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『文芸・小説、KADOKAWA、角川書店単行本、1001円~』の電子書籍一覧

121 ~180件目/全496件

  • もう一度、彼を救うチャンスをください。未来は変えられると信じて――。

    高校2年生のなずなのクラスメイト鈴白くんが突然命を絶った。
    彼は明るくて容姿も成績も良く、悩みがなさそうな人。だから自殺なんてしない。皆そう思っていた。
    彼の悩みに気付いていたらと後悔が膨れ上がり、鈴白くんと一緒に作った思い出の砂時計に「時間を巻き戻したい」と願って眠ると、
    翌朝なずなは一ヶ月前に戻っていた。あれは夢だったんだと安堵し、普通に毎日を過ごしていたが、彼はまた死を選んでしまい――。
    ループする中で、なずなは鈴白くんを救えるのか?

    学校では教えてくれない大切なことの全てがここにある!

    何気ない毎日が愛おしくなる、勇気と希望の青春物語。
  • 政治ド素人が、永田町をひっくり返す!

    30代を目前にフラフラしていた大河冬也は、政治系ユーチューバーとして人気を獲得し、与党の幹事長代理・真坂尊に対談を申し込む。尊の秘書であり息子の喬太郎は、冬也のカリスマ性に注目し、尊を党首とする新党の候補者として冬也を衆議院解散総選挙に出馬させようとする。喬太郎の申し入れを受け総選挙に立候補した冬也は、ユーチューバーならではの斬新なアイディアを掲げて当選。ユーチューブを利用した生配信などで若者を中心に国民的な人気を博すが、やがて政権内の権力争いに巻き込まれていくのだった。
  • 書下ろし短編収録! 辻村深月作品を生み出す裏側、教えます。

    書き下ろし短編、宮部みゆき・伊坂幸太郎との特別対談、全作品解説インタビュー――唯一無二の小説を生み出し続ける辻村深月の裏側を徹底解剖。ファン必読の1冊、誕生!

    【内容紹介】
    <新規収録>
    書下ろし短編小説
    書籍未収録短編「影踏みの記憶」
    著者による全作品解説インタビュー
    特別対談 宮部みゆき 伊坂幸太郎
    新刊『この夏の星を見る』(2023年6月刊行予定)紹介書評 吉田大助
    エッセイ 浅倉秋成 一穂ミチ 呉勝浩 白尾悠 武田綾乃 成井豊 吉野耕平
    論考 朝宮運河 千街晶之 東畑開人
    トリビュートイラスト 山田章博 木村風太 雁須磨子 ほか

    <再録>
    対談 朝井リョウ あずまきよひこ 幾原邦彦 羽海野チカ 大島てる 大槻ケンヂ 藤田貴大 藤巻亮太 中村義洋 松坂桃李 松本理恵
    師弟問答with綾辻行人
    辻村深月の100問100答
    大山のぶ代さんにお会いした日(文:辻村深月)
    文庫解説『ののはな通信』『あとは野となれ大和撫子』
    etc
  • 自分らしさや大切なものは はなれてみないと気がつかない

    私には、あらいぐまの気持ちが、いたいほどわかる。
    あなたも一緒に、いたがりませんか?---ヨシタケシンスケ

    どうしても、人とくらべてしまうあなたに、
    人のものがうらやましくなってしまうあなたに、
    自分に自信のもてないあなたに贈る、おっとりあらいぐまの自分さがしの物語。

    “アライグマはきれいずき”というイメージにとらわれ、思い切っていろいろ捨ててしまったアライグマのぼく。
    すっかりきれいになった部屋だけど、どうしても落ち着かなくて「やっぱり 返してもらいに行こう」と旅に出た先は、天国、深海、宇宙--!
    困難な旅を続け、ひとつずつ自分にとっての宝物をみつけていく物語です。

    カラフル、ユーモア、摩訶不思議。
    伊藤ハムスターの不思議な世界へようこそ!!
  • 大切な人と食べるごはんは特別な味がする。サンドイッチ専門店の癒しの物語

    仲の良い姉妹・笹子と蕗子が営む小さなサンドイッチ専門店『ピクニック・バスケット』。
    ここには悩みを抱えた人々が、心を癒す絶品サンドイッチを求めてやってくる。
    ある日、蕗子はパンダのアップリケが付いた手作りのパスケースが店内に落ちているのを発見した。
    密かに想いを寄せるパン職人・川端さんが持っていたものと似ている。
    持ち主は誰だろうとやきもきして……。

    「思い出のとき修理します」の著者が贈る優しい感動の物語。
  • 1,870(税込)
    著者:
    久坂部羊
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    「6,000万円ぐらい、命の値段としては高くもないだろう」

    外科医の才所准一は、大阪で海外富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。
    抗がん剤・免疫療法の趙鳳在、放射線科の有本以知子、予防医学の小坂田卓という優秀な三人の理事とともに最先端のがん治療を提供し、順調に実績を重ねていたところ、久しぶりに訪ねてきた顧問が不審死を遂げる。
    これは病死か事故か、それとも――。
    高額な治療費への批判も止まず、クリニックに吹き荒れる逆風に、才所はどう立ち向かうのか。
  • のりもの好きがくぎ付け! つぎつぎと楽しいのりものに大変身!

    こん先生は、こん こんの こーん!で変身ができる、すごい先生! こんこんバスに変身して、ぽん先生と一緒に子どもたちを迎えにいきます。
    まず迎えに行ったのは、リスさんたち。こんどは、向こうの島で待っているペンギンさんを迎えに行きます。こん こんの こーん!で船に変身! ペンギンさんを乗せると、がけの上に住むクマさんを迎えに行きます。船でがけは登れないので、次に変身するのは・・・?
    さまざまな乗り物に変身する、楽しいのりもの絵本! のりもの好きがくぎ付け!!
  • 手軽にベビーサインデビュー♪専門家監修・7つのサインが身につく絵本。

    「おいしい」は、ほっぺ ポンポン。「ありがとう」は おててをつかって ちゅ!
    年間6万人の赤ちゃん・ママ・パパが実践する<ベビーサイン>は、おしゃべり前の赤ちゃんと、おててでコミュニケーションをとる育児法です。
    本作では、はじめてベビーサインに触れる赤ちゃん・ママ・パパに向けて、おいしい/ミルク/もっと/オムツなど、日常生活で使う7つのベビーサインを厳選して掲載。
    読み聞かせを通じて、無理なく自然にサインを覚えられます。
    巻末には専門家による解説&もっと覚えたいベビーサイン一覧つき。
    監修:吉中みちる(日本ベビーサイン協会代表理事)

