『文芸・小説、文春文庫、宮城谷昌光、雑誌を除く』の電子書籍一覧
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中国の歴史と文化に造詣の深い作家が、論語、詩経、孟子、老子、易経、韓非子などから人生の指針となる名言名句を選び抜き、平明な文章で詳細な解説をほどこした教養と実用の書。
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為政者の徳とは何か。
現代にも通じる王と宰相の関係を描く長篇!
古代中国・晋の宰相として国を支え続けた趙一族の盛衰を、
歴史と運命への透徹した視点をもって描いた初期の傑作長篇。
中国春秋時代の大国・晋。
この国の重臣を代々務めた趙一族。
太陽 の如く酷烈な趙盾、族滅の危機に瀕した趙朔、
名宰相・趙武、王子 朝の乱を鎮定した趙鞅、その子趙無恤……。
二百年にわたる一族の興亡を、透徹した歴史観と清冽な筆致で描いた著者初期の傑作。
指導者に求められる「徳」のありようをめぐる物語。
解説・平尾隆弘
※この電子書籍は1994年に刊行された文春文庫の新装版を底本としています。 -
商の紂王に仕える箕子は、王朝存続に心を砕くが、周の太公望が遂に商討伐の軍をおこした。古代中国商王朝の滅亡を描く一大叙事詩。
歴史小説家・宮城谷昌光の実質的デビュー作!
六百年に及ぶ栄華を誇る古代中国商(殷)王朝の宰相箕子は、新興国周の勢力に押されて危殆に瀕した王朝を救うため死力を尽す。
希代の名政治家箕子の思想を縦糸に、殷の紂王、周の文王、妲己、太公望など史上名高い暴君、名君、妖婦、名臣の実像を横糸にして、古代中国王朝の興亡を鮮かに甦らせた長篇歴史ロマン。
それまで活動してきた純文学系同人雑誌が終刊することになり、作家としての岐路に立った宮城谷氏が、以前から興味のあった中国の歴史に材を取り、限定500部の私家版で刊行。
そのうちの1部が司馬遼太郎氏の目にとまり、励ましの葉書を受け取る。
その後、名古屋の海越出版社から刊行され、94年3月に文春文庫化。
解説・平尾隆弘 -
宮城谷ファン必読! 若き日に書いた貴重な現代小説を初公開!
歴史小説家として世に出る以前に書いた現代小説がいま甦る! 未発表作品も含む現代小説五編と詩一編を収録。
小学生の時に身のまわりの世話をしてくれた年上の女・ツルと、故郷・蒲郡の生家の商事会社に勤める美緒。二人の魅惑的な女を描く「バラの季節」。
蒲郡の芸者置屋を舞台にした、川端康成や泉鏡花のスタイルを思わせる若き日の作品だが、師・立原正秋からは「陳腐だ」と赤エンピツで書かれて送り返されたという「秋浦」。
温泉町で土産物店を営む母と新婚夫婦三人の日々を、勤めを止めて母との同居を選んだ夫の視点から描いた中篇「発見者」は、執筆当時四十歳を過ぎ、最後に書きたいことを自由に書いてから筆を折ろうと決心して書いた作品。同じ時期に書いた「買われた宰相」(『侠骨記』に収録)が、後の中国歴史小説に繋がったという。
解説・湯川豊 -
文学から趣味まで、宮城谷昌光の素顔二十代の頃、歴史小説を侮蔑していた――。いかにして現代を代表する歴史作家への道が拓けたのか。創作への思いが見えるエッセイ集。
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