『文芸・小説、女性向け、ロマンス』の電子書籍一覧
1 ~17件目/全17件
-
FBI特別捜査官のケンドラには、自分のキャリアを棒に振ってでも殺したい男がいる。その男を追って古城で開かれる摂政時代がテーマのパーティに潜り込んだが、その最中、ケンドラの身に不可思議なことが起こり、気づいたときに彼女は本物の摂政時代へとタイムスリップしていた。突然現れたケンドラに、侯爵のアレックは不審の目を向ける。ケンドラ本人ですら信じられない事態なのだから、侯爵に怪しまれても当然だ。もとの世界に戻る方法が見つかるまで、城の使用人として働くことになったが……。
-
結婚して1年も経たずに船の転覆事故で夫・ペンロス伯爵を亡くしたジリアン。
その事故は、夫から数々の酷い仕打ちを受けていた彼女にとって、悪夢からの解放と自由を手にした瞬間だった。
死んでも喪に服さない、そんな決意を固めていたジリアンは、第八代目ホイッティントン公爵・ジャスティンの弟で親友のケイスと共に、度々舞踏会に姿を見せていた。
一方、理由を知らない社交界は、ジリアンのスキャンダルで持ちきり。
ジャスティンもジリアンが弟のケイスを誑かしていると思い込み、直接彼女に会い文句を言おうとしたが……。
原題:Duchess of My Heart -
パリ、北駅。雑踏の中に置かれた一台のピアノから聞こえてきたバッハの調べに、音楽学校のディレクターであるピエールは足を止めずにはいられなかった。
強く心を打つ演奏は、二十歳くらいの青年によるものだった。決して完璧に弾いているわけではないのに、ピエールには山の中の早瀬、雷雨の空を全速力で駆けていく雲が見え、喉を締めつけられるような感情にとらわれた。
しかし、演奏は三人の警官によって静止され、青年は逃げるようにそこから立ち去ってしまった。並外れた感性を持つその青年を見つけ出したいとピエールは願い――。
原題:Au bout des doigts -
原題:Dangerous
公爵令嬢のミアは、十五歳で海賊に拉致され、アラブのスルタンのハーレムへと送られた。
十七年間、側妻として暮らしていた末に逃げ出し、ようやくイングランドに戻ることができた。
三十二歳で国に戻ってきたミアを待ち受けていたのは、早く結婚するようにと父親から言われる日々だ。
そして、長い間イングランドにいなかったことで、人々はミアの謎めいた過去を知りたがっている。
彼女に注がれる興味本位な視線とろくでもない結婚相手候補者たちにうんざりしている中、ミア同様に注目を集める侯爵と知り合った。
彼は、妻殺し侯爵と呼ばれていて……。 -
幼稚園で働くかたわら絵本を出版するレッティは、結婚式直前に婚約者に捨てられた。なんと彼はゲイだったのだ。レッティの悲劇はそれだけではなかった。絵本の出版社が買収され、残りの契約分を新たな出版社から出さなければならなくなった。それも、絵本ではなくポルノ小説として。新学年がスタートしたばかりの職場だって、平和なわけではない。レッティの姪と甥に男根形キャンディを与えた変態男が、臨時の教頭として紹介されたのだから。いくら彼がゴージャスでも、お近づきにはなりたくない相手だ。前途多難なレッティの運命は!?
-
実の兄に陥れられ精神科病院に入院させられたジョーンは、病院の壁を乗り越え、兄が盗んだダイヤモンドを盗んで、行くあてもなく逃げ出した。手持ちの現金はないし、宝石の換金方法もわからない。先行きへの絶望と空腹を抱えてさまようジョーンだったが、テムズ川に身投げするべきかと思うほどに切羽詰まっていたとき、彼女を遠縁の娘と間違えたフェンブルック伯爵と出会い、彼の屋敷に迎え入れられることになった。ジョーンを親戚と疑わない伯爵とは違い、彼の妹のエリナーは疑いの目を向けてきて──。
-
三カ月以内に妻を見つけなければ、相続財産はいっさい受け取れない。それどころか、その財産は宿敵の手に渡ってしまう! 姉の遺言を聞いて期限以内に結婚しようと思ったコナーは、親友の妹テアに求婚することに決めた。彼女なら、相続財産を手に入れるため、そして妻として厄介な存在にならないからという理由の求婚でも受け入れてくれる。そう信じて彼女のもとを訪ねたが、なんとテアは駆け落ちを告げる置き手紙だけ残して姿を消していた。彼女を見つけて、なんとしてでも自分と結婚させようとコナーは決め……。
-
『再会のクリスマスから』―ロウィーナは夫の会社のクリスマスパーティで社長を目にした瞬間、凍りついた。キアがなぜここに? 彼はロウィーナの兄の親友で、11年前、彼女の前から突然去った元恋人だった。夫の重大な裏切りでロウィーナがぼろぼろになっていると知ると、彼は親身に相談に乗り、励ましてくれた。でも信じてはだめ。ロウィーナは揺れる心を戒めた。
『届かなかったプロポーズ』―大富豪ロッコと庭師のアンバーは身分違いの恋人同士だった。だが、アンバーがふたりの関係をゴシップ紙に売ったと誤解したロッコは、冷酷にも彼女を捨て去った──彼の子を身ごもっていると知らずに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、アンバーは熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう命令されたのだ!
