『文芸・小説、著者センター、0円、半年以内』の電子書籍一覧
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極私的なセルパブセレクション!
本書は、わたし(三世留男)が実際に最後まで読んでおもしろかった個人出版(セルフパブリッシング=セルパブ)本50冊を紹介する本です。セルパブ本に興味を持たれている方はもちろんのこと、特に次の項目に当てはまる方にお勧めのセレクションとなっております。
〇クセの強い本が好き
〇理系、もしくは最新科学技術に興味がある、SF好き
〇ミステリ好き
〇ファンタジーは苦手
〇自ら創作している
〇読書できるまとまった時間が少ない
〇読書に没頭したい
〇読みやすい文章が好き
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第一部『僕らの犯行動機』
【まあ、僕が彼女を殺したいほど憎むことになった理由は、数えだしたら富士の樹海の木を一本一本数えるくらい骨が折れる作業になるだろうけど、端的に言えば「嫌い」だからだ。】
第二部『僕らの志望動機』
【結果発表。合格おめでとう。ついに高校生だね。そんな感じでトントン拍子に事は進み、卒業式の日が来た。】
第三部『僕らの完結動機』
【走り出したら、いつかは止まる。生まれたら、いつかは死ぬ。作ったら、いつかは壊れる。何かが始まった瞬間から、終わりは決定しているのだ。】
〈優子シリーズ〉動機三部作。 -
G.K. チェスタトンのFather Brownシリーズの各短編をわかりやすい日本語に翻訳した『新訳 ブラウン神父』、この本はその選集です。
この版では The Innocence of Father Brown に収められている作品の中からより面白味のある7つの話を選び、以下の順に紹介しています。
※ 英文は付いていません。
≪目次≫
・青の十字架 (The Blue Cross)
・密室の庭 (The Secret Garden)
・妙な足運び (The Queer Feet)
・見えない男 (The Invisible Man)
・イズリアル ガウの誠実性 (The Honour of Israel Gow)
・サラディン公爵の罪 (The Sins of Prince Saradine)
・3つの死の道具 (The Three Tools of Death)
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「真理は井戸の中にあるとは限らない」
「世界最初の探偵小説」と言われる短編です。名作を新訳でお楽しみください。 -
色にこだわるあまり務めていた出版社をクビになってしまうペチュニア。意気消沈する中、足を運んだのは虹をかけるお祭りだった。しかもその祭りで、有名な虹職人のプロテアに助手にならないかと誘われる。お金も仕事もないペチュニアは虹職人になることを決意する。だが待ち受けていたのは、世界一大きな虹を作るという一大プロジェクトだった――。虹を作る仕事を通してつづられていく、幸せの物語。
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それにしても我ながら用意周到な犯行だった。
19世紀のアメリカ文学者エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe, 1809 - 1849)のこの短編小説のタイトル ❛The Imp of the Perverse❜ は、従来は「天邪鬼」と訳されることの多かったものですが、日本古来の神または悪魔であるところの「天邪鬼」と、ポーがここで提唱している新しい概念とはまったく似て非なるものですので、今回は仮に「倒錯の悪魔」という訳語を当てて訳出してみました。名作を新訳でお楽しみください。 -
「恋愛を目の前にして 堕地獄を語るのかしら」
19世紀フランスの抒情詩人、シャルル・ボードレール(Charles-Pierre Baudelaire, 1821 - 1867)が遺した唯一の韻文詩集『悪の華』の初版(1857年)のうち、特に「悪の華」と題された一章から数篇を選んで日本語に訳しました。読者諸氏がボードレールに興味を持つきっかけとなれば幸いです。
<目次>
「破壊」
「殉教の女」
「レスボス」
「地獄落ちを宣告された女たち」
「仲よし姉妹」
