自分で意識的にテーマを構築できるようになる、ありそうでなかった実践的創作術です。
  • すべての映画は政治的だ!ディストピア化する世の中にファック・オフ!
    ガラパゴス化する邦画市場、終わらない80'sリバイバル、不毛なポリティカル・コレクトネス論争、世界を埋め尽くすディズニー帝国の覇権、ファンダムの肥大と映画批評の行方……今、映画にある危機を語る。
    『映画秘宝』二代目編集長・田野辺尚人氏との鼎談を収録。

    〈「はじめに――てらさわホーク」より〉
    世の中どんどん悪くなる。では、すべてを諦めて日々を無心に送れるかといえば、そんなわけもなく、嫌なことを忘れたり、とりあえず明日以降をまた生きたりするためには、映画(をはじめとした、それぞれの娯楽)は絶対に必要なのだ。

    〈「おわりに――高橋ヨシキ」より〉
    今の世界で最も注意しなくてはならないのは、他者に対する信じられないほどの冷酷さをおいて他にない。他者に対する想像力というものが、はなから存在しないかのように振る舞う連中も増えた。〈略〉何かを理解し、それに共感するためには想像力が必要だ。想像力は広義の文学(そこに映画も含まれる)を通じて養われるものである。


    ◎被害者しぐさを振り回すな!/◎情緒がすべてを正当化している…/◎懐かしさではなく、ただの聖人信仰/◎エロが見たけりゃ、ネットでも見てろ!/◎ディズニーは過去の遺産を食いつぶしている/◎需要と供給がプッシャーとジャンキーの関係に/◎観客もパブロフの犬状態になっている…/◎自分の映画史をしっかり持て!


    【目次】
    はじめに――てらさわホーク
    第一章 ガラパゴス化する日本の現在地
    第二章 終わらない「80'sリバイバル」と「ノスタルジー消費」
    第三章 「アンチ・ポリティカル・コレクトネス」の不毛な議論に終止符を
    第四章 世界がディズニファイされていく
    第五章 映画批評に未来はあるか
    おわりに――高橋ヨシキ
  • ストーリーにさらなる輝きを与えるための、本当に知りたかったメソッドがここに!
    あなたの物語に足りないのは「キャラクターアーク(登場人物の変化の軌跡)」だった!!

    『アウトラインから書く小説再入門』、『ストラクチャーから書く小説再入門』で画期的な創作方法を指南してきた著者が満を辞して上梓したのが、主人公の心の動きに着目した本書である。 「キャラクターアーク」を理解すれば物語の中で登場人物が躍動し、必然的に物語の力が発揮される、なぜならキャラクターアークを書くことは物語を書くことと同義だからだ。

    人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」三つの基本形とは、「ポジティブなアーク」「フラットなアーク」「ネガティブなアーク」である。本書では、

    ・キャラクターアークを作るには、まず何を考えればいいのか
    ・ストーリーの構成とはいつ、どのように関係し合うのか
    ・キャラクターアークはどんな働きをするのか
    ・作品の長さや内容、ジャンルに関わらず、優れたキャラクターアークを確実に作る秘訣とは何か

    を詳しく解説しながら創作者のモチベーションを上げ、キャラクターと物語構造についての理解を一気に深める内容となっている。

    【本書の内容】 (「イントロダクション」より抜粋)

    プロットの構成を考える人はたくさんいますが、登場人物とその人物がたどる変化の軌跡(=アーク)に対する意識はおろそかになりがちです。人物を素直に描いていけば、心情の移り変わりは自然に表れるはずだと思われているからです。しかしそれは大きな間違いです。

    「プロットと人物は一心同体」というのはプロットの「構成」と人物の「アーク」が一体だということを意味します。言い換えれば、人物の内面の移り変わり(=アーク)がしっかり構成できれば、プロットもテーマもしっかりと安定したものになるということです。

    本書は、人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」に注目し、キャラクターアークの基本形な三つの型について詳しく言及しながら、登場人物とストーリー構成がいつどのように関係し合うのかを説明しています。

    登場人物の容姿・性格・属性・背景などをひたすら紙に書き出すだけでは、キャラクターは動き出しません。
    「読者の心をつかんで揺さぶり、趣味の域をはるかに超えた深みのある作品」を書くためには、キャラクターアークへの理解が必要不可欠なのです。
  • ディズニー、ピクサー、ソニー・ピクチャーズ…全世界で2万人が学んだ人気講座、待望の翻訳!

    “映画界のベスト・スクリプトドクター”が明かす全く新しいストーリー創作術!

    海外では広く認知されている、“脚本のお医者さん=スクリプトドクター”。その中で最も尊敬を集めるジョン・トゥルービーによる、待望の創作講座!

    本書では脚本にかぎらず、小説にも応用できるストーリーの組み立て方を指南。
    脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されている。

    また、物語構造について、網羅的・徹底的に解剖。観客の感情を最初から最後まで揺さぶりつづけるような、ドラマ性の強いストーリーづくりを目指す人にとって必読の脚本術となっている。
  • 友近、初エッセイ。これまでの人生の中で、ひっかかってきたこと、面白がってきたことを「ここらで忘れないうちに」書き留めた初のエッセイ。私生活、幼少時代、つい口をついて出てきてしまうネタなど、クスッと笑える話が盛りだくさん。

    普段から本人のことをよく知る、ハリセンボン・近藤春菜さん、関ジャニ∞・安田章大さんとの特別対談も収録。

    【目次】
    ■まえがき
    ■環境問題(笑)
    ■こだわりたいもの
    ■思わず言っちゃう気づいちゃう
    ■とにかく好き!
    ■おじさん
    ■持論
    ■対談
    ハリセンボン近藤春菜さん
    関ジャニ∞安田章大さん
    ■あとがき
  • 「帰ってきたあぶない刑事」2024年5月24日公開
    新作書き下ろし
    定年を間近に控えた近藤課長に迫る危機! タカ&ユージ、そしておなじみの港署メンバーが、90年代の横浜を駆け抜ける。

    【著者】:柏原寛司
    1949年、東京都生まれ。脚本家、映画監督。一般社団法人シナリオ作家協会会長、日本シナリオ作家協会副理事長を歴任。日本大学芸術学部在学中に『クレクレタコラ』の脚本でデビュー、97年には映画『猫の息子』で監督デビューを果たす。「あぶない刑事」「探偵物語」「西部警察」「太陽にほえろ」など多数の脚本を担当。また、アニメ「ルパン三世」「キャッツアイ」「名探偵コナン」なども手掛けている。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    約束をすべて果たして水になる今ほんとうにあなたに会えた
    『ビッグ・フィッシュ』より

    忘れられないとびきりの映画とドラマについて、歌人・東直子が短歌と絵を添えて心で観た世界を綴るエッセイ集。
    33本の映像作品、22点のイラスト、41首の短歌を収録!

    花を掬うように魚を手のひらに ひとときの芯したたるばかり
    『火の魚』より

    風がふいてふりかえったらもういない君は花びらそのものだから
    『パリ・テキサス』より

    うつくしい一瞬だけでよかったの 川を流れてゆく柩たち
    『いつか読書する日』より

    映画やドラマに触発されて作った短歌は、その細部を新しく記憶でき、自分の感覚をまじえてその世界を胸にしまっておけるような気がします。さらに、映像として体験した世界を、そこに生きている人をいとおしく思い、讃えるような気持ちで絵を描きました。
    ――「はじめに」より

    目次より
    はじめに
    『火の魚』         本のめぐりを生きる緋
    『2001年宇宙の旅』     未来を見る未来
    『アンという名の少女』   フェミニストとしてのアン
    『耳に残るは君の歌声』   忘れないで、でも、忘れて
    『野のなななのか』    「やさしさ」のための遺言
    『ビッグ・フィッシュ』   ありったけの愉快な嘘を
    『山の郵便配達』      見たことのない懐かしい道
    『すいか』         居てもいい場所で、生きる
    『はちどり』        14歳、意志の火をともす。
    『平清盛』          ひたむきに夢みた海の都
    『パリ、テキサス』     砂地をつらぬく長い道
    『トニー滝谷』       あなたに足りないものはなに?
    『過去のない男』      人生は後ろには進まない
    『あのこは貴族』      窓を見る、ドアを開く
    『リリーのすべて』     身体の奥から生まれた願い
    『あまちゃん』       一人残らず好きになる
    『サイダーハウス・ルール』 生きていくための儀式
    『スナック キズツキ』    ノンアルコールスナックの自由
    『友だちのうちはどこ?』   ジグザグ道に希望を託して
    『歩いても 歩いても』    確かに生きていた
    『いつか読書する日』    長い長い階段と恋

