『文芸・小説、学問、1円~』の電子書籍一覧
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歴史に学ぶ新視点の“おやじ”論!原始、父親は餌を求め敵から家族を守っていた。富商・鴻池家を救った父親の知恵、観阿弥の父子伝承の教え。近代おやじはダメおやじ!?聖徳太子、清盛、家康…移り変わる父親の役割をユニークに描いた、日本史おやじ列伝!
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2003年に雑誌『星ナビ』に連載していた「吉沢深雪の星見るしあわせ」を、イラストを新たに描き起こして再編集し電子書籍にしました。16編の詩とイラスト、写真が読者を天空へ誘い、星を見ることの楽しさを教えてくれます。ぜひともプラネタリウムに足を運んでいるような気持ちでお読み下さい。イラスト集としても楽しめます。■CONTENTS1:星浴の楽しみ/2:お月見/3:水にうつして/4:星の癒やし/5:なにかのついでに/6:プラネタリウム/7:星は願いを叶えてくれる/8:ピュアな気持ち/9:都会の星/10:掃星/11:星のお祭り/12:輝きたい/13:月にあわせてお休みしよう/14:星のきれいな夜は/15:眠れない夜/16:どこかで星が生まれてる
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いじめという暴力、つまり犯罪を容易に肯定する子たちの意識は今「どうなって」いるのか? 平気で隠蔽しようとする学校、教育委員会、自治体。見向きもしない警察。クラスメートも次のいじめのターゲットになることへの恐怖で、簡単に口を開こうとはしない。被害者、加害者問わず、子どもが犯罪に巻き込まれないために、保護者や地域の人々が何をしたらいいのか。『人を殺してみたかった--愛知県豊川市主婦殺人事件』等の著作で加害者少年の膨大な「供述」を取材した著者だからこそ書ける、きれいごとではない、リアルに根ざした提言。
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なぜ、村上春樹は授賞式でTシャツを着るのか?
ハルキストも、そうでない人も、目からウロコの“最新”春樹論!
──現代という「若者殺しの時代」を変えていくことは、私ひとりの力にはあまります。
けれども、春樹の語られ方の風通しを、少しぐらいよくすることならできるかもしれません。
その作業をつうじて、日本社会のさまざまな問題点をあぶりだすことができたなら……(本文より)
人、時代、作品……、これまでにないハルキ論!
好き嫌いにかかわらず、気にせずにはいられないムラカミ小説の構造、
どこにも書かれたことのない村上春樹の「オタク」的実像、
そしてムラカミを都合よく誤読しながらアイドルに祭り上げてきた中高年ハルキストの功罪に、
気鋭の文学者が斬りこむ。
村上春樹作品から読み解く現代日本ワンダーランド。
【目次】
■第1章:なぜ村上春樹の本は、好きでもないのについ買ってしまうのか?
■第2章:なぜ『1Q84』には黒髪ロングヘア・スレンダー巨乳美少女が登場するか?
■第3章:村上春樹はアルマーニの服を実際に着たことがあるのか?
■第4章:なぜオジサンは村上春樹を読んで「自分語り」をするのか?
■第5章:なぜ龍はブレまくって、春樹はブレないのか?
■第6章:なぜ春樹は早起きをして走るのか?
■第7章:なぜ『ノルウェイの森』はバブル時代を象徴する小説となったのか?
■第8章:なぜ春樹は授賞式でTシャツを着るのか?
■第9章:なぜ春樹は「走ることについて語るとき」力むのか?
■第10章:なぜ春樹は他人のトラウマを借りなくてはならなかったのか?
■第11章:なぜ村上文学はノーベル賞を取りにくいのか?
■第12章:春樹はこの先『ねじまき鳥クロニクル』以上の「悪」を描くことができるか?
■第13章:なぜ春樹は日本文学界で独り勝ちになったのか?
■第14章:2013年は父への「巡礼の年」だったのか?
■第15章:なぜ多崎つくるは色彩を持たないのか?
■第16章:なぜ春樹の父親は高校教師になったのか?
■第17章:村上春樹はドストエフスキーになれるか?
■第18章:なぜ春樹はノーベル賞を取ってはいけないのか? -
東京・板橋のスラム住人たち
板橋の貧民窟・岩の坂で育った社会派ルポライターが綴る、壮絶で切ない、怒涛のような少年時代の思い出。木賃宿・長屋の住人。梅毒で鼻が無い“フガフガのおばさん”、正体不明のインテリ「ゴライ博士」、ヒロポン中毒のマアちゃん、初恋のパンパンガール……。強靱で、悲惨で、温かで、そして何より自由だった戦中戦後の「東京スラム」を、深い郷愁を込めて描く。 -
<大化の改新の立役者・天智天皇は弟・天武天皇によって暗殺された!>天武天皇は正当に皇位を継いだのか!?もし正史が暗殺者による自己正当化のための書としたら…。ベッド・ディテクティブで解き明かす、日本史の中枢を揺るがす衝撃の歴史推理!
