セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『文芸・小説、医学・薬学、1001円~』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全88件

  • 1,870(税込)
    著:
    夏川草介
    レーベル: ――
    出版社: 水鈴社

    現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。

    380万部のベストセラー『神様のカルテ』を凌駕する、新たな傑作の誕生!

    その医師は、最期に希望の灯りをともす。

    【あらすじ】雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。

    ●著者より 読者の皆さまへメッセージ
    医師になって二十年が過ぎました。
    その間ずっと見つめてきた人の命の在り方を、私なりに改めて丁寧に描いたのが本作です。
    医療が題材ですが「奇跡」は起きません。
    腹黒い教授たちの権力闘争もないし、医者が「帰ってこい!」と絶叫しながら心臓マッサージをすることもない。
    しかし、奇跡や陰謀や絶叫よりもはるかに大切なことを、書ける限り書き記しました。
    今は、先の見えない苦しい時代です。
    けれど苦しいからといって、怒声を上げ、拳を振り回せば道が開けるというものでもないでしょう。
    少なくとも私の心に残る患者たちは、そして現場を支える心ある医師たちは、困難に対してそういう戦い方を選びませんでした。
    彼らの選んだ方法はもっとシンプルなものです。
    すなわち、勇気と誇りと優しさを持つこと、そして、どんな時にも希望を忘れないこと。
    本書を通じて、そんな人々の姿が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。
    (夏川草介)

    ●著者プロフィール
    夏川草介(なつかわ・そうすけ)
    一九七八年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。⻑野県にて地域医療に従事。二〇〇九年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は二〇一〇年本屋大賞第二位となり、映画化された。他の著書に、世界数十カ国で翻訳された『本を守ろうとする猫の話』、『始まりの木』、コロナ禍の最前線に立つ現役医師である著者が自らの経験をもとに綴り大きな話題となったドキュメント小説『臨床の砦』など。
  • 東洋医学の臨床医であり文学にも精通する著者が書き綴る、珠玉のエッセイ集。

    「先生、長生きすることはきついことですよ」

    ハッと驚く患者さんの言葉、詩歌から読み解く長寿の心得、若者にも知ってほしいこころの健康。

    変わりゆく時代、こころの機微、身体のしくみの奥深さ。
    80年の人生、開業してから42年の思索を瑞々しく記した一冊。
  • 愛があるから笑いが生まれる

    97歳の父を介護する60歳をすぎた娘が著者。介護される父の視点で介護生活を書いてみたというエッセイ。ユーモアあふれるタッチに、クスリと笑わされ、しみじみと心があたたまる。
  • ★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表)

    ★寄せられた賛辞
    “女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”――キム・チョヨプ(韓国SFの俊英)

    “我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”――チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授)

    ★本書の内容
    受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。
    卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ?
    アシスタントロボットが「女型」である理由とは?

    本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。

    “私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より)

    本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。

    客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。

    “科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    私はハンガリーの小さな町の、水道のない家で育ちました。そんな暮らしから、私はどのようにして、自分の科学的発見でこれほど多くの人々に影響を与えるようになったのでしょうか?
    その疑問に、私は一言で答えることができます。それは、「好奇心」です!
    私はずっと好奇心いっぱいの女の子でした。

     もし、これを読んでいるあなたが科学者になりたい女の子なら、私からあなただけに特別なメッセージを送ります。
     全力でがんばれ! そして、どんなものにもあなたの進む道のじゃまをさせないこと。夢は大きく!
       ――カタリン・カリコ
  • 1,870(税込)
    著:
    松波太郎
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    臨床家が読み解き明かしている「背中」の秘密。
    図解イラスト多数で、セルフチェック・セルフケアも可能な東洋医学入門。

    あなたの知らない「あなたの背中」が見えてくる。

    身体の中心にあり最も広大な面積をもっているのに、
    これまでほとんど「中心」として扱われることのなかった
    「背中」という〝空白〟を東洋医学的に読み取り、
    そこを解きほぐしていく。
    読んでコリがほどける「治療本」。

    【もくじ】

    〈1〉〝中〟央の〝心〟臓
    ・自覚≠他覚
    ・ツノ
    ・ヒト科の時間
    ・なるべく緊急性の高い背中からご紹介していこうと思っています……
    ・血圧を下げるハリ灸
    ・皮膚炎
    ・羽ばたくためのセルフケア・ペアケア
    ・背中は語っている

    〈2〉背中が痛い!
    ・予診票も背中のごとし
    ・緊急性の高いことも……
    ・地の文と「 」
    ・凹vs凸
    ・脊柱管狭窄症にたいするハリ灸
    ・側弯症
    ・背中を解くケア

    〈3〉毛が生えちゃってるんですけど……
    ・背中のプライバシー
    ・伝染――ウツ
    ・体内マップ
    ・毛とは……
    ・クスリの代償
    ・肝臓≠肝
    ・毛―白―咳―辛―哭―皮―肺

    〈4〉いつのまにこんなに黒く
    ・〈3〉と〈4〉の順番
    ・病〝変〟
    ・きちんとクスリが効いてくれますように
    ・腎=黒
    ・腰痛、トイレが近い、下腹部痛、生理不順、不妊……
    ・こどもの背中

    〈5〉特徴のない背中
    ・指~手~腕~肘~脇~肩~首~
    ・デルマトーム
    ・皮膚➝筋膜➝筋腹➝コリ……
    ・自律神経
    ・〝平〟らに〝和〟んでいく
    ・傷痕

    〈6〉後ろ向きに生きるケア
    ・治療〈陰〉
    ・猫背
    ・背中本
    ・背中の空白
    ・足に始まり、足に還る
    ・表現療法?
    ・ラスト・ケア
  • 「酒は百薬の長、されど万病の元」ともいうように、古来より洋の東西を問わず、酒と薬の関係には切っても切れないものがあり、互いに発展を遂げてきた。
     古代エジプトでビールは生水より清潔な栄養ドリンクだったし、科学の原型ともいうべき錬金術師たちは万能薬「命の水(オードヴィー)」を求めて様々な蒸留酒を生み出した。その技術を受け継いだ化学者たちによるアルコールの研究は、医学、微生物学、生化学など多くの分野での発見につながり、人々の健康に貢献している。ほかにも、熱帯の人々を苦しめるマラリアの治療薬とジン・トニックの関係、禁酒法下のアメリカにおける酒と薬の関係等、その歴史を繙くと見えてくるのは、まさに酒が薬であり、薬が酒であったという事実なのである。


    「薬としての酒」という視点から、アルコールと医術が織りなす人類史の変遷を広範な資料と調査に基づいて読み解いていく、新鮮かつ刺激的な一冊。エピソードに合わせて72のカクテル・レシピも紹介、お気に入りの一杯を片手に、めくるめくような物語に酔いしれてみてはいかがしょう?
  • すべての女性に
    “笑顔の花”を咲かせたい

