『文芸・小説、歴史、ディスカヴァー・トゥエンティワン』の電子書籍一覧
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日本のはじまりって、どんなだったの? 八百万の神々の面白い物語を厳選。
(※本書は2018/10/29にほおずき書籍より発売された書籍を電子化したものです。) -
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【目次】
はじめに
登戸研究所を知っていますか?
戦争中、登戸にはひみつの研究所があった!
いまの多摩登戸(絵地図)
1930年代の多摩登戸(絵地図)
そのころ子ともだった人に聞いてみよう
だんだん変わっていく学校
街が戦争で変わっていく
登戸研究所がやってきた
登戸研究所ってどんなとこ?
研究所ではどんなことをしていたの?
なぜひみつにされたの?
たくさんの人が働きにいった
女学生も風船爆弾つくったんだって
登戸研究所専用住宅
多摩区の空襲(絵地図)
空襲をまぬがれた登戸研究所
消された登戸研究所
登戸研究所の“いま”
いまも残る登戸研究所遺跡を歩いてみよう
明治大学平和教育登戸研究所資料館に入ってみよう
登戸研究所関係年表
おわりに
(※本書は2014/5/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです。) -
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カイザリンとは、オランダ語で「女帝」を意味する。
この物語の主人公は、江戸時代に実在した、若くて美しい、また我が国の歴史上で8人目の最後の女性天皇である第117代・後桜町天皇。
後桜町天皇に関する記録は極めて少なく、歴史の教科書はもちろん、小説やドラマなどでその名を目にすることはまずない。
しかし、後桜町天皇は皇統直系が断絶の危機に瀕した時に登場し、現在の皇室の祖となった光格天皇を傍系から迎え入れて教育を施したばかりではなく、明治維新に向かう激動の時代を見事にその「祈りの力」で治めきるなど実に多大な功績を残している。
歴史の陰に隠れていた後桜町天皇という存在を、74年にもわたる華麗なる人生を同時代を生きた伊藤若冲や徳川宗春、島津重豪、平賀源内らの有名人や、カピタンとして来日したイサーク・ティチングとの交流なども含めて、ファンタジー的に描く。
2022年度小説現代長編新人賞1次選考通過作品。
(※本書は2023/7/20につむぎ書房より刊行された書籍を電子化したものです。) -
お秀の家で月見がてら営まれた迫善の催し。二階で客が歓声をあげるなか、腹痛を起こし階下で休んでいた油屋の娘お勢が背中を刺されて死んでいた―お秀に借りた空色の単衣に青磁色の帯を身につけて。三輪の万七は、お勢を嫁に欲しがっていた炭屋の猪之松を引っ立てるが…。
表題作「青い帯」など十篇を収録。
(本書は2005年7月1日に株式会社 嶋中書店より刊行された書籍を電子化したものです) -
日本海軍の誇り高き威容。大いに興るものへの憧憬と哀惜、再び帰ることなき死者への鎮魂を清冽なる感動と共に伝える名著。
(※本書は1981-01-01に発売された書籍を電子化したものです) -
大名から御家人まで、江戸時代の元武士たちが語った貴重な回想録
大名から御家人まで、江戸時代の元武士たちが明治維新後に語った回顧談。生活・習俗・規則などの話題から、薩英戦争や大政奉還のような大事件まで、当事者として居合わせた人々だからこそできる貴重な話を、江戸学の祖・三田村鳶魚の著作に携わった柴田宵曲が編む。親本は青蛙房から刊行された『幕末の武家』。文庫化にあたり新たな注釈を加えた。江戸時代を知るための必読の書。
(※本書は1996-04-01に発売された書籍を電子化したものです) -
高畠二万石織田家のお家騒動を背景に、京都で藍坂党と死闘を繰りひろげた戸並長八郎。女神のようにあがめるおちい様の仏門入りを知らされて江戸に舞い戻るが、かつての生彩はない。そんな長八郎を藍坂党の残党がつけ狙う。「おいち様落飾おやめ」。京の叔父からの便りで明るさを取り戻した長八郎、早速、東海道を一路京へ。それを追う藍坂党の残党。桑名宿で、ついに果し合いの火花が。痛快時代長篇。
(※本書は1987-12-01に発売された書籍を電子化したものです) -
新発見!
