『文芸・小説、文春文庫、桜庭一樹、501円~800円』の電子書籍一覧
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人気女性作家6人による、心に沁みるアンソロジー
美味しい一皿、彼が口にしたことば、愛したものとの思い出、葛藤の記憶……。あの街の空気が語りかけてくるような、珠玉の短編6作。 -
郷愁を誘う大河的青春吸血鬼小説!
中国の山奥からきた吸血種族バンブーは人間そっくりだが若い姿のまま歳を取らない。
マフィアによる一家皆殺しから命を救われた少年は、バンブーとその相棒の3人で暮らし始めるも、
人間との同居は彼らの掟では大罪だった。
禁断の、だが掛けがえのない日々――。
郷愁を誘う計3篇からなる大河的青春吸血鬼小説。
【目次】
ちいさな焦げた顔
ほんとうの花を見せにきた
あなたが未来の国に行く
解説・金原瑞人 -
短編に凝縮された桜庭一樹のエッセンス!
死んだ男を囲む、二人の女の情念。
ミッションスクールの女子たちの儚く優雅な昼休み。
鉄砲薔薇散る中でホテルマンが見た幻。
古い猫の毛皮みたいな臭いを放つ男の口笛。
ダンボールに隠れていたぼくのひと夏の経験。
日常に口を開く異界、奇怪を覗かせる深淵を鮮やかに切り取った桜庭一樹の新世界!
6つの短篇小説。解説・杉江松恋
【目次】
「モコ&猫」
「このたびはとんだことで」
「青年のための推理クラブ」
「冬の牡丹」
「五月雨」
「赤い犬花」 -
湊かなえの選ぶ「ミステリ作家」乱歩の相貌
避暑先の旅館でレンズ越しに目撃した殺人をめぐり、
謎めいた結末を迎える中編「湖畔亭事件」を中心に、
人工美と遊戯性の極致「赤い部屋」、名作「心理試験」他を収録。
ミステリ作家・乱歩に焦点を当てる乱歩没後50年記念アンソロジー。
【目次】
「湖畔亭事件」
「何者」
「石榴」
「心理試験」
「赤い部屋」
「人間椅子」
「木馬は廻る」
随筆「迷路の魅力」
随筆「兇器としての氷」
随筆「プロバビリティーの犯罪」
監修・新保博久 -
私は腐野花(くさりの・はな)。着慣れない安いスーツを身に纏ってもどこか優雅で惨めで、落ちぶれた貴族のようなこの男の名は淳悟(じゅんご)。私の男、そして私の養父だ。突然、孤児となった十歳の私を、二十五歳の淳悟が引き取り、海のみえる小さな街で私たちは親子となった。物語は、アルバムを逆からめくるように、花の結婚から二人の過去へと遡ってゆく。空虚を抱え、愛に飢えた親子が冒した禁忌、許されない愛と性の日々を、圧倒的な筆力で描く直木賞受賞作。
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伏──人であって人でなく犬の血が流れる異形の者──による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子だが腕利きの猟師・浜路は浪人の兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。瓦版の読売・冥土から、浜路は里見の家に端を発した伏をめぐる世にも不思議な物語を聞く。光と影、狩るものと狩られるものの長きに亘る因果の輪がいま開く! ゴシック的な江戸を舞台に疾走する傑作エンターテインメント。2012年秋アニメ映画公開。解説・大河内一楼。
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