    女性たちの幸せを叶えるため奮闘する
    女性歯科医師の診療エッセイ
    ------------------------------------------------------
    誰もが女性として自信がもてるように〝笑顔の花〟を咲かせたい——
    著者は開業以来、「女性に幸せを届けられる歯科医師」を目指して、
    スタッフが全員女性の歯科医院を営んできました。

    著者はこれまでの治療の経験から、歯科治療は体全体の健康に関わると考えています。
    また口元の見た目や口腔環境に悩みを抱えている女性が、口腔ケアを続けていくうちに
    元気になり、悩みが解消されて最後には笑って帰っていく姿を見て、
    歯科治療を通して女性をもっと笑顔に、そして喜びで満たしていくことができるのだと
    確信を深めているといいます。

    本書は、すべての女性に笑顔を届けたいと願う著者の、
    患者とのエピソードや診療を行うなかで得た経験をまとめたものです。
    すべての女性に読んでほしい、笑顔と幸せをもたらす歯科治療の一面を知ることのできる一冊です。
  • リウマチ患者の心の叫び

    国内に70万人以上の患者がいるといわれる「関節リウマチ」。
    20年にわたって悪性関節リウマチを患う著者が
    自らの経験と後悔、真実を赤裸々に綴る。

    貴方の医師選びは、間違っていないだろうか――

    目覚ましく進歩した医療の裏に秘された、患者の苦悩の記録
  • 【幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」大賞受賞! 】
    2022年開催コンテスト大賞にて初ノミネート、今後に期待高まる作家、次期候補作続々執筆!
    選定委員を唸らせた大賞受賞作

    神経疾患の専門医として従事する主人公・小竹は、初恋の相手・君歌がALSであることを確信する。未だ確実な治療法のない病によって大切な人が蝕まれていく様子を目の当たりにした彼は、医師として、男として、何を思うのか。
    救うことができなかった命と対峙する度に自身の無力感に苛まれながらも、医療を求める新たな命に向き合い続ける男の葛藤に焦点を当てた、医師という職業における覚悟が滲む長編小説作品。

    忘れてもいい恋なんて1つもない。
    皆それぞれにある初恋を大切にしたくなる一作。

    【目次】
    プロローグ
    第一章 ALS患者
    第二章 天職としての医師像
    第三章 幼き日の初恋
    第四章 医学部時代のほろ苦さ
    第五章 医療事故を巡って
    第六章 初恋女性との再会
    第七章 大震災による進退
    第八章 別れと新たな医療現場、そして予兆
    第九章 告知と寄り添い
    第一〇章 再びの恋人たち
    第一一章 僕が本当の医者になれた日
    エピローグ

    【著者紹介】
    医師・作家。埼玉県出身。
    大学病院勤務を経て、現在、福島県の被災地診療所にて地域医療に従事。医療の傍ら、小説執筆を生業とする。
    幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」にて、自身初の長編小説(本書)で大賞受賞。
  • 今度こそ、あらゆる子どもに性教育を、
    性の多様性に関する教育を届けるために!

    【本書の内容】
    2015年にはじまる「LGBTブーム」。そして2018年にはじまる「おうち性教育ブーム」。そうした流れの中で、性と性の多様性に関する教育の必要性が、改めて叫ばれている。

    しかし歴史を見れば、権利保障が前に進もうとするとき、それを揺り戻そうとする動きも前後して起こってきた。そんなバッシングがまかり通ってしまったために、性教育の機会が、性的マイノリティの居場所が、奪われてしまったこともある。

    そう、戦後の日本には、性教育をめぐって三度のバッシングがあった。そのとき、教員に限らない社会の人々は、何をして、何をしなかったのだろうか? 

    気鋭の教育学者がその歴史をひもときながら、バッシングを目の前にしたとき、私たち一人ひとりにできること、すべきでないことを考える一冊。

    【本書の見取図】
    三度にわたるバッシングの歴史をひもとく!

    ◆80年代――萌芽期
    「性教協」という団体で、性の多様性に関する教育がすでに練り上げられ、実践されていた。

    ◆90年代――スルーされたバッシング
    「官製性教育元年」が興るも、旧統一協会が「新純潔教育」を掲げ、性教協に対する批判キャンペーンを展開。

    ◆00年代――燃え盛ったバッシング
    「七生養護学校」の性教育実践に対し保守派が批判を展開。裁判で教師側が勝利するも、以後、性教育はハレモノ扱いに……。

    ◆10年代――失敗したバッシング
    「足立区立中学」の性教育実践に対し保守派が批判を展開。結果的に、いまに続く「おうち性教育ブーム」につながる。
  • 顔の骨がうまく形成されない先天性の疾患「トリーチャー・コリンズ症候群」に生まれた、29歳の女性の《勇気と気づきの物語》。

    「これは他の誰のものでもない、私だけの人生です」

    5万人にひとりの確率で発症するとも言われる、「トリーチャー・コリンズ症候群」に生まれた山川記代香さん。顔の骨がうまく形成されなかった彼女は、これまでの人生で数多くの手術を繰り返さねばなりませんでした。けれど、それは見た目のためではなく、生きるために必要な手術だったのです。
    幼いころから、見た目に対する心ない言葉や態度に傷つき、「どうして言い返せないのか」「どうすれば病気のことを理解してもらえるのか」と悩む日々が続く中、両親のサポートと周りの人たちの惜しみない助けを得た山川さんが、自分の弱さと向き合い、新たな人生に踏み出していく物語です。
    相手に想いを伝えるということ、人と人が分かり合うこと、かけがえのない自分の人生を生きること。障害のあるなしに関わらず、自分を変えたいと思う誰もが多くの気づきと勇気に包まれることでしょう。

    <内容>
    はじめに ――三つの問い

    第一章 見た目は変えられないけれど
    第二章 誰かがいるから頑張れる
    第三章 自分の気持ちを伝えたい
    第四章 人前に立つということ
    第五章 私の進む道

    おわりに ――自分の人生を生きるということ
    トリーチャー・コリンズ症候群について
  • 15年にわたる、壮絶な闘病の記録

    "三叉神経痛に悩みながらも、31年間左半身麻痺の夫を介護した。
    横になれないほどに悪化した病が治るまでを詳細に綴る。"
  • 43歳の時に若年性認知症の診断を受け,いったん家に閉じこもったが,認知症当事者や支援者に出会い,変わっていく.障害のある息子の子育て経験からも培った「ひとりでは抱え込まない」を大切に,当事者・家族の相談,学校での講演など全国各地で活躍中.「いまの自分が一番好き」という著者の言葉に耳を傾けてみませんか.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 不妊治療に隠された衝撃の事実とは――