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井沢史観の原点がここにある!歴史の真相を見抜きたかったら、これまでの「歴史学」の見方をすべて捨てよ。歴史ミステリーの名手である著者が、鋭い観点で神話の時代から21世紀までの事柄を綴ったエッセイ集。隠された日本史の裏面を暴き、現代の病巣を明らかにする会心の一冊!
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【FIX型電子書籍・永久保存版】我が国前近代アジア外交史の根本史料。足利政権から徳川政権にいたる近隣諸国との外交文書集。室町時代から江戸時代にかけて、武家政権から外交文書の作成を委ねられた京都五山の禅僧たちが残した『善隣国宝記』『続善隣国宝記』の二書は、外交史のみならず国家史、社会史、文化史など広い分野に関わっており、後世の外交文書作成の範ともなった。【日本史学界初の完訳注釈本】
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死は生命の終わりではない。死後体験、前世記憶とは何を意味するのか…その事実の先には、私たちが想像もしなかった“もうひとつの世界”が広がっていた!「カルマ=業」の法則を徹底的に解明、欧米の医学者らが認めた驚くべき死後の世界。
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地上最大の謎ナスカ高原の怪図形、イースター島の鳥人図…埋もれ続けていた古代の謎が、目を覚ます。
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取材拒否の街に挑んだ12年
遊廓の名残りをとどめる、大阪・飛田。社会のあらゆる矛盾をのみ込む貪欲で多面的なこの街に、人はなぜ引き寄せられるのか! 取材拒否の街に挑んだ12年、衝撃のノンフィクション。 -
腕を描き忘れる!四角い川を描く!目をつぶれない!『暴走老人!』の芥川賞作家が戦慄した、幼児たちの実像。「幼児の異変」は静かに、しかし確実に進行している…。この新しい現実が意味するものは何か?この子たちの危機は社会の、われわれ人間そのものの危機ではないのか?
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NHKEテレの大人気ミステリーを漫画化!! 読んで身につく算数脳!!
学習漫画なのに本格ミステリー! 強力監修陣のもと構成された、まったく新しい算数学習まんが。読めば、生活の中でおきるあらゆることが、数学的に考えられるようになる。算数の力で犯人のトリックを解き明かせ!! -
「彼女の『過去』が知りたいときにはココを見よ!」「女性がイキにくいのは遺伝子のせいだった!!」「彼女が隠してもココを見れば感じているかどうかがわかる!」―どうにも尽きない、そしてどうにも奥が深いHな疑問の数々に、とことん真面目に、そして、かなりHにお答えします。
本書を読み終えたとき、あなたの脳と心は、すっかり…。 -
●登呂遺跡に結実した古代技術の粋!●納豆は科学的な食物●地球を救う「質素倹約」と「もったいない」などなど――日本の歴史を振り返ると見えてくる。日本列島は世界に誇れる「ソフトウェア」の宝の山だ!アニメ、ロボットに決して負けぬ先人の驚くべき知恵の数々は我々に大きな自信を与えてくれる!