    【こんな方におすすめ】
    ・赤ちゃんのコミュニケーション能力を育てたい
    ・ベビーサインが覚えられるか不安
    ・赤ちゃんの気持ちが分からず、困っている

    マタニティへのプレゼントや出産祝いにもぴったりです♪
  • 2,090(税込)
    著者:
    高殿円
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    男が女を犯せぬ国があるという。

    金出づる国、燦という大国が支配する世界。貧しい土地で育ち、産んだばかりの子を奪われた環璃(ワリ)は、ひとり輿に乗せられ運ばれていた。「皇后星」に選ばれた環璃は、次の燦帝候補である四人の藩王のもとを巡って閨をともにすることになる。その道中で山賊に襲われたところを助けたのは、触れた男を一瞬で塵にする不思議な力を持った女性・チユギだった。その力に憧れながらも、帝までたどり着いて成し遂げるべきことを決意した環璃。運命に抗い、死と隣り合わせの旅を生き抜こうとするが――。彼女がたどり着いた、女が産み、男が支配する世界を変える「忘れられた物語」とは?
  • 奇抜な空想世界にひそむ、物語の優しさ。全米注目作家が贈るSF短篇集。

    「幽霊語」を生み出す辞書編纂者の正義、儀式で絶命することが名誉な一家の恥さらしな叔父、社会に辟易しデジタルデータになる決意をした息子と母親の葛藤、幸せな日々を送る男の封印された終身刑の記憶、生物園の男と逢瀬を重ねる女、女王陛下と揶揄された少女の絶望と幸福の告白、空っぽの肉体をもつ新生児が生まれはじめた世界の恐るべき魂の争奪戦、合衆国から独立したテキサスの町「アメリカ」の群像悲喜劇、逆回転する世界に生まれた僕の四次元的物語――

    現代アメリカの暗部と矛盾、恐れと欲望、親密さと優しさ。
    奇想天外な世界の住人たちのリアルな情動に息を呑む、驚異的作品集。

    【目次】
    売り言葉
    儀 式
    変 転
    終身刑
    楽園の凶日
    女王陛下の告白
    スポンサー
    幸せな大家族
    出 現
    魂の争奪戦
    ツアー
    アメリカへようこそ
    逆回転

    訳者あとがき
  • 1,870(税込)
    著者:
    川瀬七緒
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    誘拐犯に仕立て上げられた自殺志願者たちの運命は。ノンストップ犯罪小説!

    自殺を決意した夏美は、ネットで繋がった同じ望みを持つ三人と車で山へ向かう。夜更け、車中で練炭に着火しようとした時、森の奥から赤ん坊の泣き声が。「最後の人助け」として一時的に赤ん坊を保護した四人。しかし赤ん坊の母親を名乗る女性がSNSに投稿した動画によって、連れ去り犯の汚名を着せられ、炎上騒動に発展、追われることに――。暴走する正義から逃れ、四人が辿り着く真相とは。
  • どれだけの秘密が、この家族には眠っているんだろう――

    「好きな人とずっといっしょにいるために」、あのとき、あの人は何をした? 
    2029年から1979年まで10年刻みでさかのぼりながら明かされる、ある家族たちをとりまく真実。

    あの時代、確かにそうやって、わたしたちは生きていた。
    隠されていた「わたしたちの秘密」を理解したとき、あなたは平常心でいられるか。

    『余命一年、男をかう』で第28回島清恋愛文学賞を受賞した著者が放つ、生き方、愛、家族をめぐる、「ふつう」を揺らがせる逆クロニクル・サスペンス。


    〈全6章〉
    1 二〇二九年のごみ屋敷
    2 二〇一九年のクルーズ船
    3 二〇〇九年のロシアンルーレット
    4 一九九九年の海の家
    5 一九八九年のお葬式
    6 一九七九年の子どもたち


    【電子版特典】
    著者書き下ろしエッセイ「流れゆく時間の中で」
  • 飼い猫トトとの暮らしを愛情120%で描いた、極上のエッセイ集!

    トトの存在が、私の日々の、あるいは私のしあわせ感の、基点になったのだと思う。(あとがきより)

    集合住宅から一軒家に引っ越しをした角田さん。
    外猫とのはじめての遭遇と脱走事件、虫取り事件にハゲ事件。
    アクシデントは絶えないが、猫との暮らしそのものには、パンデミックのなかでも変わらない単調さがある。
    ごはんを用意したりおやつをあげたり、腹に乗せたり顔マッサージをしたり。
    猫との静かな日常のくり返しがずっと続いていくことを、全世界の全ての猫の幸福を願ってやまない、愛情あふれるエッセイ集。
  • 謎の絵画に秘められた、戦時を生きた女たちの過去。

    稲毛海岸近くの古い洋館・伝兵衛邸の地下から、正体不明の絵画が発見された。ドレスを翻し踊る女を描いたその絵は、過去にこの地域で流行っていた“赤いドレスの女”の怪談を思い出させるという。
    学芸員のひかりは、絵について調べようとしていたところに映像作家の黒砂からある資料を預かる。千葉一の花街として栄えた蓮池にまつわるインタビューを集めたその資料では、ひかりの祖母が”流転の王妃”として知られる嵯峨浩との戦前戦中期の交流について語っていた。
    地下室の絵画と祖母の過去、そして“赤いドレスの女”の怪談。欠片をひとつずつ紐解くと、運命に翻弄された女たちの秘められた過去が明らかになる――。
  • 東大卒&東大生作家による「東大ミステリ」アンソロジー!

    収録作
    「泣きたくなるほどみじめな推理」 市川憂人
    1995年、憧れの従姉を失った私は、彼女の痕跡を探すため東大の文芸サークルに入った。

    「アスアサ五ジ ジシンアル」 伊与原 新
    地震研に突然届いた1枚のはがき。虹で地震を予知したという「ムクヒラの電報」との関連は。

    「東大生のウンコを見たいか?」 新川帆立
    東大卒のミステリ作家・帆立は、親友リリーとともに農学部で起きたウンコ盗難事件の犯人を探す。

    「片面の恋」 辻堂ゆめ
    五月祭の準備中、クラスメートの熱烈な恋を一瞬にして冷めさせた「片面」の意味とは。

    「いちおう東大です」 結城真一郎
    美しく完璧な妻がまっさきに提示した新居の条件は、「東大が見えるところ」だった。

    「テミスの逡巡」 浅野皓生 (東大生ミステリ小説コンテスト大賞受賞作)
    卒業生の医師を取材した学生メディア「UTディスカバー」のもとに、彼は人殺しだという告発状が届く。
  • 君となら全部の願いが叶う気がした。涙と衝撃の結末に必ず読み返したくなる

