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『文芸・小説、ノンフィクション、イースト・プレス』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全85件

  • マネしたくてもマネできない!

    エロをテーマに世界100か国超を旅する人気ブロガー・YouTuberが、日本人が足を踏み入れないローカル風俗に突撃! 

    世界中のエロ、口説き文句、金銭事情が学べる良本! 
    しみけん(AV男優)

    これぞ男のロマン!
    丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)
    旅して恋した55のエロい国

    【ヨーロッパ】
    1 ドイツ
    2 スペイン
    3 ウクライナ
    4 沿ドニエストル共和国
    5 ベラルーシ
    6 フランス
    7 ハンガリー
    8 チェコ
    9 スロバキア
    10 ルーマニア
    11 モルドバ
    12 オランダ
    13 ベルギー
    14 スイス
    15 オーストリア
    16 ポーランド
    17 ブルガリア
    18 ポルトガル
    19 ロシア

    【アフリカ】 
    20 マダガスカル
    21 エチオピア
    22 モザンビーク
    23 南アフリカ
    24 スーダン
    25 ソマリランド
    26 スワジランド(現在エスワティニ)

    【北中米カリブ海】
    27 アメリカ
    28 キューバ
    29 メキシコ
    30 ドミニカ共和国

    【南米】
    31 ブラジル
    32 コロンビア
    33 エクアドル
    34 チリ
    35 アルゼンチン
    36 ペルー
    37 ボリビア
    38 ベネズエラ

    【中東】
    39 イラン
    40 トルコ

    【アジア】
    41 アゼルバイジャン
    42 タイ
    43 キルギス
    44 インドネシア
    45 フィリピン
    46 ブルネイ
    47 中国
    48 マレーシア
    49 マカオ
    50 韓国
    51 香港
    52 シンガポール
    53 カンボジア
    54 ジョージア
    55 パキスタン


    【目次】
    「海外風俗2.0」の新時代がやってきた
    【ヨーロッパ】
    【アフリカ】
    【北中米カリブ海】
    【南米】
    【中東】
    【アジア】
    おわりに
  • なぜ、悲劇は繰り返されるのか?

    なぜ、誰も命を救えなかったのか?



    実際に児童相談所で働いたジャーナリストが

    内側から見た、児童虐待 vs. 公的機関のリアルと、

    虐待する親、される子どもの「脳」の特性とは?





    【本文・「はじめに」より】

    私は実際に現場を体験するために、児童相談所で働き、一時保護や家庭復帰のための面談などの仕事を目の当たりにしてきた。

    そこで虐待問題の根深さを、あらためて思い知ったのである。

    しかし、日本は相変わらず児童虐待防止の後進国といわざるをえない。

    大手芸能事務所の創業者による未成年者への性的虐待がおよそ50年にわたって繰り返されてきたことが、

    いまになって問題になっている。

    これまで『週刊文春』が疑惑に対して何度も報道してきたが、この事実を日本のメディアのほとんどは無視し、

    創業者が生きているときに刑事訴追できなかった事件だ。忖度を続けてきた関係者の責任や若者への影響はあまりにも大きい。

    昨今のニュース報道で「虐待」の2文字を目の当たりにすることが多くなっていることに気づかない人はいないだろう。

    密室の行動であるため、見えないところで確実に子どもへの虐待は増えているのは間違いない。



    虐待の事件の報道は連日のようにされているにもかかわらず、

    その事件のみに焦点が当たってしまい、

    残念ながら虐待による子どもの脳への悪影響を報道している番組をほとんど見たことがない。

    昨今、保護者が行う虐待だけではなく、近親者、仕事関係者からの性的虐待も問題になっている。

    長年にわたって未成年者に性的虐待が繰り返され、

    それがトラウマとなり、いまだに苦しんでいる人が多数いるのは報道にもあるとおりだ。

    コロナ禍後の生活様式の変化によって子どもをとりまく環境も大きく変わりつつある。

    子育て最中の保護者はもちろん、子育ては終わったが、

    地域社会ではまだ子どもと接する機会がある人も、ぜひ本書で子どもをとりまく虐待の現状を知ってほしいと思う。





    【目次】
    はじめに

    第1章 虐待が起こりやすい家庭

    第2章 目黒女児虐待事件

    第3章 野田小4女児虐待事件

    第4章 札幌2歳女児衰弱死事件

    第5章 富田林女児置き去り死亡事件

    第6章 公的機関は何ができるのか

    第7章 内側から見た児童相談所のリアル

    第8章 虐待する親、虐待される子どもの脳

    第9章 発達障害と虐待

    おわりに
  • 性 (エロ) の「現在」がこの一冊でわかる!



    人間の性が根底から変わりつつある中で、アダルドメディアは、ITやAIの進歩によって驚くべきレベルに達している。しかし合法、グレーゾーン、違法さまざまで、全体像を把握するものは誰一人としていない。それならばと立ち上がったアダルトメディア総研の面々が、漫画、ゲーム・アニメ、AV、女性向け、小説、音声、AI、アダルト規制などの観点から、性の大変動をレポートする



    --------------------------------

    ・同人AV市場は、もはや通常のAV市場を上回る規模に

    ・写真集もイラスト集もAIが市場を占拠。

    ・「電子オリジナル同人」こそ、あらゆるエロの中心地。

    ・アダルトVR 2人のメタバース(フルCG)女優デビューの衝撃!

    ・「女性向け」を探って初めて見える「男性向けの本質」

    ・FANZAの3割は女性ユーザー!

    ・海外は無修正だが「少年ジャンプ」レベルでも18禁に。

    ・海外アダルトコミック「HENTAI」は世界の共通語!

    ・パトロンサイトは現代の闇市か?

    ・ありとあらゆるジャンルで、インディーズと商業という境目が崩壊!

    (本書より)

    --------------------------------

    【目次】
    目次

    巻頭言 今、我々はアダルトメディアの大変動期に立ち会っている!

    第1章 漫画

    第2章 ゲーム・アニメ

    第3章 実写動画

    中間言 「女性向け」を探って初めて見える「男性向けの本質」

    第4章 小説

    第5章 音声

    第6章 AI

    第7章 アダルト規制

    第8章 その他の印刷物

    第9章 その他のアダルト

    巻末言 AIと規制の時代
  • 私は枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい。



    父と出会うことのなかった幼少期、スカウトからの芸能界デビュー、

    プロレスとの出会い、プロレスラーとしての愛と誇り、そして、これからの未来。

    今まで詳細に語られることのなかったその真意が初めて綴られる。



    本書における撮り下ろしカットや赤井沙希自身が印象に残った名試合のカットを掲載!

    本書のみでしか振り返ることのできない「プロレスラー赤井沙希ヒストリー」を収録!





    【本文より】

    「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」

    これこそが赤井沙希のプロレス道の最終地点です。

    ファンの皆さんの思い出の中に赤井沙希が美しく存在し続けられることが自分にとって一番の理想です。

    寂しさや悲しさがないと言えばウソになりますが、

    これも私にとってのファンの皆さんに対する一つの愛の形です。

     

    本当に私は未熟で、すごく弱いです。

    でも、プロレス界に入って、ビックリしました。ファンの皆さんは、

    リングに立っている私たちと同じように闘ってくれて、

    一緒に喜んでくれて、泣いてくれて、一緒に悔しがってくれました。

    それが東京であろうと、地方であろうと、世界であろうと変わりません。

    【目次】
    CHAPTER01 幼少期 大切な家族と父とのこと

    CHAPTER02 モデル、芸能界デビュー

    CHAPTER03 「プロレスラー赤井沙希」の誕生

    CHAPTER04 DDTプロレスリング所属 赤井沙希です

    CHAPTER05 引退 そして、これからの未来
  • 再生回数1000万回超のAbemaTVの伝説の番組が待望の書籍化!
    わたしたちは「秒」で生まれ変われる。
    エンリケ、愛沢えみり、一条響が送る珠玉のメッセージ。

    【本書・はじめに】
    ・自分のことが好きじゃない
    ・変わりたいと思うけれど、どこからどう変わればいいのかわからない
    ・無難な自分に飽き飽きしている
    ・いじめられていた過去がある、もしくは今いじめられている
    ・今、仕事をしていない
    ・他人と自分を比べて落ち込む
    ・過去に傷つけられた相手に仕返しをしたい
    ・続けることが苦手
    ・真剣に叶えたい夢がある
    ・どうせ努力するならコスパよく努力したい
    ・自分の人生、こんなもんじゃないと思っている
    ・ナンバーワンになりたい

    1つでも心当たりがあるなら、ぜひこの本を読み進めてほしい。
    あなたの未来につながることが必ず見つかるはず。

    新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で記録的なヒット番組が誕生しました。2021年6月24日より、全10回にわたって放送されました。自信が持てない女性たちが目標に向かって生まれ変わっていく様を追いかけるドキュメンタリー番組。それが、『GX─伝説のキャバ嬢が女の子を大改革─』。「GX」とは「Girls Transformation」の略で、カリスマキャバ嬢の実績を持ち、現在は実業家としても活躍している3人の女性(ミューズ)が、悩める女子の内面と外見をそれぞれプロデュースするという、全10回のドキュメンタリー。番組放送開始直後から予想をはるかに超える女子の支持を集め、なんと再生回数1000万回超えという驚異の数字を叩き出したのです。なぜ女子たちが『GX』にこれほど夢中になったのでしょう?それはカリスマキャバ嬢たちの実体験に基づく、厳しくて熱いメッセージが、見ている女子たちの心に刺さりまくったから。

    この本で取り上げた珠玉の言葉は、すべてABEMA の『GX』の中で3人のミューズが語ったもの。ぜひ何度も読んで、ミューズたちの言葉に気づいてください。落ち込んでください。励まされてください。そしてあなたの心に火を灯してください。今読んでピンとこなかった言葉も、時間がたてば「こういうことだったのか!」と腑に落ちる瞬間があるはずです。

    私たちは一秒で生まれ変われる。ミューズたちの言葉を糧にして、あなたの人生は今、この瞬間から動き出すのです。

    【目次】
    【もくじ】
    CHAPTER01 人は変わろうと思えば「秒」で変われる
    CHAPTER02 「見た目」は一番初めにチェンジできる
    CHAPTER03 自分を知ることで相手を知ることができる
    CHAPTER04 「お豆腐メンタル」の鍛え直し
    CHAPTER05 トップを目指すために
    CHAPTER06 エンリケ、えみり、響の「愛の鞭」
  • 1,650(税込)
    著者:
    本橋信宏
    レーベル: ――

    闇は深い。戦後最大のタブーを暴く。
    1970年代、スーパースターだった北公次の著書『光GENJIへ』(1988年刊)は、たちまち35万部のベストセラーとなった。ジャニー喜多川の性加害糾弾の原点であるこの本を書いたのは、本橋信宏(『全裸監督』の原作者)だった。いまこそ、これまで明らかにしてこなかった怪物(ルビ:プレデター)、ジャニー喜多川と彼をとりまく人間のドラマを描こう。筆者渾身の書き下ろし。