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昭和史研究の第一人者が靖国問題の本質を、昭和天皇の怒りの真意を、あの戦争の意味を、渾身の取材と考察で説き起こす大反響必至の一冊。
<目次>
「靖国」という悩み(「靖国問題」の本質とは何か
「靖国」が発するメッセージ
昭和天皇の「靖国」への思い
遊就館の展示物が示す歴史観
「戦後」が完全に欠落した場所
古賀誠日本遺族会会長の「靖国」への思い
千鳥ヶ淵は国立追悼施設になり得るか
「靖国」と「千鳥ヶ淵」を結ぶ地下水脈
八月十五日の「靖国」鎮霊社の謎
慰霊・哀悼の美名の下での政治運動
謀略史と歪んだ歴史認識で説く「この国」
遊就館の歴史認識が、外部と共鳴し運動化する時
あの戦争はアジア諸国の解放のためだったのか
“富田メモ”から読み解く昭和天皇の「靖国」への怒り
問題は何一つ解決せず、また八月十五日は来る)
真靖国論―小泉史観の大いなる過ち
靖国神社とA級戦犯
<著者紹介>
保坂正康(ほさか まさやす)
ノンフィクション作家・評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。
昭和史の実証的研究のため延べ四千人に聞き書き取材を行い、独力で『昭和史講座』の刊行を続ける。
二〇〇四年に第52回菊池寛賞を受賞。主な著者に『昭和陸軍の研究』『東条英機と天皇時代』『秩父宮』『昭和天皇』などがある。 -
私たちは原子力に頼っていて本当によいのか。なぜ放射性物質による汚染は恐ろしいのか。放射能によって癌や突然変異が引き起こされる仕組み、大人より子どもに影響が大きい理由を、生命科学者がわかりやすく解説します。それでも核燃料サイクルへの道を突き進む行政のありかたと、命を受け継ぐ私たちの自覚を問う。
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幕末の外国奉行・勘定奉行・陸軍奉行・海軍奉行を歴任した小栗上野介。鎖国論が根強い幕閣にあって、一貫して海外との交流を主張し、常に世界と時代の行方を見据えていた。逼迫する財政支えながら、西洋から産業・貿易・金融の制度や技術を移入し、近代軍隊の育成に努めるなど、その手腕は幕政全体に及んだ。しかし、この知略溢れる主戦論者に不安を抱く倒幕軍は、小栗追討令を出す――。江戸末期の政権を背負い、次代を準備した孤独な男とその一族の悲劇を描いた力作。
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Saddam is still playing fun and games with the U.S.A. and not taking the U.S. seriously.(サダムはアメリカを相手にふざけた態度を取り続けています。アメリカの言うことを真剣に受けとめようとはしていないのです。)これは14年前のパパ・ブッシュの演説。アメリカのテレビのニュース番組だけで湾岸戦争を追うという著者の試みを今読み直すと、アメリカの輪郭とそこに映る日本の姿がはっきり浮かんでくる。ことばの海から現代を見つめる視点をピックアップする長編エッセイ。
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坂本龍馬の伝記を紐とけば、彼がその生涯で関わりを持った幾人かの女性に出会うことができる。彼女たちはどのような人生を送ったのだろうか。彼女たちの足跡を丹念にたどり、史料の渉猟や関係者へのインタビューを重ねることによって、新史実を掘り起こすノンフィクション。幕末維新を生きた女性たちへの深い共感がここにある。
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2013年NHK大河ドラマの主人公、新島八重とその夫で、同志社の創立者・新島襄の人生の軌跡を、同志社大出身のノンフィクション界の第一人者が描く傑作評伝。<目次>第1章 山本八重の会津戊辰戦争ー正史に抗する反骨-八重が心情を洩らした三度の証言-二人の出会い ほか第2章 脱国者・新島七五三太ー一国の柱石養成の事業-八重と襄がいた空間でのある「光景」-襄の少年時代 ほか第3章 良心の全身に充満したる丈夫ー初期同志社に集う人びと-「官許同志社英學校」-「熊本から来た連中」=熊本バンドの大量入学 ほか第4章 襄亡き後の四十二年ー歴史と向き合う日々-襄との別れ-八重の腕に抱かれ「もう逝くよ」と ほか対談 ハンサム・ウーマンの内に潜む在野精神(ノンフィクション作家 保阪正康×同志社総長 大谷實)-新島襄は八重なしに存在しなかった-「日本のナイチンゲール」 ほか
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オーストリアの一地方豪族から、ヨーロッパのみならず新大陸までを影響下におく大帝国を築き上げたハプスブルク家。絶頂の極みにあって、光輝くほどに翳もまた深くなる。繁栄を欲しいままにした帝国も、いつしかそこかしこには衰退の兆しが見え隠れし、やがてはそれに呑み込まれることとなった。王権を可視化する装置としての祝祭空間につかの間の栄光を幻視し、歴史の転換点で繰り広げられた人間ドラマを、愛情をこめて描き出す歴史エッセイ。
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日本の公務員試験もルーツは中国の科挙。20世紀初頭に廃止されるまで実に1400年間、王朝を支える高級官僚を選抜してきた。中国全土からの受験者はなんと300万人。何段階もの関門を勝ち抜いて選ばれるのは300人。1万分の1! 異常なまでに激しい戦いに敗れた連中は一生落伍者として生きねばならなかったのか? 彼らの不平不満が社会的混乱の原因とならなかったのはなぜか? 不合格とはいえ、そうそうたる知識人が敗北を受け入れた秘密を切り口に語る異色の文学史。