    ~恋する資格も、夢見る意味も、ないですか?~

    中学卒業後、入院していたすみれは、余命10年であることを知る。
    絶望するなか、誰かの見舞いに来ている同い年くらいの男の子の存在が気になっていた。
    退院し高校に入学、教室に入ると、なんとその男の子「潤」がいた。
    彼は無口でクールだが頼りがいがあり魅かれていく。すみれは明るくふるまい、「死」の不安を誤魔化していたが、潤だけが寄り添ってくれた。
    しかし、潤が病院に通っていた理由を聞いても、頑なに教えてくれない。彼が背負っている真実とは――。

    10年後、もしもきみの隣にいられたら……



    ●目次●
    プロローグ
    第一章 朝焼けに目を細めて 
    第二章 夕焼け色に染まる空
    第三章 五月雨の憂うつ
    第四章 飛行機雲に乗れたなら
    第五章 太陽に君を映して
    第六章 二人の空が重なる時
    エピローグ
  • あの感染症禍を経験した、すべての読者の胸を揺さぶる「わたしたち」の物語

    始まりは、感染症研究者の生月碧にかかってきた1本の電話だった。「中国・武漢で未知のウイルス感染症が発生」。その新型コロナウイルスは、世界全体を巻き込む未曾有のパンデミックを引き起こした。碧は連日メディアに出演し、正しい感染症対策を訴え続ける。しかし、政府の対応は後手後手に終始、やがて緊急事態宣言が発出されるも感染者数は爆発的に増えていく――。それでも諦めない碧は、志を同じくする医師の石橋や保健所の鈴木たちとともに、懸命に闘い続ける。この暗闇の先に、きっと「夜明け」があるはずだと信じて。
  • ガチの昔。竹取の翁といふ陽キャありけり――抱腹絶倒の文学パロディ集!

    「痛いやんけ……」エリート官僚・稲田は、故郷の奈良で車を走らせていたところ一頭の鹿を轢いてしまう。慌てる稲田をよそに鹿は草むらに隠れ繰り返し呟き始めた。その声は高校時代の親友・市田理一郎の声だった。
  • 「わたしはわたしを大事に生きていく」

    婚約破棄。勤務先の倒産。そして母からの「あんたみたいに、取り柄がないのにわがままな娘は、男の人で人生が決まるの」という言葉に、趣味で続けてきたフラメンコを取り柄にしようと渡西することを思い立った莉子。
    両親に逆らい始めたマドリードでの生活は、自由そのもののように思えたが、日本人コミュニティの狭さや言語と文化の壁、そして日本に置いてきたはずのしがらみが莉子を悩ませる。
    そんなスペインの暮らしの中で、フラメンコの開祖と言われる日本人女性と出会い、彼女のフラメンコへの思い、そして踊り手にかける掛け声「アグア」(水=必要不可欠な物)の意味を知った莉子は、自分にとっての「アグア」は何なのかを考え始める。
  • あの歴史的偉業の裏にまさかの事件!? 大正偉人ミステリ。

    大正七年の秋、与謝野晶子は大阪で宙に浮かんでいた。夫である鉄幹と共に通天閣の足元に広がる遊園地「ルナパーク」を訪れたものの、夫の言葉に血がのぼり彼を置き去りにひとりでロープウェーに乗ったのだ。電飾まぶしい遊園地を見下ろし、夫婦というものの不確かさを嘆く晶子。そのとき突然ロープウェーが止まり、空中で動かなくなって……。(「夫婦たちの新世界」)

    遠野には河童や山男など不思議なものがたくさん潜んでいるという。隣村を目指して朝もやの中を歩いていた花子は、「くらすとでるま…」という不思議な声を聞く。辺りを見回すと、そこには真っ赤な顔の老人がいた。かつて聞いたむかしばなしに出て来る天狗そっくりの老人から逃げ出そうとする花子だったが、今度は黒い頭巾に黒い蓑をまとった怪しい男から「面白い話を聞かせてくれないか」と尋ねられ……。(「遠野はまだ朝もやの中」)

    ほか全8篇。
  • 2,420(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    徳川家康、人生最悪の決断とは? 徳川家最大の悲劇の謎に迫る歴史巨編!

    家を取るか、息子を取るか、徳川家康、究極の選択! 徳川家康と嫡男、悲劇のドラマ

     織田信長が今川義元を討ち取った桶狭間の戦いの後、松平家康は今川家からの独立を目論む。今川方の人質となっていた妻の瀬名、嫡男竹千代を取り戻し、竹千代と信長の娘五徳を結婚させて今川と決別した。
     氏を徳川と変えた家康は、元服した嫡男信康を岡崎に残し遠江を攻略する。ところが武田晴信が遠江へと侵攻し、家康は一敗地に塗れる。危機に陥った家康だが、直後に晴信が病死して形勢が逆転、反攻に出て信康も初陣を飾る。織田徳川連合軍は設楽原で武田勝頼と決戦して大勝を収めた。
     武田を倒し、徳川家の前途は洋々と思われたが……。
  • みぎ? ひだり? こんどはおうさまのまえで せいれつだ!

    『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』のけらいたちがかえってきた!

    『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』で大慌てをしていたちょっとポンコツの家来たちが、今度はおうさまの前で集団行動を披露することになりました。けれど何度やっても向きがそろわないので、リーダーが目印を示して練習することに。日が暮れるまで練習してマスターしたけれど…!? 

    子どもと笑って読みながら「みぎ、ひだりってどっち?」と考えるヒントにもなる絵本。
    読み聞かせにもぴったりです!
  • 1,980(税込)
    著者:
    冲方丁
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    東京の地下には地獄が眠っている。進化し続ける異才が放つ新時代のホラー。

    大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。
  • スクールホラー、クローズドタウン、百合ロマン。全ての読者を驚愕させる!

