『文芸・小説、恋愛、集英社オレンジ文庫、神招きの庭(集英社オレンジ文庫)』の電子書籍一覧
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兜坂国の斎庭(後宮)は、神を招き、もてなす場。ここでは神々は実体を持ち、人の営みに介入する。神命に逆らう力を持つ綾芽は、滅国の危機を救ったため、春宮(東宮)の二藍の妃となった。王弟の二藍は、人でありながら神の性質を持ち、心術を操る“神ゆらぎ”と呼ばれる存在だが、人と交わることができず、常に孤独を抱えていた。そんなとき、隣の大国・玉央の神が兜坂国に凶作をもたらす神命を下す。災厄を前に綾芽と二藍がとった策とは……。
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神に逆らう「物申」の能力を受け継ぐために、綾芽は二藍以外の男性との間に子を生さねばならない。受け入れがたい王命は、二人の関係に影を落とした。覚悟の定まらぬまま男性のもとへ向かった綾芽だが、そこに斎庭から緊急の使者が訪れる。地震を引き起こす恐れのある神を招いたものの、様子がおかしいというのだ。いくつもの地脈を巻き込んで異形と化した神を元に戻すため、綾芽は神鎮めに挑むが……。一方二藍は、八杷島の祭官・羅覇をおびき出し、八杷島の真意を問いただそうとする。そこで明らかにされた真実とは……!? 大人気、古代和風ファンタジー第四弾!
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神を招き、もてなす場である兜坂国の斎庭(後宮)に、神気を補う劇薬「神金丹」が持ち込まれた。人が飲めば命を落とし、神と人の性質を併せ持つ“神ゆらぎ”が飲めばその身は完全な神と化す。これをもたらしたのが友好国である八杷島と知り、綾芽と二藍は警戒を強めていた。さらに、かつて身分を偽って兜坂国に潜入していた娘が、八杷島の祭官・羅覇として再び斎庭に現れた。八杷島の真意が知れぬ中、地方で疫病が発生する……。神鎮めの少女の古代和風ファンタジー!
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