吉川英治による“単行本未発表”長編剣豪小説。
大衆文学の寵児として一躍名を馳せた吉川英治が霜田史光名義で執筆した寛永御前試合の一大絵巻、ついに刊行!
(※本書は1997/9/1に発売された書籍を電子化したものです) -
歎異鈔は親鸞が身をもって生きた念仏の本意、いわば大乗仏教の極意書である。生涯を歎異鈔と共に生き、念仏に生きた著者の面目が全巻に躍動している。
(※本書は2005-01-01に発売された書籍を電子化したものです) -
生誕150年、大拙師の隠れた名著。坐禅、無知の知、禅と思想、禅問答など、東洋的叡智の世界を伝える、禅の入門書。
(※本書は2020/12/21に発売し、2022/8/25に電子化をいたしました) -
京都<千年の古都・世界のKYOTO>を、今よりもっと味わい深く――。
本書は、気象予報士の著者が『源氏物語』をまったく新しい視点から読み解きます。
「気象」から『源氏物語』に触れると、京都はいつもより魅力的に映ってくるのです。
紫式部は、科学的といえるほど精緻に気象現象を描写していたことがわかりました。
――そう、まるで平安時代の気象予報士かのように……!!
紫式部はなぜここまで気象の描写にこだわったのか? 本書はその謎にも迫ります!
<著者からのメッセージ>
「京都を歩くと、『源氏物語』の気配を感じることがあります。
山や川、日々の天気や四季折々の風や光、雨、しぐれ……。
そこに平安人たちの気配を感じることができたら、どんなに素敵なことでしょう。
ぜひみなさんの新しい目で、紫式部が気象の描写に込めた意図や思いを楽しんでください。
私にはそれが、はるか千年の時を超えて現代に届いた、紫式部からのメッセージにも思えるのです」
『源氏物語』に描かれた風と光を、千年後の京都に探しにいきませんか?
(※本書は2016/10/22に株式会社 三五館より発売された書籍を電子化したものです) -
源氏再興に義経と行動を共にし、衣川で果てたわれらが弁慶。身の丈2メートル、130キロの巨躯のみなぎる怪力に似ず、美女・玉虫との恋に身を焼く純情な青年でもあった。正義感に燃えてふるった蛮勇故に叡山を追われた弁慶を待つものは……。剛力無双のヒーローの波乱の生涯を描く痛快巨編。
電子版分冊全23巻。
(本書は、1951年8月-1955年4月に東京新聞に連載され、1952年4月-1955年6月に刊行された小説『弁慶』を分冊・電子化したものです。) -
江戸の世で、アウトローはどこから生まれてどのようにして「侠客」となったのか。相撲が興行として発展し相撲とりが専業となっていった流れの影に何があったのか。江戸風俗の大家・鳶魚の語りによって、そのルーツ、歴史風俗が鮮やかに浮かび上がる。興味尽きない歴史読み物。
(※本書は2010/10/8に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました) -
王朝日記文学の代表作『蜻蛉日記』を、室生犀星の現代語訳で味わう。大政治家の藤原兼家の妻として、波瀾に富んだ生涯を送った道綱母が、その半生を書き綴った回想録。結婚生活の苦しみ、夫兼家とその愛人たちへの愛憎の情念が、流麗にして写実的な筆致で描かれる。作品中の和歌は、一段の精彩を放っている。韻文と散文が互いに交響することで、物語に独特の陰翳を与えている。(解説=久保田淳)
(※本書は2013/8/11に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました) -
森平右衛門は軽輩の出ながら、奢侈に耽る九代米沢藩主・上杉重定に取入り、租税を一手に押さえ、併せて人事も掌中にした。凶作・水害が打ち続き、藩の経営が危殆に瀕している中で、独り栄耀を極める平右衛門に、漸く非難の声が挙った。その中心にいたのは、竹ノ股当綱ら、後に名君鷹山に仕えて藩政改革に着手する賢臣の一群であった。藩主の寵臣をいかに誅すべきか。名門・上杉家の内訌を描く長篇歴史小説。
(※本書は1987/1/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました) -
戦国の世も末。鄭芝留、号は飛黄、明末の福建省に生れ、18歳で九州平戸に渡る。在日十年、宮本武蔵の門人・花房権右衛門について武術を極める。海運と密貿易で南海に君臨する大船主・顔思斉の下に馳せ参じた芝竜、やがて寵臣の劉香をしのぐほどに重用されたが、思斉が毒殺され、後継は海の掟に従い、劉香との剣米の神事争いとなった…。海の無頼・海寇たちの活躍を描く海洋活劇ロマン。
(※本書は1989/9/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました) -
神田皆川町の〈竹床〉だの〈松の湯〉、それにめし屋の〈やなぎ屋〉などは、長屋の連中の溜り場だ。将棋をしたり噂話に花をさかせるのが、ささやかな楽しみなのだ。大工の勝蔵が、弟分の千代吉が近ごろ吉原がよいにうつつをぬかしていると聞かされたのも〈竹床〉だった。ふと思い当ることがあって勝蔵は…。江戸庶民の色模様を、老練、鮮やかな筆致で描いた情感あふれる時代傑作小説。
(※本書は1991/7/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました) -
全国の書店員が「世に出したい」新作を選ぶ、エンタメ小説新人賞
第 1 回 本のサナギ賞大賞作品が分冊版で登場!