    北公次の自伝『光GENJIへ元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』は1988年暮れに世に出ると短期間で35万部に達し、世間の深い関心を証明した。(中略)『光GENJIへ』自体が虚構の書で、北公次、平本淳也の存在を無視する動きもあった。あの書が世に出てから35年。すべての発端となった『光GENJIへ』は、長いあいだ封印され、様々な噂が流れていた。35年がたち、あの書がいかに書かれ、北公次がいかに戦い、傷つき、そして終わりを迎えたのか。本業が物書きの私は、仕事の過程で知り合ったある人物からの勧めで、北公次と交流をもつことになり、彼が半生を綴った自叙伝のゴーストライターを務めることになった。その間、毎日のように会い、話を聞き出し、テープ起こしをして、不明点があれば再度尋ね、また北公次のほうから話し足りないと感じることがあると、また対面してテープを回した。本が世に出てからも付き合いは終わらず、彼がミュージシャンとして復活をくわだてる際も、応援した。最終的にはビデオを回し、私が監督まで務めることになった。長年にわたりタブー扱いされてきたジャニー喜多川性加害問題の舞台裏を明かすことは、『光GENJIへ』の覆面作家だった私に負わされた責務だろう。果たしてそこには何が書いてあったのか、またいったい何が書かれないまま残されたのか。降ろしたはずの幕をもう一度あける思いで、私はそれらを明らかにしていこうと思う。(序章「覆面作家の告白」より)

    【目次】
    目次
    序章 覆面作家の告白
    第1章 発火点
    第2章 ジャニーズ事務所マル秘情報探偵局
    第3章 北公次を探して
    第4章 告白
    第5章 ある行為
    第6章 合宿所、夜ごとの出来事
    第7章 急げ! 若者
    第8章 懲役10か月・執行猶予3年
    第9章 41歳のバク転
    終章 35年目の決着
    最後に
  • 男は何故、61年も服役しなければならなかったのか。
    更生と刑罰をめぐる、密着ドキュメンタリー。

    令和元年秋、1人の無期懲役囚が熊本刑務所から仮釈放された。
    「日本最長」61年間の服役期間を経て出所したのは、80代のやせ細った男。
    出所後も刑務所での振る舞いが体に染みつき、離れないでいた。
    男はかつてどんな罪を犯し、その罪にどう向き合ってきたのか?

    一地方放送局の記者2人とディレクター1人の取材班は、男に密着取材を行った。
    更生の物語を期待し、取材を進めるものの、一向に態度が変わらない男。
    それでも彼らは、この謎めいた男がなぜ服役し、どう罪と向き合ったのか
    伝えることをあきらめなかった。
    取材班が一丸となって、各々の巧みな取材手法を使い分け、番組制作を進めていった。

    度々の全国放送が見送られつつも、
    いよいよ放送前日となったある日、取材班に衝撃的な連絡が入った。
    その時、彼らがとった行動とは――

    「更生」とは。「贖罪」とは。そして「報道」とは。
    3年にわたる取材の全記録。

    【目次】
    【目次】
    はじめに
    第1章 その男との出会い
    第2章 偶然か、必然か 取材班結成秘話
    第3章 プリゾニゼーションの現実
    第4章 裁判記録、その入手までの長い道のり
    第5章 日本一長く服役した男“誕生”の秘密
    第6章 彼は「ありがとう」と唱え続けた
    第7章 刑務官たちの告白 無期懲役囚と社会復帰の理想
    第8章 遺族はいま 母との思い出を辿って
    第9章 もう一度、問いかけることができたなら
    終章 〈鏡〉としての日本一長く服役した男
    おわりに
    注・参考文献
  • 常識をぶっ壊せ、道なき道をゆけ。

    ジャマイカ、ニューヨーク、カリブの島々ーー
    9割黒人のレゲエ界で前人未到の景色を切り拓いてきた“世界のマイティークラウン”。
    世界40か国200都市、異次元すぎる狂気の激ヤバ超ロングトリップ!


    日本人が誰も行かないカリブの国々でリスペクトされる男たちがいる。

    91年結成、95年横浜レゲエ祭主催、99年ワールドクラッシュ制覇、23年サウンド活動休止。
    横浜・NYを拠点に世界に挑戦し続けてきた男たちの33年にわたる戦いの記録。



    MIGHTY CROWN(マイティークラウン)
    1991年横浜で結成、日本のみならず世界のレゲエアンバサダー/カルチャーアイコンとして活躍するレゲエサウンド。メンバーはMASTA SIMONとSAMI-Tの兄弟に加え、セレクターのCOJIE、MIGHTY CROWN第二の拠点であるニューヨーク在住のNINJA。
    1995年には横浜レゲエ祭を立ち上げ、徐々に規模を大きくしながら日本のレゲエシーンを盛り上げ、横浜スタジアムで3万人を超えるファンを集める夏の風物詩にまで成長させた。
    1999年にはNYで行われた「WORLD CLASH in New York」で優勝。アジア人初のサウンドクラッシュ世界一の称号を勝ち取った。
    以降、世界屈指のサウンドとして北米、カリブ諸島、ヨーロッパなど、世界40か国200都市以上を周り、これまでに8度の世界チャンピオン、11の世界タイトルを獲得、世界中にファンとリスペクトを増やし続けている。レゲエのメッカ、ジャマイカにおいても、サウンド文化の貢献者として表彰されるなど、その存在と功績は国やジャンルを越え評価されている。
    2017年にはボブ・マーリー・ファミリーの主催するカリブクルーズ船上でのサウンドクラッシュで3連覇を果たし、18年にはサウンド界のチャンピオンズリーグともいえるジャマイカでの世界大会「WORLD CLASH 20th Anniversarry」で優勝を果たすなど、現在も進化し続けている。
    2023年6月にはファイナルとなる横浜レゲエ祭、7月には世界最大級の豪華客船でのクルーズ・パーティーを最後にサウンド活動休止を発表している。

    【目次】
    1)レゲエがつないだ世界のヤバい場所と人たち
    2)レゲエで出会った世界のスペシャルな場所と人たち
    3)今さら聞けないレゲエ・ダンスホールの基礎知識
    4)頭・カネ・時間の総力戦「サウンドクラッシュ」の魅力
    5)世界一になるために必要なこと
    6)日本に「本物」を広めるために
    7)奥深い「ルーツ」「ダブ」の世界
    8)横浜、LA、NY発キングストン行き
    9)第二の拠点NYで世界一のサウンドになるまで
    10)日本で「レゲエで食べていく」ためにしてきたこと
    11)サウンド活動休止と新たな挑戦
  • 1,980(税込)
    著者:
    松田修
    レーベル: ――

    ・キャッチ
    おかん!おかんよ!現代美術は詐欺とちゃうねん!説明したるから読んでや!

    ・内容紹介
    ダウンタウンをはじめ優れたお笑い芸人を次々と輩出する尼崎市。作者は、そんな尼崎のワケあり風俗街である「かんなみ新地」近くで生まれ育った。3人兄弟の長男。家は当然のようにドのつく貧乏。少年時代には2度鑑別所に入り、更生プログラムで行った美術館でピカソに出会い感動。トラックの運転手をやりながら、東京藝術大学に入り大学院まで出て、作品も高い評価を得るようになった。しかし、母親はいまだ息子のことを正真正銘、詐欺師だと思っている。本書は、そんな母親に向けて、また分断と貧富の差が広がる世界に向けて書いた貧民蜂起のためのスラム芸術論である。


    ・著者メッセージ
    批評家の黒嵜想さんが僕の仕事を「スラムからの福祉」と評してくれたことがある。貧困層の流儀や価値観、生き方を見て、それよりも上の社会階層の人たちが「元気になったり」するならば、それは正に「スラムからの福祉」だと。福祉は上から下へとに行われるだけではない、と。そしておかんは「スナック太平洋」で、毎日それを行っていた。そんな地獄と天国を結ぶような所業にはダイナミズムがあり、それはめちゃくちゃ「芸術」だ。この本はそんな芸術の、血筋や人種などといった縛りを超えた、僕ら尼人という文化的アイデンティティーを示す本でもある。そして、それを作品として残そうとするのが「芸術家」の仕事なのだ。(最終章「何も深刻じゃない」より)

    【目次】
    奴隷の椅子
    現人神
    プレゼント

    なくなる
    謝罪人生
    クズ寄りのカス

    アマガサキ・コード
    大人
    お芸初め
    天才っぽい
    ブレブレなるままに
    どカス関東来襲
    暗い話
    ゲロとともに来たる
    へん
    アニキ
    何も深刻じゃない
  • 優駿たちの軌跡をたどる。
    今もなおファンを魅了する92頭を徹底解説!

    歴史に残る伝説の名馬を継がれゆく血統や名勝負で読み解く。

    日本馬が世界レベルにたどり着くまでにどのようなドラマがあったのか。

    ・日本最強馬が欧米で惨敗を繰り返した時代
    ・「種牡馬の墓場」とたたかれ続けた日本競馬
    ・ 欧米崇拝に固まり冷遇された日本産種牡馬たち
    ・ 日本馬を劇的に変えたノーザンテーストとサンデーサイレンス
    ・ アメリカのG II クラスに蹂躙されたジャパンカップ
    ・ 日本馬による海外G1制覇達成

    【目次】
    PART1 世界に通用する名血を!
    ・世界に挑み続けた日本馬の歩み[海外G1 を勝った日本馬一覧]
    ・日本馬が世界レベルにたどりつくまでの約40年を読み解く 江面弘也
    ・種牡馬系統図でわかる伝説の名馬たちの血統

    PART2 伝説の名馬図鑑 ハクチカラからシャフリヤールまでの「あの瞬間」
    ・70年代以前
    ハクチカラ/スピードシンボリ/シンザン/ハイセイコー/カブラヤオー/トウショウボーイ/テンポイント/グリーングラス/マルゼンスキー
    ・80年代
    ニミスターシービー/カツラギエース/ホンピロウイナー/シンボリルドルフ/メジロラモーヌ/サクラスターオー/イナリワン/タマモクロス/オグリキャップ/スーパークリーク
    ・90年代
    アイネスフウジン/メジロライアン/メジロマックイーントウカイテイオー/ミホノブルボン/ライスシャワー/ビワハヤヒデ/ナリタブライアン/ヒシアマゾン/サクラローレル/マヤノトップガン/エアグルーヴ/サイレンススズカ/シーキングザパール/タイキシャトル/ステイゴールド/グラスワンダー/スペシャルウィーク/セイウンスカイ/アグネスワールド/エルコンドルパサー/テイエムオペラオー
    ・2000年代
    アグネスデジタル/エイシンプレストン/ジャングルポケット/シンボリクリスエス/ゼンノロブロイ/スティルインラブ/ハットトリック/コスモバルク/デルタブルース/シーザリオ/ハーツクライ/キングカメハメハ/ディープインパクト/シャドウゲイト/アドマイヤムーン/ウオッカ/ダイワスカーレット/ブエナビスタ
    ・2010年以降
    アパパネ/ヴィクトワールピサ/ルーラーシップ/オルフェーヴル/ロードカナロア/アドマイヤラクティ/リアルインパクト/ゴールドシップ/ジェンティルドンナ/ジャスタウェイ/ハナズゴール/エイシンヒカリ/モーリス/キタサンブラック/ネオリアリズム/サトノクラウン/リアルスティール/ヴィブロス/ウインブライト/リスグラシュー/ディアドラ/グローリーヴェイズ/アーモンドアイ/メールドグラース/ダノンスマッシュ/ノームコア/アドマイヤマーズ/マルシュロレーヌ/ラヴズオンリーユー/コントレイル/パンサラッサ/ソダシ/シャフリヤール