    光の名前 ~映画短歌~
    『81/2』  
    『地球は女で回ってる』
    『あ、春』
    『富江』
    『夢』 
    『日の名残り』
    『火火』
    『ミス・ポター』
    『転々』  
    『アダムス・ファミリー2』  
    『オアシス』 
    『バベットの晩餐会』

    著者紹介
    東直子(ひがし・なおこ)著
    歌人・作家・イラストレーター。1996年歌壇賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』など。小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『階段にパレット』ほか。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。
  • シリーズ4冊
    1651,287(税込)
    著:
    高田純次
    レーベル: ――

    【電子書籍版には、特製しおりはつきません。その代わりといってはなんですが、なんと2008年~2014年を振り返った書き下ろしの1章を追加しています】アプリで20万ダウンロードの大ヒット!伝説の日記がついに電子書籍化!!しかもまさかの新規書き下ろし追加!!!発言の「適当さ」「無責任さ」が魅力となり、一般視聴者はもちろん、各界の著名人にもファンの多い高田純次。本書は、還暦を迎えた2007年1月21日から“無理やり書かされ始めた”彼の日々の生活がすべてわかる日記。「スタッドレスタイヤを外すかどうかで1週間」「椎名林檎からのメールにうわつきまくる」「日記にどこまで書いていいか、出版社を試すために下ネタを書く」「トンチンカンな子しか来ない合コンでため息をつく」……。世界一日記が似合わない男の、テレビで見るよりさらに適当な日常が、今ここで明らかになる!脚注には、書き終えた後に行った「日記に関する一問一答190問」を掲載。今なら特別に「定価でお譲りします」(著者談)。
  • Netflix『サンクチュアリ-聖域-』の脚本家が描く、笑えて泣ける、ある姉弟の物語。装画は、ゴトウユキコさん。

    二十歳なのに姉ちゃんは、おそらくもうすぐ死ぬ。



    Netflix『サンクチュアリ-聖域-』やTBSテレビ『半沢直樹』の脚本家・金沢知樹が描く、ある姉弟の物語。

    「私はねー、チンチンば入れてみたか」旅先で、〝姉ちゃん〟から衝撃の告白を受けた〝ぼく〟は、その願いを叶えるため、友人のツトムと二人で奔走する――

    笑い、泣き、悲しくも温かい気持ちに包まれる感動作。そして、読者だけに語られる、この小説の本当の意味とは?



    装画は、『R-中学生』『ウシハル』『水色の部屋』『きらめきのがおか』『夫のちんぽが入らない』(原作:こだま)『フォビア』(原作:原克玄)『36度』『天国』などの、漫画家・ゴトウユキコさん。



    金沢知樹(かなざわ・ともき)

    長崎県出身。2023年、世界中で大ヒットしたNetflix配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』の脚本を手がけた。同作で、アジア太平洋地域で最も優れたクリエイティブを表彰する『Asian Academy Creative Awards2023』にて、最優秀脚本賞を受賞。テレビ番組の構成作家などを経て、2022年に地元を舞台にした映画『サバカン SABAKAN』で監督を務めたほか、TBSテレビ『半沢直樹』でも脚本を担当した、今注目の脚本家。





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    ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。

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    以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。
  • なぜ、「怖い」のに「見たい」のか?
    なぜ、存在しないものを怖がるのか?

    ここから、ホラーの哲学は始まった
    分析美学の第一人者であり、映画・大衆芸術(マス・アート)研究の分野でも活躍するノエル・キャロルによる、ホラーの哲学を初めて理論化した革新的かつ体系的著作、待望の翻訳!

    『フランケンシュタイン』『ジキル博士とハイド氏』『ドラキュラ』『エクソシスト』『オーメン』『エイリアン』、さらにはH・P・ラヴクラフト、スティーヴン・キング、クライヴ・バーカー、シャーリイ・ジャクスンなどなど…… 
    本書では、古典的名作から現代のヒット作品、さらには無名のB級作品まで、膨大な作品群を縦横無尽に取り上げながら、ホラーとは何か、その本質や定義、物語構造とプロット分析、ホラーの魅力、さらにはホラーモンスターの作り方についてなどを論じる。
    さらに哲学的な観点から、存在しないとわかっているものをなぜ怖がってしまうのか(フィクションのパラドックス)、また、恐怖を与えるホラー作品をなぜわざわざ求めるのか(ホラーのパラドックス)について考察する。

    吸血鬼、ゾンビ、人狼、悪魔憑きの子ども、人造人間、スペースモンスター、幽霊、その他の名もなき怪物たちが、なぜわたしたちの心を摑んで離さないのか。
    フィクションの哲学、感情の哲学、ポピュラーカルチャー批評を駆使して、その不思議と魅力の解明に挑む!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    忘れえぬ人、大林宣彦の思い出。
    妻が語る映画人生、そして別れ。

    「今こそ、いろんな、
    いろんな話がもっとしたかった」——山田洋次

    映画を心から愛し、作り続けた大林宣彦監督が2020年に世を去って3年半。
    監督の最愛の理解者で、プロデューサーとして62年ともに歩んだ妻が、その映画人生、多くの人に愛された素顔を語る。
    監督との成城大学での出会い、恋、自主映画作りの日々、CMディレクターから映画へ。「転校生」「時をかける少女」などの尾道三部作を始め、3・11以降、作風が変わった戦争三部作「この空の花―長岡花火物語」「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」や、遺作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」に込めた戦争反対への強い思い——。

    盟友・山田洋次監督、大林映画最多出演の女優・入江若葉と大林恭子の対談2本収録。
    小津安二郎、黒澤明、角川春樹、大森一樹監督らの映画好き必見の逸話も満載。
    聞き手・朝日新聞編集委員 石飛徳樹。

    「笑顔と、生きることと、明日を」は、亡くなる一ヶ月前、入院中の監督に何か持ってきて欲しいもの、あるかしらと聞いた時の監督の言葉です。その夜、私はひと晩中涙とまりませんでした。
    (あとがきより)
  • 「彼は悲しんだ」と書いても、読者は悲しまない――
    感情は「語る」ものでも「見せる」ものでもなく、「引き出す」ものだ!

    年間150冊以上の小説を売り込む敏腕文芸エージェントが、読者の心を揺さぶるテクニックを徹底伝授。

    感情を「見せるか、語るか」。小説指南書でたびたび取り上げられるトピックです。ハリウッドの脚本の世界に「語るな、見せろ」という格言があるように、一般的には感情を登場人物に語らせるのではなく、アクションで見せるほうがよいとされています。

    しかし本書は「見せること」も「語ること」も、読者の感情には直接的にはほとんど影響を及ぼさないと説きます。

    読者は、登場人物とともにストーリーの世界を生きているのだと思われがちですが、実際にはそうではありません。読者は、小説を読みながら自分自身の経験を重ねているのであって、ストーリーはそのきっかけにすぎません。同じ小説でも、読む人によって受け止め方や感想がまったく異なるのは、読者の経験やそれによって引き出される感情が異なるからなのです。

    必要なのは、感情を向ける対象となるものを作り出すことではなく、読者の感情を引き出すこと。読者は小説を読むというより、むしろ反応しています。めざすべきは、「体験」と評されるほど強烈で印象深い感情を引き起こすことです。

    本書では、年間150冊以上の小説を売り込むベテラン文芸エージェントの著者が、数多くの小説作品を引用しながら、感情面での鮮烈な経験を読者にもたらすための効果的な見せ方、語り方、その他数多くのテクニックを徹底解説しています。「感情を引き出す技巧」が身につく34の演習問題も収録した、豊富な経験と知識に裏打ちされたきわめて実践的な一冊です。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『アナと雪の女王』、感動の家族の物語を絵本化!

    アナとエルサ、大人になって、初めてふたりでむかえるクリスマス。
    アレンデールでは、それぞれ「家族の伝統」でお祝いをするようですが、
    ふたりは、どのようにお祝いしたらよいのかわかりません。
    オラフは、アナとエルサのために、「家族の伝統」をさがす冒険の旅へでかけますが……?

    映画『アナと雪の女王』、公開10周年記念!