「読み終えたときは胸が震えた。完成度の高さで群を抜き、これほど読ませる作品を書く作者が、いままで無名であることが信じられなかった」 さわや書店・松本大介
<あらすじ>
天保八年、飢饉の村から 9歳の少女、駒乃(こまの)が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧(たおやぎ)へと成長する。
忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。
「ここは吉原じゃ。世間からは苦界とか地獄とか呼ばれておる。お前にもそのうちわかる。ここから生きて出たければ強い心を持たんといかん。それができないものは死んでいく。馴染むものには極楽じゃ、嫌う者には地獄じゃ。まあ、これはどこも同じじゃがな……
地獄か極楽かはお前さん次第じゃ」
本書は2017年に小社より刊行された著作を上下巻に分冊したものです。 -
放埒と奢侈に耽る十一代将軍家斉の治世。江戸市中では次々と大工が襲われるという事件が続いた。八丁堀の同心・鏡源次郎は殺された大工が馴染みの女郎に贈ったべっ甲の中挿を手に入れたが、倹約令によるご禁制の品、大奥女中の持ち物と判明した。一方、寺社奉業・脇坂淡路守は目に余る僧侶らの腐敗堕落を粛正すべく、近習の名越兵馬らを使い、谷中延命院を探らせていた。時代小説大作。
(※本書は1990/4/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
本書第一論文「現代歴史家への疑問」(1956)を契機に、昭和史論争が巻き起こった。岩波新書『昭和史』には、人間が描かれていない、歴史叙述が稚拙である…批判・反批判の応酬において、天皇制、中国問題、共産主義、近代化等々の問題点の所在が明らかになる。日本人にとっての戦後を考えるための基本文献。
(※本書は2005/5/17に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました) -
本作は戦後間もない頃に起こった「光クラブ」事件がモデル。この事件を題材にして、著者は戦後の虚無感というものをまざまざと描写していく。ひとつに縛られていた戦時中の価値観が崩壊し、目標が見えなくなった戦後という時代。そしてその時代に生きる若者たちの姿は、さまざまな価値観に溢れている今の時代にも案外通じるものがあり、ぐいぐいと物語に引き込まれてしまった。
(※本書は1995/5/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました) -
竜馬の胸に身内のふるうような感激が湧いてきた。無意識に袴の膝をごしごしこすっていた…。今日、熱烈な攘夷論者の竜馬は、勝麟太郎と会い、少年の頃から抱いていた海への夢が広がるのを感じていた。海の豪商と海軍建設の夢。混乱の幕末、暁暗の星のごとく現われ、時代の開拓者として維新回天の軌道をつくり、明治の夜明けと共に光りの彼方に消えた男の豪快で波乱に満ちた実像に迫る傑作長篇。
(※本書は1991/6/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました) -
信玄の秘宝を求めて、三組が三つ巴の抗争を展開する道中物。
(※本書は2018/9/6に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました) -
各地に残る“光秀生存説”の謎が本書で明らかに! 実は、すべて家康が黒幕だった!家康に庇護され、天海として江戸を護り、日光東照宮をつくった明智光秀。 それは、なぜ明智平という地名があるのか、東照宮に明智家の家紋があるのかなど、光秀=天海を示すさまざまな断片を丹念につなぎ合わせ、ついにその謎を解き明かした。
第一章 「本能寺の変」を検証
一 信長が僅かな供廻りで上洛した疑問
二 事変当日の動き
三 想定外の「中国大返し」
第二章 光秀による謀反の動機
一 信長への怨恨
二 天下取りの野心なのか?など
第三章 光秀に勝算はあったのか
一 光秀の軍事力
二 藤孝父子と光秀の関係
三 光秀の軍事要請に筒井順慶の迷い
第四章 事変の黒幕は誰か?