    PART3 本書収録馬の血統&戦績表 DATA 編
  • 「幸せになっても良いのでしょうか」
    ──人殺しの家族と呼ばれても、ともに生きるという道を探す理由。

    ある日突然、家族が殺人を犯してしまった。
    加害者家族と呼ばれる受刑者の家族は、その瞬間から、
    過剰なマスコミ取材、ネット上での根拠のない誹謗中傷やいやがらせを受け、
    辞職に追い込まれる、引っ越しを余儀なくされるなど悲惨な生活を強いられる。

    そのような状況でも、罪を犯した家族を支え、そして更生の道を探るべく
    「ともに生きる」決断をするのは、なぜか。
    重大事件の加害者家族に寄り添い続ける著者だからこそ描けた
    加害者家族の現実とその後の人生、
    そして現代日本の抱える「家族」のいびつな形とは。

    【目次】
    はじめに
    第一章 上級国民と呼ばれた家族──東池袋自動車暴走死傷事故
    第二章 夫の無実を信じる純粋な妻の悲劇──東北保険金殺人事件
    第三章 揺るがない兄弟の絆──岩手妊婦死体遺棄事件
    第四章 死刑囚の支援者と葛藤──宮崎家族三人殺人事件
    第五章 なぜ加害者家族支援を続けるのか
    第六章 家族はどこに向かうのか
    参考文献
  • あの頃、「テレビじゃなければ見られないプロレス」があった

    力道山の姿を一目見ようと街頭テレビに群集が押し寄せた黎明期、日本プロレスの熱狂、全日本プロレス旗揚げの真実、プロレス実況の飛躍、バラエティとプロレス、あの頃の「裏方」たちの狂騒。
    名プロデューサー原章を筆頭に、徳光和夫や福澤朗ら時代を彩った名実況者に取材。

    【目次】
    まえがき
    第1章 テレビがまさしくプロレスだ
    第2章 鉄の爪を逃さない
    第3章 テレビはプロレスを「作れない」
    第4章 ブラウン管ごしの抗争
    第5章 「プロレスは正力の遺産だ」
    第6章 厳しい船出
    第7章 リングのスター、テレビのスター
    第8章 お茶の間の人気をとる
    第9章 土曜8時の終焉
    第10章 夕方5時半時代
    第11章 「放送はどこまで行っても大衆への奉仕である」
    第12章 「一人の人間の生きざまを見せる」
    第13章 プロレス中継、斜陽の時代
    第14章 プロレスニュース
    第15章 終幕へ
    第16章 別れ
    あとがき
  • 3,520(税込)
    著者:
    卯城竜太
    レーベル: ――

    Chim↑Pom from Smappa!Groupの元リーダー、渾身の書き下ろし40万字(単行本3冊分)!

    アートが育んできたラディカルさ、全ての行為・行動・活動が「アクション」であるという自覚で、私たちの日常はガラリと変わる。いまやアクション(活動芸術)あるのみ!

    本書は、独創的なアイデアと卓越した行動力で、社会に介入し、私たちの意表を突く数々のプロジェクトを成功させてきたアーティスト・コレクティブ、Chim↑Pom from Smappa!Groupの卯城竜太によるはじめての単著です。今春、森美術館で開催された「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」は、初の大規模な回顧展ですが、実は作品を見ただけでは彼らがやってきたこと、成し遂げてきたことはあまりわかりません。彼らにおいては、作品成立の元に「プランニング」「スタディ」「ネゴシエーション」「オーガナイズ」「ステートメント」「ファンディング」「展開」などの様々なオペレーションが隠されているからです。それは精緻な理論にささえられており、実際、驚くべき冒険そのものです。本書はそうした日本で最もラディカルなアーティスト・コレクティブの内奥をすべて開示し、グランドセオリーなき世界で新しい未来を切り開くためのドキュメント&理論書です。

    【目次】
    ●第1部
    第1章「にんげんレストラン」
    第2章 Chim↑Pom とは誰か?
    第3章 アクションの歴史

    ●第2部
    第4章 《スーパーラット》「サンキューセレブプロジェクト アイムボカン」
    第5章 《ヒロシマの空をピカッとさせる》
    第6章 「REAL TIMES」
    第7章 「芸術実行犯」
    第8章 「Don’t Follow the Wind」
    第9章 「The other side」《気合い100連発》
    第10章 《LOVE IS OVER》「また明日も観てくれるかな?」「道が拓ける」《道》

    ●第3部
    第11章 「ReFreedom_Aichi」「ダークアンデパンダン」
    第12章 「WHITEHOUSE」
    第13章 コレクティヴィズム
    第14章 ポスト資本主義とプラネタリー

    年表
  • JAPAN PODCAST AWARDSベストナレッジ賞受賞の人気番組が待望の書籍化!

    7つの学問の研究者と深井龍之介氏・野村高文氏が対談したpodcastを書籍化。様々な選択肢があるがゆえに、迷いや嫉妬が生まれる現代に、世の中をあらゆる視点から捉え、自ら選択できる能力を身につけるための、リベラルアーツの思考法を紹介する。

    【目次】
    はじめに
    chapter.01 リベラルアーツの力を考える
    chapter.02 物理学:「直感」を身につけて、判断力を手に入れろ ×北川拓也
    chapter.03 文化人類学:感染症も経済も、世の中はすべて文化人類学の研究対象になる ×飯嶋秀治
    chapter.04 仏教学:実はきわめて論理的な、仏教の世界へようこそ ×松波龍源
    chapter.05 歴史学:歴史を学ぶことで「つっこみ力」を磨け ×本郷和人
    chapter.06 宗教学:キリスト教が、世界を変えた理由 ×橋爪大三郎
    chapter.07 教育学:現代に再び現れた「松下村塾」の実践 ×鈴木 寛
    chapter.08 脳科学:感情の仕組みを脳から読み解く ×乾 敏郎
    おわりに─7つの対話を終えて
  • 死刑という「安息」──
    なぜ人を殺すことでしか、彼らの思いは遂げられなかったのか。

    「死刑になるため」、「無期懲役になるため」と、
    通り魔を行い、放火をし、見ず知らずの人を傷つける凶悪犯が後を絶えない。
    彼らはなぜ、計画を実行し犯罪をおかすことができたのか。
    我々と、あるいは彼らと同じ境遇にいる人々と、何か違うのか。
    本各界の研究者、彼らを救済する人びとに上記の問いを投げかけ、
    そのインタビューの中から「彼ら」の真の姿、そして求めているものを探る、ルポルタージュ。

    【取材者】
    秋葉原無差別殺傷事件犯人 加藤智大の友人 大友秀逸氏
    宅間守・宮崎勤らの精神鑑定士 長谷川博一氏
    東京拘置所・死刑囚の教誨師 ハビエル・ガラルダ氏
    永山則夫の元身柄引受人候補 市原みちえ氏
    10代少女毒物殺人事件 支援者 阿部恭子氏
    元刑務官 坂本敏夫氏 など

    【目次】
    第一章 加害者家族を救う人
     阿部恭子
     NPO法人World Open Heart理事長

    第二章 自殺と他殺を受け止める人
     大友秀逸
     「秋葉原無差別殺傷事件」犯人 加藤智大の友人

    第三章 死刑囚に寄り添う人
     ハビエル・ガラルダ
     教誨師

    第四章 「傷つけたい」思いと対話する人
     長谷川博一
     こころぎふ臨床心理センター センター長

    第五章 「生きづらさ」に向き合う人
     大石怜奈・石神貴之
     学生団体YouthLINKメンバー・OB

    第六章 「死刑になりたい」殺人犯を支え続けた人
     市原みちえ
     「いのちのギャラリー」管理人

    第七章 家族と嗜癖から人間を見る人
     斎藤学
     家族機能研究所・精神科医

    第八章 社会と犯罪の関係を研究する人
     岡邊健
     京都大学大学院教育学研究科 教授

    第九章 死刑を執行する人
     坂本敏夫
     元刑務官

    あとがき
  • オキナワ爆笑珍騒動!ウソみたいなホントの話。
    アメリカ占領下の沖縄で魚屋のオバーが起こした裁判は、復帰運動に火をつけた!

    1963年沖縄。祖国復帰を願う沖縄の人々が、日本の味として食べていたサンマ。
    サンマには輸入関税がかけられていたが、その根拠は統治者アメリカが制定した「布令」。
    しかし、関税がかかると指定された魚の項目に、「サンマ」がなかったことが発覚。
    「関税がかかっているのはおかしい!」と、とある魚屋のオバーが、徴収された税金の還付訴訟を起こす。
    いつしかこの「サンマ裁判」は、アメリカを追い詰める民主主義を巡る闘いとなっていく。

    1960年代をかけぬける、パワフルでチャーミングなウチナンチュの群像劇!
    ・最強の高等弁務官にケンカをうった魚屋・玉城ウシ
    ・破天荒なビッグマウス弁護士・下里恵良
    ・アメリカが最も恐れた政治家・瀬長亀次郎
    ・生中継で「ありえない」祈りを口にした宣教師・平良修
    ・自治のために決死の抗議文をたたきつけた裁判官たち……

    【目次】
    プロローグ
    第1章 魚屋の女将・玉城ウシを探せ
    第2章 サンマと布令
    第3章 旋風と呼ばれたキャラウェイ高等弁務官
    第4章 サンマ裁判の弁護士・下里ラッパ
    第5章 サンマはどう裁かれたか
    第6章 第二のサンマ裁判
    第7章 サンマとカメ
    第8章 伝説となった祈り
    第9章 友利・サンマ裁判ついに決着
    第10章 サンマに火をつけたのは誰か
    第11章 民主主義とは?
    エピローグ
    主な参考文献
  • 「強くなりたい――」
    弱さをかかえながら、ぶつかり合い手をさしのべ合って、生きる女たち。
    「ガールクラッシュ」な女子プロレスエッセイのゴングが鳴った!