    短編映画『アナと雪の女王 家族の思い出』(2018年日本公開)を絵本化。
    いま、あらためて。「家族のきずな」とは?
    心にじわりとしみる、とびきりハートフルな家族の物語。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  •  ホラー小説家で映画評論家の著者が2年間移り住んだロンドン。1989年から1991年まで、彼の地での出来事を、失敗談はもちろんのこと、生活のすべてを洗いざらい書きまくった滞在日記。部屋探しからバーゲン情報、コンサートのチケット取り、泥棒に入られた体験談、根強く残る階級社会、イギリス料理は美味しいか……。好奇心あふれる著者渾身のエッセイ集。電子版あとがきを追加収録。

    ●友成純一(ともなり・じゅんいち)
    1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • 松村北斗(SixTONES)
    西畑大吾(なにわ男子)
    がW主演、
    鬼才・堤幸彦監督と初タッグを組み話題沸騰のドラマがシナリオブックに!

    「不可能専門」探偵、御殿場倒理。
    「不可解専門」探偵、片無氷雨。

    相棒にして、ライバル。
    最強の「ダブル探偵」が誕生!

    全シナリオを完全収録した、
    ファン必携の決定版シナリオ。

    【収録内容】
    ・全シナリオを完全収録
    ・未公開のシーン写真多数収録
    ・特別インタビュー:浜田秀哉(脚本)による「ノキドア執筆の裏側」
  • 『アニー・ホール』でダイアン・キートンが着用し流行した「マスキュリンスタイル」や、『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンが着た「リトルブラックドレス」など、ファッションのトレンドにも影響を与えた華やかな映画衣装は、ファッション界の一流デザイナーたちが担当しています。

    『ティファニーで朝食を』などの不朽の名作から、多くのファッション好きに愛されている『プラダを着た悪魔』などのファッション映画まで、当時のトレンドやカルチャーを楽しめる作品を取り上げ、ゴージャスな衣装を手掛けた有名デザイナーたちのキャリア、バックグラウンド、功績を、デザインスケッチや映画スターの着用写真と共にまとめます。

    本書は、ファッションが好きな方や映画ファンはもちろん、映画制作者にとっても参考になる一冊です。
  • 物語を通じて身近な鳥32羽が観察できる図鑑絵本

    アニメ化決定!!
    不思議な青い羽をひろった兄妹が鳥の世界にまよい込む。日本野鳥の会監修。公園や住宅街で見られる野鳥32羽を紹介。物語を通じて、野鳥の世界をのぞいてみよう!

    公式WEBサイト:  https://aoihane.jp/
    公式Twitter  :  https://twitter.com/aoihanejp

    著者:  Noovo Inc.(ノーヴォ)
    作と絵: 富樫一望 文:宇田英男(Noovo Inc.)
    監修: 上田恵介(公益財団法人 日本野鳥の会 会長)/ 大畑孝二(公益財団法人 日本野鳥の会)

    Noovo Inc.(ノーヴォ)プロフィール: 2020年1月設立。アニメーション制作会社「スタジオコロリド」の創業者である宇田が「配信時代に活躍できる新たなアニメクリエーターを増やす」という企業理念のもと創業。
  • ブロードウェイのトップスターとして活躍し、作家、詩人でもある女優ジュリー・アンドリュース。「メリー・ポピンズ」の撮影のため、イギリスを出てハリウッドに向かうまでの1935~1963年を綴る回想録。

    本書は2008年に出版され、全米を中心にベストセラーとなった「Home」の日本語版。

    ジュリー・アンドリュースが『メリー・ポピンズ』の撮影のため、イギリスを出てハリウッドに向かうまでの回想録。1935~1963年が描かれている。続編は『ホーム・ワーク』1963~1986年のハリウッドが描かれている。

    この本は批評家から大好評を博し、ロサンゼルス・タイムズ紙、ニューヨーク・タイムズ紙は彼女の文章の質の高さを賞賛した。2008年4月27日付のニューヨーク・タイムズ紙の成人向けノンフィクションベストセラーで第1位になる。

    ジュリー・アンドリュースの幼少期、戦時下のロンドン、戦後の復興の中、10才で家計を担うためにステージに立ち、地方興行を続ける。17才でNYへ渡り、ブロードウエイで活躍するまでの下積み期間。

    これまで日本のファンの多くは、映画でしかジュリー・アンドリュースを観ていない。
    本書にはそれ以前の彼女の姿が赤裸々に綴られている。ミュージカル史上最大の金字塔である「マイ・フェア・レディ」が誕生するまでの楽屋話。大物スターであるレックス・ハリソンが初演で怖じ気づくエピソードなど、ミュージカル・ファンなら驚くような裏話が満載である。

    グレース・ケリー、ケーリー・グラント、リチャード・バートンなどハリウッド黄金時代の大スター達が、日常の風景の中で闊歩する。

    【寄稿 純名里沙 ジュリーさんへのインタビュー】
  • 映画・ドラマから知る、韓国の食や、フェミニズム等社会状況、そして現代史まで。韓国在住映画ライターが案内。作品の見方が変わる。
  • スーパーヒーロー映画は、商業主義の子供だましと言われ、たしかにそういう映画もありますが、
    ライアン・レイノルズやジェームズ・ガンやデスティン・ダニエル・クレットンやパティ・ジェンキンスのような映画作家たちが、
    自分個人の問題に引きつけて、そこから世界の現実をえぐります。
    そして、その映画を観た人々は人生のなかで選択に迷った時にこう思うでしょう。
    ヒーローだったら、どっちを選ぶ?
    (本書より)


    なぜヒーローが世界を救うのか?
    なぜヒーローはマスクをするのか?

    アメリカスーパーヒーロー映画における「正義」や「悪」の価値観とは?
    「平和」とは誰のためのものなのか?


    2万字に及ぶ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン監督論も収録。
    アメリカスーパーヒーロー映画がどのように社会を反映させながら変容してきたのか。
    町山智浩が徹底的に考察する!

    【目次】
    【もくじ】
    はじめに

    アンチ・スーパーヒーローのスーパーヒーロー映画
    ジェームズ・ガン監督論 vol.1

    ピーター・パーカーは十字架を背負う
    『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

    ”笑いなよ”という呪縛
    『キャプテン・マーベル』

    スーパーヒーロー映画を観る意味とは?
    『シャザム!』

    家父長制というスーパーヴィラン
    『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

    任務よりも大事なこと
    『ブラック・ウィドウ』

    誰が監視者を監視するのか?
    『ウォッチメン』(ドラマ版)

    銀河を翔る父への愛と憎しみ
    ジェームズ・ガン監督論 vol.2

    おわりに
  • 映画監督、脚本家、俳優として『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』他数々の名作を作りつづけたウディ・アレン。少年時代から映画の舞台裏、世紀の醜聞事件までを饒舌に語る待望の自伝。
  • 1,980(税込)
    著:
    太田和彦
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    居酒屋探訪家はミニシアター探訪家でもあった!
    シネマヴェーラ渋谷・神保町シアター・ラピュタ阿佐ヶ谷などで観た映画黄金期を中心とした娯楽映画(ヒット作からマニアックな映画まで)60本の鑑賞記に、「銀座百点」での鼎談「百点名画座へようこそ-銀座の酒場と男と女-」も収載。

    目次
    映画、幸福への招待
    私の映画史70年
    鼎談・銀座と酒場と男と女
    あとがき
  • ドラマに登場するお店&場所をまとめて紹介。「ちょこっと」どころか頻繁に京都に通いたくなる、知られざる名店ガイド。東京在住のヒロイン(木村文乃)が、京都の町家暮らしの大叔父(近藤正臣)の元に身を寄せ、束の間の京都暮らしを楽しみながら成長する様子を描いた、話題のドキュメンタリー×ドラマ『ちょこっと京都に住んでみた。』の公式ガイド本。ドラマに登場する、京都に住んでいる人しか知らないような魅力的なお店や場所の数々を、ドラマのシーンも織り交ぜながら紹介します。町家など、京都ならではの暮らし方コラムも必見。古くて新しい京都を感じながら「ちょこっと」どころか頻繁に通いたくなる、リピーター必携ガイドです。
  • ドロンジョはなぜ、ドロンジョになったのか?!永久保存版!ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』の公式ブック。何が正義で、何が悪なのか?昭和の名作アニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」のドロンジョの前日譚は、混沌とした現代を生きる我々に正しさの意味を問い続ける!全11話の場面写真と舞台裏を収載した永久保存版!令和のドロンジョは衝撃のストーリー!
  • 不特定多数みんなもいいけど、ひとりが楽しい。ソロ活は人生が変わる大冒険・ドラマの全ロケ地を網羅した巡礼ガイド・人気女優江口のりこ初主演ドラマの公式本・これぞソロの醍醐味!読めばソロ活したくなる!江口のりこ演じる主人公・五月女恵が、ヘリ、寿司、中国料理、遊園地、温泉、せんべろ、リムジン、ラブホテルなど、複数で楽しむのが常識とされてきたスポットにソロで乗り込み、自由で贅沢な時間を堪能する姿が反響を呼んだドラマ『ソロ活女子のススメ』が本になりました!ソロで計画し、行動するからこそ、自分だけの人生を生きる醍醐味が手に入る。ドラマに登場した全ロケ地を網羅した巡礼ガイド。読めばソロ活したくなる!
  • 中東戦争を撮り続けた知られざる巨匠ジョスリーン・サアブ。世界史的悲劇が凝縮する土地と時代を生きた彼女の生涯を通じて、自由を希求する人間の輝きを描く感動のノンフィクション。
  • MCUが起こしたサウンドトラック革命!