    施設育ちの賢太郎が脳腫瘍と診断され、女医の遙香と出会う。
    通院を繰り返すうちに賢太郎と遙香はお互い惹かれ合う存在に。
    一方で、遙香には誰にも相談できない家族の秘密があった。
    打ち明けられた賢太郎にも遙香との間に予期せぬ事実が発覚する。
    DNA鑑定によって、それぞれの思いが交錯する。
    2人の運命を大きく変えた衝撃の事実とは――
  • 日常を見る目が変わる、医療&芸術エッセイ。
    「歩くこと」も「食べること」も、実はスゴイこと? 
    医療と芸術の最前線にいる著者が、日常に潜む奇跡を鮮やかに照らしだす33篇。
  • 1,485(税込)
    著:
    南杏子
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    次は、絶対に同じ後悔をしない。
    明日からも、患者さんのために生きる。

    悩んでばかりで、自信が持てない、訪問診療所の新米医師・野呂聖二。
    コロナ禍、在宅介護の現場で奮闘する彼は、ヤングケアラーの過去を封印していた。
    吉永小百合主演映画『いのちの停車場』原作続編!
    老老介護、ヤングケアラー、8050問題……。
    介護の現場で奮闘する若き医師とその仲間たち。


    愛おしい人を、最後まで愛おしく思って生きられるように――。

    医師国家試験に合格し、野呂は金沢のまほろば診療所に戻ってきた。娘の手を借りず一人で人生を全うしたい母。母の介護と仕事の両立に苦しむ一人息子。末期癌の技能実習生。妻の認知症を受け入れられない夫。体が不自由な母の世話をする中二女子。……それぞれの家庭の事情に寄り添おうとするけれど、不甲斐ない思いをするばかりの野呂には、介護していた祖母を最後に“見放してしまった”という後悔があった。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    累計30万部以上『はたらく細胞』図鑑シリーズの最新刊! ワクチン&お薬について正しく学べる1冊です。
    2020年に「全国学校図書館協議会選定図書」に選ばれたほか、2021年には日販主催の「学校がすすめる夏休み子どもの本2020」に選ばれた『からだのしくみを学べる! はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑』『感染症を正しく学べる! はたらく細胞 ウイルス&細菌図鑑』の続編となる、ワクチン&おくすり図鑑です。
    ワクチンとおくすりについて学べる書籍になります。
    ワクチン監修:東京大学 医学部 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 石井 健 教授
    お薬監修:虎の門病院 薬事専門役 林 昌洋先生

    全編総ルビ入り。小学校中学年以上対象。

    【目次】
    はじめに 感染症と人間の歴史
    予防と治療
    おくすりの形と飲み方を知っておこう

    1章 予防のかなめ・ワクチンのしくみ
    天然痘から新型コロナウイルスまで

    新型コロナウイルスワクチン(mRNAワクチン)
    新型コロナウイルスワクチン(ウイルスベクターワクチン)
    おたふくワクチン
    水ぼうそうワクチン
    MRワクチン
    ロタウイルスワクチン
    インフルエンザワクチン
    Hibワクチン
    小児肺炎球菌ワクチン
    四種混合ワクチン
    B型肝炎ワクチン
    BCGワクチン

    日本脳炎ワクチン

    2章 ウイルスや細菌と戦うおくすり
    ノイラミニダーゼ阻害ウイルス薬
    RNAポリメラーゼ阻害抗ウイルス薬
    中和抗体生成・抗体カクテル
    ペニシリン系抗菌薬
    セフェム系抗菌薬
    ニューキノロン系抗菌薬
    抗真菌薬
    抗寄生虫薬

    3章 いたんだ現場をいたわるおくすり
    消炎剤
    ステイロイド
    解熱鎮痛消炎剤
    非ステロイド性抗炎症薬NSAIDs
    抗ヒスタミン剤
    熱性けいれん予防薬
    気管支拡張 β2受容体刺激薬
    去痰薬
    制酸薬(H2受容体拮抗薬)
    整腸薬
    下痢止め
    便秘薬

    おわりに






    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「新婚時代は月給だけでは足りなくて、貯金を取り崩してヒヤヒヤしながら生活していた」と明かす井田さん。そんな窮地を脱するべく始まった家計簿のある暮らし。以来40年、3人の子育てや5回の引っ越しによる、教育費や住宅ローンのピーク時の数字を本書で初公開。当時の住まいもオープンにしながら、井田さんが失敗して悩んだ経験から生まれた生活の工夫を、たっぷりと紹介します。
    また、整理収納アドバイザーとして400軒以上の片づけを通して見えた、モノと時間とお金の関係。片づけ依頼者に共通するお金の悩みには、「お金の不安をなくすには、モノを整えることから」とアドバイス。モノと時間とお金が整えば、生活も心も軽やかにめぐると提言します。
    60代として「これからは、終活ではなく今活です!」と高らかに宣言。今の暮らしの軸とは? 代謝よく身軽な、本当の意味での豊かな暮らしを見つめます。
    「今」を大事に、前向きに生きたいと願う、すべての世代の方に読んでいただきたい1冊です。
  • 1,430(税込)
    著:
    瀬田裕平
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    咲いてこそ花、枯れてこそ命
              これぞ生きた証

    この小説は、大学病院を舞台に、ひとりの老人が入退院を繰り返すなかで、命を全うするまでの医療現場を描いた渾身のドラマである。

    著者が専門とする「摂食機能療法科」は、全国29の大学歯学部のなかで唯一、日本大学にある学科。
    一般に歯科といえば虫歯治療、矯正歯科、口腔外科、インプラント科等が知られるが、
    この摂食機能療法科とは、「口から食べる」ことに特化した治療やリハビリをするところである。
    病気や事故で口から食べることが困難になった患者は、点滴や胃瘻で命をつなぐ。
    たんに生きながらえれば良いのではなく、生きることの「質」が問われる時代では、
    手足のリハビリがあるように、食べる機能にもリハビリの原理を応用することで、
    ふたたび口から食べることができるようにする摂食機能療法は、
    生きることの意味を満ちたものにしうる療法であり、それが「命のワンスプーン」といわれる所以である。
    脳神経外科、消化器系内科の患者であろうとも、最後の砦は結局は「摂食」なのである。
  • テレビ朝日系『ドクターX~外科医・大門未知子~』医療監修の現役医師が綴る息子としての誠心、医師として描く展望、兆候、検査、施設選び、予防と対策……そして、それでも失われないもの――家族と自分のために考えたい認知症への備え



