『文芸・小説、河野裕』の電子書籍一覧
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絶対的青春。
「なかなか夜が明けなくて、明日にならなくてつらかった。地球の自転が遅すぎて、どうしてこんなに古臭い時代が続いているのか不満だった」
僕の前に現れた転校生の少女は、自らの理想のため、頑固に、誠実に、戦い続けると決めていた。永遠にわかり合えないと知っていても、一歩ずつ歩み寄ってきたはずなのに。
傷つきながら愛と呼べるものをみつけるまでの少年少女の心情を、研ぎ澄まされた筆致で綴る、青春文学の到達点。 -
『いなくなれ、群青』の著者が描く、最高にポップなファンタジー
恋人と再会するため千年の輪廻を繰り返す杏。今はルームメイトと共に満ち足りた日常を満喫中……のはずが、封印した神が顕現し――!? -
夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。 「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。 ジャバウォックの真実を知ったとき、あなたもきっと、その怪物を探し始める――。 家族とは、常識とは何かを問い直す、壮大でまったく新しい傑作小説。
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天才小説家と天才の原稿を追い求める編集者のミステリー、感動の完結!
天才作家・雨坂続が再び眠りについて2年。佐々波は徒然珈琲を手放し、フリー編集者として活動していた。そんな中、雨坂の最高傑作『トロンプルイユの指先』の映画化の話が持ち上がるが……。 -
河野裕が描く、すべてのこの世界に生まれてきた人々のためのファンタジー
アルバイトに励む死神が出会ったのは、綺麗に死にたいと言う嘘つきな少年、物語の中で自殺した小説家、世界を「良い人」で埋め尽くす計画を立てた青年、それから年老いた誇り高き道化師。四つの魂の物語。 -
大人気青春映画のノベライズ完結編!
仲間の能力を集めて、ケイたちは相麻を生き返らせることに成功! 喜んでいたのもつかの間、未来を予知できる相麻から、大人が「サクラダから能力を消す計画」を企んでいると聞かされて!? 大人たちに立ち向かうケイと春埼だけど、計画を防げずに、咲良田から能力が消えてしまう。しかも、その後の世界では、春埼からケイの記憶がすべてなくなっていて…!? 大人気実写映画のノベライズ、完結編が登場!【小学上級から ★★★】 -
タイムリープで青春をやり直す少年と少女の奇跡の物語。シリーズ7冊一気読みの合本版!
「リセット」、たった一言。それだけで世界は三日分巻き戻る。その力で、二年前に死んだ彼女を生き返らせたら、それは本当に彼女なのだろうか?――見聞きしたことを絶対に忘れない能力を持つ高校生・浅井ケイ。世界を最大三日分元に戻す能力「リセット」を持つ少女・春埼美空。ふたりの能力を合わせれば、失敗した過去をやり直し、現在(いま)を思い通りに変えることができる。ふたりはその力を使い、人々の悲しみを取り除く奉仕作業をしていた。しかし、その能力が原因で、二年前にひとりの少女が命を落としていた。少年は、いつしか、その少女を、能力を使って再生させることを考え始めるが……。能力者が集う街・咲良田(さくらだ)で青春を生きる若者たちの奇跡の物語。
※本電子書籍は角川文庫「猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1」「魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2」「機械仕掛けの選択 サクラダリセット3」「さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4」「片手の楽園 サクラダリセット5」「少年と少女と、 サクラダリセット6」「少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7」を1冊にまとめた合本版です。 -
能力をなくした相麻菫と春埼美空。すべてが決着する感動の最終巻!
改変された咲良田で、ケイは「街に能力が存在する本物の記憶」と「能力が消滅した偽物の記憶」という二つの記憶に直面していた。ケイは今、自らの過去に決着をつける。過去を償い未来を祈る物語、感動のフィナーレ。
※本書は、二〇一二年四月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット7 BOY,GIRL and the STORY of SAGRADA』を修正し、改題したものが底本です。 -
2017年の春大注目の青春映画のノベライズがつばさ文庫に登場!