一 羽柴秀吉は黒幕ではなかった
二 家康は黒幕だった
第五章 家康の「本能寺の変」への助走
一 家康の歴史的背景
二 清州同盟の締結と発展など
第六章 事変後の光秀
一 「信長討ち」終結後の明智軍
二 事変当日の安土城
三 光秀の再上洛
四 敗退した光秀と利三
第七章 光秀は生きていた
一 落ち武者狩りはなかった
二 秀吉が光秀の首級を晒したという嘘など
第八章 織田軍団の動向
一 京都近隣にいた織田方面軍
二 畿外在陣の織田方面軍など
第九章 天海(光秀)と徳川家ゆかりの社寺
一 家康が南光坊天海を起用した謎に迫る
二 下野国(現・栃木県日光市)など
第十章 斉藤利三の娘福(春日局)と家康
一 斎藤福と徳川家康
二 将軍・秀忠VS大御所・家康による将軍継嗣問題
三 将軍・家光と春日局による権勢
第十一章 「光秀生存説」を示す論理的帰結
一 南光坊天海と明智光秀は同一人物か?
二 世界観が一致する光秀と家康の事象
三 光秀の故地・坂本の風景を江戸の町に反映させた天海
終章 「本能寺の変」に関連する人物のゆかり地
「本能寺の変」関連年表
参考文献 -
【目次】
第I部【西国】本能寺の変貌・秀吉動く!
序章 信長の麾下秀吉
第一章 姫路城を進発
第二章 本能寺の変
第三章 秀吉・備中高松城水攻め
第四章 中国大返し・山崎の合戦
第五条 変報、家康「伊賀越え」
第六条 清洲会議、賤ヶ岳の戦い・北ノ庄
第七章 大阪築城、小牧・長久手の戦い
第八章 紀伊・四国攻め、関白、越中平定
第九章 秀吉に家康臣従
第十章 九州平定作戦
第II部 【東国】関東・奥羽の戦線
第一章 関東・奥両国惣無事令
第二章 政宗らの惣無事令違反
第三章 聚楽第・落書事件
第四章 名胡桃城事件・最後通牒
第五章 秀吉の陣触れ、小田原評定
第六章 秀吉・京を進発
第七章 関東の籠城戦、奥羽の郡雄
第八章 政宗・大遅参
第九章 八王子城の悲劇、忍城・三成の失態
第十章 関東の小田原北条滅亡
第十一章 秀吉天下統一・奥羽仕置
第十二章 奥羽各地に一揆勃発
終章 天下人秀吉・太閣成就
豊臣秀吉天下統一・戦記年表
主な参考資料文献(敬称略・順不同) -
北条氏を取り巻く歴史の流れと、社内的背景、地下(農民や庶民)の暮らし、
人間の運命、各地の地勢・地形を包括に捉え、
北条氏領時代の修正の江戸を表現した第一部
天正十八年(1590年)の小田原の役を中心に、小田原城や伊豆箱根・関八州の百五十余りの支城の戦線を描いた第二部
膨大な史料を索探し、戦場となった現地を取材して制作された、著者デビュー作の歴史小説
(※本書は2009/11/1に発売し、2021/11/11に電子化をいたしました) -
江戸城や川越城を築城したことから「築城名人」と呼ばれた文武の名将、太田道灌の劇的な生涯が今よみがえる!詳細な調査をもとに、当時の情景が鮮明に語られる。
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朝七時に運動場に集合せよとのことで家の中で鬱々と決められた物を背嚢に詰めていた。赤紙がきたのだ。
父と叔母の被曝体験を礎としたものだ。この貴重な証言の一文字一文字を見つめ、考え、想像していくうちに
「漆黒の月」は生まれたと言っても過言ではない。
(あとがきより抜粋)
長崎原発投下からの九日間を描いた三部作シリーズ第一弾 -
原爆被害は連鎖する。長崎原爆投下からの九日間を描いた「漆黒の月」。その後の主人公が被爆による後遺症に苦しむ姿と、彼の家族の悲しみを描いた続編となる原爆小説。 主人公優三郎が結婚し、子どもが出来るが、3人の子が次々と亡くな っていく。子ども達の死は原爆の後遺症によるものだろうか。 悲しみと絶望の中で、核の脅威を訴える著者の悲痛な声に耳を傾けて いただきたい。