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幕末の動乱期の中、勝海舟はどう生きたのか。新旧相撃つ中で旧幕臣たちの生計をたてる道を探り、福沢諭吉らの批判を受けながらも、旧幕府勢力の代弁者としての発言力を確保して徳川慶喜と明治天皇の会見を実現。また一方では逆賊とされた盟友西郷隆盛の名誉回復に尽力した海舟の後半生に光を当てた名評伝。
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もともと儒学では夫婦の和合は賛美されるが、未婚の男女の交際は認められない。結婚も親の取決めによる。この風習は中原の漢民族文芸に影を落とし、長い間、中国に純粋な恋愛小説はなかった。が、度重なる異民族の支配により〈恋〉を知った漢民族は、他民族の血と文化を自らに取入れ、変容させ、新たな活力にしてきた。やがて清代には恋愛小説の大作『紅楼夢』が登場、人々を魅了する……。中国史を漢民族の文化の変容の歴史として捉え〈恋〉という側面からそれを浮彫りにした意欲作。
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ロシア革命、アナスタシアの謎、ウィンザー公の世紀の恋、そして二つの世界大戦――激動の時代に翻弄されながら、イギリス・ウィンザー家、ロシア・ロマノフ家、ドイツ・ホーエツォレルン家、オーストリア・ハプスブルク家などヨーロッパ諸国の王家が、どう苦悩し、いかに生きたか。“青き血”の織りなすドラマの数々を描いた、王族たちの現代史。
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父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた……。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は……。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。
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フランス革命はどのように恐怖政治に転じ、その中でダントンは、ロベスピエールはいかなる運命をたどったのか。ロスチャイルド家が巨万の富を手にするまでの戦術と、それを可能にした「血の結束」とは。そして明治維新の激流の中で悲痛な死を遂げた河合継之助の行動の謎……。その劇的な個性ゆえに、世界史上に際立つ人物と事件を題材に、人間情念の光と闇、歴史と運命の相克を絶妙に刻みあげた一級の歴史読物。
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食べるという行為は、精神のありように深くかかわっている。文学に描かれた料理の話や、食材にかかわる伝承をたぐることで、思わぬ文化の層が見えてくる。さまざまな資料を渉猟し、食卓という、欲望と体面の交錯する場所から、中世ヨーロッパの生活空間に広がる豊かな宇宙を描きだした好エッセイ。
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日高先生の人間、どうぶつ、いきものがたり。動物行動学者が、生きものと自然のユニークで新鮮な見方を、子どもでもわかる言葉でシンプルに伝える。21世紀に生きるすべての人々に贈る、やさしい自然の魅力発見の書。
子供の頃、芋虫と話がしたかった著者。おまえどこにいくの、と話しかけた。芋虫は答えず、葉っぱを食べはじめる。言葉の代わりに見ていて気がつくことで、気持ちがわかると思った。昆虫、猫や犬など動物とおしゃべりするには、観察が一番だとわかった。これが、いきものを見つめる原点。不思議と驚きにみちた世界を「なぜ?」と問い続けた動物行動者がやさしい言葉で綴る自然の魅力発見エッセイ。 -
日露戦争をはさむその前後に、横山の畢生の願望であった労働問題の解決という課題は、実際の運動としては潰滅させられ、筆鋒をもってこれに当たることになる。下層研究から後、富豪史、植民問題研究へと多元的展開をみせていく。
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科学の世界はこんなに不思議で面白い! 宇宙のはじまりとは何か。鉱物はどうやってできたのか。DNAと遺伝子の違いは? 「博士の愛した数式」で知られる著者がその道のスペシャリストたちとの対話の中で科学の不思議と面白さを発見する、科学入門エッセイ。
宇宙のはじまりはカップからこぼれたコーヒー? 人間が豚を食べられるのは遺伝子のおかげ? 作家、小川洋子が様々な分野で活躍する科学のスペシャリスト7人にインタビュー。科学の不思議を解き明かすため、日々研究に打ち込むひとびとの真摯な姿に迫る。そこから見えてきた興味深い成果の数々とは。ふとした疑問から巨大な謎まで、科学に関するあなたの『?』を解決する珠玉の入門書。 -
編纂1300年を迎える古事記を読み解く。日本最古の歴史書とされる古事記。そこで描かれる神話や伝説には、日本で起こった様々な出来事が隠されていた。編纂1300年、2013年の式年遷宮を前に、著者が新たな古事記の楽しみ方を語る。
日本最古の歴史書と言われる古事記。そこには1300年にわたって日本人に受け継がれてきた叡智の結晶が詰まっていた! 天照大御神や須佐之男命といった、誰もが一度は耳にしたことのある神話や伝説は、どのようにして生まれたのか。本居宣長や柳田國男らによる、これまでの研究を取り上げながら、古事記の成り立ちと魅力を、物語形式でやさしく解説する究極の一冊。これで古事記の全てがわかる!
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