    MCU作品はヒーローたちの個性が光る“アクション”や“人間ドラマ”が魅力的だが、同時にヒーローたちの活躍に彩りを与える“音楽”もまた魅力の一つと言える。オリジナルの劇伴や歌だけでなく、往年の名曲を取り入れるなど、それぞれの作品の個性をより色濃く際立たせている。本作ではフェーズ1~3の23作品で使用された140曲以上に及ぶポップミュージックの背景や選曲意図を徹底考察!その選曲の意図や効果について、作品ごとに様々な角度から徹底的に分析・考察する!


    「ポップミュージックと映画を結びつけ、両者に橋を架けること。映画の歴史全体に照らしても、50年分の華々しい達成のあとでさえ、マーベル・スタジオが今行っていることは、特別で大きなものだと私たちは考えています。のちに「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれることになる映画シリーズが2008年に始まったとき、つまり『アイアンマン』が公開されたとき、開巻いきなり響きわたるハードロックがすべての変化の始まりでした。そこにはすべての予兆が含まれていたと、今ならはっきりとわかります」(本書まえがきより)


    【目次】
    はじめに/PROLOGUE(添野知生)

    PHASE01
    アイアンマン
    インクレディブル・ハルク
    アイアンマン2
    マイティ・ソー
    キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
    アベンジャーズ

    COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(1)
     PUNPEE
     北村紗衣

    PHASE02
    アイアンマン3
    マイティ・ソー/ダーク・ワールド
    キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

    PLAYLIST メレディス・クイル選曲『Awesome Mix 完全版』(C)Spotify

    アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
    アントマン

    COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(2)
     宇多丸(RHYMESTER)
     荻上チキ

    PHASE03
    シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
    ドクター・ストレンジ
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
    スパイダーマン:ホームカミング
    マイティ・ソー バトルロイヤル
    ブラックパンサー

    COLUMN 映画全体を外側から見つめ直す立体的なアルバム「Black Panther: The Album」解説(小林雅明)

    アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
    アントマン&ワスプ
    キャプテン・マーベル
    アベンジャーズ/エンドゲーム
    スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

    おわりに/EPILOGUE(高橋芳朗)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【電子書籍版特典 湯浅政明による紙書籍版未収録のイメージスケッチと絵コンテ4P!】

    湯浅政明監督最新作『犬王』。キャラ原案・松本大洋が描いた多数のスケッチから紐解く、ふたりのポップスター、犬王と友魚誕生の瞬間。狂騒のミュージカルアニメーション、始まりの始まり。
  • パトリシア・ハイスミス曰く、「あらゆる物語には、サスペンスがある。」

    鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で世界中の読者を魅了するサスペンスの巨匠が、「書くこと」と「仕事にすること」についてのノウハウを明かす。

    「私は物語のきっかけになるような日々の出来事からこの本を始めている。作家はそこから進んでいく——まず作家が、次に読者が動き出す。芸術はいつでも、おもしろいことや、数分ないし数時間を費やす価値があると思えることを語って、読者の気を惹けるかどうかの問題なのである。」(本文より)

    鋭利な観察眼と執拗な心理描写、深い洞察と巧みな構成で多くの文芸ファンをも魅了するサスペンスの巨匠、パトリシア・ハイスミス。「この本はハウツー式の手引き書ではない。どうすれば成功する本、つまり読みやすい本が書けるかを説明することは不可能である」と本書冒頭で確言する著者が、自らの「小説を書くことと、それを職業にすること」についてのノウハウを明かした、文章読本・執筆論。

    本書は、1966年に初版が刊行され、その後なんども版元を変えながら現在まで熱心に読み継がれてきたハイスミスの隠れた名著。長編・短編集を合わせ30タイトルほどある作品のほぼすべてが邦訳されている作家の唯一の小説指南書であり、今回が待望の初邦訳となる。

    何が「小説を書くこと」を専門的職業としうるのか、なおかつ何がそれを刺激的で生き生きとしたものにするのか。同時に、絶えず失敗の可能性を秘めたものである「執筆」において、失敗から学べることとはなんなのか。ハイスミスは本書において、サスペンス小説の重要な要素をプロセスに分けて解説し、アイディアの芽、書き始め、プロットの作り方、行き詰まり、初校、改稿など、自身の小説から豊富な実例を示しながら余すところなく説明していく。自身の経験から成功や失敗についても包み隠さず語られ、そのキャリアに基づいた実践的なアドバイスは、失敗や行き詰まりを経験した作家志望者の心を必ず捉えるだろう。ミステリにとどまらず、全てのジャンルの小説家志望者の必読書!
  • シリーズ2冊
    4951,540(税込)

    多くの人が日々生きていく中で癒えない傷を抱えている。そんな彼らの心が少しでも軽くなるようにと願いを込めて結成されたあるクラブ。そのクラブを通して感受性豊かなティーンエイジャー達は仲間と共に喜び、哀しみ、傷つき、多くの事を知り、学んでいく……。日常を生きる中で確かに存在する傷にどう対処するか、繊細でありがならも、あたたかく、そして力強く描かれる、希望と再生の物語。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【電子書籍版特典 高野文子キャラクター原案・イメージスケッチ2P(紙書籍版未収録カット)】

    誰も見たことがない、わたしたちの「平家」をつくる――山田尚子監督最新作、アニメ「平家物語」ディレクターズ・ノート。監督エッセイ、山田×高野対談、描き下ろしカット他多数収録。
  • 後半から面白い作品は、そこまで誰も読み進めてはくれません。数ヶ月、数年かかった力作、大切な作品だからこそ書き出しで読者に見限られたくない。そんな不安を払拭させてくれる必読書です。
    ―― 肥前文俊 (ライトノベル作家/「書き出し祭り」主催)

    はじまりよければ全てよし!
    小説の「書き出し」に特化した唯一無二の物語執筆術、ここに登場!

    名作に共通する揺るぎない事実、それは「書き出し」がすぐれている点です。やっとの思いで書き上げた作品なのに、文学賞に応募しても審査を通過しない、小説投稿サイトでアクセスが伸びない、同人誌を作ったものの手にとってもらえない……もしかしたら大多数の読者や編集者は、最初の数行で読むことを止めてしまっているのかもしれません。

    本書では、オープニングシーンを構成する10の要素を細かく分析し、レイモンド・カーヴァーやガブリエル・ガルシア゠マルケスといった一流の作家たちによる多種多彩な作品を例に、その書き出しのどこがどのようにすぐれ、なぜ読者を惹きつけるのかを具体的に解説していきます。また、きっかけとなる出来事を作りあげるための詳細な手順や、バックストーリーを詰めこみすぎるといったよくある失敗を避けるコツ、オープニングシーンの適切な長さや場面転換の方法、登場人物の紹介や伏線の張り方に加え、多数の出版エージェントや編集者からのアドバイスも聞くことができます。

    名作の書き出しのみを集めた書籍や特集などはあるものの、具体的に何をどう書けば良い作品になるのか、オープニングがどれほど重要な意味を持つのかを詳細に説いた書籍はこれまでありませんでした。本書では、読者が思わず唸る物語の書き出し方について指南する、唯一無二にして絶対的な一冊と言えるでしょう。

    書き出しの一文から読者を引き込み、思わず最後まで読んでしまう物語の書き方を伝授した、ありそうでなかった「はじまり」の書き方指南書です。
  • 恋愛・結婚、キャリア、年齢……「正解のない人生」を女たちは突き進む!「可能性は無限大! 夢を叶えるガールズパワー」「人の数だけ愛のかたちは存在するのよ」「私が〝ワタシ〟を見つけたら、人生ガラッと変わるはず」などテーマごとにラブコメ映画34本を語りつくす対談+エッセイ集。ラブコメ映画カタログも収録。「自分の人生」を歩む女性たちに励まされ、「私もがんばろう」と思える1冊です。
  • 1,760(税込)
    著者:
    高山和佳
    イラストレータ:
    新家史子
    レーベル: ――

    「冬のソナタ」のヨン様に胸のど真ん中を撃ち抜かれ、「宮廷女官チャングムの誓い」で朝鮮文化や韓国宮廷料理に魅了された第一次韓流ブーム世代から、「美男〈イケメン〉ですね」のツンデレ男子に恋をした第二次世代、チーズタッカルビや韓国コスメなど流行最前線を吸収した第三次世代、そして「愛の不時着」で初めて韓ドラ沼にはまってしまった第四次韓流ブーム世代まで、すべての韓ドラファンに捧ぐ!