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長崎にて被爆し、被爆症に苦しみながらも長崎を愛し、長崎に生きた男。彼の瞳には故郷五島の群青色の海が輝いていた。「漆黒の月」「朔の道」に続く、長崎原爆の凄まじさを描いた3部作の完結編。被爆者の父と被爆2世の息子の葛藤は、いつしか核の廃絶に向けてひとつの心となっていく。
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忍娘が仇を討つ!
全国の書店員が絶賛、累計6万部を突破した
『滔々と紅』の著者4年ぶりの書下ろし
舞台は江戸時代の天生(現在の岐阜県飛騨市)。 主人公は、医者の助手として、山で薬草を採って暮らす十七歳の少女、紺。 紺は元武家の娘だが、幼い頃に両親が殺され、医者の宋哲に育てられてきた。 宋哲の裏の顔は幕府に仕える地方の忍「草」であり、紺もまた忍びの技を仕込まれて育つ。 ある日、街へ降りた紺は、どこか見覚えのある顔をしたひとりの武士を見かける、その武士こそが、凄腕の剣士であり、両親の仇である男「津田」であった。 それを知ったことにより、「仇討など馬鹿らしい」と思い生きてきた紺に初めて熱い気持ちが湧きおこる。 「忍」として育てられた少女は、はたして両親の敵を討てるのか? 第1回本のサナギ賞大賞著者、待望の新作。 -
天保八年、飢饉の村から九歳の少女、駒乃が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧へと成長する。忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。―全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作!第1回本のサナギ賞優秀賞受賞作。
※本書は2015年に小社より刊行された著作を改稿し、文庫化した内容となっています。 -
第7回ノベラボグランプリ最優秀賞受賞作品!
京へ戻る桂小五郎の警護を依頼された『万荒事屋』の葛城柔志狼。
だが、京に足を踏み入れた二人を、謎の雲水の一団が襲う。
果たして雲水の狙いは?
背後で蠢く『蟲匠』とは?
京の都を襲う妖異に山南敬助の『将門流陰陽術』が迸る!
徳川三百年の治世。黒船来航により動乱を迎えた幕末の闇の中で囁かれる、陰の歴史。
さあ、歴史の闇を見よ! -
第10回ノベラボグランプリ最優秀賞受賞作品!
昔むかしのお話。とある村でしずという娘が突然姿を消した。
たった一人の子を失くしたふた親は懸命に探し回るがまるで手がかりはない。
そして、時は過ぎ…… -
―権左に銛打つことならず―勝山に生まれた少年、吾一(ごいち)は、父、重吉(じゅうきち)のように鯨組の頭領を目指していた。だが不漁に悩んだ重吉は村の掟に反し、巨大鯨「権左(ごんざ)」に挑むも仲間に多大な犠牲を出し、自らも命を落とす。父の不手際により村を追いだされた吾一は江戸で鯨とは無縁の日々を過ごすも、いつまでも権左を忘れることができない。しかしある日、偶然にも吾一は権左を取る秘策を思いつく。だがそれは、幕府にご法度とされている手段だった……。
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全国の書店員が「世に出したい」新作を選ぶ、エンタメ小説新人賞
第1回 本のサナギ賞 大賞作品
天保八年、飢饉の村から 9歳の少女、駒乃(こまの)が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。
駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧(たおやぎ)へと成長する。
忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。