    認知症に不安を抱いている方へ母の病と長年向き合ってきた現役医師が自らの反省を込めて今、伝えたいこと――
  • 93歳、老年内科医。日々是好日

    60代、70代、80代、90代の
    老いを体験し、至った
    「よく生き、よく老い、よく死ぬ」の境地 ―。

    老いてなお、よりよい人生を送るために
    ・体の進化から考えた老いと日本人の老化に関する問題点
    ・生物学的に見て老化とはいかなるものか
    ・さまざまな老年病に対処する
    ・93歳の自身の老化についてのさまざまな実像
    ・やさしい処世訓 動く、楽しむ、喜ばす、感謝する
    ・がん治療により痩せた人体
    ・やがて訪れる死をみつめて
  • ■元気になれてタメになる介護ブック
    「認知症になったら終わりだ」
    「将来、親の介護ができるのかな……」
    「この先、老いることに不安しかない」
    そんな未来のモヤモヤに、笑顔で希望を与えてくれる家族がいます。

    ■認知症のおばあちゃんと家族の生活を
    明るく、せきららに配信する人気YouTubeチャンネル、
    『認知症ポジティブおばあちゃん』。
    再生回数は2000万回を突破し、「元気になれるYouTube」と
    介護従事者や在宅介護に悩む人々から支持を集めています。

    本書はチャンネル投稿者であり、
    おばあちゃんと暮らすお嫁さんによる初書籍。

    山あり谷ありの在宅介護のリアルと、今すぐ実践できる
    「認知症のおばあちゃんとしあわせに暮らす15のコツ」を凝縮し、
    マンガやコラムを交えて読みやすい構成に仕上げました。

    ■多くの人が向き合うであろう介護や認知症の現実。
    「ただただ悲惨な将来が待っている」なんて考えるのは悲しすぎます。
    ――認知症になっても、介護生活が始まっても人生は終わりじゃない。--―
    あたたかい気持ちで希望を感じていただける一冊です。

    ■もくじ
    【マンガdeおばあちゃん】「お出かけ前奮闘記 デイサービスに行く」
    ・はじめに
    ・1おばあちゃんが認知症になった日
    ・2YouTubeが家族の絆を強くする
    ・3認知症のおばあちゃんとしあわせに暮らす15のコツ
    ・4介護の未来に光をともすため、私たちができること
    ・おわりに
    監修者あとがき
    認知症の症状について
  • シリーズ2冊
    1,5001,650(税込)
    著者:
    今明秀
    レーベル: ――

    「何のために医師になったのか。瀕死の患者を救うためだろう。目の前の患者に全力を尽くせ。」「劇的救命」とは、絶体絶命の患者を救う意で、今氏のチームポリシー。救命救急の専門医である著者は、ドクターヘリ、ドクターカーを同時に現場に急行させる八戸独自の「サンダーバード作戦」で、医療過疎地の重傷患者を次々と救う。どちらか無駄になっても、救える可能性があれば手を尽くすのが信条だ。八戸ERでは、「奇跡はよく起こる」という。本書は、いま日本の救命救急分野の先駆者の一人、今氏のこれまでの人生とERスタッフたちとの日常を追う迫真のドキュメントである
  • 医学生、看護学生、医師、看護師、技術者、研究者……
    150年の歴史をもつ医科大学とその附属病院を舞台に
    医療人としての多彩な選択肢(ルビ:キャリア)を描く
    オムニバスストーリー。
    ----------------------------------------------------------
    京都・鴨川のほとりには四季折々の景色を舞台に、医療の未来を切り拓く医学生や看護学生、
    研究者や医療従事者たちが織りなす数々の物語があります。
    患者や熟練の看護師に叱られながらも使命感をもって実習を重ね、
    やがて患者に頼られ心の拠り所となっていく看護学生。
    新生児を救う現場で、生まれたばかりの命が伝えようとしているサインを汲み取りながら
    成長を見守るNICU(新生児集中治療室)の専属理学療法士。
    最先端の医療技術やロボット支援手術のノウハウを取得する一方で、
    一児の母としての顔をもち娘の励ましの言葉によって自分を奮い立たせている外科医。
    そして、地域住民が安心して暮らせる医療体制の構築に励む外科医の病院長など、
    ここには患者に寄り添う優しさとさまざまな困難を乗り越える強さを併せ持った者たちが、
    明日の医療を考え担う数々の風景があります。
    本書では、大学病院で学び、附属病院で働いているさまざまな医療人たちにフォーカスし、
    それぞれの志や思いを胸によりよき医療を志す者たちの挑戦の姿をエピソード形式で描いています。
    これから医療を学ぶ人に限らず、医療従事者が将来のキャリアを考えるうえでも
    多くのヒントが散りばめられている一冊です。
  • 「あなたは狂ってなんかいない。狂っているのは、あなたが経験した出来事のほう」

    ■あらすじ
    人生が一変したあの夜、私は死を覚悟して生き延びた。レイプキットをつくった。レズビアンだとわかった瞬間、事態がさらに悪化したような反応をされた。家が安全だと思えなくなった。配慮のない刑事の取り調べを受けた。警察署で許しがたいジョークを耳にした。あなたは幸運だと言われた。警察からはなにも連絡がなかった。はじめてサポートグループに参加した。母に怒鳴ってしまった。男性を信用できなくなった。それでも亡き父なら愛せた。夢だった雑誌の仕事を諦めた。新しいパートナーができた。公衆衛生を学びはじめた。アニタ・ヒルに勇気をもらった。はじめてあの夜のことを公言した。パートナーが妊娠した。息子を愛せるか不安だった。ジュディス・ハーマンの文章に涙が止まらなかった。そして事件から20年後、私の住む州で1万6000件もの証拠が放置されてきた事実を知った――。

    米国において、通報されたすべてのレイプ事件のうち、法廷まで到達するのはわずか4%であり、それはレイプ千件あたり1%にすぎない。ほとんどは捜査される前に終結する。1984年、ボストン性犯罪捜査班は、頻発するレイプ事件を受けて結成された。著者はその時期の被害者だ。20年が経ち、自分のような被害者のために仕事をする立場になっていた著者は、衝撃的な報にふれた。自分の身に何が起こったのか、短い事情聴取のあとなぜ二度と警察から連絡がなかったのか、調査を開始した。

    本書には、この社会で無視され、矮小化されてきた者たちの痛み、悲しみ、そして怒りがある。被害者の物語に結末はあるのか? 法執行機関に求められる正義とは? 未解決事件の真相を求めた当事者がつづった回想、調査、提言。

    ■寄稿=牧野雅子氏
    「本書を読んで、著者の姿勢に力づけられると同時に、そんな責任を負う必要なんてないのに、とも思う。本来やらなければならない人たちはほかにいるのに、と。でも、彼らに自ら変わってくれるのを期待することはできないのは明白だ。著者の姿勢は、今、日本で性暴力被害当時者たちが、性暴力に甘い社会は自分たちの世代で終わらせようと、声を上げている姿と重なる」