    現代劇から時代劇用語まで、韓国ドラマを見るときに知っているとより楽しみが深まる用語から、韓ドラあるあるネタなど約600語をキュートなイラストとともに50音順の辞書形式で掲載。
    そのほか、巻頭では韓ドラならではの「イケメンしぐさ」を番付表で紹介するほか、伝説のドラマ「砂時計」を現代視点で見直したり、「椿の花咲く頃」で韓国の食文化を考察したり、聖地巡礼の参考になるドラマの舞台(韓国ローカル編・世界編)をMAPで紹介したりと、コラムも充実しています。

    もっと韓国ドラマを楽しみたい人、違う視点からドラマを見直したい人、次に何を見ようか迷っている人におすすめの副読本です。
    オリジナル韓国ドラマが作れるすごろく付き!
  • 技巧(クラフト)が芸術(アート)を可能にする
    『ゲド戦記』『闇の左手』のアーシュラ・K・ル=グウィンによる小説家のための手引き書

    「芸術には運もある。それから資質もある。それは自分の手では得られない。ただし技術なら学べるし、身につけられる。学べば自分の資質に合う技術が身につけられる。」(本書「はじめに」より)

    ハイファンタジーの傑作『ゲド戦記』や両性具有の世界を描いたフェミニズムSF『闇の左手』などの名作を生み出し、文学史にその名を刻んだアーシュラ・K・ル=グウィン。
    本書は、ル=グウィンが「自作の執筆に励んでいる人たち」に向けて、小説執筆の技巧(クラフト)を簡潔にまとめた手引書である。

    音、リズム、文法、構文、品詞(特に動詞、副詞、形容詞)、視点など、ライティングの基本的なトピックを全10 章で分かりやすく解説。各章には、ジェイン・オースティンやヴァージニア・ウルフ、マーク・トウェイン、チャールズ・ディケンズなど偉大な作家が生み出した名文が〈実例〉として収録され、ル=グウィン自身がウィットに富んだ〈解説〉を加えている。また章末に収録されている〈練習問題〉を活用することで、物語のコツと様式について、自らの認識をはっきりと強固にすることが可能になる。

    小説の執筆は、技芸(アート)であり、技巧(クラフト)でもあり、物作りでもある。執筆の楽しみを満喫することができる一冊。
  • 495(税込)
    著者:
    村上政彦
    レーベル: ――

     少年時代、紘が投げたボールを追いかけたまま、父親は川に飛び込み、そのまま姿を消した。てっきり流されて死んだものと思っていたが、二十三回忌を無事済ませた紘の前に突然、その父親が現れた。いないからこそ確かな存在であった父の出現が、紘の意識と生活を揺さぶり始める……。
     表題作は1991年上半期の芥川賞候補となり、1998年には『あ、春』というタイトルで映画化(監督:相米慎二、主演:佐藤浩市、山崎努、配給:松竹)された。

    *ナイスボール
    *南へ、海へ

    ●村上政彦(むらかみ・まさひこ)
    作家。1987年『純愛』で福武書店(現・ベネッセ)主催の「海燕」新人文学賞を受賞。以後『ドライヴしない?』『ナイスボール』『青空』『量子のベルカント』『分界線』で5回の芥川賞候補に。また『ナイスボール』は相米慎二監督により『あ、春』として映画化、ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。アジアの物語作家を自任している。近著に『台湾聖母』(コールサック社)。日本文藝家協会常務理事。日本ペンクラブ会員。文化庁国語分科会委員。「脱原発社会をめざす文学者の会」事務局長。
  • 多くの人に惜しまれつつ二〇一八年にこの世を去ったアニメーション監督・高畑勲。『太陽の王子ホルスの大冒険』から『かぐや姫の物語』にいたるまでの自らの仕事や、影響を受けた人々や作品、苦楽をともにした仲間たちについて縦横に語り、綴ったエッセイをまとめる。巨匠の人間像に幅広く迫る生前最後のエッセイ集。(解説=片渕須直)
  • 1,650(税込)
    著:
    是枝裕和
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    「立ち止まって足元を掘り下げる前の、もっとたわいない、もっと柔らかいもの。作品と呼ばれるものが、水の底に静かに沈澱されたものだとするならば、まだそれ以前の、水中をゆっくりと漂っている土つぶのようなもの。このエッセイ集はそんな土つぶの集まりである」(本文『まえがきにかえて』より) 監督という仕事、少年時代の原体験、3.11以降のこと、カンヌ受賞の瞬間…気鋭の映画監督が日々の思考の軌跡を綴った初のエッセイ集。
  • 日本アニメを創出したのは一人の力ではない!
    未開の映像表現を追いかけた職人たち、その貴重な記録。
    中日新聞連載の「アニメ大国の肖像」待望の書籍化!

    ■「アニメ大国の肖像」とは?
    2005年11月から2008年3月まで毎週1回、「中日新聞」朝刊文化面、および「東京新聞」夕刊にて掲載されていた、アニメ関係者へのインタビュー連載。番外編も含め全120回、40人近くの人物が登場する。テレビアニメ黎明期から活躍する脚本家・辻真先を筆頭に、制作当時のエピソードをまじえながら、「アニメ大国」の歴史に名を刻んだ名作たちの舞台裏を聞き出す。

    ■「まえがき」より
    いったい、誰がアニメを作ったのか―。〈略〉突っ込んだ取材をしてみたいと思って取り組んだのが、本書の基となった「アニメ大国の肖像」の連載である。〈……〉アニメを実際に作ったのは、紛れもなく本書に登場するみなさんであった。そして、日本をアニメ大国にした業績は、有名なアニメ監督だけではなく、むしろ現場で限られた予算、人材、時間の中で、工夫を凝らして最高の表現を私たちに届けようと努力した方々にこそ、帰せられるべきだと確信した。〈……〉もう鬼籍に入られた方もおり、その声を再び聞くことはできないので、本書に収められた貴重な証言を、ぜひ味わってほしい。

    【目次】
    まえがき 三沢典丈

    豊田有恒×辻真先 ―― 茶の間でアトムが飛んだ 
    月岡貞夫 ―― “オリジナル”のテレビアニメ「狼少年ケン」 
    白川大作 ―― 初の少女向け「魔法使いサリー」を企画 
    須藤将三 ―― 虫プロ営業担当が見た、手塚治虫のアニメへの情熱 
    鈴木良武 ―― アニメ脚本家の地位向上を 
    杉井ギサブロー ―― 映像表現としてのアニメの可能性探り 
    鷺巣政安 ―― 利益と制作費の間で模索して 
    雪室俊一 ―― 「サザエさん」を書き続けられた秘訣 
    おおすみ正秋 ―― 舞台で培った演出術をアニメでも
    大塚康生 ―― アニメ職人がこだわる“リアリティー” 
    小田部羊一 ―― 描かれた世界の中でキャラクターを生き生きと 
    黒田昌郎 ―― 「世界名作劇場」の傑作群を演出
    鈴木伸一 ―― トキワ荘のメンバーと「スタジオ・ゼロ」設立
    熊倉一雄 ―― 「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌も大ヒットした名優
    山崎敬之 ―― 「巨人の星」から「アンパンマン」まで担当
    出崎統 ―― 「止め画」という革新的演出術
    九里一平 ―― 「タツノコプロ」を兄弟と設立
    笹川ひろし ―― タツノコアニメはSFもギャグも
    鳥海尽三 ―― タツノコのストーリーとアイデアを支える
    藤川桂介 ―― 「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」の脚本家
    中村光毅 ―― 美術監督として数多の名作を
    大河原邦男 ―― メカニックデザイナーの草分け
    富野由悠季 ―― 「機動戦士ガンダム」の挑戦
    山浦栄二 ―― リアルロボットもので熱狂を生む「サンライズ」を創業 
    安彦良和×辻真先 ―― ロボットアニメとは何か 
    松崎健一 ―― SFマニア視点で、設定に奥行きを 
    高橋良輔 ―― 演出経験が「装甲騎兵ボトムズ」に結実 
    石黒昇 ―― 「アートランド」を設立し、若い才能を輩出 
    田代敦巳 ―― 音響監督として名作を彩る 
    芝山努 ―― 「ど根性ガエル」「ドラえもん」の美しい絵コンテ 
    岡崎稔 ―― 鳥山明原作アニメが世界的な大ヒット 
    香西隆男 ―― 苦労しながら歩んだアニメーター人生 
    湯山邦彦 ―― 「ポケットモンスター」はゲームから世界的アニメに
    原恵一 ―― 「クレヨンしんちゃん」の演出からオリジナルアニメ監督へ 
    辻真先 ―― 脚本家よ、未知の領域へ踏み出せ