    西加奈子氏推薦。
    「この荒野で戦い続けることを決めた彼女たちに、ありったけの拍手と祝福を送りたい」

    「私なんて結婚してないしお金も稼げない、みじめな女」
    廃業しかけたライターがまた書けるようになったのは、女子プロレスのお陰だった。等身大で戦う彼女達が私達に与える勇気とは? 強くなりたい女のためのプロレスエッセイ。

    【インタビューした女子プロレスラーたち ※登場順】
    白川未奈、中野たむ、岩谷麻優、林下詩美、ジュリア、朱里、長与千種、彩羽匠、DASH・チサコ、橋本千紘


    【目次】
    はじめに「本を1冊出せたら、死んだっていい」

    ■第一章 「女の幸せ」とプロレスと
    ・「女の花は短い」と言われるのがすごくイヤ――白川未奈(スターダム)
    ・これ、たぶん女の子だったらわかってくれるんだろうな――中野たむ(スターダム)
    ・自分が一番、最強ですね――岩谷麻優(スターダム)

    ■第二章 どんなときだって ずっと二人で
    ・結果を残しても、「ビッグダディ三女」。本当のわたしを見てもらえない――林下詩美(スターダム)
    ・でも、「わたし、負けない人間じゃん」って強く思った――ジュリア(スターダム)
    ・だれよりも実力があるのは、わたし。認められない悔しさ――朱里(スターダム)

    ■第三章 ロード・トゥー・かつて女を魅了した女
    ・引き込みます。世界に引き込みます。――長与千種(マーベラス)
    ・あの時代に近づきたいという気持ちが強い――彩羽匠(マーベラス)

    ■第四章 仙台の強い女たち
    ・いま全力でいかないと、いつどうなるかわからない――DASH・チサコ(センダイガールズプロレスリング)
    ・一番大切なのは、素直になること――橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)
  • 本当の自由はどこにあるのか?

    「本物の世界」を求めて、遊牧民の暮らすアフリカに旅に出たら、
    そこで待っていたのは放射能に汚染された砂漠だった。


    各氏、推薦!

    「砂漠のブルーズ」で注目されたトゥアレグ族。ラクダでサハラを横断するキャラバンに同行するドキュメンタリーを撮ったアリサは、放射能汚染や近代化に脅かされる彼らの世界の行方を勇気ある取材で記録しています。
    ピーター・バラカン[ブロードキャスター]

    テネレ砂漠に霞む『風の樹』を見おさめると、砂嵐に追い立てられるようにオレは走り去った。その一週間後の『風の樹』を目撃した人と、20年後に大駱駝艦の楽屋で会ったのは奇跡である。
    篠原勝之(KUMA)[ゲージツ家]

    サハラ砂漠の最深部で、ラクダの塩キャラバンに同行した記録の美しさに息を呑んだ。著者はトゥアレグの人に「ティシューマルト(放浪する女)」と言われた日系フランス人女性。フランス語が通じない人々の中にもタマシェク語で接しながら入っていく。
    石田昌隆[フォトグラファー]


    サハラ砂漠の遊牧民トゥアレグ族の日常は、生死を賭けた大冒険だった。ラクダを購入し、ソーラーパネルを担いで、サハラ砂漠で1000年以上前から続く塩キャラバンに帯同、ニジェールでラクダを保有し、「本物の世界」を体験できる砂漠ツアーを主催する著者。トゥアレグと結婚し、日本、フランス、アフリカと3つの拠点を行き来しながら20年以上にわたり取材をして見えてきたトゥアレグの実態と魅力とは。この時代に、トラックではなく、わざわざラクダを使って交易をするのはなぜなのか? 本当の自由はどこにあるのか?

    【目次】
    第1章 砂漠との出会い
    第2章 はじめてのトゥアレグ
    第3章 Caravan to the future
    第4章 密航ルート
    第5章 放浪する女
    第6章 サハラ・エリキ
    第7章 原発とテロ
    第8章 放射能の砂漠
    第9章 自由への帰路
  • 「宇宙食、作れるんちゃう?」
    はじまりは生徒の一言だった。
    数々の困難をのりこえる大気圏突破ノンフィクション!

    地域の名産「よっぱらいサバ」の缶づめが、宇宙へ旅立った! そこには12年にわたる物語があった。一筋縄ではいかない開発、学校統廃合の危機。葛藤の中で一人一人が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いた──。


    「大きすぎる夢は、一人で実現するのは難しい。
    でも長い年月をかけて、一人一人が力を合わせた時、信じられないことが現実になることがある」

    2022年発行高校英語の教科書(三省堂刊)でも紹介!
    小浜水産高校から若狭高校へ引き継がれた、宇宙食開発のもようを、宇宙ライターの林公代氏が詳細な取材で迫る。

    【目次】
    プロローグ 「野口さん、サバ缶食べてますよ!」
    第1章 「この学校、潰れるで」
    第2章 「1億円はかかりますよ」
    第3章 「宇宙食、作れるんちゃう?」
    第4章 「缶詰は宇宙に飛ばせない!?」
    第5章 「学校がなくなる!?」
    第6章 「何、夢を語ってるんだ」
    第7章 「5点満点の6点です」
    第8章 「特に話題の宇宙食を紹介しましょう」
    第9章 「鯖街道、月へ、未来へ」
    エピローグ 学びのビッグバン
  • シリーズ2冊
    1,760(税込)
    著者:
    河村一男
    レーベル: ――

    1985年、日本航空123便墜落。
    群馬県警の事故対策本部長として、捜索の陣頭指揮を執った現場最高指揮官が20年目にしてついに沈黙を破る。
    「日航機の墜落現場は御巣鷹山ではない」
    少ない機材、あいまいな情報に振り回されつつも全力で捜索に当たった墜落当日、翌日のすべてが明らかに。

    ■河村一男(かわむら・かずお)
    1931年、山口県生まれ。熊本陸軍幼年学校在学中に終戦を迎え、復学した旧制徳山中学を中退。1952年、山口県巡査。1957年、警察上級試験に合格。翌春、警察庁に入庁。1984年、群馬県警察本部長に就任。1987年、中国管区警察局長、退官。1985年に発生した日航機墜落事故では県警本部長として事故対策本部長を務め、捜索・捜査の総指揮を執った。2006年逝去。
  • それでも俺には、プロレスラー以外の人生なんて、なかった。

    飛龍50年の旅路。
    少年時代の原風景からアントニオ猪木への憧憬、そして、次世代へ語り継ぐプロレス論。デビュー50周年を迎える藤波辰爾、自伝決定版。


    【目次】
    プロローグ・オブ・ドラゴン
    1章 少年時代
    2章 日本プロレス入門
    3章 デビュー戦
    4章 新日本プロレス旗揚げ
    5章 夢の海外、プロレスの礎
    6章 ドラゴンブーム
    7章 ジュニア時代
    8章 「名勝負数え唄」――好敵手・長州力
    9章 「UWF」との対峙
    10章 「飛竜革命」
    11章 欠場、そして闇の中に見た光
    12章 「ドラゴン・ボンバーズ」
    13章 葛藤、そして無我へ
    14章 苦難の社長時代
    15章 WWE殿堂入り
    エピローグ・オブ・ドラゴン
    藤波辰爾年表
  •  5000人以上の女性に抱かれてきた太賀麻郎が「女も男も一番幸せになる最高のセックス=大人のセックス」について教える指南本!

    「この本は、
    ・相手をセックスで本当に悦ばせたい人
    ・パートナーも自分も120%満たされたい人
    ・気の遠くなるようなセックスの快楽を味わいたい人
    ・いろんな相手ともっともっとセックスしたいと考えている人
    ・パートナーとのセックスやマンネリ化した関係から脱出したい人
    ・なんだか遊ばれて終わってしまうと感じてる人
    ・セックスの相手はあなたでなくちゃダメだと言われてみたい人
    ・勃起力減退、短小、早漏、遅漏などのコンプレックスを克服したい人
    ・締りが悪い、感度が悪い、乳首が黒い、などのコンプレックスを手放したい人
    つまり一言でいえば、生きている喜びを享受したい人に読んでほしいんだ。」

    「大人になったら、本当のセックスをするしか道は残されてないと言いたいね。
    でも、あなたが本当の大人のセックスを理解して、実践すれば、相手はたちまちあなたに夢中になると断言していい。日本には、大人なのに無理して子供のセックスをしているような滑稽な人だらけだから。相手と一体化する、無重力のセックスの気持ち良さを知ったら、マジで人生観が変わると思うよ」

    「性を通して、生き方まで、訴えてくる凄い本だ」─代々木忠。
  • 重たい文学全集はいらない。

    日本近代文学は、いまや誰でも今ここでアクセスできる我々の共有財産(コモンズ)である。そこにはまだまだ見知らぬ隠されている。日英仏の文化とITに精通する著者が、独自に編んだ文学全集から、今の時代に必要な「未来を作る言葉」を探し出し、読書することの本質をあらためて問う。

    【目次】
    はじめに
    文芸オープンソース宣言

    寺田 寅彦『どんぐり』
    織り込まれる時間

    夏目 漱石『夢十夜』
    夢をいきる時間

    柳田 国男『遠野物語』
    死者への戦慄

    石川 啄木『一握の砂』
    喜びの香り
     
    南方 熊楠『神社合祀に関する意見』
    神々と生命のエコロジー

    泉 鏡花 『海神別荘』
    夢と現実の往還

    和辻 哲郎『古寺巡礼』
    結晶する風土

    小川未明『赤いろうそくと人魚』
    死者と生きるための童話

    宮沢 賢治『インドラの網』
    インドラとインターネットの未来

    内藤 湖南『大阪の町人学者富永仲基』
    アップデートされる宗教

    三遊亭 円朝『落語の濫觴』
    落語の未来

    梶井基次郎『桜の樹の下には』
    ポスト・ヒューマンの死生観

    岡倉 天心『茶の本』
    東西翻訳奇譚

    九鬼 周造『「いき」の構造』
    永遠と無限の閾

    林 芙美子『清貧の書』
    世界への信頼を回復する

    谷崎潤一郎『陰鬱礼賛』
    闇のウェルビーイング

    岡本 かの子『家霊』
    呼応しあう『いのち』

  • 「できないことはやらなくていい できることを伸ばせばいい」

    TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」放映後 大反響!

    ◆小学生の頃から識字障害で読み書きに遅れが出る
    →ドローンに熱中し全国大会優勝や世界大会出場を果たす
    →才能を活かして18歳でドローン空撮・操縦会社を設立

    「識字障害が気にならなくなったとき、未来が明るくなって、やりたいことにもっとチャレンジしたい気持ちがわいてきました」
    小学生の頃から読み書きに遅れが生じ、中学生で識字障害と診断。苦しい学生生活の一方で、ドローンと出会い全国大会で優勝するほどの腕となる。18歳でドローン操縦・空撮会社を立ち上げた高梨智樹の生き方とは。

    【目次】
    はじめに
    1 僕と識字障害
    2 小・中学校に通っていた頃
    3 高校に通っていた頃
    4 DO-IT Japanプロジェクトとの出会い
    5 僕とドローン
    6 ドローンと歩む未来
    おわりに
  • 「こんな旅人になっちゃいけない!」過激で怖いもの知らず。旅人界のはぐれ者集団「海外ブラックロード」。バンコク、サンパウロ、NY、ヨハネス、プノンペン、バックパッカー、日本人宿、スラム、メシ、夜遊び。ガイドブックには載せられない旅を、くせ者揃いの旅の仲間と語り尽くす!大人気ポッドキャスト「海外ブラックロード」10周年記念!