    ■本国の反響
    ☆2020年全米図書賞ノンフィクション部門ロングリスト
    ☆タイム誌が選ぶ2020年必読の100冊
    ☆パブリッシャーズ・ウィークリー誌が選ぶ2020年のベストブック
  • シリーズ2冊
    8801,320(税込)

    病気により命の危機をむかえた子どもたち、その子を見守る親、そしてその家族をさまざまに支える医療従事者――それぞれが大きな自然の流れの中、あるいは社会の流れの中で静かに命の炎を燃やしている時、<闘病>という積極的な表現とはまた異なる、穏やかな<たたかうきみのうた>が聞こえてくるように感じることがあります。 「はじめに」より
  • 「たはは…まっ、そんなこともあるよね」って現実を踏みしめて、爽やかに、軽やかに、明日へズンズン歩いていく日記がたまらない。つられて元気になっちゃう。たはは。
    ──帯文・岸田奈美(作家)

    病気や怪我、老いなどで「できていたことができなくなる」ことがある。誰もが、できるとできないの間で迷ったり、不安を感じたりしながら生きている。でも大丈夫。困りごとは人に伝えて、周りに助けてもらえばいい。 突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。

    「コロナみたいな、どうにもならないものに振り回され、理不尽なことがいっぱい起こる社会の中で、みんな、それぞれに必死で生きている。人間は、弱くてちっぽけだけど、それぞれが、かけがえのない、大切な人なんだ。間違いなくそうなんだよと、私は、言葉にして伝えたかった。弱っている人にも弱っている自分にも。」(「はじめに」より)

    【目次】

    1 コロナ時間とできない私
    2 会いたい。会いたい。会いたい。
    3 形を失った時間
    4 ゴルゴ13とモンローの間
    5 「きれい」と言われたい
    6 最後に知る秘密
    7 バナナの教え
    8 強くはなれない
    9 「確かさ」のない世界
    10 おしゃべりな植物
    11 幻視と幽霊
    12 母の舌
    13 死語と記憶とビンテージ
    14 ずぼらの達人
    15 育児がつらかった頃
    16 永遠の初心者
    17 認知症って何なのよ
    18 見えない未来を生きていく
    19 終わらない私の宿題
    付録 認知症のある人が社会に居場所を取り戻すための3つの提言
  • ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグが「読むべき本」に選出!

    ワクチン賛成派と否定派の声、医師たちの意見、ママ友や家族のアドバイス……。予防接種を巡る情報の洪水と初めての子育てに翻弄されながらも、母は息子のワクチン接種を決断する! 一児の母の視点から、歴史、医療、文学など多様な視点からワクチンの重要性と現状を検証したベストセラーエッセイ。

    「この本は私たちに、個人の自立が幻想であること、だれもがみな相互依存のネットワークに組みこまれていることに気付かせる。これは単に、コミュニティを大事にしましょうという甘ったるい話ではない。輸血や臓器移植が現に稼働しているという厳然たる事実に基づいている。私たちは他者のおかげで生かされ、他者の命に責任を負っている」(ニューヨーク・タイムズより)


    ***********************************************************************

    《著者紹介》
    ユーラ・ビス Eula Biss

    ノンフィクション作家、エッセイスト、批評家。既刊書に、『The Balloonists』および『Notes from No Man’s Land』がある。後者は全米批評家協会賞を受賞。「ビリーバー」「ハーパーズ・マガジン」などにエッセイを寄稿した。ノースウェスタン大学でライティングを指導する。イリノイ州シカゴ在住。


    《訳者紹介》
    矢野真千子(やの・まちこ)

    おもな訳書に『感染地図』『植物はそこまで知っている』『あなたの体は9割が細菌』『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』『イチョウ 奇跡の2億年史』『アートで見る医学の歴史』(いずれも河出書房新社)『迷惑な進化』『大腸菌』(いずれもNHK出版)など多数。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    食物アレルギーの事故を防ぐためにはクラスのこどもたちの理解が不可欠。低学年のこどもに読み聞かせ用のアレルギー教材絵本。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『1巻 知ってふせごう 感染症の正体』では、ウィルス、細菌などの種類や免疫の働きなど、感染症の基本を網羅。予防の方法も紹介します。巻末には感染対策チェックシート付。基本を正しく知ることで、正しく感染症を怖がり、自分や大切な人を守ることができるようになります。
    新型コロナウイルス感染症ついても、くわしく解説。わかりやすく確かな情報で、感染症について多面的に学ぶことができます。
  • 2020年1月末、武漢からの帰国者793名を受け入れて検査、ダイヤモンド・プリンセス号乗客乗員の隔離、検疫、治療と、新型コロナウイルスが日本に上陸以来、常に新型コロナ対策最前線で治療、研究、対策に取り組んでいる国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(NCGM)。メディアでもおなじみの、東京都のアドバイザーでもある大曲貴夫医師(NCGM国際感染症センター長)、忽那賢志医師(前NCGM国際感染症センター医長)らが、「未知の感染症」との闘いを同時進行で語り、収束までのロードマップを示す。コロナ禍の実像、医療現場の舞台裏が明らかに。
  • 想いは言葉となり、そして別れゆく人々を彩る花となる。医師として幾多の人生に伴走し、向き合い、そして看取った日々を振り返るメモワール
  • なぜここまで日本の医療制度、医療体制は弱体化したのか。再生は可能なのか。現場の医師や研究者が提言する。
  • 119番通報アリ。
    傷病者を救助せよ!
    念願の救急隊入りを果たした赤倉舞子は、
    数少ない女性隊員として奮闘する日々を送っていた――。
    “市民のヒーロー”救急隊のリアルがわかる新感覚小説。

    救急隊員の仕事が学べる「現場解説」付き。
  • 1,540(税込)
    著:
    斎藤環
    著:
    坂口恭平
    レーベル: ――

    《目次》

    はじめに 斎藤環

    Ⅰ 傾聴/境界
    【第一信】斎藤環→坂口恭平様
    恭平さんの方法論は、「とんでもない」
    【第二信】坂口恭平→斎藤環様
    死にたい人に死なない方法を伝えているわけではないんです

    Ⅱ 治療/フィールドワーク
    【第三信】斎藤環→坂口恭平様
    どのくらい「技法」として意識していますか?
    【第四信】坂口恭平→斎藤環様
    苦しさや悩みには、一〇種類くらいのパターンしかありません 46