    解説 中川右介

    コラム1 リミテッドアニメは議論の的
    コラム2 分業体制の光と影
    コラム3 過酷なアニメ制作環境
    コラム4 マーチャンダイジングの功罪
  • シリーズ2冊
    1,980(税込)
    著:
    チョ・ヨン
    絵:
    チャムサン
    レーベル: ――
    出版社: 宝島社

    『愛の不時着』『梨泰院クラス』に続いてNetflixで人気を博している韓国ヒーリングドラマ『サイコだけど大丈夫』のシナリオ集が日本語版で登場(上下巻同時発売)! 上巻では、コ・ムニョンとガンテの出会いから、病院を停職となったガンテがムニョンに救われるまでの第1話から第8話を収録。登場人物のセリフから思い出の場面をふり返ったり、自分の心に刺さるフレーズを探したりなど、それぞれの楽しみ方でお読みください。
  • アニメに憧れたマンガの神様の“功”と“罪”
    宮崎駿、高畑勲らが台頭した東映動画の躍進。エイケン、東京ムービー、タツノコプロ、ピープロ、スタジオ・ゼロなどの誕生。手塚治虫による虫プロ設立から倒産まで――その10年にわたる黎明史を描く。日本テレビアニメ史の決定版!
    過酷な制作環境の中で、「動くマンガ」に執念を燃やし、テレビアニメ産業を創出した情熱家たちの物語。


    マンガ×SF×週刊誌×テレビ――メディアミックスで「アニメ」が生まれる軌跡!

     テレビアニメの歴史が、間もなく六〇年になろうとしている。
     最初の国産連続テレビアニメは、一九六三年一月一日放映開始の『鉄腕アトム』であり、この年が「テレビアニメ元年」となる。『アトム』が大ヒットすると、早くもその年の一〇月に『鉄人28号』、一一月に『エイトマン』と『狼少年ケン』が始まった。
     『鉄腕アトム』は手塚治虫のマンガを原作とし、手塚治虫が創立した虫プロダクションが制作したテレビアニメである。手塚治虫は戦後のストーリーマンガの始祖であると同時に、日本のテレビアニメの創始者でもあった。
     テレビアニメ『鉄腕アトム』放映開始四年前の一九五九年春、小学館の「週刊少年サンデー」と講談社の「週刊少年マガジン」が同時に創刊された。「サンデー」「マガジン」創刊により、「少年雑誌」は週刊誌時代を迎えた。この二誌の創刊号の発売は一九五九年三月一七日で、四月一〇日に「皇太子(平成時代の天皇)ご成婚」があり、そのパレードを見るために、多くの人がテレビを買った。
     一九五九年の「ご成婚」から六四年の東京オリンピックまでの五年で、ほとんどの家庭がテレビを持つようになった。テレビの普及は人びとの生活を、「月」単位から「週」単位へと変え、出版社はそれに合わせて週刊誌を次々と創刊した。
     そのテレビ・週刊誌時代に勃興した新しい文藝ジャンルが、週刊誌の連載マンガであり、テレビアニメだった。
     日本のテレビアニメは、創始者である手塚治虫がマンガ家だったこともあり、マンガと密接な関係を持ちながら発展していく。テレビアニメの大半はマンガを原作にしており、オリジナル作品であっても、マンガ家によるコミカライズが雑誌に連載されるケースが多く、最初期からメディアミックスがなされていた。
     この本はそのテレビアニメの黎明期を歴史として描くものである。
     約六〇年の歴史を持つテレビアニメの「黎明期」とはいつまでなのか。本書では、虫プロダクション倒産の一九七三年を黎明期の終わりと定義する。そして、直接の後日譚として、『宇宙戦艦ヤマト』までを描き、黎明期から拡大期への移行を確認して終える。
     黎明期のさらに前、敗戦直前の映画館から物語は始まる。群像劇となるので主人公はいないが、しいて挙げれば、手塚治虫が中心になる。〈「はじめに」より〉


    【目次】
    第1章  手塚治虫が見たアニメ史
    第2章  テレビ時代到来
    第3章  最初の手塚アニメ『西遊記』
    第4章  「虫プロ」への道
    第5章  『鉄腕アトム』革命前夜
    第6章  トキワ荘再結集「スタジオ・ゼロ」
    第7章  「TCJ」と若きSF作家たち
    第8章  出遅れた「東映動画」
    第9章  「ピープロ」参入、「東京ムービー」設立
    第10章 〈宇宙SFブーム〉と「タツノコプロ」
    第11章 ライバルは〈怪獣ブーム〉
    第12章 『オバQ』から『パーマン』へ
    第13章 『009』の孤独な闘い
    第14章 海外児童文学のアニメ化『ムーミン』
    第15章 〈スポ根〉の熱狂
    第16章 『ルパン三世』で始まる新時代
    第17章 『マジンガーZ』と玩具ロボットの蜜月
    第18章 〈建国の英雄〉の退場
  • 4,180(税込)
    著:
    鈴木隆之
    レーベル: ――
    出版社: 論創社

    社会が成長を終えた現代、新しい空間創出は可能か? 建築や小説の概念を「想像力」で組み替えることで、両者の新たな可能性を開拓する。英日対訳で、新たな論述表現を試みた意欲作。建築に関心ある初学者に、そして英語を勉強する読者に。
  • 今年2020年で芸能生活50周年を迎える草刈正雄さん。その歩みは、まるで、山のてっぺんから一気に谷底まで転げ落ちるような、アップダウンの激しいものでした。もがき、苦しみ、思い定めたことは「自分にはこの道しかない」という覚悟。目の前の「役」を懸命にやり切るうちに視界は開け……。昔からのファンには懐かしいMG5のCMのことから、再ブレイクのきっかけとなった『真田丸』の話、さらには『なつぞら』など最近の話まで、山あり谷ありの役者人生を赤裸々に語り尽くします。撮りおろしの写真もお楽しみください。
  • 1,650(税込)
    著者:
    momomosparkle
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「海外ドラマにはね、あなたをハッピーでぶちアゲにしてくれる魔法がつまってるのよ!」

    最近ルームシェアを始めた、のんびり屋のモモちゃん&姉御肌のスパークちゃん。仕事で落ち込んで帰ってきたモモちゃんに「ピッタリの特効薬」をさずけようと、スパークちゃんが見るだけで元気になる海外コンテンツ、<ハピドラ>の世界に誘い込む! 

    ストレンジャー・シングス、セックス・エデュケーション、クィア・アイ、こんまり、パーフェクト・スイーツetc...とどんどんあふれるドラマ&ショー番組。キャラ紹介やあらすじ、神回やファッションや小物のかわいいポイントまで、愛情たっぷりにプレゼンしまくる2人! やがてモモちゃんとスパークちゃんの関係にもすこしずつ変化があらわれて…!?