    大嫌い、大好き。――だからお願い、地獄に落ちて。
    二人の少女をめぐる、運命と戦慄の「百合」×「ホラー」

    30年以上、正体不明の灰色の雲に頭上を覆われている北海道F町。この町に暮らす小学六年生の遠野葵は、同級生の落合紫子が無二の親友であり、また友情を超えた感情をも抱きながら幼い日々を幸福に暮らしていた。しかし、葵が犯した過ちがきっかけで、研究者をしている紫子の父のスキャンダルが暴かれる。紫子は町中からバッシングされ、学校でも激しいいじめに遭ってしまう。葵は謝罪すらできないまま、紫子は転校して町を去る。同じ頃、町では住人が相次ぎ失踪する事件が起き、新しい担任の狭間百合が学校にやってくる。百合は葵に「私はあなたの秘密も過ちも知っている。そして私だけがあなたを助けることができる」と告げる。その言葉に従い、葵は恐ろしい儀式に手を染める。やがてついに、葵たちは運命の日を迎えることになるのだが……。スクール・ホラー、クローズド・タウン、そして儚い百合ロマン。ミステリとホラー、それぞれの読者を驚愕させる、規格外の横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作
  • 1,485(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    艾未未
    訳者:
    佐々木紀子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    詩人の父、美術家の息子。運命に翻弄された父子を通して見る中国の百年。

    父は詩人だった。中華人民共和国の設立に関わった芸術家だったが、私が十歳の時、文化大革命により父は追放された。家族は屈辱にまみれた極貧生活を余儀なくされた。父の名誉が回復されるには十二年の歳月が必要だった。砂漠地帯から戻り、北京電影学院の学生となった私は、当局との攻防に嫌気がさし、それまで国交を絶っていたアメリカに留学する千載一遇のチャンスを捉え、ニューヨークに移り住んだ。美大に通い自由を満喫した私だったが、北京に戻り活動を始めると、再び公安局員が訪れるようになった。スイスの建築家と北京五輪スタジアム「鳥の巣」を手掛け、ネットで積極的に発信するようになると、公権力の介入は激しくなり、ついに私は投獄されてしまう--。権力の弾圧を受ける詩人の父、美術家の息子。闘う二人の芸術家を通し、激変する中国の現代史を描いた、感動の自伝。
  • 10-year-old boy's ideas and actions to make this world a better place!

    ※この絵本は『地球をまもるってどんなこと?  小学生のわたしたちにできること』の【英語版】です。

    Every choice we make in our daily lives has an impact on the environment. As we humans have made our lives more comfortable and convenient, we have also polluted the air, destroyed forests and filled the oceans with waste. The climate is changing too and we are experiencing more natural disasters, such as hurricanes and floods, than ever before. Not only that, there are places on Earth where humans are at war with one another and children are being forced to do unfair work. What will happen if this continues? The Earth may no longer be inhabitable by the time we are adults.

    In this book, I will share with you my ideas about the actions we can take to make this world a better place.
  • あの文豪も「おばけずき」!怪談の第一人者が綴る、文豪×怪奇の世界の魅力

    なぜ、文豪たちは「おばけ」が好きなのか!? 
    文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード×アンソロジー×評伝・読書ガイドのトリプル構成で迫る、誰も知らない、文豪の世界。

    史上名高い文豪たちは、何故かそろって「おばけずき」だった!
    怪奇譚の側面から文豪の生涯・著作を紐解いた画期的文豪案内。
    文豪の人生そのものと「怪奇」との関わりを追求した、メイン本文パートである評論エッセイ(文豪たちが遭遇したリアルな怪異エピソード多数!)、かれら自身の言葉で「怪奇」の世界、著作のエッセンスを堪能できるミニ・アンソロジー(懇切丁寧な書き下ろし解題付き)、更に世界を深め読み手の世界を広げる評伝・読書案内で、各文豪の魅力に迫る!
    図版も多数掲載。


    【収録文豪】泉鏡花、芥川龍之介、夏目漱石、小泉八雲、小川未明、岡本綺堂、佐藤春夫、林芙美子、太宰治、澁澤龍彦


    『怪と幽』連載「文豪たちの幽と怪」に大きく加筆修正を加え書籍化。


    装画・本文扉絵 =北村紗希(型染・切り絵作家)


    【電子版特典】岡本綺堂「幽霊物語」+解題(東雅夫)
    岡本綺堂の単行本未収録の雑誌掲載エッセイに、東雅夫による「解題」を添えて特典といたします。
  • 1,870(税込)
    著者:
    貴志祐介
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    生きながら、地獄に堕ちるということ――。恐るべき新シリーズ始動!

    失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。それは彼を長年悩ませる謎の転移現象の記録だった。転移に抵抗する青山だったが、更なる悪夢に引きずり込まれていく(「フーグ」)。ある呪いを背負った青年の生き地獄、この世のものとは思えないある絶唱の記録など、至高のホラー4編による絶望の連作集。『黒い家』『天使の囀り』『悪の教典』……いくつもの傑作を生み出した鬼才・貴志祐介が10年以上にわたり描き続けた新シリーズが遂にベールを脱ぐ。
  • 1,870(税込)
    著者:
    三津田信三
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    三津田信三のもとに、怪異が綴られたノートが持ち込まれる。戦慄の怪異譚。

    三津田信三のもとに怪異の記録が持ち込まれる。記録に目を通した三津田は戦慄した――その理由は本書を読んで確かめてみてほしい。本書には記録の一部と、読後に起きた出来事がまとめられている。
  • NMB48の安部若菜が本気で描く、禁断の「アイドル×オタク」恋愛小説!

    僕と彼女は、決して結ばれない運命なのだ-- 選ぶのは、恋か、夢か。

    冴えない日々を送る大学生のケイタは、4人組アイドルグループ「テトラ」のセンター・実々花の熱烈なオタク。
    叶わないと分かりつつも本気で恋をしていた。
    一方、高校3年生の実々花は、グループの人気が順調に上がり、熱心に応援してくれるケイタの好意を嬉しく思いながらも、
    将来に漠然とした不安を抱えていた。
    ある日、実々花は母親との衝突をきっかけに自暴自棄になり、
    SNSの情報を頼りに思わずケイタのバイト先へ向かってしまう――。

    NМB48の現役アイドルが本気で描く、切なくも希望に溢れた青春小説


    ※電子書籍特典として、巻末に特典SSを収録しています。
  • 1,650(税込)
    著者:
    武田綾乃
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    『私が先生を殺したの』 “正解を選ぶだけの人生”からの逃避行がはじまる

    誰か教えてほしい
    恋愛や親友の定義を、人生の模範解答を――

    親元から離れ寮で生活する19歳・朝日光は、小学校の同級生だった長谷川琴葉と偶然再会する。
    当時の担任が川に転落したニュースが飛び込んできて動揺していると、
    琴葉が「私が先生を殺したの」と告白、そのうえ一緒に逃げてほしいと言う。
    しかし光は先生を殺した犯人は琴葉ではないと確信していた。なぜなら――。
    互いに秘密を抱えながら、ふたりは小学校の修学旅行先だった京都に向かう。

    『愛されなくても別に』の著者が描く、愛と友情と嘘だらけの衝撃作!
  • 戦乱、陰謀、そして悲恋。鎌倉殿の時代を鮮やかに描きあげる競作集!