    Ⅲ 脆弱さ/柔らかさ
    【第五信】斎藤環→坂口恭平様
    「活動処方療法」の効果を共同で研究してみたい
    【第六信】坂口恭平→斎藤環様
    今までの人生の中で一番マシだったことを聞いてみます

    Ⅳ 自己愛/承認欲求
    【第七信】斎藤環→坂口恭平様
    相談者とともに欲望を作り出しているようにも見えます
    【第八信】坂口恭平→斎藤環様
    自分の欲望ってのが、実は一番、どこにもない答えなんですよね

    Ⅴ 流れ/意欲
    【第九信】斎藤環→坂口恭平様
    「所有欲」について、どう考えていますか?
    【第十信】坂口恭平→斎藤環様
    創造するという行為が、至上の愛よりも強い喜びです

    Ⅵ 悟り/変化
    【第十一信】斎藤環→坂口恭平様
    恭平さんの境地は、幸福であり究極の自由であるように思います
    【第十二信】坂口恭平→斎藤環様
    人々もまた幸福のことを知っていると僕は確かに感じています

    おわりに 坂口恭平
  • 誰もが温かく見守られ、安らかに逝きたいと願っている。著者が考えた高齢者専用住宅の目的とコンセプトは、安心の「終の棲家」。生活支援、介護、看護、医療支援が一連の流れの中で行われれば、高齢者の安心につながり、「終の棲家」は確保できる。しかし、医療と看護、介護には依然として制度の壁がある。現場と政治の認識の違いが障害になっている。このことを最も痛感している現場と国民の声が、行政に届かないとしたら、政治家の怠慢と言わざるをえない。事業仕分けと称してごく一部の問題が取り上げられ喝采を博しているが、我々はそこに多くの矛盾が存在していることを知っている。それを汲み上げるシステムができなければ、議論する場を作らなければ、問題の解決にはならない。現役の医師であり、日本の高齢者専用住宅の草分け「光が丘パークヴィラ」(東京都練馬区)の設立者でもある著者が、施設誕生までの紆余曲折と「福祉・介護・看護・医療」の連携の重要性を提言した一冊。
  • 富山の内科医・滝林正浩先生のおもしろエッセイ。子ども時代、やんちゃ過ぎて家族・親族を振り回した滝林先生は40歳の声を聞き、また、3年前に自身が父親になったことから人生を振り返ることが多くなった。その都度頭をよぎるのは、確執のあった家族、特に厳しかった実父のことばかりだ。高校時代、将来について考えた滝林先生は、「医学部に行くなら自分で勉強したほうが効率的だ」と勝手に判断し、実父の大反対をおしきり高校を辞めてしまった。しかしその後、勉強することから遠ざかり浪人生活は4年目に突入。実父とはますますギクシャクする日々が続いた。それでもやっとの思いで国立の医学部に合格した時、実父は「出たな、逆転満塁ホームラン!」と喜んでくれた。父親の存在、親子の絆、家族についてあらためて考える機会を与えてくれるエッセイ本。「やんちゃな子どもをお持ちの親御さん、医者になりたい人、家族に対して感謝の気持ちを伝えることに躊躇している人に読んでもらいたいと思います(著者)」
  • 死にたい、と願うのはエゴですか?
    生きていて、と望むのは愛ですか?
    ~死と向き合っている医師だから書けた、現代人のエゴイズム、そして愛と情~
    このごろ、「早く日本でも安楽死を認めてほしい」という人が増えた。
    その先にどんな未来が待ち受けているのか、書きたかった。(著者)

    あらすじ:2024年、オリンピックで疲弊した東京はすっかり元気を失っていた。
    人気女流作家の名をほしいままにしていた澤井真子はアルツハイマー型認知症と診断をされ、
    小説が書けなくなる前に死にたいとある決断をする。一方、補助人工心臓手術の名医として
    名を上げた尾形紘は、緊急搬送された大手自動車メーカー会長の手術執刀を拒否し、心臓移植
    待機中の少女の手術に向かったため、大学病院内外から批判の矢を浴びる。失意の中、医師を
    辞める決意をした彼に下されたミッション。それは、安楽死特区の主治医となり自殺幇助に
    加担せよ、という受け入れがたいものであった。さらに、かつての東京都知事、池端貴子は
    日本初の孤独担当大臣に国から任命されると、末期がんであることを明かし、
    「私が、安楽死特区の第一号として死にます」と記者会見を行う…
    女と男、それぞれの「死にたい」物語が交差したとき、前代未聞の事件は起きた。
  • まだ大丈夫と思いたい。
    でも、知っておけば準備できる。

    高齢者認知症外来・訪問診療を長年行ってきた専門医が
    「認知症の進行速度」「異常行動への対応法」など
    認知症の介護世代へ、覚悟と準備とアドバイスを具体的に教える。

    CONTENTS
    ・バーチャル認知症外来
    ・高齢者の幼児返り
    ・デイサービスに行く? 行かない?
    ・メンタル症状と認知症
    ・認知症を予防するには
    ・認知症を疑う症状
    ・認知症高齢者の在宅介護
    ・日常生活のほっとアクセント など
  • ◆「ショッキングな結末を迎えるサスペンス。ページをめくる手がとまらない。――セラノス事件の内幕は、信じられないほど、ひどい」ビル・ゲイツ◆
    「エンロン」以降、最大の企業不正が行われた血液検査ベンチャー「セラノス」事件。ジョージ・シュルツ、ヘンリー・キッシンジャーなど百戦錬磨の大物たちはなぜ若きCEO、エリザベス・ホームズに騙されたのか!? 「指先からとる1滴の血液で、あらゆる病気を調べることができる!」革新的な血液検査の技術を発明したとして、アメリカのメディアから『第二のスティーブ・ジョブズ』ともてはやされたエリザベス・ホームズ。だが、彼女が率いたバイオベンチャー「セラノス」の内幕は、過剰な野心、傲慢さ、虚言、パワハラが渦巻いていた。現代社会の様々な側面が凝縮したシリコンバレー発巨大詐欺事件の全容を、敏腕記者が地道な取材で証言を積み重ねながら、暴いていく。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    大切なからだの成長、セックスや妊娠、感染症の本当のこと。長年婦人科医として思春期の若者や女性の悩みと向き合ってきた著者が発信する、正しい知識と応援メッセージがつまった1冊。92年に初版が発行され、2013年に中央公論新社で復刊して読み継がれているロングセラーを、時代に合わせ、電子化とともに新装改版としてリニューアル。専門医・北村邦夫先生の詳しい解説と、伊藤理佐さんのわかりやすいイラストと漫画で、大切な情報を楽しく理解できます。新型コロナウイルスの影響による中絶の増加や、SNSの発達で性教育への関心が高まるなか、書き下ろしを加え、緊急避妊薬などの新しい情報を掲載して出版します。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    新型コロナウイルスの感染が広がったフランスでは、日本の「自粛要請」よりも厳しい「ロックダウン」によって、生活が激変しました。この本では、外出が禁止されて「巣ごもり」するようになってから、ふたたび外に出られるようになるまでのことが、わかりやすい文章とかわいいイラストで説明されています。親子で楽しみながら、感染防止や感情のコントロールなど、新型コロナに対する知識と日常生活の工夫を学ぶのに最適な本です。
  • 病気を感じる人たちがいるから医学があるわけで、
    医者がいるから人びとが
    彼らから自分の病気を教えてもらうのではない。
    ――ジョルジュ・カンギレム『正常と病理』より