ここは特殊な能力を持つ人が集まる街・咲良田。記憶を絶対になくさない少年ケイと、時間を巻き戻す能力を持つ少女・春埼の二人は、街で起きる能力がらみの事件を解決している。ある日ケイの元に届いた依頼は、奪われてしまった能力を取りもどしてほしい、というものだった。その依頼がきっかけで、ケイと春埼は街全体に関わる大きな事件に巻きこまれることに! さらに、二年前に亡くなってしまった友達を生き返らせる手がかりを見つけたケイ。二人は街の問題を解決し、大切な友達を助けることができるのか!?【小学上級から ★★★】 -
検索エンジンとSNSで世界的な成功を収めた企業・ハルウィンには、超能力研究の噂があった。それを受け、ハルウィンはジョーク企画として「4月1日に年収8000万で超能力者をひとり採用する」という告知を出す。そして審査を経て、自称超能力者の7名が3月31日の夜に街中で行われる最終試験に臨むことに。ある目的のために参加した大学生・市倉は、同じ参加者の日比野という少女と組み、1通しかない採用通知書を奪うため、策略を駆使して騙し合いに挑む。『いなくなれ、群青』、〈サクラダリセット〉の著者が贈る、ノンストップ・ミステリ。/解説=大森望
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眠り続ける少女の夢の世界へ――。急展開のシリーズ第5弾!
「私を普通の女の子にすることができる?」――2年前に死んだ少女・相麻菫が、能力で再生した。ケイは生きて戻ってきた「普通ではない」彼女を、能力のない咲良田の外に連れ出すことを画策する。その確証を得るため、ケイは9年間眠り続ける少女の夢の世界へ入るのだが……。
※本書は、二〇一一年五月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット5 ONE HAND EDEN』を修正し、改題したものが底本です。 -
咲良田に生きる、少年と少女たち。シリーズの隙間を埋める珠玉の短編集。
少女の死から二週間。ケイと春埼は、七坂中学校奉仕クラブに入部する――中学二年の夏の残骸、高校一年の春、そして夏――能力者の街・咲良田に生きる、少年と少女たちを、やわらかに綴る珠玉の短編集。
「私の中のなにかが、リセットを使いたくないと考えている」――相麻菫が死んで二週間。春埼は、能力が使えなくなっていた。感情が能力を拒絶する理由を考える春埼だっが・・・・・・咲良田を彩る6つの青春の断片。
※本書は、二〇一〇年十二月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY』を修正し、改題したものが底本です。 -
河野裕の原点であり最高の青春ミステリー、第2弾!
思い出に浸って生きる男・佐々野は写真の中に入る能力を持っていたが、赤い目の少女に力を封じられてしまう。ケイは彼が持つ写真に、かつて自身の失敗で死なせてしまった少女が写り込んでいるのを発見するが……。
※本書は、二〇一〇年三月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL』を修正し、改題したものが底本です。 -
青春小説の若き旗手が描く、傑作SF青春小説が、角川文庫で登場!
「リセット」という一言で、世界は、三日分死ぬ――能力者が集う街、咲良田(さくらだ)に生きる時間を巻き戻す少女・美空と、記憶を保持する少年・ケイ。繰り返す日常は、若者たちに何をもたらすのか!?
※本書は、二〇〇九年六月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY』を加筆・修正し、改題したものが底本です。 -
幽霊の世界に取り込まれた少女を救え! 2人の探偵が最大の謎に挑む!!
突然気を失った小暮井ユキがめを覚ますと、そこは“紫色の指先”と呼ばれる幽霊の世界だった。迷い込んでしまったユキは現実の世界に戻ることができるのか? シリーズ最大の謎解きが始まる! -
問題「のろまを見捨てたために、彼女の出費は倍増した」どゆこと?
12の謎めいたシチュエーションの真相を、イエス、ノーで答えられる質問だけで探り当てる、推理ゲームが始まった! 全世界でブームのカードゲーム「ブラックストーリーズ」初の小説化! -
探偵コンビの過去が明らかに!? 人気シリーズ、新章スタート!
佐々波と雨坂が、本当に「編集者」と「作家」だった、若き日の物語。ある一人の女性の存在が、すべての始まりだった……。本にまつわる謎が、眠れる天才を呼び覚ます。推理しない探偵コンビの語られなかった過去が明らかに! -
幽霊が描く物語の結末は--!? シリーズ第3弾登場!
昔馴染みの女性に招かれ、佐々波はある洋館を訪れる。そこは幽霊の仕業と思われる不思議な現象に満ちていた。“編集者”と“ストリーテラー”二人の探偵は、館にまつわる物語を紡ぎ謎を解き明かすことができるのか? -
小説家&編集者コンビが解き明かす、幽霊と物語で彩られた極上ミステリ!
大学生のユキが出会ったのは、演劇サークルに所属する大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本に憑く幽霊の噂。「解決しちゃいませんか?」とユキは持ちか けるが、駆り出されるのはもちろんあの2人で……。 -
お前の推理は全ボツだ――サクラダリセットの河野裕、新シリーズ登場!
異人館が立ち並ぶ神戸北野坂の小さなカフェ「徒然珈琲」にはいつも、背を向け合って座る二人の男がいる。一方は元編集者の探偵で、一方は小説家だ。物語を創るように議論して事件を推理するシリーズ第1弾!
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