    海外ブラックロードpodcast
    2010年に放送を開始した「海外」「旅」をテーマにしたポッドキャスト。毎週配信。嵐、丸ゴン、虫象がパーソナリティーを務め、2020年で10周年、600回を迎えた。
    http://www.blackroad.net/blackroad/


    【目次】
    はじめに
    10年間の旅の軌跡
    PART1 俺たちの街
     タイ・バンコク
     ブラジル・サンパウロ
     アメリカ・ニューヨーク
     南アフリカ・ヨハネスブルグ
     カンボジア・プノンペン、シェムリアップ
    PART2 懐かしい話
     日本人宿
     地球の歩き方
     バックパッカー
     ジェネレーションギャップ
     JBL向井さんを偲ぶ
    PART3 ガイドブックには載らない旅の知恵
    PART4 失われゆく世界の1000円以下風俗を求めて
    「海外ブラックロード」ポッドキャスト傑作選
     (1)嵐よういちとは何者なのか? 伝説の第1回放送
     (2)2010年のエジプト旅
     (3)嵐よういちとの旅
     (4)世界の風俗の底辺を攻める
     (5)旅人たちに物申す
     (6)ブータンの話
     (7)ミャンマー留学の話
     (8)バンコクで待ち合わせ(バンコク収録)
     (9)ブルガリアdeヨーグルト(ソフィア収録)
     (10)ピースボートなんて誰が行くんだ?
     (11)虫象の韓国旅
     海外ブラックロード・ファミリー紹介
  • “大学崩壊”なんて嘆いている暇はない!
    高校から「模擬講義」を依頼されれば、PRのためにと馳せ参じる。研究室を維持するためには、学生指導と予算確保が欠かせない。組織の一員として働く限り、重たい役職が降ってくる。……教授は水面下で、こんなにも努力している。


    【内容紹介】

     東京大学工学部で助教、助教授、そして千葉大学工学部で教授を歴任した斎藤恭一氏。しかし、その所属学科は、放っておいても学生が志望して入ってくるような「人気学科」では決してなかった。
     少子化と大学間競争が激しくなるなかで、高校や予備校に赴いては、学科、学部、ひいては大学の魅力をPRするために「模擬講義」を行う。さらには「理科離れ」を防ごうと、「市民講座」で熱弁をふるう。大学内においては、講義に対して迫りくる学生からの「授業評価アンケート」にもひるまずに、見事に「ベストティーチャー賞」を受賞。ときに学生生活を充実させてあげようと、新入生や学部生を、合宿や工場見学に引率して盛り上げる。大学組織、研究室の運営を円滑に進めるためには、重荷であっても役職に就き、ゼミ生の論文を添削指導する。研究費の確保、研究の実用化を目指して、科研費を確保し、産学連携に務める。
     千葉大学名誉教授が、37年間の研究者、教育者生活のなかで日夜奮闘してきた汗と涙の記録!


    【本文より】

    「研究」は一人で成し遂げられるものではない!

    「あなたの研究の目的とは?」と尋ねられたときに、「発見と発明」、すなわち「『これまでわからなかったことを解明する』『これまでなかったものを発明する』ことをめざして、研究を続けてきました」と言うのが、大学教授として立派な答えかもしれない。
    私の場合は、研究とはそんなものではなく、よいときも、そうでないときも、学生との格闘であった。しかし、学生がいたからこそ、研究を続けることができたのは確かである。〈――終章より抜粋〉


    【目次】
    序章 「大学崩壊」と嘆いても始まらない
    第一章 未来ある高校生に必死でPR
    第二章 市民にも「理科」に馴染んでもらおう
    第三章 「学生指導」はテンヤワンヤ
    第四章 大学という「組織」の経営は悲喜こもごも
    終章 「研究」は一人では成し遂げられない
  • ユーロ崩壊、円高、アメリカ、中国、東日本大震災、民主党政権、財務省、暴力団…日本を包囲する「点と線」の全貌とは?そして、世界を操る「サバタイ派マフィア」の正体とは? 普段我々の意識しない裏の世界ともいえる部分を解き明かす。

    ベンジャミン・フルフォード
    1961年カナダ生まれ。外交官の家庭に生まれ、若くして来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。その後、再来日し、「日経ウィークリー」記者、米経済誌「フォーブス」アジア太平洋支局長などを経て、現在はフリージャーナリスト。著書は『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』『ヤクザ・リセッション』(光文社)、『勃発!第3次世界大戦』(ベストセラーズ)、『闇の権力者たちのエネルギー資源戦争』(青春出版社)など多数。
  • 武豊騎手推薦
    騎手になって良かった!
    と改めて思えた一冊です。

    幕末から令和へ、西郷従道に始まり藤田菜七子まで。
    時代を築き、繋いだ総勢33人の騎手で読む日本競馬史!

    女性騎手の誕生や、革新的騎乗法の導入、外国人騎手の登場など、武豊を筆頭に数多の競馬ファンを魅了してきた名ジョッキーたちの知られざるエピソードを通して、日本競馬の歴史を概観します。


    【目次】
    はじめに

    ■幕末期に誕生した日本の洋式競馬を牽引
    西郷従道

    ■明治時代の根岸競馬でスター騎手誕生
    神崎利木蔵

    ■競馬と「馬産」が結びつき盛りあがった戦前競馬のエース
    函館孫作

    ■日本初の女性騎手誕生
    斉藤すみ

    ■無敗の牝馬クリフジを御して最年少ダービー制覇
    前田長吉

    ■戦後日本初の海外遠征・騎乗スタイルの革命
    保田隆芳

    ■日本競馬にいくつもの「初」の記録を刻む
    野平祐二

    ■リーディングジョッキー7回獲得し頂点に君臨
    加賀武見

    ■競馬界に連綿と輝き続ける「武」家の系譜
    武邦彦

    ■地味な地方回りから時代の寵児に
    増沢末夫

    ■若くして関東のトップジョッキーとして君臨
    郷原洋行

    ■個性派三冠馬を御してファンを魅了
    吉永正人

    ■意外性で「穴党」を歓喜させた仕事人
    田島良保

    ■史上初!オークス3連覇を果たした「牝馬の嶋田」
    嶋田功

    ■ソツのない確かな騎乗で見事な結果を見せた関西のリーダー
    河内洋

    ■2頭の芦毛の名馬と三冠馬でファンの心を掴む
    南井克巳

    ■勝つも負けるも派手な「ピンクの勝負服」
    小島太

    ■9年連続リーディングジョッキーになった「天才中の天才」
    福永洋一

    ■勝つための乗り方を追求して確立した「好位差し」の名手
    岡部幸雄

    ■競馬史に残る名言を生んだ悲願のダービー制覇
    柴田政人

    ■ときに事件を巻き起こすドラマチック・ジョッキー
    田原成貴

    ■百年ぶりの天覧競馬制覇が生んだ名シーン
    松永幹夫

    ■存在自体が「競馬小史」不世出の天才騎手
    武豊

    ■世の中に競馬をアピールし続けた熱い情熱
    後藤浩輝

    ■60歳を越えてもなおファンを沸かせる地方競馬の「レジェンド」
    的場文男

    ■地方競馬から中央競馬への道を切り拓いたパイオニア
    安藤勝己

    ■南関の花形ジョッキーは中央に移籍してもすごかった!
    内田博幸

    ■JRA短期免許で有馬記念3連覇を果たした「黒船」の衝撃
    オリビエ・ペリエ

    ■退路を断って「日本の騎手」を選んだ2人の名手
    ルメール&デムーロ

    ■「悲運の天才の息子」が登り詰めた険しい山
    福永祐一

    ■地方から移籍して3年連続JRAリーディング1位を獲得
    戸崎圭太

    ■16年ぶりのJRA女性騎手が見せる確かな騎乗
    藤田菜七子

    日本競馬年表

    あとがき
  • そして人民は幸せになったのか?

    お金、不動産、食べ物、観光、IT、民族、格差
    あまりにも急激な成長がもたらしたものとは……

    90年代初頭から現代までの
    変化をたどる渾身のルポ!

    歴史に残るこの変化を、私はこの目で確かめたくてどうしようもなくなった。
    GDP世界2位。十数億人が体験した経済成長を中国はどう果たしたのか。
    90年代初頭、経済発展前の中国を訪れた著者が、今再び中国へ…。
    発展前と後を比較する定点観測の旅の先に見たものとは?


    【目次】
    まえがき
    01 開発 景色を一変させた数々のプロジェクト
    02 食べ物 どれも美味しく、誰も飢えない理由
    03 格差 「お金持ち」に遭遇。貧しい人たちに会いにいく
    04 交通 すさまじい勢いで整備された交通網
    05 お金 使ってみて実感したこの国の変貌
    06 マナー 経済発展は人を行儀良くさせるのか
    07 産業 世界をリードし始めた中国企業の技術力
    08 不動産 急成長のカラクリ、その暗部
    09 出版とIT 報道の自由と監視体制と
    10 治安維持 経済成長を続けるための封じ込め
    11 観光 激増する国内観光客と観光公害
    12 民族 経済発展が国家との関係性をどう変えたのか
    あとがき
    参考文献
  • つまり、誰も私を助けてくれない。
    これが今、12歳の女子中学生である私の生活。
    痴漢と対峙するのは、いつもひとりだ。

    6年間、山手線で毎日のように繰り返された痴漢行為。
    止まらない暴力、無理解な大人たちが、12歳の少女・クミの絶望を加速させる―

    痴漢被害者による実体験を基にした私小説。
    フランスで刊行され現地で議論を巻き起こした作品が、ついに邦訳。

    この被害は、「よくあること」でも「大げさ」でもない。
    私たちの日常に潜むグロテスクな事実から目を背けないために、
    被害者が語る 絶望と、怒りと、救済の物語。

    【目次】
    はじめに エマニュエル・アルノー

    プロローグ
    第一章 6月の朝、山手線で
    第二章 母
    第三章 私は誰かの敵?
    第四章 夜道
    第五章 ユリ
    第六章 「じゃあ、15分」
    第七章 救済の計画
    第八章 痴漢の手首をつかんで、それから

    解説 医学博士 ガダ・アテム
    解説 精神保健福祉士 社会福祉士 斉藤章佳

    おわりに 佐々木くみ
  • エロからテロまで!
    バンコクに編集部を置き、「日本の恥!」と駐妻たちに目の敵にされた伝説の雑誌「Gダイアリー」。
    その編集部員が綴るウソのような舞台裏。あの熱量はなんだったのか?


    男たちの夢を偏執的に詰め込んだ夢の雑誌。
    俺も「Gダイの編集部で働きてえな」と思っていた読者でした。
    丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)

    Gダイアリーは天使の顔をした怪物だった。誰の手にも負えなかった。
    日本に負けた男たちがつくりあげた桃源郷──その蠱惑(こわく)な空間が本書で蘇る。
    下川裕治(旅行作家)

    エロ、旅、冒険、エロ、エロ、グルメ、エロ、比較文化、エロ、戦争、クーデター、エロ、そして青春…。
    本書はアジアで最もお下劣にして純情な魂の記録である。
    高野秀行(ノンフィクション作家)


    【目次】
    はじめに | 夢と冒険の書Gダイ

    第1章 GダイのGは「ジェントルマン」のG!?
    第2章 僕のドリームはバンコクにある、はず
    第3章 Gダイはエロ本か旅雑誌か
    第4章 タイの政変に翻弄される
    第5章 Gダイに集う奇人たち 
    第6章 Gダイ絶頂! アジアの伝説となる
    第7章 バンコクのいちばん長い日
    第8章 さらばGダイ、さらばバンコク

    あとがき | Gダイアリーは死なず

    タイとGダイアリーの歴史
    Gダイアリー 特集とおもな連載
  • 障害は続く。そして、生涯も続く……!
    脳性まひ者が、就職して働いてみたら、いろんなことが見えてきた。

    生まれてこの方、脳性まひ。健常者、そして社会とかかわる中で、見えてきたこと、見たくなかったこと、見つけた希望。
    障害者と健常者の溝を埋める! 埋めなくても、溝を直視する! そのために、この経験を語ろう。
    Cakes連載を書籍化。脳性まひ者・福本千夏が挑む、革命的エッセイ!