    ■内容
    これまでの医学史は、
    患者をないがしろにしたまま、
    医師の手柄話、治療法や試行錯誤の過程など、
    もっぱら医師たちに焦点を当てつづけてきた。

    しかし、医学者だけが英雄なのか
    当前のことだが、患者なくして医学の発展はなかった。

    野戦病院や臨床の現場、検査室、診察室で
    自らの身体や傷口を辛抱強くさらしてきた者たちこそが、
    医学の歴史に大きな貢献をしてきたのだ。

    隔離されたチフスのメアリー、
    上流階級の見世物にされた女性ヒステリー患者、
    ある仮説のために女として育てられたデイヴィッド、
    死してなお自らの細胞を研究されつづけたヘンリエッタ、……

    本書では、輝かしい歴史の裏側に埋もれた、
    病者たちの犠牲と貢献にスポットを当てていく。

    コロナ後の世界において、
    最初に感染した者たちへのバッシングは絶えない。
    しかし、犯人捜しにも魔女狩りにも意味はない。

    Covid-19の感染拡大を受けたロックダウン宣言の直前に
    フランスで出版されたこの本に登場する患者たちの物語が、
    私たちにそのことを教えてくれるだろう。

    ■「Patients Zero」とは
    感染症学では、集団内で初めて特定の感染症にかかったと見なされる患者のことを「インデックス・ケース」または「ゼロ号患者(ペイシェント・ゼロ)」と呼ぶ。微生物やウイルスの研究が進み、詳しいことがわかるようになるにつれ、ときに最初の感染者を特定できるまでになった。本書では、この「ゼロ号患者」という言葉の意味を医学、外科医学、精神医学、薬理学のあらゆる分野に意図的に拡大解釈して適用することにしている。
  • 人は死を前に、何を見、何を思い、何を考えるのか?
     死は誰にも平等に訪れるものです。それゆえ、古来、人は死を恐れ、「死を思う」ことで自らの存在を見つめてきました。現代においても、未知の感染症の拡大で、死の恐怖を身近に感じる事態が起こります。本書は、半世紀以上前に、死を迎えつつある人の心の動きを、二百人におよぶ患者の聞き取りで解明しようとしたものです。自分や周囲の人の死をどう受け容れるか。死について考えるとき、道しるべとなる一冊です。
  • 「!」の連続。「色の見え方」の先端科学から見えてきた、驚きの世界。前世紀の「色覚」観が私たちにもたらす、いくつかの問題。科学作家が多数の取材・調査をへてたどり着いた、まったく新しい地平。「色」に関心のあるすべての人、必読のノンフィクション!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    新型コロナウイルスってどんなウイルス? どうやって生まれたの? 闘うにはどうすればいいの?など、新型コロナウイルスのひみつや感染予防の方法などの情報が満載の本です。漫画とQ&Aでわかりやすく伝えます。
  • 微生物は私たちにとって味方でも敵でもあります。微生物やウイルスの多くは、私たちを病気にはしません。しかし私たちは、微生物を恐れ、憎むものとして考えてきました。微生物の世界をほとんど知らないできたのです。現在流行中の新型コロナウイルスを始め、ウイルスによるパンデミックは、忘れた頃にやってきます。感染症を引き起こす微生物、感染症と人間の関係について、中学理科のレベルで、やさしく解説!
  • 損なわれた医師、医療と暴力、看護、最期、災害など7つの主題別に、生と死、理想と現実の狭間を描く14編を収録。医療と文学を繫ぐ医療人文学の視点から編まれたアンソロジー。
  • 「どこで死にたい」と予め考えていても、自分は変わります。こういう風にすればいいという人はいますが、教科書通りにいくはずがない。誰も自分の死体を見ることはできません。だから何も心配することはないんです。(養老孟司)外科医のときは患者をどうやって生かそうかと考えていました。今は、患者をどうやって死なせようかと考えるのが仕事です。「その人らしい死に方とは何か」「あるべき終わりがあるのではないか」と考えるようになったんです。(小堀鴎一郎)
  • シリーズ2冊
    9681,650(税込)
    著:
    髙橋弘憲
    レーベル: ――
    出版社: 論創社

    老境に入った開業医ドクターG(じい)は、クリニックを受診した医学生「有里」に、医師として大切な知恵や心を伝え続ける。 真っ直ぐな性格の若い女性が、いろんな症例や出来事を通じて成長する姿を描く医療小説。
  • 学校の修学旅行や林間学校に同伴する看護師…通称「ツアーナース」の仕事は波乱万丈!? ツアーナースの視点から見た現代の子どもたちの悲喜こもごも! 現在、漫画家しながら、ツアーナースをしている作者だからこそ描ける、ハートフルコミックエッセイ――。・漫画家がツアーナースを始めたわけ ・実は重要な健康カード! ・心の問題? かまってほしい女の子 ・宿泊行事の裏で起こる先生たちの悩み ・勉強と休息、どちらが大事? 塾の合宿での出来事 ・糖尿病を抱えた女の子にツアーナースができることは? などWEBサイト「よみタイ」にて好評連載された回をはじめ、コミックスのみで読める20P超の描きおろし漫画も収録!
  • 性別適合手術斡旋業ルポ

    性別を売る「性転師」。彼らは天使か。悪魔か。

    性同一性障害の当事者に「早い・うまい・安い」が売りのタイ・バンコクでの性別適合手術を斡旋、仲介する、通称「アテンド業」。彼らはいったい何者なのか? なぜ彼らは生まれたのか? 性転換ビジネスにおける陰の実力者である性転師たちの実態に迫るノンフィクション。

    性器の摘出/形成をおこなうこの性別適合手術(かつては「性転換手術」とされていた)を日本で受けるには、高額な医療費がかかり、医師が少ないため手術まで1年以上待たなければならない。「手術難民」化した当事者の需要をビジネスチャンスととらえ、外国・とくにタイ王国での手術を斡旋、仲介しているのが「アテンド業」とよばれる斡旋業者だ。