    2022年の大河ドラマで描かれた、いくつもの野望と愛が交差する鎌倉時代。そんな武士の世への転換点を駆け抜けた人々――源頼朝、北条政子、後鳥羽上皇、和田義盛、そして北条義時。歴史小説の名手たちが彼らの面影を丹念に描き上げた珠玉の小説集! 義時の恋が、政子の激情が、鎌倉の光景をありありと蘇らせる。
  • 2,090(税込)
    著者:
    佐々木譲
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    満洲に渡った警察官は猟奇殺人を追い、運命に抗う画家は最後の恋に生きる。

    警視庁を退職して満洲・大連警察署特務巡査となった河村修平は、初勤務早々、殺人事件の捜査に携わる。被害者男性の首には頸動脈を狙ったような傷があり、修平は東京で起こった殺人事件との類似に気づく。一方、新進画家の中村小夜は街で偶然出会った青年ルカへの想いを深めてゆくが、彼には一族にまつわる秘密があった。やがて小夜は警察が事件の容疑者としてルカを追っていることを知る。
    ただならぬ予感に満ちた圧巻のサスペンス×ロマンス長篇。
  • ハードロック文芸爆誕! 楽曲と小説が奏でる異色物語集登場。

    江戸川乱歩をはじめとする文学、怪奇、幻想をテーマとした音楽性で注目され続ける人気ロックバンド「人間椅子」。国内外から高い評価を受ける彼らの楽曲を題材に、大槻ケンヂら各ジャンルから集結したトガり切った執筆陣が小説を執筆! 土俗ホラー、ディストピアSF、異形の青春――音楽と文芸の融合が奏でる、暗く、熱く、激しいビートがあなたを包み込む。
  • 2,035(税込)
    著者:
    澤村伊智
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

    「眠れば、死ぬ」
    東京から父の地元に引っ越してきて以来、悪夢に悩まされていた「僕」は、現実でもお腹に痣ができていることに気づく。
    僕だけでなく、父親の友人の子供たちもみな現実に干渉する悪夢に苦しめられていた。
    やがて、そのうちひとりが謎の死を遂げる。
    夢に殺されたのか。次に死ぬのは誰か。なぜ、悪夢を見るのか。
    理由を探る中でオカルトライターの野崎と真琴からお守りをもらい、僕らの苦悩はいったん静まったかのように思われた。
    しかし、今度は不気味な黒ずくめの女に襲われる悪夢を見るようになる。 「比嘉琴子」と名乗るその女は、夢の中で僕を殺そうとしてきて──。
  • 1,925(税込)
    著者:
    一木けい
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    彼女は無邪気に、優雅に、意味もなく、他人を不幸に陥れる。

    「逃げなきゃ。この女のそばにいるのは危険すぎる」
    新人作家、汐田聖が目にした不倫妻の独白ブログ。ありきたりな内容だったが、そこに登場する「不倫相手の母親」に感情をかき乱される。美しく、それでいて親しみやすさもある完璧な女性。彼女こそ、聖が長年存在を無視され、苦しめられてきた実の母親だった。ある時は遠い異国で、ある時は港の街で。名前も姿さえも偽りながら、無邪気に他人を次々と不幸に陥れる……。果たして彼女の目的は、そして、聖は理解不能の母にどう向き合うのか?
  • 1,650(税込)
    著者:
    京極夏彦
    著者:
    多田克己
    著者:
    村上健司
    著者:
    黒史郎
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ!

    「囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そして――。ひどい民話が誕生するんです」京極夏彦(「はじめに」より)

    「桃太郎」の冒頭でお爺さんは柴刈りに、お婆さんは洗濯に行く。その理由とは……?
    メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。
    妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。
    全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、伝説的トークイベント「ひどい民話を語る会」が、満を持して書籍化!
    学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ。

    ※下品な話が苦手な方はご遠慮ください。
  • 古典超訳の次に挑むは、日本近現代文学史上に燦然と輝く文豪とダメ主人公!

    『舞姫』『こころ』『真珠夫人』etc.
    ああも女心をわからないのは、なぜ??
    古典文学ではあんなに巧みだったのに(嘆)
    日本文学を偏愛し、恋愛下手も自認する翻訳者が文学史の誇る「最もくどくてどうしようもない男」たちから謎に迫る。

    近現代文学はロマンチックラブとの格闘史だ!
    <愛>の在り方が変わった近代。
    名作を誰もが持つロマンスの黒歴史から読み直すと、偉い「文豪」でなく、恋愛下手で頭にもくるけど可愛らしい「男」たちの素顔が見えてくる。
    古典文学の超訳で知られる著者だが、最も読み込んできたのは近現代文学。
    文学史の誇る「最もくどくてどうしようもない男」たちを、誰もが持つロマンスの黒歴史から読み直し、日本人の恋愛史まで浮かび上がらせる。
    未読でも既読でも楽しめる、ロマンスで読み解く日本近現代文学。

    【目次】
    はじめに
    第一部 恋に恋してるだけ 泣き止めばケロッとするオトコたち
     元カノって、忘れなきゃダメですか――『舞姫』
     ママの呪縛――『不如帰』
     妄想こそはオジサンの生きる道――『蒲団』

    第二部 結局のところ、俺様が主人公 意識高い系の憂鬱に悩むオトコたち
     大人のこころの謎解き――夏目漱石『こころ』
     妖婦は男性によって創られた――谷崎潤一郎『痴人の愛』
     男性重視はどうにも隠せない――太宰治『ヴィヨンの妻』
     女を・棄てた・遠藤周作――遠藤周作『わたしが・棄てた・女』

    第三部 とことんウザい いつまでも諦めないオトコたち
     ロマンチック・ラブという「病」――尾崎紅葉『金色夜叉』
     「新しい女」まで後一歩は本当か?――菊池寛『真珠夫人』
     ほんとうに怖い恋愛の話――江戸川乱歩『人でなしの恋』
    おわりに
    参考文献一覧
  • 1,430(税込)
    著者:
    野沢直子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    私よ、走れ。「老い」は人生の終わりじゃない。鮮烈な人生再出発物語。

    「いくつになっていたって、私には未来がある」
    スーパーのレジで働く立花カオル。五十五歳になった今、瞼はたるんで足は象のようにむくみ、転がるように醜くなった。何を見聞きしても感情の針が動くことはなく、すべてのものが灰色に見えていた。寝るためだけの六畳間の自宅とパート先を往復するだけの、ひたすら「孤独」で味気ない毎日。家に帰るといつも「灰色のハイエナ」に見られているような幻影に悩まされていた。しかし、ある偶然の再会によって、カオルは新たな生きる希望を抱きはじめ……。
  • 【親子で学ぶSDGs】持続可能な世界のために10歳の少年がしていること