    <はじめに>
    「障害者」という言葉で、あなたは、どんなことをイメージする?
    「そういえば、小学校の時のあの子」「いとこがダウン症で……」など思い浮かぶお顔がある人もいるだろう。えっ? 昨日観たドラマの主人公が障害者だった。今朝、白杖をついた方とすれちがった。と、考えると障害者も健常者同様、多種多様ですよね。ちなみに、私は脳性まひというやっかいで楽しい障害者です。あっ、脳性まひも一人一人違うことも明記しとかなきゃ。
    健常者の夫は十二年前にこの世から去り、息子も一人立ちし、一人暮らしのおともに「うさぎと亀」を飼おうと思っている五十七歳っすわ。
    年々体が動きにくくなっていく私は、科学の力で突然ピンシャン動けるようになる可能性も1パーセントぐらいはあるかもしれない。が、健常者がやっぱり羨ましいです。
    だって、行きたい時に行きたいところに行ける。車だってバイクだって自転車にだって乗れる。ラーメンだってすすれるし、伝えたいことをスムーズに話せる。
    人になにかをお願いせずに、思ったことができるじゃん。自分で選択して、どんなこともできるっていいな、いいなって。でも、ある時、近しい健常者にこんなことを言われた。
    「福本さんって普通じゃないですか。フツーに結婚して、フツーに子ども産んで、フツーの人生ですよ。それに比べて私なんて……」
    中学校の座談会で、三十半ばの先生からは「普通にお仕事もされていて、本まで出版されて、フツーの僕たちが夢見てもなかなかできないことを……もう望むことなんてないでしょ?」と。
    「あるある。首の痛みを気にせず、毎日を過ごしたい」
    「ほかには?」
    と今度は生徒から質問が来る。
    「水をごくごく飲みたい」
    「えっ、水飲めないんですか」
    「うん。のどの筋肉も落ちて来て、ごっくんってするのが大変でね。溺れそうになる」
    と答える。すると、
    「水泳も苦手?顔は洗えますか?」「のどは乾かないんですか?」「水の代わりにアイスクリームを食べれば?」
    おっとっと、話があらぬ方向にいく。
    で、その屈託ない中学生たちの前で、「あれっ、私の障害っていったいなんだろう?」って、一瞬頭が真っ白になっちゃいます。
    障害者と呼ばれる人も健常者と言われる人にも本当にいろいろな人がいるのよね。一人一人価値観も違うし、大事にしたいものも違う。で、みんな病気もすれば、体や心が傷ついたりもする。でもでも、みんな、人の言葉や思いや人との出会いで元気になったりもする。そこは、障害者も健常者も関係ない? のかなーって思う。
    そして、ひょっとして、今、こうして子どもたちと他愛ないことを話している。こんなふうに言葉を積み重ねていけば、互いのことも少しずつ理解できる?
    障害者VS健常者の関係から抜け出せるかも?
    この時、心の中でカーンとゴングが鳴った。

    よしっ! その考えをより深めるために、私が六年間働いたり、いろいろな人と関わったりする中で感じたことを、書く!
    これは、障害者と健常者の溝を埋めるための挑戦だ。行くぜ!

    【目次】
    はじめに
    1 私、働いてました
    2 私の一人暮らし
    3 私、こんなふうに支えられています
    4 親と子って、いろいろある
    5 そしてSHOGAIは続く……
    おわりに
  • 1,760(税込)
    著者:
    大倉徹也
    レーベル: ――

    テレビがまだ白黒の生放送だった時代から半世紀余り、
    人生を放送台本書きに捧げた放送作家の
    “極”私的放送史

    『夢であいましょう』『8時だヨ!全員集合』『ビッグショー』『小沢昭一の小沢昭一的こころ』……
    あの人気番組、あのスターの秘話満載

    「放送番組にはいったい何ができるだろうか」
    そのことを生涯追い求め、86歳で逝った
    放送作家一期生による最後の記録

    【本書に登場する著名人たち】
    永六輔、中村八大、坂本九、伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ、ザ・ドリフターズ、黒柳徹子、杉村春子、高峰三枝子、高峰秀子、キャンディーズ、山口百恵、桜田淳子、森昌子、加山雄三、石原裕次郎、小林旭、鶴田浩二、勝新太郎、渡哲也、初代・林家三平、松本清張、阿久悠氏、船村徹、雪村いづみ、美空ひばり、都はるみ、小沢昭一、森光子、森繁久彌(敬称略・本書掲載順)

    【本書に登場する番組】
    『夢であいましょう』、『テレビファソラシド』、『トンコは出勤5分前』、『八大朝の歌』、『8時だヨ!全員集合』、『ステージ101』、『この人…ショー』、『歌え!ヤンヤン!!』、『ビッグショー』、『Time21』、『アフタヌーン・ショー』、『サザエさん』、『スーパースター8★逃げろ!』、『民放ラジオ30周年記念特別番組』、『NHKニューイヤーオペラコンサート』、『朝からどうもすみません』、『小沢昭一の小沢昭一的こころ』、『今晩は森繁久彌です』、『放送の休日』、『わが心の愛唱歌大全集』


    【目次】
    オープニング

    ■六・八・九の話
    永六輔さんと私
    中村八大さんと私
    坂本九と私

    ■グループの人たちの話
    『見上げてごらん夜の星を』と私
    『8時だヨ!全員集合』と私
    『ステージ101』と私

    ■テレビと女優の話
    黒柳徹子と私
    杉村春子と私
    二人の高峰さんと私

    ■アイドルたちの話
    『歌え!ヤンヤン!!』と私
    キャンディーズと私
    中三トリオと私

    ■歌う映画俳優の話
    加山雄三と私
    石原裕次郎と私
    小林旭・鶴田浩二と私
    勝新太郎と私

    ■ドキュメンタリーの話
    夫婦船【めおとせん】と私
    ナガサキと私
    入江侍従長と私

    ■無念残念な話
    『サザエさん』と私
    歌川広重【ひろしげ】と私
    『スーパースター8【エイト】★逃げろ!』と私

    ■視聴率・聴取率と関係ない話
    『民放ラジオ30周年記念特別番組』と私
    『NHKニューイヤーオペラコンサート』と私
    初代・林家三平と私

    ■「芸能人」ではない人たちの話
    松本清張氏と私
    阿久悠氏と私
    船村徹氏と私

    ■特に記しておきたい三人の女性歌手の話
    雪村いづみと私
    美空ひばりと私
    都はるみと私

    ■影響を受けた俳優の話
    小沢昭一と私
    森光子と私
    森繁久彌と私

    ■『放送の休日』の話
    『わが心の愛唱歌大全集』と私

    エンディング
  • これは「人間の過ち」の歴史である。

    大正から平成の終わりまで
    過去100年間に起きた
    凶悪犯罪217件を完全データ化
    ニッポンの犯罪を一挙総覧!


    「女子高生コンクリ詰め殺人事件」、「宮崎勤幼女連続殺人事件」、「地下鉄サリン事件」、「酒鬼薔薇聖斗事件」、「秋葉原通り魔殺人事件」……世界を震撼させたあの事件の発生地、発生年、犯人、罪状、事件発生とその経緯、逮捕、判決などを詳細解説

    殺人、強姦、誘拐、監禁、強盗、死体損壊――。本書に掲載されているのは、読むのもつらく、知りたくない出来事ばかりかもしれない。しかしこうした事件が現実にあなたのすぐ隣で起こっている。我々は、この数多の犯罪の狂気の奥底に潜むものを凝視せねばならい。なぜこのような凄惨な事件が起こってしまったのか、犯人の真意(心理)はどのようなものだったのか……。日本の過去100年の犯罪を概観しその変化を感じ取る一冊。

    ・1915─2019年の凶悪犯罪217件を網羅
    ・発生の経緯、犯人の生い立ちから、判決、事件のポイントまで詳細に解説
    ・年表・統計、未解決事件リストなども満載

    【参考データ】
    少年犯罪の推移と現状
    バラバラ殺人事件の系譜
    冤罪事件の構図
    通り魔・無差別殺人の様相
    毒殺事件の傾向と分析
    集団と犯罪 暴走のメカニズム
    刑法犯の検挙人員と検挙率の推移
    警察庁広域重要指定事件一覧
    平成未解決事件リスト

    【目次】
    はじめに

    平成の凶悪犯罪 1989─2019(平成元年~平成31年)
     女子高生コンクリ詰め殺人事件
     宮崎勤幼女連続殺人事件
     坂本弁護士一家殺害事件
     甲府信金女子職員誘拐殺人事件
     松本サリン事件
     埼玉愛犬家連続殺人事件
     地下鉄サリン事件東電OL殺人事件
     酒鬼薔薇聖斗事件
     和歌山毒入りカレー事件
     桶川女子大生ストーカー殺人事件
     「ライフスペース」事件
     大分県一家6人殺傷事件
     世田谷一家惨殺事件
     弘前武富士放火殺人事件
     大阪池田小児童殺傷事件
     自殺サイト殺人事件
     英国人講師殺害事件
     秋葉原通り魔殺人事件
     大阪個室ビデオ店放火殺人事件
     鳥取連続不審死事件
     相模原障がい者殺傷事件
     福岡IT講師殺害事件
     千葉小4女児虐待死事件
     杉並区女性保育士殺害事件
     など

    大正・昭和の凶悪犯罪 1915─1988(大正4年~昭和63年)
     鈴ケ森おはる殺し事件
     玉ノ井バラバラ殺人事件
     阿部定事件
     津山30人殺し事件
     帝銀事件
     下山事件
     人違いバラバラ殺人事件
     ホテル日本閣事件
     浅沼社会党委員長暗殺事件
     名張毒ぶどう酒事件
     吉展ちゃん誘拐殺人事件
     力道山刺殺事件
     袴田事件
     金嬉老事件
     永山則夫連続射殺魔事件
     「よど号」ハイジャック事件
     大久保清連続殺人事件
     連合赤軍事件
     あさま山荘事件
     青酸コーラ無差別殺人事件
     ロボトミー殺人事件
     新宿駅西口バス放火事件
     予備校生金属バット殺人事件
     戸塚ヨットスクール事件
     グリコ・森永事件
     豊田商事永野会長刺殺事件
     トリカブト保険金殺人事件
     赤報隊テロ事件
     名古屋アベック殺人事件
     など

    <参考データ>
     少年犯罪の推移と現状
     バラバラ殺人事件の系譜
     冤罪事件の構図
     通り魔・無差別殺人の様相
     毒殺事件の傾向と分析
     集団と犯罪 暴走のメカニズム
     1989~2013 平成未解決事件リスト
     刑法犯の検挙人員と検挙率の推移(平成28年現在)
     警察庁広域重要指定事件一覧
  • 突撃!
    全裸の漂泊者たちはどこを目指す?
    一億人が集まる世界最大の祝祭
    神秘と熱狂のど真ん中へ


    混沌のインドに呑み込まれろ!
    聖地・サンガムを有するインド北部の街、アラハバードに45日間の異界誕生。
    12年に一度、一億人の巡礼者が押し寄せる世界最大の祝祭にキャンプ・イン。
    マッドマックス?黄泉の国?転がる写真家・名越啓介と週刊誌編集者が迫る、混沌のドキュメント。

    2006年から数回にわたって撮影した「普通じゃないインド」写真も収録。

    【目次】
    VAGABOND 2006-2013
    SADHU 108 2010
    DAYS of KUMBH MELA 2019
  • マウンティング、枕営業、副業、恋愛、妊娠、そしてSEX……脱け出せないのには、理由がある!