    本書は、この「アテンド業者」たちと「性転換ビジネス」の実像を描き出す。

    アテンド業者には個性的な人々がそろっている。バブル期にトラサルディーのジーンズで一世を風靡したこともある、アテンド業の草分け的存在の商売人、駐在員から転身したタイ在住最古参、手術を受けた「元客」でYouTubeやオフ会を通じて安心感を提供するやり手営業マン──バックグラウンドが異なる業者たちが「性転換ビジネス」に従事し、日々しのぎを削っている。そして、アテンド業が生まれた背景や日本国内の手術事情の深層にも迫り、性転換手術の問題点、課題を洗い出していく。
  • カエルやウサギ、トカゲにサンショウウオ…犬猫以外のさまざまな動物が、ペットとして飼われるようになってきている今、動物病院にも、さまざまな動物が飼い主に連れられてやってきます。田向先生は、どんな前例のない動物の治療でも、目の前に苦しむいのちがある限り、目いっぱい立ち向かう獣医さん。100種類を超える動物たちとの出会いと別れのエピソードを、ユーモラスに、ときどきしっとりと語ります。
  • まさにガーン! 直木賞作家・篠田節子が綴る、ふんだりけったり、ちょっとトホホな闘病&介護エッセイ。認知症の母につき合って二十余年、母がようやく施設へ入所し、一息つけると思いきや、今度は自分が乳がんに!? 介護と執筆の合間に、治療法リサーチに病院選び……落ちこんでる暇なんてない! 作家・篠田節子が乳がん発覚から術後までの怒濤の日々――検査、手術、還暦過ぎての乳房再建、同時進行で老健にいる母の介護――を、持ち前の取材魂をもとにユーモア溢れる筆致で綴る闘病&介護エッセイ。乳房再建手術を担当した聖路加国際病院・ブレストセンター形成外科医との対談「乳房再建のほんとのトコロ」も収録。
  • 本書は、体や心の具合が悪いと感じたときに開いて、その対処法を知るために参考にしてほしい。

     といっても、いわゆる健康本や医学解説書とはちがう。どこがちがうかというと、まず、取り上げている症状や悩みの種類がバラエティに富んでいる。体の痛みも心の痛みも区別することなく取り上げているので、この本を開けば、「腰が痛いとき」や「歯が痛いとき」と同様に、「恋人と別れたとき」の対処法もみつかる。また「ホームシックのとき」や「飛行機がこわいとき」など、ストレスを感じやすい状況も取り上げているし、「結婚相手をまちがえたとき」や「職を失ったとき」など、人生の深刻な危機も心身の不調をもたらす悩みとして取り上げている。さらに「二日酔いのとき」や「ユーモアがわからないとき」などのささいな症状や悩みも、ケアの必要な疾患とみなしている。

     そしてもう一つちがうのは、ここがいちばん肝心なのだが、症状の改善のためにすすめる「薬」が、薬局ではなく書店や図書館にある点だ。場合によっては、ネットショップから手持ちの端末にダウンロードすることもできる。つまり治療に使うのは「本」なのだ。

     取り揃えている「薬」は、ヘミングウェイ、トルストイ、メルヴィルはもちろん、古くは2世紀の作家アープレーイユスの『黄金の驢馬』から、現代の強壮剤ともいうべきジョナサン・フランゼンの作品まで、2000年に及ぶ文学史のなかから、最高の優れた知性にあふれ、もっとも心身の回復効果が期待できる小説を集めた。

     読者の皆さんは普通の薬と同じように、処方された本は最後まで読み切り、いま以上の健康と、幸福と、より多くの知恵を手に入れてほしい。自分なりの処方箋をもっておくのもいいかもしれない。
  • 20代~40代の主婦に人気の生活情報雑誌『サンキュ! 』で大人気の連載がついに書籍化!
    ワンオペ育児、PTA、子どもの病気、学童問題、106万円の壁、職場の人間関係・・・
    働くママにはたくさんの問題や壁がたくさん!
    “いつも勇気と元気をもらいます” “登場人物のセリフにジーンときます”
    “旦那の対応もあるあるな感じで、リアルに描かれていて凄く面白い!”など
    連載を読んだ全国の働くママ&働きたいママから共感の嵐!
  • 体重が増えた。健康診断の数値が上がった。……お菓子をやめよう、そう考えたあなた。その意志どおりにやめられましたか? 罪悪感を覚えながらも、今日も甘いお菓子やスナック菓子を食べていませんか? それは、あなたの意志の弱さのせいではなく“お菓子がもたらす中毒”なのです。中毒をもたらすお菓子には、もれなく超加工食品と呼ばれるものが入っています。本書では、みなさんをお菓子中毒に陥らせる犯人を挙げつつ、そこから抜け出す方法と、そのメリットをお伝えします。
  • シリーズ8冊
    1,3202,200(税込)

    ★久坂玄瑞は高杉晋作と並ぶ松下村塾の双璧であった-
    ・藩主の許可を得て、九州へと久坂は向かうのだが、未完の志を、いかに実現させていくのか・久坂玄瑞という、心の葛藤に悩む人の青年を、九州遊学を通して描写する.
    ・久坂玄瑞の心を精緻に描写していく
    ・久坂玄瑞に見る青年心理の動向.
    ・旅は志士を詩人にした.
    ■久坂玄瑞の脱走劇
    ・久坂玄瑞は、神社に訪れ、旅を占う竹ひごを引いたが、それには予期せぬ暗示が記されていた.
    ・乗り込んだ漁師船が遭難して、たどり着いたところは、長州と対峙する薩摩の海岸であった.
    ・かがり火を焚く薩摩の関所が見えてきた.
    ・関所破りを実行する玄瑞.
    ・一目散に逃げたが、今、自分がどこにいるのかわからなくなったので、星を見て、自分の位置を確かめる玄瑞
    ・ようやく農家らしき家を見つけるが、そこから現れたのは・・
    ・肥後に向かって脱出、ようやく薩摩を抜ける.
    ■登場人物
    ・久坂玄瑞、高杉晋作、桂小五郎、吉田松陰、神主、毛利公、皺がれた道を横切る老婆、巻き上がる龍、薩摩藩の奉行、薩摩藩の兵士たち、蛸漁の人たち、薩摩の大富豪、馬車を曳く人、長崎を行きかう西洋人たち、その他大勢.
  • 認知症は、親子関係を見つめ直す最後の時間。できないことは増えるが、実はできることも沢山ある。正しい知識を持って向き合えば、過剰に怖がる必要はない。後悔を残さないために、そしてあなた自身が疲弊しないために、家族としてできること、できないこと……本書は、認知症が疑われる方、認知症の初期症状を発症された方、を親に持つ「子ども」のみなさまに向けて、老年精神医学の立場からまとめた一冊です。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。