    ■国連食糧農業機関(FAO)が注目する、10歳の少年が書いた絵本
    ●おすすめポイント(1)
    10歳の少年が書いたから、親しみやすくて理解しやすい!
    ●おすすめポイント(2)
    東京大学の松尾豊先生(AI専門)や、ワールド・フード・フォーラム(WFF)など、専門家への質問・回答を収録



    わたしたちが毎日のくらしのなかでしたことやきめたすべてのことが、地球にえいきょうをあたえています。
    人間がべんりなくらしをもとめすぎたけっか、海にゴミがふえ、森がへり、空気がますますよごれました。地球の気候がかわってしまい、台風やこうずいなどによる自然さいがいもふえています。
    同じ地球に生きるなかまなのに、あらそいあったり、こうへいではない環境で子どもたちをはたらかせたりしているところもあります。

    このままだと、わたしたちが大人になったとき、あんしんして地球にくらすことができなくなってしまうかもしれません。どうしたらよいのでしょう。
    世界をよりよくするために、ぼくが考えたり行どうしたりしていることをシェアしたいと思います。
  • 親子で楽しむ参加型絵本! 子どもたちの「みつけたー!」の声が響きます。

    お待たせしました! 17万部突破の『まいごのたまご』関連絵本が発売!
    『まいごのたまご』にも登場する人気恐竜のティラノサウルス、ブラキオサウルス、トリケラトプスなど様々な恐竜たちがかくれんぼ! そしてスペシャルゲストな”あれ”も……?
    海や森、空など、さまざまな場所に隠れた恐竜たちを一緒にさがしてみよう!
    ”親子で楽しめる参加型絵本”に、「子どもが競って探しています」「毎晩”きょうりゅう よむ!”と絵本を持ってきます」「何度でも楽しめてコスパが最高!」と読者からも大好評!
  • 江神二郎、火村英生に続く、異才の探偵。大人気心霊探偵小説第3弾!

    探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。彼の事務所には、奇妙な現象に悩む依頼人のみならず、警視庁捜査一課の刑事も秘かに足を運ぶほどだ。リモート飲み会で現れた、他の人には見えない「小さな手」の正体。廃屋で手招きする「頭と手首のない霊」に隠された真実。作家志望の美男子を襲った心霊は、古い洋館のどこに巣食っていたのか。濱地と助手のコンビが、6つの驚くべき謎を解き明かしていく――。
  • 加藤シゲアキ責任編集! 豪華クリエイター陣と共演するスペシャルブック

    ◆収録内容
    ・競作「渋谷と○○」 (恩田陸、最果タヒ、珠川こおり、中村文則、羽田圭介、深緑野分、堀本裕樹、又吉直樹)
    ・対談 (白石和彌、前川知大、又吉直樹)
    ・インタビュー&対談再録
    ・戯曲「染、色」
    ・小説「渋谷と一と〇と」
    ・脚本「渋谷と1と0と」
    ・ショートフィルム『渋谷と1と0と』撮影現場レポート
    ・10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー
    ・《1と0と》撮り下ろしグラビア
    ・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド
    ・作家とアイドルの境界線を紐解く、ライブパフォーマンス解説
    ・書店店頭から10年を見届けてきた書店員座談会
    and more...
  • 1,650(税込)
    著者:
    角野栄子
    カバーイラスト制作:
    今日マチ子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    さっ、行こう、ひとりで。 そして、力いっぱい世界を抱きしめよう!

    1948年、終戦後の日本。中学2年になったイコの周囲には、やけどを負った同級生や傷痍軍人の物乞いなど、今だ戦争の傷跡が多く残されていた。母を早くに亡くしいつも心のどこかに不安を抱えるイコだったが、英語の授業で習った【~ing=現在進行形】にがぜん夢中になる。「現在進行形、今を進むという事!」急展開で変わっていく価値観に戸惑いながら、イコは必死に時代をつかもうとする。そして「いつかどこかへ行きたい。私ひとりで」そう強く願うようになる。でもまだ、日本からの海外渡航が許されない時代。手段も理由も見つからないまま大学を卒業したイコに、ある日大きなチャンスが巡ってくる……。「魔女の宅急便」の著者・世界的児童文学作家、角野栄子の『トンネルの森 1945』に続く自伝的物語。戦後の日本を舞台に、懸命に自分の路を探す少女の成長をエスプリとユーモア溢れるタッチで描く著者の原点ともいうべき作品。87歳、角野栄子は今も現在進行形だ!
  • 2,200(税込)

    八雲が世界に紹介した驚異の書「KWAIDAN」の真の姿が、明らかに!

    「聞いていただこう、ホーイチ・ジ・イヤーレスの物語を──」円城塔
    作家・円城塔が、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの名著「KWAIDAN」を直訳!

    ダン・ノ・ウラの戦いの物語を──最も悲哀の深いくだりであるから(「ミミ・ナシ・ホーイチの物語」)
    オ・ジョチューは振り返り、そうして袖を下ろすと手で顔を撫でてみせ──(「ムジナ」)
    スライド式のスクリーンを開け、そうして彼は見たのだったが、ランタンの光に照らし出された五人の寝姿には──首がなかった!(「ロクロ・クビ」)

    日本という未知の国の物語を、英語読者に向けて語るハーンの流儀を再現すると、日本の言葉はただのアルファベットの連なりで得体のしれない音となり、読み手の前に呪文のように放り出され、全てが説明されるわけでもない。当然これは、英語読者にとって「読みやすい物語」ではなく「驚異の書」として受け止められたことだろう。(「訳者あとがき」)

    1904年に英・米国で発表された「KWAIDAN」には、遥かかなたの異国「JAPAN」の物語が描かれた。
    当時、本書を手にした読者は何を感じたのだろうか。
    円城塔が白日の下に晒す、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの名著「KWAIDAN」の真の姿!
  • 少年は、真実を知り大人になる。死の神屋敷に隠された悲しき少女の過去と謎

    ドラマ化もされた「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズで人気の内藤了。
    初の単行本はあの男の少年時代を描く「お屋敷」ホラー&ミステリ!