    中村淳彦氏との対談を掲載。

    テレビや雑誌など華々しい舞台での活躍が目立つアイドルだが、そのほとんどは「地下アイドル」か、ファンを集めた撮影会などが主戦場の「最底辺グラビアアイドル」である。テレビにレギュラー出演することも、週刊誌やコミック雑誌のグラビアを飾ることもなく30代を迎えてしまったグラビアアイドル・吉沢さりぃが、「ミスFLASH 2016」ファイナリストにのぼりつめ、後輩のマネジメントを手がけるようになるまでの“どん底生活”と、最底辺から頂点を目指す女同士の激しい“マウンティング地獄”を赤裸々に語る。

    【目次】
    Part1 最底辺グラドルの理想と現実
    Part2 夢を喰われる少女
    Part3 脱け出せない女たち
    巻末対談 中村淳彦×吉沢さりぃ 「女を売る仕事」のリアル
  • 政府の監視も、グーグルのアルゴリズムも、企業によるターゲティングも、
    さらには法律の手すらも及ばないインターネットの暗部=ダークウェブ。
    「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出す
    ポスト・トゥルース時代のノンフィクション!!

    知られざるインターネットの暗部――ダークウェブ。
    その領域の住人たちは何よりも「自由」を追い求め、
    不道徳な文化に耽溺しながら、「もう一つの別の世界」を夢想する。

    本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、
    ダークウェブという舞台に現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。
    「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、
    遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。

    【目次】
    序章 もう一つの別の世界
     分断されたインターネット
     フィルターにコントロールされた「自由」…etc.

    第1章 暗号通信というコンセプト
     ダークウェブとは何か
     「数学」という美しく純粋なシステムによる支配…etc.

    第2章 ブラックマーケットの光と闇
     「闇のAmazon」
     思慮深きマーケットの支配者…etc.

    第3章 回遊する都市伝説
     殺人請負サイトQ&A
     人身売買オークション
     スナッフ・ライブストリーミング…etc.

    第4章 ペドファイルたちのコミュニティ
     児童ポルノの爆発的な拡散
     フィリピンのサイバー・セックス・ツーリズム
     おとり捜査…etc.

    補論1 思想をもたない日本のインターネット
     アングラ・サブカルとしての消費
     アメリカのインターネットが反体制的な理由…etc.

    第5章 新反動主義の台頭
     哲学者、ニック・ランド
     暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント)
     恋愛ヒエラルキーの形成と闘争領域の拡大…etc.

    第6章 近代国家を超越する
     ブロックチェーン上のコミュニティ
     バーチャル国家が乱立する未来…etc.

    補論2 現実を侵食するフィクション
     冥界としてのサイバースペース
     現実認識を変容させる…etc.
  • 1,760(税込)
    著者:
    山田直樹
    レーベル: ――

    高野山、比叡山などの奥にひっそりと佇む「企業墓」。
    最近急増する外国人観光客からは日本特有の文化として注目を浴び始めているが、日本人自身がその存在について知らない。
    それら「企業墓」には「日本人の企業観」「企業とは誰のものか」「企業にとって“死”とは何か」など、人間と企業にとっていちばん大切な要素が内包されていると言っても過言ではない。
    一つひとつの「企業墓」の背景にひそむ物語を読み解くことで、「日本人と企業」「企業と宗教」の関係に肉薄する衝撃のルポルタージュ。
  • 「危ない場所なんて、あるんですか?」
    「なんでもあるだろ、だってニューヨークなんだから」

    「クレイジージャーニー」で人気のジャーナリストが見た、“憧れの街”の裏側。

    人口およそ2000万人の巨大都市で、多くの人種や職業の人が集まり、巨大な経済圏になっていれば、想像できる種類の犯罪や社会問題は必ずある。売春はあるし、ドラッグも頻繁に売買されている。マフィアもいるし、ギャングもいる。超セレブの家の近所に餓死寸前の貧乏人やホームレスがいたりする。おびただしい量のカオスを内包した巨大都市なのだ。
  • これが本物の侠(おとこ)たちだ!――元山口組系組長、現NPO法人代表 竹垣悟氏
    いま、よみがえるあの任侠人たちの生き様、そして死に様。

    徹底的に社会から排除される存在となったヤクザだが、
    かつて、“伝説”と呼ばれるヤクザたちがいた。

    生きた時代も、属した組織も、地位や立場も異なるが、
    一本ビシっと筋の通ったその生き方は、まさに“任侠”そのものである。

    彼らはひとりの侠(おとこ)として、どう生き、どう死んでいったのか。
    そして何を残したのか。

    “伝説”が生まれなくなった現代によみがえる、在りし日のヤクザたち。
    これはまさに、“古きよき時代”のヤクザに捧げるオマージュである。
  • 「普通」ってなに?

    ポンコツじゃなくてデコボコ。
    発達障害当事者、22人のリアル。

    「東洋経済オンライン」の人気連載、書籍化!

    [書き下ろし体験レポート]
    「自分も発達障害かも」と疑う著者が、実際に心療内科を受診し、心理検査を受けてみると……!


    「発見の連続に、夢中になってページをめくった。私たちのよく知る生きづらさと、まったく知らなかった生き難さ。
    著者だからこそ聞き出せた貴重な証言が本書には詰まっている」
    雨宮処凛(作家)


    できること、できないことの差が激しい。
    それが発達障害の大きな特徴です。
    ADHD、ASD、LD――何に悩み、何を望んでいるのか。
    仕事、家族、人間関係、二次障害――。

    ・思わず暴言、賭け事や性欲を抑えられない
    ・雑談の強要が苦手で職場のコミュニケーションが困難
    ・小中時代は不登校だったが、得意分野を見つけて自立
    ・もっと早く自分の発達障害を知りたかった
    ・発達障害同士の夫婦の結婚事情
    ・勉強はできたが、仕事ができず3度の転職
    ・「普通」じゃないからこそ上にいける可能性もある
    ・自分の意見を言えない特性から性依存に
    ・後天的に発達障害に似た特性が出るように
    ・二次障害のうつ病で働けず生活保護を受給
    ・当事者会に参加し、脱・引きこもりに成功 ほか
  • 結婚はしない。でも、産みたい--。
    結婚せずに出産する女性が増えている。統計では、母子家庭における未婚者の割合はこの5年間で3倍近くにも急上昇中だ。彼女たちの存在は、「セックス」「出産」「結婚」が三位一体となっていた時代の終わりを意味しているのだろうか? 著者は、結婚せずに子作りに協力してくれる人を求め、独自の「契約結婚」やゲイカップルとの人工授精を試みるなど、試行錯誤しながら念願の第一子を非婚出産。家族とは何か。結婚とは何か。現在、共同保育を実践中であるシングルマザーの著者が波乱万丈の半生を振り返りつつ、それらの問いについて綴ったエッセイ。
    寺脇研氏(元文部官僚)、推薦。著者のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)放映。
  • 「初心者リスク」を徹底回避!
    多くの投資家の売買行動を見てきた著者だけが書ける、
    失敗する人が陥りがちな「仮想通貨」の罠と、
    「勝つための」投資法とは。
  • 覚醒剤で、逮捕4回、通算服役12年。
    あの強盗殺人犯も、某カルト教祖の妻も、放火魔も、みんな同じ塀の中!
    いじめ、介護、出産、同性愛…獄中(なか)のリアルを全部ぶっちゃけます。
    覚せい剤取締法違反で4回逮捕され、合計12年もの月日を獄中で過ごした中野瑠美。
    男子刑務所とは違い、女子刑務所は、殺人犯も放火犯も万引き犯も、罪の重さに関係なくすべての受刑者が同じ施設に収容される。
    そんな「犯罪者のるつぼ」ともいえる世界で、彼女たちはどのように過ごしているのか。
    獄中内のヒエラルキーから、いじめ、高齢化問題、食事やおやつの内容や、性の問題まで、塀の外からはわからない、ムショのあらゆる日常を語りつくす。
  • 丸山ゴンザレス氏(ジャーナリスト)推薦!


    クズな私でも輝ける場所があったーー。

    やる気ゼロ、貯金ゼロ、計画性ゼロ。ポンコツキャバ嬢による、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの「日本人向けキャバクラ」潜入就職&アジア夜遊び放浪記。
  • 文学史に名を刻む、森鴎外、夏目漱石、志賀直哉、芥川龍之介、川端康成、……
    しかし、そんな「文豪」よりも遙かに「愛されていた作家」たちがいる!

    菊池幽芳『己が罪』、『乳姉妹』 / 矢野龍渓『経国美談』、『浮城物語』 / 菊亭香水『惨風悲話 世路日記』 / 東海散士『佳人之奇遇』 / 村上浪六『当世五人男』 / 村井弦斎「道楽」シリーズ / 徳冨蘆花『不如帰』 / 桜井忠温『肉弾 旅順実戦記』 / 半井桃水『胡沙吹く風』 / 渡辺霞亭『渦巻』 / 柳川春葉『生さぬ仲』 / 木下尚江『良人の自白』 / 田口掬汀『伯爵夫人』 / 小杉天外『魔風恋風』 / 小栗風葉『青春』 / 島田清次郎『地上』 / 江馬修『受難者』、『山の民』 / 倉田百三『出家とその弟子』 / 奥野他見男『学士様なら娘をやろうか』 / 白井喬二『富士に立つ影』 / 直木三十五『南国太平記』 / 尾崎士郎『人生劇場』 / 小島政二郎『人妻椿』 / 島木健作『生活の探求』 / 豊田正子『綴方教室』 / 火野葦平「兵隊」三部作 / 小川正子『小島の春』 / 大迫倫子『娘時代』 / 岩田豊雄『海軍』 / 石坂洋次郎『青い山脈』 / 田村泰次郎『肉体の門』 / 富島健夫『おさな妻』 / 原田康子『挽歌』 / 源氏鶏太『三等重役』 / 柴田翔『されどわれらが日々――』 / 森村桂『天国にいちばん近い島』 
    ……など