    おうち時間が充実すること間違いなし! 「ねとらぼ」連載の、ネットフリックス時代が待望したゆめかわイラストエッセイ、ついに書籍化!
  • 話題を呼んだ『ポルノグラファー』ドラマシリーズの公式ファンブック!熱い支持を得る人気BLコミックを完全ドラマ化して話題になった、官能小説家と大学生の恋を描いた『ポルノグラファー』、その前日譚にあたる『ポルノグラファー~インディゴの気分~』。撮影現場秘蔵フォトや未公開オフショットなどを大放出!ここでしか見られないファン必読の永久保存版ファンブック!
    【収録内容】
    ・ここでしか見られない未公開オフショット&秘蔵Twitter写真多数!
    ・on BLUE本誌で行われたスペシャル対談を再編集!
    竹財輝之助×猪塚健太×丸木戸マキ
    竹財輝之助×猪塚健太×吉田宗洋&丸木戸マキ
    ・監督×プロデューサー対談
    ・ファンブック撮り下ろしアフタートーク
    ・丸木戸マキ先生描き下ろし寄稿
    …etc
  • 小説、映画脚本、ゲーム、マンガ…あらゆる物語作りに応用可能な地図=「アウトライン」の描き方。書き手が物語を書くとき最も大切なプロット作りで失敗してしまう大きな要因が、「アウトライン」をないがしろにしてしまうことに起因しています。

    「アウトライン」とは、小説を執筆するうえでのロードマップになるもの。最初に「アウトライン」を構築することこそが、小説を最後まで「書き切る」ための近道です。時間と労力はかかりますが「アウトライン」を作ると、物語にバランスとまとまりが生まれる、伏線がうまく配置できる、主観が計画的に選べるといった、さまざまな成果が期待できます。 本書では、「読むこと」と「書くこと」への愛あふれる現役作家が実体験をもとに、「アウトライン」構築にあたっての独自のメソッドをステップごとにナビゲートします。

    あらゆる創作活動と同様に、文章術にも絶対的に正しい方法はありません。「アウトライン」を作ることがすべての創作者に合う方法かはわかりませんし、苦手なひともいるでしょう。そこで著者は、「アウトライン」に対する誤解を解いたうえで、一つのメソッドとしてまずは試してみることを提案します。書き始める前にわざわざアウトラインをつくるのは面倒ですか? いえいえ、面倒なことがキライなひとにこそオススメです。アウトラインは決して書き手の書く楽しみを奪うものではなく、むしろスランプに陥っているひとにこそ実は時間の短縮になります。急がば廻れなのです!

    初めて書く人には基礎知識の習得に、既に小説をたくさん書いている人には執筆術の「再入門」として本書を読まれることで、新たな可能性を追求できることでしょう。
  • 好評いただいている『アウトラインから書く小説再入門』著者の第2弾は、映画の構成を小説に応用したストーリー構築の極意。豊富な事例をもとに、物語を書くためのメソッドを徹底解説します。

    物語は三幕構成で作られる。ハリウッドの脚本術では定説ですが、その「型」を小説に応用するというと、自由を制限されることに戸惑うひとも多いかもしれません。しかし「型」がわたしたちの生理と本能に組み込まれた普遍のリズムを拠り所にしているとしたら…?

     本書では、傑作に欠かせない「構成」=ストラクチャーについて、映画脚本術をもとに指南します。単なる“ひらめき”を作品化し、独創性と個性を最大限に引き出すために大切なこととは何か。勘を頼りに書けても確かな技術は身に付きません。物語にインパクトを持たせながらもバランスと整合性を生み、最後まで書ききることができる強い物語に必要なことを、それぞれストーリー(物語)の構成、シーン/シークエル(場面/つなぎ)の構成、文の構成など10ステップに分解し、丁寧に解説します。

    「型にはめたら個性が出せなくなる」と心配ですか? でもそれは誤解です。構成は作品を形づくるのに必要な枠を与えてくれるだけで、その枠を使って物語が成立するか確認し、自信と確信を持って創作ができるようになります。

    構成は創作活動をするあなたを支え、はばたかせてくれます。初めての方も、すでに仕組みを勉強されている方も、ストーリー構築の極意について新たな発見ができるでしょう。とくに、ライトノベル、ゲームシナリオ、エンタメ小説のライティングには有益な一冊です。
  • 書けないのは、才能のせいではない!

    直感に頼らず、物語に必須の要素から書き始める、
    天才以外は必読の「工学的」創作入門。

    【6つの要素】
    コンセプト/人物/テーマ/構成/シーンの展開/文体

    売れる物語を書くために必要な6つの要素はこれだ!
    ストーリー創作に必要な部品と技術がすべて揃った最強の「まとめ」本。

    作品を生み出すための最適な経路をデザインする=工学的メソッドの画期的創作入門書!
    小説・ストーリー創作術の最良の入門書にして、最終決定版がついに邦訳!!

    世の中にたくさんあふれている小説のハウツー本を読んでもうまく小説が書けないのはなぜなのでしょうか。ハウツー本を読むと「心を込めなさい」「人生の旅を描け」「テンポと文体を磨こう」などというアドバイスが書かれています。しかし私たちが欲しいのは、このような抽象的な助言ではなく、もっと具体的な方法や手順のはずです。

    売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事なのです。ストーリーの設計を「形式的」と毛嫌いする人がいるかもしれません。しかし、形式的と思うからそう見えるのであり、ストーリー作りの原則や要素を意識することとは違います。

    ストーリー創作に際して知るべきことは山ほどありますが、本書ではそれらを6つのカテゴリーに大別することで、謎めいたものの本質を明確に提示しています。つまり、それが「6つのコア要素」と呼ばれるものです。「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っています。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができます。
    「紹介するモデル(作家として成功するための6つのコア要素)は僕がまとめたが、基本は誰もが知っていることだ。いわば真理で、僕の発明ではない。だが、この本のような「まとめ」は他になかったはずだ。」と著者がいうように、これまで断片的に語られてきたストーリー創作の秘訣が、網羅的に「まとめ」られているため、小説入門者が最初に読む本として最適の一冊となっています。
  • “心”ではなく、読者の“脳”を刺激せよ!

    テーマ、キャラクター、プロットの組み立て方を脳科学の観点から指南!

    脳科学、神経科学、認知心理学……ゆるぎない事実に基づく、物語創作の新しい実践ガイド。脳はストーリーをどう認識するのか? そして、どのようなストーリーに夢中になるのか?

    面白いストーリーは、私たちの意識を常に集中させ、他のことに気をそらせない。つまり、ストーリーを書くうえで重要なポイントとは、「次に何が起こるか知りたい」という脳の欲求を常に引き出し続けることである。それが欠落していたら、どんな美しいメタファーも魅力的なキャラクターも、読者を満足させることはできないのだ。

    小説、映画脚本、短編などの実例を参考にしながら、脳を満足させるためのストーリーの書き方を指南する。人間の“認知的無意識”が明らかにする、物語創作の実践ガイド。

    まさか、こんな“神話”を信じて創作していませんか……?
    「美しい文章は何にもまさる」
    「物語で最も大事なのはプロット」
    「登場人物を知る唯一の方法は、完全な経歴を書き上げること」
    「感覚的な詳細描写は物語を生き生きとさせる」
    「種明かしのためには、情報を伏せておくことが読者を引き込む秘訣だ」

    本書ではこのような神話を退治し、脳(=読者)を魅了する物語の姿をお見せします。
  • 〈映画界注目キャスト〉小松菜奈・門脇麦・成田凌出演
    〈稀代のアーティスト〉秦 基博・あいみょん楽曲提供 奇跡の青春音楽映画の魅力が詰まった1冊! 
    2019年5月31日の全国公開に先がけ、映画『さよならくちびる』の世界を写真とインタビューで再現!日本のエンタテインメント界注目のキャスト&稀代のアーティストのコラボによる奇跡の青春音楽映画『さよならくちびる』の公式ブック。 
    ストーリーをスチール写真で振り返るほか、川島小鳥氏によるフォトギャラリー、メイキング写真、監督・キャストインタビュー、「ハルレオ」ツアーマップ等、作品構成の重要な要素である「音楽」&「旅」を中心に作品の魅力を紹介!
    ●ハルレオSHOT photo by 川島小鳥●塩田明彦監督インタビュー●スチール写真によるストーリー再現●インタビュー 小松菜奈 as レオ●インタビュー 門脇麦 as ハル●インタビュー 成田凌 as シマ●メイキング&レコーディング写真●「ハルレオ」ラストツアーMAP&ライブphoto
  • ――door to door・・・・ 私って欲張りですか?

    IT企業の貞淑な社長夫人・恵。
    テニスのインストラクターから求婚され、人妻だとは言えなく、
    夜は銀座のママをしていると嘘をつき続け、二重生活を楽しんでいた。

    しかしある日、夫の秘書に二重生活を楽しんでいるところを目撃されてしまい・・・。
    今の生活を離したくない恵が起こした作戦とは…?