「血の噴水」
「ベアトリーチェ――永遠の女性」
「吸血鬼転身」
原題および画像のソース -
バラが生い茂る暗い森の中、列車は子どもたちを乗せて迷うことなく進んでいる。窓の外に見えるのはいばらの壁だ。ある日、少年アオは暗闇の向こう側に光を見つける。アオは光に辿り着くために列車から降り、いばらの道を歩き出すが――
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戦争と芸術弾圧が始まる国の中で、エーデルは生まれ故郷に帰り画家の姉と暮らすことに。エーデルは国を捨てて逃げようとするが、姉は絵を描くことをやめない。そんな時、故郷にまで弾圧の足音が近づいてくる……。
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ある海辺の街では、大人になるために船に乗って波を乗り越えなければいけない。だが少女エーデルは波が怖かった。そんなとき、シャボン玉に乗った少女が街にやってくる……。
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花房あきら君は六年生を迎える春休みに神奈川県の伯母の家へ遊びに行っていました。
そして、江ノ島で行われた子供探偵大会に参加するのです。
はたして、暗号は解けたのでしょうか・・・・・。
それから中学へ進んだあきら君だったのですが、女の子を苦手にしているところが窺えます・・・・・。
でも、そこを乗り越えて、女友だちと付き合うのですが・・・・・。 -
時は元禄11年(1698)、第5代将軍、徳川綱吉の治世における、備前の国、岡山藩、第2代藩主、池田綱政公の治める岡山城下に、空穂無刀流の道場があった。
師範代の尾上龍之介と、その妻、美代、そして4人の子供たち。
師範の空穂清史郎とは親戚同然の間柄であった。
やがて御前試合が開かれるのだが、柳生新陰流、北辰夢想流、小野派一刀流、宝蔵院流槍術、そして空穂無刀流。
空穂無刀流の無刀の構えとは・・・・・。
そして勝敗の行方やいかに・・・・・。 -
それはわが生涯の記録における戦慄の一ページであった。
この「ベレニス」というゴシック・ホラー小説は、1835年に初めて雑誌発表された際、読者から「内容が残酷すぎる」という苦情が多く寄せられた。出版社側からこの指摘を受けたポーは「多くの雑誌は同様の小説を載せて発行部数を伸ばしている」「私の目標は高評価を得ることだが、まず読まれなければ高評価も得られない」と反発したものの、10年後に他の雑誌に再発表した際にはこれに配慮する形で幾つかのパラグラフを削除しました。今回訳出したのはこの削除前の無修正ヴァージョンです。 -
上古から大和朝廷成立までの歴史物語を綴りました。大陸の古い歴史を背負ってきた渡来人たちが築きあげた歴史は、不老不死の実現、神仙の国(神国)・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現にしのぎを削った歴史でもありました。
その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国、邪馬台国の王朝が立て続けに興りました。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、晴れて倭国や倭奴国の再興を成し遂げ、大和朝廷を打ち立てたのです。
それらが複雑に織り重なって流転する様子は、中国の「三国志」をはるかに凌駕して、世界中に誇れる歴史だったのですが、大和朝廷や「記紀」の編纂者らは、
神武―崇神―応神とあるべき王系譜に、神武―崇神の間に大倭(大日本)家八代(綏靖~開化)を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、万世一系に創り変えたのです。本書の王系譜は、「記紀」の随所に潜んでいる矛盾や改ざんを洗いざらい探し出して、本来あるべき姿に正したもので、国宝に指定された海部氏系図と合致します。
目次
司馬遷の信念
本書の王系譜〔海部氏系図、尾張氏系譜、「記紀」系譜の合成系図〕1
本書の王系譜〔海部氏系図、尾張氏系譜、「記紀」系譜の合成系図〕2
垂仁天皇三代と大物主四代/三輪山磐座の関係
主要人物の生きた推定年代
◇邪馬台国はどこか/火瓊瓊杵の日前国と西都/天火明の日高見国と東都
◇男神天照大神の正体1
◇男神天照大神の正体2〔熊野権現〕