    彼らはどうやって人気作家となり、なぜ「忘れらて」しまったのか?
    明治から昭和までの人気作家たちの悲哀に迫る、もう一つの文学史。
  • SM、放尿、逆レイプ……10年前なら珍しかったマニアックなプレイも、気軽に楽しめちゃう時代。そのせいで、いまや風俗店には、とんでもないお客が増えているんです! やたらとカラダのパーツにこだわる。目の前の女性の体に触れもせずにひたすら目で楽しむ。あり得ない道具を持ち出す――。風俗嬢たちが見た、言われた、プレイした、スゴい性癖の数々。言っときますが、ぜんぶホントにあった話です。笑う? 引く? それとも思わずうなずいちゃう?
  • 日本列島を震撼させた、殺人、強姦、誘拐、監禁、強盗、恐喝、放火、詐欺、死体損壊――あの忌まわしい凶悪事件の数々!過去100年分を網羅!
    単独で、あるいは集団で。無差別に、もしくは怨恨から。本書で紹介するのは、日本において、この100年間で人間が犯した「過ちの歴史」である。これらは他人事ではない。我々は、この数多の犯罪から、なぜこのような悲惨な事件が起こってしまったのか、犯人の真意(心理)はどのようなものだったのか、を読み取っていかなければならない。決して自らが犯罪者となることがないように……。
    1915─2010年の凶悪犯罪を網羅
    発生の経緯、犯人の生い立ちから、判決、事件のポイントまで詳細に解説・年表・統計などデータも満載!
  • 家族を愛しながらも、人知れず悩みをかかえている妻たち。そんな彼女たちが、交流サイトで知り合ったり、仕事先で出会ったり…ちょっとした偶然や好奇心からハマッてしまった秘密の関係。秘密だからこそときめき、濃厚な時間に酔いしれる。一人の「女」として再び悦びに目覚めてしまった人妻31人のリアル告白。
  • 絶対、秘密にしてくださいね。
    若くもない。巧みなテクニックがあるわけでもない…でも成熟した色気とやさしい包容力が彼女たちにはある。――子供がいるので限られた時間でできる仕事が欲しかった。自分本位な夫とのセックスに嫌気がさして。カードローンの返済のため。……きっかけは様々、だけど、みんな本気で濡れてます! 人妻ソープ、熟女デリヘル、回春アロマエステなど…現役人妻風俗嬢20人にディープ取材。その心の内を、エッチな接客の日々を、濃厚に綴った密着ルポ!

    加藤文果(かとう・ふみか)
    現代女性の性愛と風俗業界の取材が専門。加藤文果・FumikaのWネームでスポーツ紙、ケータイなどの電子書籍でルポライター、作家として活躍。主な作品に『妻たちが溺れた婚外セックス』、『満たされない私たち~OL夜のヒミツ箱』(イースト・プレス 文庫ぎんが堂)。ケータイ書籍『試着室で入れられちゃった~エッチな制服採寸~』(モバイルメディアリサーチ)、『セフレ以上、彼氏未満』(イースト・プレス シュガーLOVE文庫)など。三浦誠衛流居合道二段。
  • 1,540(税込)
    著者:
    富家孝
    レーベル: ――

    間違いだらけの医者選び
    なぜ、医療過誤(医療ミス)は続出するのか?

    超高齢化が劇的に進行する現代ニッポンの医療は、まさに「ブラック化」が著しい。なぜなら、「医は仁術」という貝原益軒の教えはどこかに忘れ去られ、「医は算術」の時代に突入しているからである。MRIなど高額の設備投資の減価償却のために行われるフルコース検診と不要なブラック手術など、大学病院では日常茶飯事なのである。「ブラック病院」にはまさかの「手術ノルマ」も存在する!
    その結果、跡を絶たない医療過誤(医療ミス)が続出し、名門病院が次々と経営危機をむかえている。医師としてジャーナリストとして、また子息の医療過誤事件を体験した著者が、長年の知見をもとに現代医療の闇、「悪徳病院」、「ブラック化するドクター」の構造問題に鋭いメスを入れるノンフィクション!
  • ありがとう、また会えるよね。

    かけがえのない家族になってくれた犬たちへ、「ありがとう」を伝えたい。

    家族を失った孤独な少女のそばで、母親代わりになってくれた犬。
    崩壊しかけた家族の絆を、再び結んでくれた犬。
    亡くなった飼い主の家から離れず、ひとりぼっちで小さな命を捧げた犬。
    学校嫌いの中学生に寄り添い、あふれる涙をとめてくれた犬。
    さよならを通じて、死んでしまった者を愛する方法を教えてくれた犬。


    (公財)日本動物愛護協会のエッセイコンテスト「君がいてよかった」に寄せられた珠玉の40編を文庫化。
    審査委員長を務める椎名誠による作品解説も収録。
    犬と人の絆に「ありがとう」の涙があふれる、感動のエッセイ集。
  • スキャンダルがあったわけでもなければ本人の体調不良でもない。明快な理由がないままの解任。傍から見れば衝撃的でもあり、不可解な要素を残したままの解任劇。
    じつは、その背景には、球団の経営事象を含めて複雑な問題が絡んでいた。
    その真相は……。果たして「契約」という理由だけだったのだろうか。

    いったい、プロ野球の求めていくべきものはなんなのだろうか。勝つことがすべてなのか。それとも、勝つことだけではない、もっと違う別の何かが存在するのだろうか。プロ野球経営とは、その勝つことだけではない「何か」を求めて突き進んでいくものだろうか。
    ファンにとって、監督・選手にとって最高の球団経営とはどんなものなのか? そして、本当の意味でプロ野球のファンサービスとはなんなのか。
    ドラフト取材歴30年、現場取材主義の著者が徹底検証!

    手束 仁
    愛知県出身。1981年國學院大学卒。
    徹底した現場主義をモットーとするスポーツジャーナリスト。
    30年以上にわたって高校野球を取材し続け、スカウトを中心にプロ・アマ問わず球界に豊富な人脈を持つ。
    また、野球をフィルターとして地域社会の産業や文化を見つめていくことをテーマとしている。
    著書に『プロ野球選手を輩出しているコノ高校!』(イースト・プレス)、『「流れ」の正体』(日刊スポーツ新聞社)』、『甲子園に出る! 高校ガイド』(廣済堂出版)などがある。
  • 品質・作業効率が向上
    離職率・人件費が減少

    好きな日に働く、嫌いな仕事はやらない……
    人に優しい働き方の先にあったのは
    想像を超えたプラスの循環だった

    「出退勤時間は自由」「嫌いな作業はやらなくてよい」など、非常識とも思える数々の取り組みが、いま大きな共感を呼んでいる。そして、その先にはあったのは思いもしなかった利益を生むプラスの循環だった。
    2011年3月11日14時46分、東日本大震災。石巻のエビ工場と店舗は津波ですべて流された。追い打ちをかけるような福島第一原発事故。ジレンマのなか工場の大阪移転を決意する。債務総額1億4000万円からの再起。
    人の生死を目の前にして考えたのは、「生きる」「死ぬ」「育てる」などシンプルなこと。そしてそれを支える「働く」ということ。自分も従業員も生きるための職場で苦しんではいないだろうか。
    そんななかで考え出したのが「フリースケジュール」という自分の生活を大事にした働き方。好きな日に出勤でき、欠勤を会社へ連絡する必要もない。そもそも当日欠勤という概念すらない。
    これは、「縛り」「疑い」「争う」ことに抗い始めた小さなエビ工場の新しい働き方への挑戦の記録である。
  • 「抱いてほしい、かまってほしいと一生懸命アピールするけれど、
    それは毎回かなわず、淋しくて淋しくてその孤独に耐えられなくなったときに、
    感情をすてたのではなかろうか」

    無責任な飼い主に飼育放棄され、痩せ細って体に傷を負ったパグ。
    権勢症候群によって家族との絆に亀裂が生まれてしまったコーギー。
    虐待を受けて心を閉ざし、人を恐れるようになった雑種犬。
    障害を抱えて、次第に感情をも失ってしまったボストン・テリア。

    長年、犬猫のボランティア活動としつけ教室を行う著者は、
    悲しい運命を背負った犬たちと出会う。
    人に傷つけられた犬たちが、再び人を信じ、
    愛される幸せを手にいれるまでを描く感動のノンフィクション。
  • 安倍政権に埋め込まれた「時限爆弾」――日本発、「第3次世界大戦」のシナリオ!
    「明治維新=日本の戦争国家化」は、まだ終わっていない! 日本が「東洋の火薬庫」になる!
    本書では「現代日本国=日本国民が抱える危機」を徹底的に透視し、わが国の現状分析と近未来予測を行う。「日本国の近未来予測と日本国民への戦略提言」と言ってもよい。これは「救国の書物」である──。
  • 1,760(税込)
    著者:
    大下英治
    レーベル: ――

    高橋まつりさん過労自殺、強制捜査、社長辞任
    「鬼十則」を捨てた「電通」に未来はあるか

    衝撃のデビュー作『小説電通』から35年――ノンフィクションの巨魁大下英治が描く、「日本のCIA」電通の光芒と闇

    長時間労働、パワーハラスメントによる「電通」東大卒新入社員高橋まつりさんの過労自殺、強制捜査、そして社長辞任。
    巨大広告代理店「電通」は、歴史的に日本の政官業すべてを支配する構造――「一業種多社制」を有している。
    「電通省」、「日本のCIA」と呼ばれ、業界最大のタブーとされた電通の闇に、『週刊文春』記者時代の1981年から鋭く切り込み、問題作『小説電通』でデビューした作家・大下英治が渾身の取材力を駆使して描く、巨艦「電通」の核心を突く激震ドキュメント!
  • かつて消費者金融業界に君臨していた武富士の店頭公開に隠された、闇の権力とのただれた関係。

    武富士は創業者である武井保雄が一代で消費者金融業界のトップの座まで築きあげる。しかし、そこには山ロ組系山建組のフロント企業や、稲川会系右翼団体など、闇の権力とのただれた関係が見え隠れしていた。
    一方、後藤組率いる後藤忠政組長は山ロ組最高幹部のひとりで、暴力装置と経済力を兼ねそろえる実力派である。
    武富士の店頭公開を軸にこのふたつの最強組織が激突する。カネに群がる男たちを描く、戦慄のノンフィクション!
  • 「抵当を半分ほどに圧縮してくれれば1億円の謝礼を出すという。借入先の金融屋はヤクザであると察しがついていた。俺は引き受けることにした……」(「はじめに」より)
    服役中の山口組系組長から著者のもとに届いた便箋1700余枚の書簡には、戦後の動乱期から今日にいたるまでの生々しい生き様とともに、「シノギ」の手口の数々が克明に綴られていた。わずかな時間で驚くべき巨額の金が舞う、その表裏に蠢く実態を白日の下に晒す!
  • 「彼の斜め後ろで、背の高い男が拳銃を構えているのが見えた。最初の銃声が聞こえてから頭(かしら)が倒れるまでは、ほんの数分の出来事だった」

    野上哲男は、血まみれの宅見勝を抱きかかえながら、ふたりの暗殺者に向かって、どなり声をあげた。彼が記憶しているのは、そこまでである。

    複雑に絡み合う利権、組織内部の権力抗争、暗躍する許永中……。宅見若頭はなぜ狙われたのか。ウラ社会の暗闘に肉薄する渾身のノンフィクション!

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