     イギリス・ウェールズで少年ジョージが暮らす「タラニス屋敷」。「タラニス」とは「死の神」を意味するケルトの神だ。
     夜遅く目覚めたジョージは家政婦のミツコに物語をねだる。彼女が、秘密の話ですよと「ゲッシュ」(ケルトの魔法の取り決め)を交わしながら語ったのは、屋敷に伝わる、メリッサという少女の物語だった。メリッサは、子どもを食べる死の神に生きたままかまどで燃やされたという。そのかまどがお屋敷の廃墟部分『死者の間』にある、近づいてはいけない――。けれども、一緒に話を聞いた兄のアルフレッドは、今度マムと戻ってくる赤ちゃんへの贈り物を探しに『死者の間』に行こうと言い出し……。
     廃墟の秘密の扉を開けてしまったことで、夜な夜な現れるようになったメリッサの亡霊。そこに隠された真実と、ツェルニーン家の秘密とは。
     やがて法医昆虫学者として日本を訪れることになる、ジョージ・クリストファー・ツェルニーン。
     彼の少年時代に秘められた悲しく凄絶な物語。


    装画=目黒ミロ

    【電子版特典】内藤了 ウェールズ取材写真+ガイド
  • 注意:この作品を読むとき、「常識」は捨ててください。

    本格ミステリ界にその名を轟かせる似鳥鶏の新境地は、“メタ・フィクション”!

    私たちの知る「小説」は、様々な「決まりごと」の上に成り立っている。
    無意識下の常識を逆手に取った、ルール無用の超次元小説!

    ▼各話紹介▼
    「立体的な藪」……いつものように殺人に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ“伏兵”が推理を始め――!?

    「文化が違う」……異世界転生し、チート能力で無双する。誰もが夢見るシチュエーションで、最大の敵は、言葉の“イメージ”だった!!

    「無小説」……「小説」とは何か、「書く」とは何か。創作の限界に挑む、禁断の×××小説!

    「曰本最後の小説」……新法が成立し、検閲が合法化された「曰本」。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、あらゆる手を尽くして作品を書き続ける。

    ※紙書籍版カバー裏には、特別書き下ろし短篇「噛みつき小説」を収録。
    ※電子書籍版巻末には、特別書き下ろし短篇「夫の日記帳」を収録。
  • 女三世代が大活躍の最新ユーモアミステリ、第四弾!

    女子校、興津山学園に通う天本有里は、祖母と母の三人暮らし。天才画家の祖母・幸代と、生活力皆無な母・文乃と暮らすうち、いつしかしっかりものになってしまった。
    有里が映画のプレミア上映の会場で出会った矢ノ内香は、不思議な火災で父母を亡くし恩師・宮里を頼りに上京したところ、宮里に裏切られたという。
    しかも、香のカバンの中から切断された指が発見された。
    この指は一体誰の者なのか。香を襲った不思議な火災の真相とは──。
  • 1,815(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    湾岸に住む4人の主人公たちの交錯するある夏の3日間。

    学校では成績優秀な反面、夜な夜なひったくりを行っている中学生・望。望の小学生の時の同級生で夜は自転車泥棒に暴行を働いている弓矢とその異母兄・充也。就職活動前に事故にあったことで就職できなくなってしまったフリーターの根岸。
    ある晩根岸が充也の元彼女を刺殺、時同じくして弓矢は暴行した自転車泥棒から反撃にあう。
    弓矢の暴行シーンに居合わせた充也と望はどんな行動に出るのか……。
    湾岸に立つマンション「湊レジデンス」を舞台に錯綜する"衝動"と"本性"を辛辣な視線で描いた群像劇。
  • 2,200(税込)
    著者:
    稲葉稔
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    最強の剣豪、宮本武蔵はなぜ「五輪書」を書いたのか?

    「今、時が求め導く真の境地。深き人間味溢れる剣豪武蔵の兵法の極意。己磨きの武の道を求めて止まない私の心は、この一冊に一気に引き込まれ時を忘れた・・・まさに渾身作」――俳優・武道家 藤岡弘、
    時代小説の雄が、知られざる晩年の武蔵を活写した本格剣豪歴史小説!

    徳川家康の天下統一により太平を迎えた世――戦国の動乱を剣士として生き抜いてきた宮本武蔵も老境に達していた。将軍家剣術指南役となった柳生宗矩に対抗心を燃やし、生半可な仕官の道は選ばなかった武蔵も、島原の乱に従軍し負傷したことで老いを実感し、終の棲家を求めていた。熊本藩主・細川忠利から客分として招かれた武蔵は、当地で指南役を務めつつ、手伝いの清に支えられながら安らかな日々を送るようになる。やがて、自らが究めてきた兵法の極意を伝えるべく、岩戸・霊巌洞に籠もり『五輪書』の執筆を始めた。武蔵が最後に到った境地とは?
  • 生き残り目的を果たすのは誰か――絶滅危惧種争奪戦!

    がんの特効薬になる幻の植物「奇跡の百合」を見つけるため、大手製薬会社に所属するクリフォードは南米アマゾン奥地への探索チームを結成した。植物研究者としてメンバーに加わった三浦は、ボディガート役の金採掘人ロドリゲス、植物ハンターのデニス、環境問題に取り組む大学生・ジュリアと共にアマゾンに分け入ってゆく。一癖も二癖もある怪しい奴らと共に、緑の地獄ともいうべき過酷な自然と対峙する三浦。さらには正体不明の2人組の男から命を狙われることに――。手に汗握る密林サバイバル!
  • 『君の顔では泣けない』著者待望の新刊! 小説野性時代新人賞受賞第一作。

    高校二年の冴木旭には、時間を止めるという特殊能力がある。だが旭にとって一番大事なのは、普通の場所で、普通の人と同じように生きていくことだ。異質な存在に向けられる無遠慮な視線や偏見に耐え、必死で笑顔をつくっていた旭だったが、大量の机が教室の窓から投げ捨てられるという怪事件が起こり、能力者が犯人ではないかと疑われる。旭は真犯人を見つけて疑いを晴らそうとするも、悩みをわかり合えると思っていた能力者仲間の篠宮と我妻にも距離を置かれてしまう。焦りを覚えていたところに、また新たな事件が起きて……。
  • 感涙必至の連作医療ミステリ!

    研修を経て、循環器内科医となった諏訪野良太は、学会発表を終えた帰り、医学生時代の同級生である小鳥遊に遭遇する。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に、研修のエピソードを求められた諏訪野の脳裏に蘇るのは、親身に寄り添ってきた患者たちのこと。まるで戦場のような救急部、心の傷と向き合う形成外科、かけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科。切なくもあたたかな記憶の扉がいま開く。心震える医療ミステリ「祈りのカルテ」シリーズ、待望の新刊!