◇男神天照大神の正体3〔天照大神の足跡〕
◇籠神社と海部氏系図/神武(磐余彦)と神功と応神
◇「記紀」系譜の復元=「記紀」本来の王系譜
◇邪馬台国の興亡~大和朝廷成立までの歴史詳細
◇邪馬台国の興亡史概略 -
eureka0313詩集 (一天社文庫普及版)
この詩集は、今から10年以上前に、ブイツーソリューションさんから出版していただいたものを、新作を加え、編み直したものです。お楽しみいただければ幸いです。
<目次>
「みにくい花」
「これがうわさの吸血鬼」
「わたしを刺して」
「魔女裁判」
「魔女狩り」
「笑えるわ」
「魅せるお店の店先で」
「ダイヤモンドを抱いた夜」
「蛇の交尾」
「遊ぶ蛇」
「ヴァンパイア」
「理科の先生」
「わたしの彼は死刑囚」
表紙画像のソース -
あなたの元に手紙が届けられた。差出人は書いていない。はて。誰からだろうか?何気なく開けてみると、中には一枚の便箋が入っていた。そこに書かれていたのは……。
手紙にまつわる全36編の物語を集めた作品集です。
ショートショートから短編小説ぐらいまでのボリュームがあり、スキマ時間にお読みいただけます。
<収録作品>
・いちご大福より
・コンビニより
・ホテルマンより
・地獄より
・幸せの手紙
・神様より
・裁判長どの
・主催者より
・殺してでも奪い取ります
・娘より
・舞い降りた天使へ
・孤独な英雄より
・やはり悪人より
・汚い花火
・ハウマッチ?
・供出セヨ
・お醤油を貸してください
・部屋より
・質問
・泥棒より
・ヒーローより
・異星人からのメッセージ
・優柔不断な彼の即決
・果たし状
・復讐するトランク
・魔王降臨
・何も縛られるもののない世界へ
・バカの手紙
・最後のメッセージ
・感謝状
・クズより
・創世記
・異邦人
・慰めない理由
・最後のスポットライトをお願いします
・作者より
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令和の時代のシャーロックホームズ
コナンドイルのシャーロックホームズシリーズ各短編を現代風のカジュアルな日本語に翻訳した「カジュアル シャーロックホームズ」の各作品を、テーマ別に収録してみました。
第1弾の「古典1」はクラッシック中のクラッシック、ホームズと言えばという作品を集めた珠玉の作品集となっています。
※ 英文は付いていません。
・「《カジュアル》シャーロックホームズ 陛下のスキャンダル」
(A Scandal in Bohemia)
・「《カジュアル》シャーロックホームズ 点々の帯」
(The Speckled Band)
・「《カジュアル》シャーロックホームズ 赤毛の会」
(The Red-Headed League)
・「《カジュアル》シャーロックホームズ 1人自転車移動」
(The Solitary Cyclist)
・「《カジュアル》シャーロックホームズ 丸まった男」
(The Crooked Man)
・「《カジュアル》シャーロックホームズ ブナ屋敷」
(The Copper Beeches)
・「《カジュアル》シャーロックホームズ 死にゆく探偵」
(The Dying Detective)
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あの山には、巨人が埋まっている…。
その冬、都会から親戚の家にきていた小学二年の男の子と、僕たち村の四年生四人は、山中で人の右足のようなかたちをした巨岩をみつける。男の子の「計算」により、地中からつきだした左の足指らしき岩を発見した僕たちは、さらに「頭」をさがすべく、山深く分けいっていくが…。遠い日の、「巨人さがし」。 -
それは絶望よりも捨て鉢な何かだった。
この「群衆の人(The Man of the Crowd)」もまたエドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe, 1809 - 1849)が遺した名高い短編小説の一つですが、ここに描き出されたような「怪人」は、現代ではリアルのみならず、ヴァーチャル空間においても出没します。インターネットの掲示板、コメント欄、SNS等、不特定多数の人間が群がる匿名性の高い空間は、いずれも陰湿な犯罪の温床であり、「怪人」の絶好の住み家なのです。
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