『イブの口づけ』―アニーは経営学を学ぶ23歳の大学院生。母が務める会社の社長の息子に憧れ、いつかは彼とカップルになることを夢見ていた。ところがイブのパーティの夜、彼女はヤドリギの下で副社長のミッチにいきなりキスをされ、これまで感じたことのない興奮を覚えて愕然とする。なんて無礼な人! でもなぜか彼の顔が頭から離れず……。
*本書に収録されている「再会のクリスマスから」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
『クリスマスは愛のとき』―エリーは弟トビーの取った行動に唖然とした。職場のパーティーに姉をエスコートしてほしい、と尊敬する上司パトリック・マグラスに依頼したのだ。パトリックにエスコートしてもらえたら、どんなにすてきだろう。でも、彼の厚意に甘えることはプライドが許さない。すぐさまエリーは断ったものの、翌週どうしても彼に頼らなければならない事態が生じて……。
『冬の恋物語』―病院で住み込みの雑役係をしているクローディアは苛酷な労働のため、ベッドに倒れ込む日々を送っていた。世話になっていた大おじが亡くなり、その家を相続した遠縁の男性に追い出されてしまったからだ。そんなある日、大おじの診察に訪れていた医師トマスから、クローディアは唐突に形だけの結婚を申し込まれた。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」
*本書に収録されている「クリスマスは愛のとき」「冬の恋物語」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
派遣看護師のメグは患者のつき添いのためクリスマスをセビリアで過ごすことになり、患者の名づけ子であるスペイン人公爵のクリスティアンと知り合った。貴族然として尊大な彼に反感を抱くメグだったが、数日後、公爵邸に招待されたとき、彼とふたりきりでエレベーターに閉じこめられてしまう。さらに驚くことに、突然唇を奪われて……。
-
名家の生まれながら、継母と継妹に虐げられながら暮らすバーサは、自分のバースデーパーティにもかかわらず悪趣味なドレスを着せられ立ちつくしていた。大勢の招待客が美しい継妹に興味を示し、平凡な容姿のバーサには誰も近寄ってこない。そんななか、ドクターのオリヴァーが彼女に声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」
-
雛子は駆け出しのドレスデザイナー。自分の作ったウエディングドレスで誰かを幸せにするのが夢なのに、最近なんだか行き詰まっている。そんな時、出張先のパリへ向かう機内で隣り合わせたのは、先日友人の結婚式で見かけた、王子様のような美形男性だ。彼、オリヴィエは取引先のオーナーで、パリでの展示会とパーティに招いてくれた人物だった。すべてが洗練された彼はまさに王子様。でも、もう一つ別の顔があるようで──?※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
-
田舎町の診療所で看護師として働くララ。今年のクリスマスにはドクターの息子ニックが帰ってくるという。七年前のイブの日にダンスパーティでニックに恋したララは、次の日からダイエットに励んだ。今はもう太って未熟な少女ではないわたしを、彼はどう思ってくれるかしら。ララは期待に胸を高鳴らせるが、現実はあまりに残酷なものだった。
-
リサは恋人の実家で開かれた晩餐会で、オリヴァー・ダヴェンポートの姿を見つけて愕然とした。先日、偶然出会った大富豪のオリヴァーは、リサを金目当ての女のように扱った傲慢な男だ。しかも彼のせいで二人の仲を誤解され、彼女は恋人に捨てられてしまう。屋敷を飛び出したリサは、その憎らしいオリヴァーに助けられるはめになり……。
-
弟が仕事のトラブルでトルコに拘束されていると知り、弁護士のリジーはイスタンブールへ飛んだ。人々にスルタンと呼ばれる大物実業家ケマルと交渉するが、らちが明かない。そこで彼女は、クリスマスまでに弟を帰国させたい一心で、自分が人質になると申し出た。圧倒的な権力を誇るケマルのもと、絢爛豪華なハーレムでの暮らしが始まった。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。