    ※電子書籍特典として著者の直筆メッセージ画像を収録しています。
  • 戦争なんて、遠い世界の話だと思っていた

    単身赴任中の父と3か月を過ごすため、高校生の瀬里琉唯(るい)は母・妹とともにウクライナに来た。初日の夜から両親は口論を始め、琉唯は見知らぬ国で不安を抱えていた。キエフ郊外の町にある外国人学校にも慣れてきたころロシアによる侵攻が近いとのニュースが流れ、一家は慌ただしく帰国の準備を始める。しかし新型コロナウイルスの影響で一家は自宅から出ることができない。帰国の方法を探るものの情報が足りず、遠くから響く爆撃の音に不安と緊張が高まる。一瞬にして戦場と化したブチャの町で、琉唯は戦争の実態を目の当たりにする。
  • 1,870(税込)
    著者:
    長岡弘樹
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    父母を殺した死刑囚、あなたならその命、救えますか?

    刑務所のすぐ隣という、特殊な環境に立地する総合病院に勤務する腕の良い脳外科医の尾木敦也。彼は六年前に父母を強盗に殺害されて以来、精神的に不安定になり深刻なスランプに陥っていた。そんなある日、刑務所からクモ膜下出血で搬送されてきた「スペ患」の執刀を、院長命令で担当することになる。緊急開頭手術で命を救うことはできたものの、スペ患の正体が両親の命を奪った死刑囚・定永宗吾だったことを知り、尾木は懊悩と悔恨の迷路に彷徨い込む。そして定永は、逮捕と死刑の判決以降も自身の犯行を一貫して否認していた。術後のリハビリを通して、尾木と妹の看護師長・菜々穂は、定永という人間と六年前の事件に、改めて向き合うことになるのだが……。

    憎き犯罪者と医師は、どう向き合えば良いのか? 犯罪者の生命は軽いのか、あるいは全ての人間と等しく重いものなのか? 事件の真実と真相はどこにあるのか? 死刑の意義、犯罪更生の理非、医師の倫理、それぞれの命題を通して生命の「軽重」の問いを突きつける、究極の医療ミステリ。
  • 「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」

    「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」
    「最後の鑑定人」と呼ばれ、科捜研のエースとして「彼に鑑定できない証拠物なら他の誰にも鑑定できない」と言わしめた男・土門誠。ある事件をきっかけに科捜研を辞めた土門は、民間の鑑定所を開設する。無駄を嫌い、余計な話は一切しないという奇人ながら、その群を抜いた能力により持ち込まれる不可解な事件を科学の力で解決していく。孤高の鑑定人・土門誠の事件簿。
    『永遠についての証明』『水よ踊れ』で業界の注目を集める新鋭が正面から挑む、サイエンス×ミステリ!

    ※電子版特典として、巻末に短篇「見えない引き金」が入っています。
  • 彼女の愛が、 私の人生を狂わせた――。幻想怪奇小説の到達点。

    怯え続けることが私の人生だった。
    私は今も、彼女の亡霊から逃れることができないのだ。


    1978年、悦子はアルバイト先のバーで、
    舞台女優の夢を持つ若い女・千佳代と出会った。
    特別な友人となった悦子に、彼女は強く心を寄せてくる。
    しかし、千佳代は恋人のライター・飯沼と入籍して間もなく、
    予兆もなく病に倒れ、そのまま他界してしまった。

    千佳代亡きあと、悦子が飯沼への恋心を解き放つと、
    彼女の亡霊が現れるようになり――。
  • 1,760(税込)
    著者:
    岩井志麻子
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    忌まわしき蝶が乱れ舞う、灼熱無惨浪漫紀行。

    明治三十八年、岡山。名家・大鹿家に拾われた一人の赤子。保和と名付けられた彼は、大鹿の養子として乳母の春に育てられることに。春の語る残酷な怪異譚を聞きながら、愛憎渦巻く名家で青年となった彼は、この世ならざるものを感じることができた。昭和四年、失踪していた文学の師で放蕩者の作家・金光から保和に帳面が届く。そこには、自ら殺し、そして蘇らせた妻とのおぞましくも妖しい旅行記がつづられていた。金光の記録に魅せられ、読みこんでいくうちに精神を浸食される保和。日常さえも次第に歪められていく中、彼はことの真相を確かめるべく、金光夫妻が逗留しているという新嘉坡へ向かう。
  • 「ずっと一人だと思ってた」BTSのRMも読んだ、人気の結婚+猫エッセイ

    ずっと一人で生きると思ってた
    \BTSのRMも読んだ!/
    韓国で大人気! 結婚+猫のコミック・文章エッセイ

    「『男はこうすべきで、女はこうすべき』という恋愛セオリーがある。それに従わないと妻がいなくなる気がして不安だった。でもそれを捨てて初めて、僕らの本当の恋愛は始まった。」

    韓国で大人気の漫画家「ジェス」のイラストエッセイ。恋とは無縁で寂しがりやだった「僕」が「隊長」と出会い結婚し、3匹の元野良猫とくらす日常を描く。

    「ここに書いてくれた嫌いなこと10個は、これからも絶対にしないから、僕とつきあいませんか?」
    恋と無縁だった漫画家「ジェス」が「隊長」と出会い結婚し、3匹の元野良猫とくらすことに。韓国で大人気のイラストエッセイ。

    装画・漫画 ジェス
    装丁 名和田耕平デザイン事務所

    目次
    1章 僕らの出会い
    2章 結婚したとたん4人家族
    3章 隊長! 僕の隊長
    4章 これからは5人家族
    5章 ジェスの話
    6章 一緒に歩く
  • 『こども六法』小説版!自分の身を守る力がつく法律エンタメ!

    73万部突破の『こども六法』から小説版が登場!
    いじめ、ブラックバイト、デートDVなど、トラブルや悩みごとから身を守るのに役立つ、法律エンタメ小説!
    ただ法律を知るだけでなく、起こっていることをどのようにとらえるか、どのように解決するかを考えていくことで、法律の考え方・使い方を学ぶことができる。物語に出てくる法律の解説付き。

    中学1年生の主人公・久家祐樹(くげ ゆうき)は、高校2年生の姉・智紘(ちひろ)が「こども弁護士」として所属する「くげ法律事務所」のお手伝いをしている。事務所には子どもから大人まで、悩みを抱えたたくさんの相談者が訪れる。ある日、祐樹のクラスメイトが万引きをして警察に捕まったとの噂が――。法律の知識や思考力を駆使し、こども弁護士が事件解決に向けて奮闘する。

    <目次>
    FILE 1 石蹴り姫の沈黙
    キーワード/万引き、いじめ、学校、日本国憲法
    FILE 2 ブラックバーガー
    キーワード/ブラックバイト、裁判、民法、契約
    FILE 3 友達の守り方
    キーワード/傷害、否認事件、証言、刑法

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