    ★冒頭
    九月になるというのに何故こんなに暑いのだろう、と恵は思った。
    もわっとした空気が体を包み込む。
    少し歩いただけで汗が出てくる。

    恵はハンカチで首筋の汗を拭った。
    もう片方の手には買い物袋が下げられている。
    汗を拭ったばかりなのに、次から次へと汗が吹き出し頬を伝い地面を落ちていった。
    今日は第三金曜日。
    夫の陽平と月に一度の約束の日だ。
    早く帰って夕飯の支度をしなくちゃいけない。
    恵は西日の差し込む新宿を足早に去っていった。

    恵は陽平と目黒のマンションに住んでいる。
    結婚してから十年の歳月が経った。
    陽平はIT企業の社長だ。
    家にいることはほとんどないが、恵は不満を感じたことは一度もない。
    そんなことを掲示板に書き込んだら苦情が来ちゃうかもしれない。
    でも本当にそうなのだ。
    お金に困ることはないし、自由な時間も持てている。
    恵は束縛されることに抵抗はない方だが、自由にさせてくれるならそれでいい。

    ただ、セックスの方は月に一度だけだ。
    そう、第三金曜日。

    陽平は何事にもキッチリと決めないと嫌なタイプだ。
    だから月に一回だけと決めたのかもしれない。
    恵はセックスを決まったときにしかしない、ということに疑問を感じるところもあった。
    だが陽平にとってはそういうものなのだ。
    一緒になった人の考え方にとやかく言うのは無意味なことだ。
    結婚するということはそういうことなのだ。

    恵はシャワーを浴び終えると陽平のベッドに入り込んだ。
    陽平は隣で規則正しい息をして仰向けになっている。
    カチッ、カチッ。
    時計の針の音がやけに大きく聞こえる。
    陽平の体が恵の方へと向いた。
    陽平は恵の服をゆっくりと脱がせていく。
    いつもそうだ。
    動作はゆっくりと、でも的確に。
    陽平は服を脱がせると、その手を恵の乳房へと伸ばした・・・・。
    ―――続きは本書で。


    ■目次

    ・一 二つ目のドア

    ・二 愛人

    ・三 ワガママな人

    ・四 思惑

    ・五 誘惑

    ・六 新しい扉

    ■監督 金田敬
    ■主演 夢野まりあ
    ■脚本 箱田森介
    ■ノベライズ著者 なかむらまい
  • 劇場版「O嬢の物語 魔性の楽園」のノベライズ
    劇画の画像入り。

    世界的指揮者の指導を受け、
    身も心も支配された女学生の家の隣に劇団員の男が引っ越してくる。
    指揮者は、女学生と劇団員のセックスする姿を見たいと言って…。


    ★冒頭
     暗闇の中にピエロが二人現れた。
     彼らが踊りながら近づいてくる。
    ――その様子を見ながら桐嶋音葉は彼らの奉仕に期待し、胸が熱くなるのだった
     暗闇の中に立っている自分に次々に抱きつき、衣服を脱がしていくピエロたち。
    音葉の肌がどんどん露わになっていく。
     雪のように白い彼女の肢体が月光に照らされる。
     ピエロたちがその身体を隅々まで愛撫していく。
     音葉の唇から熱い吐息が漏れる。
    ―――続きは本書で。


    ■目次


    ・1 闇夜に舞う者たち
    ・2 新しい男
    ・3 レッスン時間
    ・4 嫉む人々
    ・5 試練
    ・6 罠
    ・7 人形のある部屋
    ・8 対峙
    ・9 夜の奥底へ

    ■監督 片岡修二
    ■主演 まりか(長谷真理香)
    ■脚本 秋本健樹
    ■ノベライズ著者 月澤玲
  • 戦後70年。
    「杉原千畝」を題材にした映画が大ヒット。

    日本で、まだまだ知られていない、
    海外で尊敬される日本人。

    ●私のしたことは外交官としては間違っていたかもしれない

    ●私に頼ってきた何千もの人を見殺しにすることはできなかった

    第二次世界大戦中、大量のビザ(通過査証)を発給し、
    およそ6,000人にのぼる難民の命を救った日本の外交官。

    激動の時代を戦い抜き、
    「日本のシンドラー」と呼ばれた「杉原千畝」のことを知ろう。


    ■目次

    ・はじめに
    ・語学の天才
    ・満州国外交部へ
    ・いざ欧州へ
    ・在リトアニア領事館開設
    ・太平洋戦線異常あり
    ・欧州諜報網とポ将校との交流
    ・ユダヤ人と日本通過ビザ
    ・カウナス撤退、欧州東部へ
    ・ユダヤ人達の行方
    ・外務省追放
    ・杉原の名誉回復
    ・おわりに

    ■著者 みのごさく
    岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、
    日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、
    神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。
    主な著作、「炎のバンカー」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、「与謝野蕪村 300年の風景」、「帷(とばり)」などがある。
  • 国際テロを未然に防ぐ諜報部隊。その行動は徹底的に秘匿され、家族にも正体を明かさない。
    任務遂行のためなら手段を選ばず、民間人をスパイとして利用する。
    騙し合いの連続、予測不可能な結末、息もつかせぬサスペンス・エンターテインメント!

    全ては真実か、嘘か!
    正義とは何か?

    「ハゲタカ」のスタッフと「相棒」の脚本家が描いた映画「外事警察 その男に騙されるな」を完全ノベライズ!!

    ◆原案 麻生 幾(あそう・いく)
     一九六〇年、大阪府生まれ。作家。九六年に『情報、官邸に達せず』、翌年「北朝鮮潜水艦敦賀湾に漂着す」を発表し、これを基に執筆した初のフィクション『宣戦布告』は映画化もされた。安全保障やインテリジェンス分野において、綿密な取材に基づくリアルで正確な描写に定評がある。

    ◆脚本 古沢良太(こさわ・りょうた)
     一九七三年、神奈川県生まれ。脚本家。二〇〇二年に「アシ!」でデビュー、『ALWAYS 三丁目の夕日』(〇五年)で第二九回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。テレビドラマでは「ゴンゾウ 伝説の刑事」(〇八年)で第二七回向田邦子賞、シリーズを手がける「相棒」のseason5 第十一話「バベルの塔」で日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門優秀賞を受賞した。

    ◆著者 杉江松恋(すぎえ・まつこい) 一九六八年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。書評ライター。『Battle Royal 2 鎮魂歌』(共著)など、ノベライゼーションも多く手がけている。本と書評を楽しむサイト「BookJapan」(http://bookjapan.jp/)や翻訳ミステリーの総合情報サイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」(http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/)の管理人も務めている。
  • ビッグオー、ショウタイム! 記憶喪失の街・パラダイムシティで起きる連続殺人とアンドロイド失踪事件。それは、シティを襲う大いなる災厄の予兆だった!? シティ随一の交渉人ロジャー・スミスと彼が駆る巨大ロボットビッグオーは、シティを救うことができるのか? ロボットアニメの雄、サンライズが生み出したビッグオー、小説世界でもアァァークション!
  • シリーズ2冊
    8801,320(税込)
    著者:
    押井守
    出版社: 徳間書店

    映画監督にとって、勝利条件とは何なのか? またそのための戦略とは。鬼才・押井守が映画、アニメ界の名匠&巨匠の勝敗論を一気に読み解く! ヒットメイカー・宮崎駿監督は、はたして幸せなのか。『アバター』のJ・キャメロン監督が目指したものは? 毒舌交じりに綴られる映画論&人物論は、痛快無比! 映画、アニメ論にとどまらない、人生の勝敗論がここにある!
  • なぜ映画を見るのかといえば……人間はだれしも一つの人生しか経験できない。だから様々な人生を知りたくなる。しかも映画は、わずか2時間で隣の人を見るように人生を見られる。それ故、映画を見るとその人の世界が広がり、人間に幅ができ灰汁がぬけてくる。その逆に映画を見ようとしない人は……。シネマディクト(映画狂)の著者が映画の選び方から楽しみ方、効用を縦横に語りつくす。
  • 激動の人生を生き抜いてこられた、女優・淡路恵子さん。仕事人として、妻として、母として、その視点はいつも凛として優しく、後の世を生きる私たちに、清々しい道しるべをくださいました。お亡くなりになるまでの1年、月刊誌『MISS plus』の巻頭連載に寄せてくださった、淡路恵子さんのお話を1冊にまとめました。心に響く、「一番強く、一番優しく、一番エレガントな女優」からのメッセージです。

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